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『東洋のモナリザ』とも称される、赤色砂岩に刻まれた彫刻が美しいバンテアイ・スレイ遺跡の紹介です。北東部郊外に位置し、世界文化遺産のアンコール遺跡群に含まれています。

2014春、カンボジア旅行記2(38/47):3月22日(9):バンテアイ・スレイ遺跡へ、東門、赤色砂岩のレリーフ、連子窓、睡蓮池

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2014/03/18 - 2014/03/23

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旅人のくまさん

旅人のくまさんさん

『東洋のモナリザ』とも称される、赤色砂岩に刻まれた彫刻が美しいバンテアイ・スレイ遺跡の紹介です。北東部郊外に位置し、世界文化遺産のアンコール遺跡群に含まれています。

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  • 日差しで縞模様になってしまったバンテアイ・スレイの案内看板です。日本語表記もありました。バンテアイ・スレイの前庭(アプローチエリア)が説明されていました。

    日差しで縞模様になってしまったバンテアイ・スレイの案内看板です。日本語表記もありました。バンテアイ・スレイの前庭(アプローチエリア)が説明されていました。

  • こちらの案内看板も、縞模様になってしまいました。現況の地形や施設配置図です。寺院(テンプル)の表記がありました。

    こちらの案内看板も、縞模様になってしまいました。現況の地形や施設配置図です。寺院(テンプル)の表記がありました。

  • 歩が出始めた田圃の光景です。カンボジアは人口の85%が農業に従事する農業国です。稲は直巻きか田植え、一期作がほとんどですが、トンレサップ湖周辺やメコン川流域では二期作とされます。

    歩が出始めた田圃の光景です。カンボジアは人口の85%が農業に従事する農業国です。稲は直巻きか田植え、一期作がほとんどですが、トンレサップ湖周辺やメコン川流域では二期作とされます。

  • ウォーター・ヒヤシンス(ホテイアオイ:布袋葵)の花のようです。南アメリカを原産とする、ミズアオイ科ホテイアオイ属の水草です。

    ウォーター・ヒヤシンス(ホテイアオイ:布袋葵)の花のようです。南アメリカを原産とする、ミズアオイ科ホテイアオイ属の水草です。

  • バンテアイ・スレイ遺跡の標識のようです。バンテアイ・スレイ遺跡は、967年に創建されたヒンドゥー教寺院ですが、創建した王はラージェンドラ・ヴァルマンおよびジャヤ・ヴァルマン五世とされ、実質上は、ジャヤ・ヴァルマン五世の摂政を務めたバラモン高僧で王師でもあったヤジュニャヴァラーハともされます。『バンテアイ・スレイ』は、『女の砦』の意味を持ちます。

    バンテアイ・スレイ遺跡の標識のようです。バンテアイ・スレイ遺跡は、967年に創建されたヒンドゥー教寺院ですが、創建した王はラージェンドラ・ヴァルマンおよびジャヤ・ヴァルマン五世とされ、実質上は、ジャヤ・ヴァルマン五世の摂政を務めたバラモン高僧で王師でもあったヤジュニャヴァラーハともされます。『バンテアイ・スレイ』は、『女の砦』の意味を持ちます。

  • 通路脇で餌探しをしていた、シャム(軍鶏)のような姿のニワトリさんです。餌探しを中断して、こちらの様子をうかがっていました。

    通路脇で餌探しをしていた、シャム(軍鶏)のような姿のニワトリさんです。餌探しを中断して、こちらの様子をうかがっていました。

  • バンテアイ・スレイ遺跡の東門の光景です。コンパクトな造りですが、朝砂岩に刻まれたレリーフは精緻でした。周囲が約400メートルの小寺院で、外壁は赤色砂岩とラテライト、屋根の一部にはレンガが使用されています。

    バンテアイ・スレイ遺跡の東門の光景です。コンパクトな造りですが、朝砂岩に刻まれたレリーフは精緻でした。周囲が約400メートルの小寺院で、外壁は赤色砂岩とラテライト、屋根の一部にはレンガが使用されています。

