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ウブド芸術村の自由散策です。最後に、自由に出入りできるヒンドゥ教寺院のバトゥアン寺院に入場して見学しました。見事な建物と彫刻群でした。ウブドでの昼食は、フランス料理風で中々お洒落な料理でした。(ウィキペディア、るるぶ・バリ島)

2013春、インドネシア旅行記2(12/33):5月22日(9):バリ島、ウブド芸術村、バトゥアン寺院、バリ島の神々

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2013/05/21 - 2013/05/26

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旅人のくまさん

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ウブド芸術村の自由散策です。最後に、自由に出入りできるヒンドゥ教寺院のバトゥアン寺院に入場して見学しました。見事な建物と彫刻群でした。ウブドでの昼食は、フランス料理風で中々お洒落な料理でした。(ウィキペディア、るるぶ・バリ島)

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  • バリ島の神々の紹介の続きです。自由散策の時間には、バリのヒンドゥ教寺院のバトゥアン寺院を主体に見学することにしました。944年に創建されたとされる、バリ島でも有数の歴史を持つヒンドゥ教の寺院です。

    バリ島の神々の紹介の続きです。自由散策の時間には、バリのヒンドゥ教寺院のバトゥアン寺院を主体に見学することにしました。944年に創建されたとされる、バリ島でも有数の歴史を持つヒンドゥ教の寺院です。

  • 〇『バロン神』:バロン(Barong)は、インドネシアのバリ島に伝わる獅子の姿の聖獣で、別名はバナスパティ・ラジャ(森の王)、ジェロ・グデ(大いなる者)や 森の「バナス・パティ」(良気)の顕現であり、バリ・ヒンドゥの善の側面を象徴しています。反対に悪の象徴である魔女ランダと対を成します。たとえ倒されても必ず復活し、ランダと永劫の戦いを続けるとされます。ここから、バロンはあらゆる災害を防ぐ力をもつと信じられ、デサ(村)の寺院の一隅に収められ、日々、供物と祈りの対象となっています。全身に輝く鏡の小片をつけた獅子の姿で表されます。バロンには、他にライオンや虎、猪や象、牛の仮面があります。もともと不定形の怪物です。さらに巨人の姿のバロンもありますが、バロン・ランドゥンという別物です。(HIS/バリ島旅行記)

    〇『バロン神』:バロン(Barong)は、インドネシアのバリ島に伝わる獅子の姿の聖獣で、別名はバナスパティ・ラジャ(森の王)、ジェロ・グデ(大いなる者)や 森の「バナス・パティ」(良気)の顕現であり、バリ・ヒンドゥの善の側面を象徴しています。反対に悪の象徴である魔女ランダと対を成します。たとえ倒されても必ず復活し、ランダと永劫の戦いを続けるとされます。ここから、バロンはあらゆる災害を防ぐ力をもつと信じられ、デサ(村)の寺院の一隅に収められ、日々、供物と祈りの対象となっています。全身に輝く鏡の小片をつけた獅子の姿で表されます。バロンには、他にライオンや虎、猪や象、牛の仮面があります。もともと不定形の怪物です。さらに巨人の姿のバロンもありますが、バロン・ランドゥンという別物です。(HIS/バリ島旅行記)

  • 〇『ランダ(Rangda)』:ランダはバリの伝承に登場する左の呪術を使う魔女で、悪霊レヤックや魔女の軍団を統べる存在です。バロン劇では邪悪を代表し、善を代表するバロンと終わりのない戦いを続けます。またシワ神の妻とされ、その破壊的な面を表しているドゥルガー化身の一つともされます。ランダの像には、子に乳を与える姿と子を食いちぎる姿が見られます。仏教の鬼子母神と関連があるようです。ランダ像やお面は通常は怪物のような老婆で、長く乱れた髪、垂れた舌と乳をもっており、牙をつきだしています。ランダのお面は、プラ・ダルムという死者の寺に保管されていることが多いとされます。(同上)

