2013春、インドネシア旅行記2(20/33)：5月24日(1)：バリ島から空路ジャワ島へ、ジョグジャカルタ

2013/05/21 - 2013/05/26

バリ島での見学を終え、空路でジャワ島へ移動しました。ジャワ島ではボロブドール遺跡と、ブランバナン寺院との2箇所の世界遺産を見学の予定です。9世紀のヒンドゥ教と仏教が融合したブランバナン寺院の見学は初めてです。(ウィキペディア、るるぶ・バリ島、JTB・バリ・インドネシア)

エリア ジャワ島(インドネシア)

3連泊したバリ島のホテルを出発です。3日間だけのことでしたが、懐かしい場所になりました。纏めるほどの荷物はありませんが、昨日の内に整理しておきました。今日は早朝の出発です。

同じく、3連泊したホテルの自室の光景です。17年前のバリ島旅行では、民家風のホテルでしたから、日本で見かけるヤモリと同じくらいの大きさのヤモリの『チチャ』を目にしましたが、このホテルでは見掛けませんでした。

既にスタンバイしていた旅行社手配の観光バスの光景です。側面に『BUS　PARIWIISATA』の文字がありました。推測ですが、観光バスのレンタル会社のバスのようでした。

今回の旅行で、ホテルを出発する時の待ち合わせ場所になった建物内の光景です。バリ島での最後の場所になりました。天井は、前にも紹介した、屋内のテントの様な造りでした。

現在時刻は5時5分頃です。そろそろデンパサール空港へ向けての出発の時間になりました。まだ辺りは夜明け前の光景でした。地図で見ますとホテルから至近距離にありましたから、20分ほどで空港に到着できそうです。

デンパサール空港ビルに到着しました。20番ゲートが、ジョグジャカルタへ向けての出発ゲートになったようです。旅行計画書にも国内線でのジョグジャカルタへの移動と記されていましたが、出発便は特定されていませんでした。多分、6時50分発のガルーダ・インドネシアのGA251便です。

デンパサール空港ビル内の電光表示板の光景です。行き先が、ジョグジャカルタ、ロンボク、ジャカルタ、スラバヤなどになっていましたから、国内線表示のようです。6時50分発のガルーダ・インドネシアのGA251便は、表の中段程に表記されていました。

デンパサール空港ビル内の光景です。この場所には、15番から18番の搭乗ゲートの方矢印表示がありました。左手に水平移動のエスカレーター、右手が待合室のイス席のようでした。

免税店でしょうか、ビニール・カバーが架け垂れた女性用の衣料が並んでいました。手前に並んでいるのは、少し地味な色をしたジャワ・サラサのイメージがありました。

左向きの矢印で、15番と16番の搭乗ゲートの案内標識があった場所の光景です。右手に開店した喫茶店らしいお店がありました。直進の矢印は『Keluar』の文字がありましたから「出口」のようです。これで。全く読み取れなかった英字表記が『Exit』であることが類推出来ました。

今回の搭乗ゲートの20番が記された案内標識の光景です。一番上にボンベのようなイラストがありましたが、ナーセリー(Nursery)の文字表示がありましたから救急対応の注射器のイラストのようでした。その下になぜか日本語表記の『トイレ』の文字もありました。

『HATTEN　WINES』のタイトルがあった宣伝看板の光景です。『ハッテン・ワインズ』は、バリ島北部にワイン農場を持ち、ブドウの生産から醸造、出荷までの全ての行程がバリ島内で行われています。関税の高いバリ島でシェアの高いワインとされます。(ウィキペディア)

出発前のフライト画面の光景です。現在はバリ島のデンパサール空港に出発待機中、上向き(北向き)の機体で表示されていました。目的地は西方向(左側方面)のジャワ島にあるジョグジャカルタ空港です。

フライト情報の画面です。デンパサールの現地時刻は6時51分です。目的地がジャワ島のジョグジャカルタ空港、フライト時間が1時間と表示されていました。ネット情報では距離が530キロと紹介されていました。デンパサールと、ジョグジャカルタでは、国内ですが1時間の時差があります。

出発前のガルーダインドネシアの6時50分発のGA251便の機内光景です。それほど混んではいませんでした。目的地はジャワ島の『ジョグジャ・カルタ』ですが、長い間『ジョグ・ジャカルタ』と読むものと勘違いしていました、