  • 精緻なレリーフが施された東門上部のズームアップ光景です。バンテアイ・スレイは赤色砂岩の建物として最も有名です。前回旅行(2007年1月)の時、現地ガイドさんの説明では、この寺院建設に使ったことで、赤色砂岩は枯渇してしまったようです。周辺にはナーガ像が刻まれています。

    イチオシ

    精緻なレリーフが施された東門上部のズームアップ光景です。バンテアイ・スレイは赤色砂岩の建物として最も有名です。前回旅行(2007年1月)の時、現地ガイドさんの説明では、この寺院建設に使ったことで、赤色砂岩は枯渇してしまったようです。周辺にはナーガ像が刻まれています。

  • 2番目に潜った門の光景です。最初に潜った東門に較べますと、少し簡略化した装飾のようにみえます。

    2番目に潜った門の光景です。最初に潜った東門に較べますと、少し簡略化した装飾のようにみえます。

  • 桟道両脇に残された石柱列の光景です。この石柱の材質は、赤色砂岩ではないようです。石柱列は、古代のギリシャやローマを彷彿させる建築です。

    桟道両脇に残された石柱列の光景です。この石柱の材質は、赤色砂岩ではないようです。石柱列は、古代のギリシャやローマを彷彿させる建築です。

  • 参道脇に残された石柱のズームアップ光景です。赤色砂岩よりは白っぽい材質の石材でした。古代のギリシャやローマ建築に多く見られる円柱ではなく、正方形に近い角柱でした。

    参道脇に残された石柱のズームアップ光景です。赤色砂岩よりは白っぽい材質の石材でした。古代のギリシャやローマ建築に多く見られる円柱ではなく、正方形に近い角柱でした。

  • バンテアイ・スレイ遺跡の周りの樹木の光景です。近くには、遺跡を壊してしまうようなガジュマルの大木は育っていないようでした。『女の砦』を守るに相応しい管理がされているのかも知れません。

    バンテアイ・スレイ遺跡の周りの樹木の光景です。近くには、遺跡を壊してしまうようなガジュマルの大木は育っていないようでした。『女の砦』を守るに相応しい管理がされているのかも知れません。

  • バンテアイ・スレイ遺跡の石造建築の光景です。手前の側壁の石材は別種のようですが、その後ろの尖塔風の建物は赤色砂岩でした。

    バンテアイ・スレイ遺跡の石造建築の光景です。手前の側壁の石材は別種のようですが、その後ろの尖塔風の建物は赤色砂岩でした。

  • 前方奥に見えるのは、周囲約400メートルとされる、バンテアイ・スレイ遺跡の周囲を取り囲む、やや低い造りの外壁です。

    前方奥に見えるのは、周囲約400メートルとされる、バンテアイ・スレイ遺跡の周囲を取り囲む、やや低い造りの外壁です。

  • ヒンドゥー教寺院跡の、バンテアイ・スレイ遺跡の境内光景です。左手奥に、入場した東門方面が見えていました。

    ヒンドゥー教寺院跡の、バンテアイ・スレイ遺跡の境内光景です。左手奥に、入場した東門方面が見えていました。

  • ヒンドゥー教寺院跡の、バンテアイ・スレイ遺跡の境内光景です。再建されずに、そのまま残ったエリアもありました。

    ヒンドゥー教寺院跡の、バンテアイ・スレイ遺跡の境内光景です。再建されずに、そのまま残ったエリアもありました。

  • ヒンドゥー教寺院跡の、バンテアイ・スレイ遺跡の境内光景です。後ろ向きの姿ですが、再建されずに残された石材が、パレットの上に展示してありました。写真中央付近です。