    〇『ランダ(Rangda)』:ランダはバリの伝承に登場する左の呪術を使う魔女で、悪霊レヤックや魔女の軍団を統べる存在です。バロン劇では邪悪を代表し、善を代表するバロンと終わりのない戦いを続けます。またシワ神の妻とされ、その破壊的な面を表しているドゥルガー化身の一つともされます。ランダの像には、子に乳を与える姿と子を食いちぎる姿が見られます。仏教の鬼子母神と関連があるようです。ランダ像やお面は通常は怪物のような老婆で、長く乱れた髪、垂れた舌と乳をもっており、牙をつきだしています。ランダのお面は、プラ・ダルムという死者の寺に保管されていることが多いとされます。(同上)

  • 〇『ランダとバロン』:ランダは女、年寄り、悪、夜、病、人間の悪魔で、邪悪の魔術を使います。一方のバロンは男、若者、善、太陽、薬、動物の化身で悪の解毒薬です。しかし、両者は決して対局にあるものではなく、ともに善悪の両義を持つファジーな存在です。(同上)

    〇『ランダとバロン』:ランダは女、年寄り、悪、夜、病、人間の悪魔で、邪悪の魔術を使います。一方のバロンは男、若者、善、太陽、薬、動物の化身で悪の解毒薬です。しかし、両者は決して対局にあるものではなく、ともに善悪の両義を持つファジーな存在です。(同上)

  • 〇『ラクササ(Rakusasa)』:ラクササは、ラーヴァナの手下の魔人で、ヒンドゥ教の神に認められた戦士です。寺院のコリ・アグン(中門)に配置され、鋭い睨みで悪霊や災難を追い払います。 ラーヴァナは、叙事詩「ラーマーヤナ」では、ランカー島の羅刹・鬼の王です。ラーマの敵役で、ラーマの妻シーターを奪う役目を負いました。(同上)

    〇『ラクササ(Rakusasa)』:ラクササは、ラーヴァナの手下の魔人で、ヒンドゥ教の神に認められた戦士です。寺院のコリ・アグン(中門)に配置され、鋭い睨みで悪霊や災難を追い払います。 ラーヴァナは、叙事詩「ラーマーヤナ」では、ランカー島の羅刹・鬼の王です。ラーマの敵役で、ラーマの妻シーターを奪う役目を負いました。(同上)

  • 〇『アノマン神(Anoman):ハヌマン神』:猿の神様です。インドのハヌマン神のことです。バリではアノマンと呼んでいます。中国では孫悟空のモデルにもなりました。インド神話におけるヴァナラ(猿族)の1人です。名前は「顎骨を持つ者」の意とされ、変幻自在の体は、その大きさや姿を自在に変えられ、空も飛ぶことができます。古典叙事詩の「ラーマーヤナ物語」にでてくる白猿の王様アノマンは、ラーマ王子を助けて大活躍し、シータ(シーダ)姫の奪還に協力します。アノマンはまたバリの伝説ではサンゲェの森(猿が多く棲むので有名)の立役者として伝えられています。ウブトの「アノマン通り」は、モンキー・フォレスト通りに平行しています。(同上)<br />*写真は、ヒンドゥ教寺院のバトゥアン寺院の守護神の一人のようです。

    〇『アノマン神(Anoman):ハヌマン神』:猿の神様です。インドのハヌマン神のことです。バリではアノマンと呼んでいます。中国では孫悟空のモデルにもなりました。インド神話におけるヴァナラ(猿族)の1人です。名前は「顎骨を持つ者」の意とされ、変幻自在の体は、その大きさや姿を自在に変えられ、空も飛ぶことができます。古典叙事詩の「ラーマーヤナ物語」にでてくる白猿の王様アノマンは、ラーマ王子を助けて大活躍し、シータ(シーダ)姫の奪還に協力します。アノマンはまたバリの伝説ではサンゲェの森(猿が多く棲むので有名)の立役者として伝えられています。ウブトの「アノマン通り」は、モンキー・フォレスト通りに平行しています。(同上)
    *写真は、ヒンドゥ教寺院のバトゥアン寺院の守護神の一人のようです。