ジャワ島のジョグジャカルタ空港に到着しました。現在の現地時刻は7時20分頃です。定刻に飛び立ち、定刻に到着したようです。フライト画面では1時間と表示されていましたが、手元の旅行計画書に記載されたフライト時間の1時間15分の方が正確だったようです。

タラップを降りて、ジョグジャカルタ空港のターミナルビルまでは歩いての移動でした。前方に見えている建物です。機材の近くからの撮影です。この空港は2006年5月27日のジャワ島中部地震で大きな被害を受け、2010年のムラピ山の大噴火では、数日間の空港閉鎖がありました。

振り返って眺めた搭乗機のインドネシアのフラッグキャリア、ガルーダインドネシア航空機の光景です。
(追記) アジスチプト国際空港は設備が老朽化し、また市街地にあるため拡張が困難であることから、2016年より新空港が建設され2019年5月6日に部分的に供用が開始されました。

アジスチプト国際空港に駐機中のライオン・エアの機材光景です。『ライオン・エア（Lion Air）』は、インドネシアのジャカルタを本拠地とする格安航空会社です。急成長を遂げ、インドネシア国内線のシェアはトップとされます。(ウィキペディア)

アジスチプト国際空港に駐機中のライオン・エアの機材光景です。『ライオン・エア（Lion Air）』は、インドネシアのジャカルタを本拠地とする格安航空会社です。急成長を遂げ、インドネシア国内線のシェアはトップとされます。(ウィキペディア)

右側の建物の上にある表示は『Adisucipto Airport』でした。『アジスチプト空港』の空港名の『アジスチプト』は、1947年7月29日インドネシア独立戦争において、インドネシア空軍のダコタVT-CLA作戦で、オランダ軍に撃墜されたパイロットの名前を記念して名付けられました。(ウィキペディア)、ただし、詳細は不明です。

国内線での移動ですから、空港での手続きは簡単です。預け荷物を受け取るだけです。その建物に向かう途中の光景です。建物の上に伸びた紅白に塗り分けられたポールは、夜間照明器具のようでした。

『アジスチプト空港』のターミナル正面出入口の光景です。旅客数は、2010年：約369万人、2011年：約429万人、2012年：497万人、2013年：約577万人(いずれも千人以下切捨て)と、順調に増加していました。(ウィキペディア)

空港建物内に飾られていたオブジェの光景です。勝手に名前を付けるなら、『トリプルオメガ』、あるいは『三次元オメガ』と言ったところです。始まりも終わりもない無限世界の表現にも見えました。

出迎えの観光バスに乗って、ジョグジャカルタ空港を出発しました。最初に向かったのはボロブドール遺跡ですが、早速、市内の渋滞に巻き込まれました。ここで、インドネシアのジョグジャカルタ特別州の州都、ジョグジャカルタ市について簡単に説明しておきます。

ジョグジャカルタ市は、伝統的なジャワ美術の中心地で、バティック、ラーマヤナ・バレエ、ドラマ、音楽、詩、ワヤン・クリ（人形の影絵芝居）などの文化があることで有名です。インドネシア独立戦争の時、1945年から1949年までの間は、インドネシアの臨時首都でした。(ウィキペディア)

ジョグジャ・カルタは、『平和の町』という意味で、ジョグジャは『ラーマーヤナ』物語のラーマ王子の国、アヨーディヤーにあやかって名付けられたとされます。これは、タイ王国の『アユタヤ』と同じ由来とされます。『カルタ』は、『町』の意味です。南はインド洋に面し、陸は中部ジャワ州に囲まれています。(同上)

ジョグジャカルタ市は、面積は、32.5平方キロ、クラトン（王宮）を中心に発展しましたが、現代の中心地は、北部のオランダ植民地時代建物が少し残るエリアと、同時代の商業地区です。マリオボロ通りは、露天商およびマーケット、モールがあり、観光客が集まるエリアです。(同上)

また、スディルマン通り（ソロ通り）も主要な商店街です。マリオボロ通りの南端の東側には、Beringharjo という大きな市場があります。スルタンの宮殿（クラトン）は、ジョグジャカルタ市の中心部にあります。クラトンの周囲は、スルタンの宮殿の敷地内であったところで、人口密度の高い居住地域です。(同上)

また、スディルマン通り（ソロ通り）も主要な商店街です。マリオボロ通りの南端の東側には、Beringharjo という大きな市場があります。スルタンの宮殿（クラトン）は、ジョグジャカルタ市の中心部にあります。クラトンの周囲は、スルタンの宮殿の敷地内であったところで、人口密度の高い居住地域です。(同上)