    ヒンドゥー教寺院跡の、バンテアイ・スレイ遺跡の境内光景です。後ろ向きの姿ですが、再建されずに残された石材が、パレットの上に展示してありました。写真中央付近です。

  • 同じく、ヒンドゥー教寺院跡の、バンテアイ・スレイ遺跡の境内光景です。地盤沈下を起こしたのでしょうか、石塀が端の方に向けて湾曲していました。

    同じく、ヒンドゥー教寺院跡の、バンテアイ・スレイ遺跡の境内光景です。地盤沈下を起こしたのでしょうか、石塀が端の方に向けて湾曲していました。

  • 算盤のようなイメージの連子窓の光景です。寺院建築ではよく見かける建築物です。石を回転させながら加工したようなイメージが湧きました。

    算盤のようなイメージの連子窓の光景です。寺院建築ではよく見かける建築物です。石を回転させながら加工したようなイメージが湧きました。

  • 彫刻が施された石柱東部のズームアップ光景です。羽野の花びらを連想させるような、細かな文様が刻まれていました。この石柱は赤色砂岩かもしれません。

    彫刻が施された石柱東部のズームアップ光景です。羽野の花びらを連想させるような、細かな文様が刻まれていました。この石柱は赤色砂岩かもしれません。

  • おそらく高い位置、出入口の上部などに使われていた飾り石のようです。前面に精緻なレリーフが施されていました。台の上に大切に保管してあるのも、大切な部材のためかも知れません。

    おそらく高い位置、出入口の上部などに使われていた飾り石のようです。前面に精緻なレリーフが施されていました。台の上に大切に保管してあるのも、大切な部材のためかも知れません。

  • 台の上に大切に保管してあった飾り石のレリーフのズームアップ光景です。中央の像は、神鳥の白い鵞鳥のハンサに乗った、ブラフマー神のようです。ただし、4本の手を持つ姿ではなく2本の手です。

    イチオシ

    台の上に大切に保管してあった飾り石のレリーフのズームアップ光景です。中央の像は、神鳥の白い鵞鳥のハンサに乗った、ブラフマー神のようです。ただし、4本の手を持つ姿ではなく2本の手です。

  • ブラフマー神らしいレリーフの左側にあったレリーフ像のズームアップ光景です。二つの山模様の中間に、魔神らしい姿がありました。

    ブラフマー神らしいレリーフの左側にあったレリーフ像のズームアップ光景です。二つの山模様の中間に、魔神らしい姿がありました。

  • ブラフマー神らしいレリーフの右端にあったレリーフ像のズームアップ光景です。左端と右端に魔神らしい姿がありました。

    ブラフマー神らしいレリーフの右端にあったレリーフ像のズームアップ光景です。左端と右端に魔神らしい姿がありました。

  • バンテアイ・スレイ遺跡を取り囲む環濠の光景です。睡蓮池になっていました。環濠の外を、更に石塀が取り囲んでいました。

    バンテアイ・スレイ遺跡を取り囲む環濠の光景です。睡蓮池になっていました。環濠の外を、更に石塀が取り囲んでいました。

  • バンテアイ・スレイ遺跡を取り囲む環濠のズームアップ光景です。自然の地形を利用したような曲線部分がありました。

    バンテアイ・スレイ遺跡を取り囲む環濠のズームアップ光景です。自然の地形を利用したような曲線部分がありました。

  • ダイナミックな寺うさと、繊細な彫刻組み合わされた、建物破風部分の光景です。逆光写真になりましたので、レリーフ像は、この後ズームアップで紹介します。

    ダイナミックな寺うさと、繊細な彫刻組み合わされた、建物破風部分の光景です。逆光写真になりましたので、レリーフ像は、この後ズームアップで紹介します。

  • 建物破風のような三角形部分に刻まれたレリーフ像のズームアップ光景です。ダイナミックな渦巻き文様の草木のレリーフの中心に、ヒンドゥー教の神様がいました。その下にいるのは、建物を守る死の神のカーラかも知れません。

    建物破風のような三角形部分に刻まれたレリーフ像のズームアップ光景です。ダイナミックな渦巻き文様の草木のレリーフの中心に、ヒンドゥー教の神様がいました。その下にいるのは、建物を守る死の神のカーラかも知れません。

  • 瞑想するシヴァ神と、それを邪魔する魔王ラーヴァナのレリーフ像です。第三周壁の内部にある経蔵の上の部分に刻まれています。

    イチオシ

    瞑想するシヴァ神と、それを邪魔する魔王ラーヴァナのレリーフ像です。第三周壁の内部にある経蔵の上の部分に刻まれています。

  • 建物の基礎として使われていたような四角な石材の光景です。蓮の花を模したような、浅い彫の文様が刻まれていました。リンガではないようです。

    建物の基礎として使われていたような四角な石材の光景です。蓮の花を模したような、浅い彫の文様が刻まれていました。リンガではないようです。

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