  • 〇『ブタワン神(Bedawang)』:ブタワン神は、世界の土台と考えられている神様です。このブタワン神には、蛇神・アンタボガと龍神・バスキという二匹の蛇神がとぐろを巻いて乗っています。バリ・ヒンドゥ教徒の世界観の図などにもよく出てくる神様です。ブタワンが移動すると、地震や火山の噴火が起こると信じられています。火葬塔の土台としてブタワン・アンタボガ・バスキが造られます。(同上)<br />*同じく写真は、バトゥアン寺院の守護神の相棒です。

    〇『ブタワン神(Bedawang)』:ブタワン神は、世界の土台と考えられている神様です。このブタワン神には、蛇神・アンタボガと龍神・バスキという二匹の蛇神がとぐろを巻いて乗っています。バリ・ヒンドゥ教徒の世界観の図などにもよく出てくる神様です。ブタワンが移動すると、地震や火山の噴火が起こると信じられています。火葬塔の土台としてブタワン・アンタボガ・バスキが造られます。(同上)
    *同じく写真は、バトゥアン寺院の守護神の相棒です。

  • 〇『チャトル・ムカ神(Catur Muka)』:四つの顔を持つ守護神です。チャトルが四の意味です。チャトル・ムカ神はバリ土着の神様で、交通安全や家内安全の守護神として崇拝されています。 バリでは、交差点がロータリー式になっている所が多く、彫像が建てられ、その中にチャトル・ムカ神が置かれています。(同上)<br />*写真は、バトゥアン寺院の尖塔の光景です。

    イチオシ

    〇『チャトル・ムカ神(Catur Muka)』:四つの顔を持つ守護神です。チャトルが四の意味です。チャトル・ムカ神はバリ土着の神様で、交通安全や家内安全の守護神として崇拝されています。 バリでは、交差点がロータリー式になっている所が多く、彫像が建てられ、その中にチャトル・ムカ神が置かれています。(同上)
    *写真は、バトゥアン寺院の尖塔の光景です。

  • 〇『バスキ神(Sanghyan Naga Basuki)』:龍の神様です。ナガ・バスキ神とも呼ばれます。霊峰アグン山に住んでいるといわれています。バスキは、ブサキ寺院の名称の由来にもなっています。自然界のバランスの象徴とされている神様です。(同上)<br />*写真は、バトゥアン寺院の尖塔のズームアップ光景です。

    〇『バスキ神(Sanghyan Naga Basuki)』:龍の神様です。ナガ・バスキ神とも呼ばれます。霊峰アグン山に住んでいるといわれています。バスキは、ブサキ寺院の名称の由来にもなっています。自然界のバランスの象徴とされている神様です。(同上)
    *写真は、バトゥアン寺院の尖塔のズームアップ光景です。

  • 〇『スリヤ神(Suriya)』:インド神話に伝わる太陽神です。自然神の代表的なものです。シワ神の一つの化身とされ、金髪に三つの目、そして4本の腕を持つ姿で現されます。7頭の馬が引く戦車に乗り、天を翔るとされます。スリヤ神の妃は暁の女神ウシャスです。スリヤ神は、バリの神々の長でもあります。寺院に祀られている唯一のヒンドゥ神は、プダンダという最高司祭が毎朝スリヤ・セヴァナという太陽崇拝の儀礼を励行します。スリヤ・セヴァナは、スリヤ神と同時にシワ神への崇拝になります。一般に寺院内にあるパドマサナという祭壇は、スリヤ神、もしくはシワ神の降臨する場所です。「マハーバーラタ」では、五王子のライバル、カルナの父で登場します。(同上)<br />*バトゥアン寺院の尖塔門のズームアップ光景です。

    イチオシ

    〇『スリヤ神(Suriya)』:インド神話に伝わる太陽神です。自然神の代表的なものです。シワ神の一つの化身とされ、金髪に三つの目、そして4本の腕を持つ姿で現されます。7頭の馬が引く戦車に乗り、天を翔るとされます。スリヤ神の妃は暁の女神ウシャスです。スリヤ神は、バリの神々の長でもあります。寺院に祀られている唯一のヒンドゥ神は、プダンダという最高司祭が毎朝スリヤ・セヴァナという太陽崇拝の儀礼を励行します。スリヤ・セヴァナは、スリヤ神と同時にシワ神への崇拝になります。一般に寺院内にあるパドマサナという祭壇は、スリヤ神、もしくはシワ神の降臨する場所です。「マハーバーラタ」では、五王子のライバル、カルナの父で登場します。(同上)
    *バトゥアン寺院の尖塔門のズームアップ光景です。

  • 〇『アンタボガ神(antaboga)』:蛇の大王です。黄泉の国を護る世界の底の蛇で、世界の土台である世界亀のブタワン神に絡む蛇の神様です。バリ人の描く世界観の絵には必ず登場します。世界のはじめにはアンタボガしかいなく、瞑想によって、ブタワンや龍神を創りました。(同上)<br />*写真は、バトゥアン寺院の拝殿当たりのようです。

    〇『アンタボガ神(antaboga)』:蛇の大王です。黄泉の国を護る世界の底の蛇で、世界の土台である世界亀のブタワン神に絡む蛇の神様です。バリ人の描く世界観の絵には必ず登場します。世界のはじめにはアンタボガしかいなく、瞑想によって、ブタワンや龍神を創りました。(同上)
    *写真は、バトゥアン寺院の拝殿当たりのようです。

  • 〇『デウィ・ラティ神(Dewi Ratih)』:月の女神です。愛の神様として知られるスマラ神の妻です。バリ島では、満月の日に海でマンディ(水浴)をすると、デウィ・ラティのように美しくなれるという言伝えがあります。デウィはデヴィ(Devi)のことで、女神を指し、男神の場合はデワです。(同上)<br />*写真は、推測ですが、猿の神様のアノマン神(ハヌマン神)のようです。

    〇『デウィ・ラティ神(Dewi Ratih)』:月の女神です。愛の神様として知られるスマラ神の妻です。バリ島では、満月の日に海でマンディ(水浴)をすると、デウィ・ラティのように美しくなれるという言伝えがあります。デウィはデヴィ(Devi)のことで、女神を指し、男神の場合はデワです。(同上)
    *写真は、推測ですが、猿の神様のアノマン神(ハヌマン神)のようです。

  • 〇『バタラ・スマラ神(Bhatara Semara)』:肉体的な愛の神様です。妻は月の女神のデウィ・ラティ神です。天界で悪魔ルドラカが暴れているのをシワ神に止めさせようとした神々が、スマラをシワ神の元へ使わしました。スマラは瞑想するシワを愛の矢を撃って起こしましたが、逆にシワに殺されてしまいました。スマラの妻、デウィ・ラティは、シワ神にスマラを生き返らすように懇願し、それができないなら、一緒に殺してくれと願い、シワの稲妻によって殺されました。彼らは世界を卓越した、愛の力の象徴となりました。(同上)<br />*写真は、バトゥアン寺院に祀られた多くの動物神の内の一つです。虎のイメージでした。

    〇『バタラ・スマラ神(Bhatara Semara)』:肉体的な愛の神様です。妻は月の女神のデウィ・ラティ神です。天界で悪魔ルドラカが暴れているのをシワ神に止めさせようとした神々が、スマラをシワ神の元へ使わしました。スマラは瞑想するシワを愛の矢を撃って起こしましたが、逆にシワに殺されてしまいました。スマラの妻、デウィ・ラティは、シワ神にスマラを生き返らすように懇願し、それができないなら、一緒に殺してくれと願い、シワの稲妻によって殺されました。彼らは世界を卓越した、愛の力の象徴となりました。(同上)
    *写真は、バトゥアン寺院に祀られた多くの動物神の内の一つです。虎のイメージでした。

  • 〇『デウィ・ウマ神(Dewi Uma)』:バリではウマ神はシワ神の妻であり、全自然の母として尊敬されています。また、食料や飲料水の神でもります。シワ神は怒るとカラ神に化身するように、ウマ神はドゥルガ神に具現することもあるとされます。ヒマラヤの王、ヒマヴァットの娘で、ガンガー女神の妹です。シワの妻には、他に山の女神ギリ・プートリや、デウィ・ガンガとデウィ・ダヌという川の女神たちがいます。(同上)<br />*写真は、同じく虎のような動物神の石像です。

    〇『デウィ・ウマ神(Dewi Uma)』:バリではウマ神はシワ神の妻であり、全自然の母として尊敬されています。また、食料や飲料水の神でもります。シワ神は怒るとカラ神に化身するように、ウマ神はドゥルガ神に具現することもあるとされます。ヒマラヤの王、ヒマヴァットの娘で、ガンガー女神の妹です。シワの妻には、他に山の女神ギリ・プートリや、デウィ・ガンガとデウィ・ダヌという川の女神たちがいます。(同上)
    *写真は、同じく虎のような動物神の石像です。

  • 〇『パールバティ神(Dewi Parwati)』:強さの女神です。シヴァ神の妻で、ガーネーシャの母です。サンスクリット語では、「山の湧き水」を意味します。インド神話によると、パールバティは、ヒマラヤの山々の王の娘でした。ヒンドゥ教の文献では、パールバティもサティや女神ドゥルガ、ウマー、カーリーの一つの形態として崇敬されています。(同上)<br />*写真は、赤煉瓦と石材の対比が綺麗な門の光景です。

    〇『パールバティ神(Dewi Parwati)』:強さの女神です。シヴァ神の妻で、ガーネーシャの母です。サンスクリット語では、「山の湧き水」を意味します。インド神話によると、パールバティは、ヒマラヤの山々の王の娘でした。ヒンドゥ教の文献では、パールバティもサティや女神ドゥルガ、ウマー、カーリーの一つの形態として崇敬されています。(同上)
    *写真は、赤煉瓦と石材の対比が綺麗な門の光景です。

  • 〇『ラクシュミー神(Dewi Laksmi)』:シュリー・ラクシュミーとも呼ばれます。海から不死の飲料アムリタを取り出す「乳海の撹拌」の際に、海から現れた。富、豊饒、繁栄、幸運、美しさ、正義、と知恵の女神です。お金の神様でもあります。ヴィシュヌ神の妻で、カーマ神の母とされます。永遠の美しさと結婚のシンボルとされ、仏教では「吉祥天」として尊敬されています。「マハーバーラタ」では、五王子の共通の妻、ドラウパーディーはラクシュミーの生まれ変わりです。(同上)<br />*写真は、境内の大樹の光景です。大木の中間に小屋が造られていました。

    〇『ラクシュミー神(Dewi Laksmi)』:シュリー・ラクシュミーとも呼ばれます。海から不死の飲料アムリタを取り出す「乳海の撹拌」の際に、海から現れた。富、豊饒、繁栄、幸運、美しさ、正義、と知恵の女神です。お金の神様でもあります。ヴィシュヌ神の妻で、カーマ神の母とされます。永遠の美しさと結婚のシンボルとされ、仏教では「吉祥天」として尊敬されています。「マハーバーラタ」では、五王子の共通の妻、ドラウパーディーはラクシュミーの生まれ変わりです。(同上)
    *写真は、境内の大樹の光景です。大木の中間に小屋が造られていました。

  • 〇『デウィ・ムランティン神(Dewi Melanting)』:市場の女神です。デウィ・ムランティは稲の女神デウィ・スリとウィスヌ神との間の娘とされています。種・庭園・市場の女神でもあります。この女神は、一年の半分を地上で、あとの半分を地下で過ごします。市場にある社は、プラ・ムランティンと呼ばれ、ここにはムランティ神が奉られています。(同上)<br />*写真は、境内の一角に建つ尖塔風の建物です。入口を二人の守護神が固めていました。

    〇『デウィ・ムランティン神(Dewi Melanting)』:市場の女神です。デウィ・ムランティは稲の女神デウィ・スリとウィスヌ神との間の娘とされています。種・庭園・市場の女神でもあります。この女神は、一年の半分を地上で、あとの半分を地下で過ごします。市場にある社は、プラ・ムランティンと呼ばれ、ここにはムランティ神が奉られています。(同上)
    *写真は、境内の一角に建つ尖塔風の建物です。入口を二人の守護神が固めていました。

  • 〇『ドゥルガ神(Durgā)』:死の女神です。バリではシワ神の妻がドゥルガ神、またはシワ神の破壊的側面がドゥルガとされます。ヒンドゥ教のデーヴァ神族の女神です。ヒマヴァット(ヒマラヤ山)の娘で、名は「近づき難い者」を意味します。外見は優美で美しいですが、実際は恐るべき戦いの女神であり、虎に乗り、10本あるいは18本の腕にそれぞれ神授の武器を持ちます。 恐ろしい死の女神で、死者の魂を引き取り、審判のために地獄の神ヤマに引き渡します。墓地にある「死者の寺院」に祀られています。バリでのドゥルガ神は墓場に住んでいると思われていて、そして魔女ランダはドゥルガ神の化身とされています。バリには古い時代のドゥルガ神像が幾つか残っています。(同上)<br />*写真は、境内の一角にある門の光景です。

    〇『ドゥルガ神(Durgā)』:死の女神です。バリではシワ神の妻がドゥルガ神、またはシワ神の破壊的側面がドゥルガとされます。ヒンドゥ教のデーヴァ神族の女神です。ヒマヴァット(ヒマラヤ山)の娘で、名は「近づき難い者」を意味します。外見は優美で美しいですが、実際は恐るべき戦いの女神であり、虎に乗り、10本あるいは18本の腕にそれぞれ神授の武器を持ちます。 恐ろしい死の女神で、死者の魂を引き取り、審判のために地獄の神ヤマに引き渡します。墓地にある「死者の寺院」に祀られています。バリでのドゥルガ神は墓場に住んでいると思われていて、そして魔女ランダはドゥルガ神の化身とされています。バリには古い時代のドゥルガ神像が幾つか残っています。(同上)
    *写真は、境内の一角にある門の光景です。

  • 〇『タクス神(jero taksu)』:タクスは、神々の通訳者としての役割があります。サドゥク(呪医の一種)などが神がかりになると神託が告げられます。こうしたバリ人が信じる目に見えないパワーの源泉はタクス神によるものとされます。一般にタクス神の石の祭壇が寺院内に建てられています。(同上)<br />*写真は、壁面の細密なレリーフの光景です。

    〇『タクス神(jero taksu)』:タクスは、神々の通訳者としての役割があります。サドゥク(呪医の一種)などが神がかりになると神託が告げられます。こうしたバリ人が信じる目に見えないパワーの源泉はタクス神によるものとされます。一般にタクス神の石の祭壇が寺院内に建てられています。(同上)
    *写真は、壁面の細密なレリーフの光景です。

  • 〇『ハリティ神(Hariti)』:ゴア・ガジャには、かなり昔のハリティの彫像があります。ハリティは日本の鬼子母神にあたりますが、現地では子宝の神様として崇められています。バリの古いランダ神像は一部このハリティ神の系統をひくといわれます。(同上)<br />*写真は、同じく細密なレリーフ像の光景です。

    〇『ハリティ神(Hariti)』:ゴア・ガジャには、かなり昔のハリティの彫像があります。ハリティは日本の鬼子母神にあたりますが、現地では子宝の神様として崇められています。バリの古いランダ神像は一部このハリティ神の系統をひくといわれます。(同上)
    *写真は、同じく細密なレリーフ像の光景です。

  • 〇『ルドラ神(rudra)』:暴風雨神です。ルドラは、シヴァの前身であり、ヒンドゥ教では完全にシヴァと同一視されました。その名は「泣く、吠える」を意味する語根 rud に由来し、「咆哮を上げる者」・「叫ぶ者」を意味します。ブラフマの額から生まれ、ルドラを誕生させた時、名前をつけてくれと激しく泣きました(吠えました)。ルドラの姿は、赤褐色の肉体に黄金の装身具を着け、弓矢を持つといいます。風水害をもたらす反面慈雨をもたらし大地に豊穣を呼び込むモンスーンの神格化と考えられています。人々がその怒りを恐れる、強力で荒ぶる神ですが、聡明さと優しさを兼ね備え、効験ある医薬で疫病を追い払う、人々の健康・安寧を保障する存在でもあります。(同上)<br />*写真は、壁に飾られたレリーフの光景です。

    〇『ルドラ神(rudra)』:暴風雨神です。ルドラは、シヴァの前身であり、ヒンドゥ教では完全にシヴァと同一視されました。その名は「泣く、吠える」を意味する語根 rud に由来し、「咆哮を上げる者」・「叫ぶ者」を意味します。ブラフマの額から生まれ、ルドラを誕生させた時、名前をつけてくれと激しく泣きました(吠えました)。ルドラの姿は、赤褐色の肉体に黄金の装身具を着け、弓矢を持つといいます。風水害をもたらす反面慈雨をもたらし大地に豊穣を呼び込むモンスーンの神格化と考えられています。人々がその怒りを恐れる、強力で荒ぶる神ですが、聡明さと優しさを兼ね備え、効験ある医薬で疫病を追い払う、人々の健康・安寧を保障する存在でもあります。(同上)
    *写真は、壁に飾られたレリーフの光景です。

  • 〇『マハディワ神(mahadewa)』:九つの方角を守るという方位神の一人です。マハディワ神は、カンダ・ウンパット(四兄弟)の四神の一人とされます。金銀財宝の神で、サラスワティの日の後にある、サブ・マスの日には、各家庭では金や銀の装飾品、お財布などに供物を捧げ、富を与えてくれたマハディワ神に感謝します。(同上)<br />*写真は、壁のレリーフの一部分です。

    〇『マハディワ神(mahadewa)』:九つの方角を守るという方位神の一人です。マハディワ神は、カンダ・ウンパット(四兄弟)の四神の一人とされます。金銀財宝の神で、サラスワティの日の後にある、サブ・マスの日には、各家庭では金や銀の装飾品、お財布などに供物を捧げ、富を与えてくれたマハディワ神に感謝します。(同上)
    *写真は、壁のレリーフの一部分です。

  • 〇『ヴァーユ神(Vayu)』:風神です。その名は「大気、風」を意味します。ヴァーユが乗るのは2頭の赤毛の馬が牽く乗る車で、その車には御者としてインドラ神も乗ることがあるとされます。インドラ神と同様にソーマ酒を飲んで敵を追い払い、名声や財産を人々に与えるという。豊穣・子孫繁栄・福富を与える神です。(同上)<br />*写真は、レリーフのズームアップ光景です。

    〇『ヴァーユ神(Vayu)』:風神です。その名は「大気、風」を意味します。ヴァーユが乗るのは2頭の赤毛の馬が牽く乗る車で、その車には御者としてインドラ神も乗ることがあるとされます。インドラ神と同様にソーマ酒を飲んで敵を追い払い、名声や財産を人々に与えるという。豊穣・子孫繁栄・福富を与える神です。(同上)
    *写真は、レリーフのズームアップ光景です。

  • 〇『ナガ・バンダ神(naga banda)』:龍の神様です。サンスクリット語でロープの蛇を意味します。ナガはタイでは水の神様として敬愛を集めています。ナガ・バンダ神は死者の霊を天界に運ぶといわれています。(同上)<br />*写真は、バトゥアン寺院の周りの立派な塀の光景です。

    〇『ナガ・バンダ神(naga banda)』:龍の神様です。サンスクリット語でロープの蛇を意味します。ナガはタイでは水の神様として敬愛を集めています。ナガ・バンダ神は死者の霊を天界に運ぶといわれています。(同上)
    *写真は、バトゥアン寺院の周りの立派な塀の光景です。

  • 〇『ムチャリン神(Mecarin)』:牙を持つ大魔神です。ジェロ・グデ・マカリン神とも呼ばれます。クルンクン県プニダ島を住処とする、長い牙をもつ大魔王です。ムチャリン神は悪霊の一種で、様々な厄難を引き起こすとしてバリ本土の人々に恐れられています。(以上)<br />*これで、バトゥアン寺院の見学はお終いです。見応えがある建物と彫刻群でした。

    〇『ムチャリン神(Mecarin)』:牙を持つ大魔神です。ジェロ・グデ・マカリン神とも呼ばれます。クルンクン県プニダ島を住処とする、長い牙をもつ大魔王です。ムチャリン神は悪霊の一種で、様々な厄難を引き起こすとしてバリ本土の人々に恐れられています。(以上)
    *これで、バトゥアン寺院の見学はお終いです。見応えがある建物と彫刻群でした。

  • 〇『カラ神(Bhatara Kala)』:悪霊・破壊の神様です。バタラは神様の意味です。カラは地下界の暗黒の神で、シワの破壊的形態であり、魔性に変わりうるとされます。カラは大地の真ん中に住み、いつも飢えている、恐ろしげな巨人として表されます。(同上)

    〇『カラ神(Bhatara Kala)』:悪霊・破壊の神様です。バタラは神様の意味です。カラは地下界の暗黒の神で、シワの破壊的形態であり、魔性に変わりうるとされます。カラは大地の真ん中に住み、いつも飢えている、恐ろしげな巨人として表されます。(同上)

  • これで、バリ島の神々の紹介はお終いです。この日の昼食の時に注文した飲物です。のどが渇きましたので、地元のビールと白ワインを同時に注文しました。ひと歩きした後の一杯は格別です。

    イチオシ

    これで、バリ島の神々の紹介はお終いです。この日の昼食の時に注文した飲物です。のどが渇きましたので、地元のビールと白ワインを同時に注文しました。ひと歩きした後の一杯は格別です。

  • 頂く前に写真紹介するこの日の昼食です。ネット情報では、『バリ島のフレンチシーンは、「メティス」が築き、「モザイク」が磨き上げたと言えるような2強時代が続きましたが、昨今、新鋭も参入』と紹介されていました。

    頂く前に写真紹介するこの日の昼食です。ネット情報では、『バリ島のフレンチシーンは、「メティス」が築き、「モザイク」が磨き上げたと言えるような2強時代が続きましたが、昨今、新鋭も参入』と紹介されていました。

  • お昼の食事で、これだけ楽しめるとは予想外でした。先程の前菜にも、私の大好きなスイートバジルをはじめ、新鮮な野菜とハーブが盛り付けられ、その後のメインディッシュから、デザートまで、素材の良さと盛り付けの見事さに感心させられました。

    お昼の食事で、これだけ楽しめるとは予想外でした。先程の前菜にも、私の大好きなスイートバジルをはじめ、新鮮な野菜とハーブが盛り付けられ、その後のメインディッシュから、デザートまで、素材の良さと盛り付けの見事さに感心させられました。

  • 見て楽しめて、食べても楽しみ、そしてワインも楽しめたこの日の昼食でした。バリ島では、地元のインドネシア料理を始めとして、料理自慢の国のレストランが競っているようでした。

    見て楽しめて、食べても楽しみ、そしてワインも楽しめたこの日の昼食でした。バリ島では、地元のインドネシア料理を始めとして、料理自慢の国のレストランが競っているようでした。

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