2011/09/01 - 2011/09/04
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旅人のくまさんさん
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世界文化遺産の福建土楼の内、承啓楼紹介の続きです。世界遺産登録は、『生活と防衛を集団で行う組織の、特徴的な伝統的建築と機能の例として、またその環境と調和したあり方』、が優れていると評価されました。
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同心円に造られた土楼ですから、建物の間の路も円弧を描いていました。その通路の中央には浅い排水溝がありました。
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目を反対側に向けますと、逆のカーブの通路と軒がありました。最外層から2層目と3層目の間だったようです。軒には赤い提灯が並んでいました。
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円楼の中心部に向かって伸びる直線路です。上層階の見学の後、締め括りは中心部にある祖堂の見学です。
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脇道の光景です。保存状態の良い高い壁がありました。煉瓦や切石が使われているようです。壁の上部には白い塗装がありました。
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祖堂の前の門の光景です。門の上の白地の額には『神翔(?)第一楼』らしい文字があります。その下の赤地の文字は『江山如龍』のようです。こちらは風景を詠んだ四文字でしょう。
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承啓楼の中心部分にある、祖先を祀る祖堂(ツウタン)の光景です。線香立の垂れ幕には『有求必応』の文字が、祭壇の上には『神光普照』の黒い文字と『慈雲広布』の金文字があります。
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アメリカの偵察衛星がロケット発射基地と誤認したことがあった土楼の航空写真です。手前の円楼が承啓楼、その奥が
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承啓楼を見学された時の胡錦濤主席の写真です。この永定土楼にやって来る途中、トンネルの入口にも大きな写真がありました。
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祖先を祀る祖堂のアップ光景です。この場所は、一族の冠婚葬祭にも使われているようです。観音様風の像が祀られていました。
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暗くて見難い文字ですが『兄弟選魁』と認められた額です。現地ガイドさんが、兄弟の謂れについて説明されていたようですが、聴き漏らしました。
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同じ場所に飾ってあった書です。こちらには、江沢民前主席の落款がありました。『世界遺産土楼風光』の8文字です。
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承啓楼の見学を終えて、帰り道での撮影です。土楼での生活ぶりが垣間見える光景です。1階の通路は、全て石畳でした。
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祖先を祀る祖堂のアップ光景です。この場所は、一族の冠婚葬祭にも使われているようです。観音様風の像が祀られていました。
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入場した門を潜って退出する前に、もう一度最外層の建物を見上げての撮影です。専守防衛を旨とした土楼のようのように感じました。盗賊に放火された土楼の稀な例はあるものの、今日の姿は十分にその役割を果たしてきたようです。
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同心円の通路の所々に、門が付いた壁の造りがありました。防衛上の機能を持たせた施設でしょうか。
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あちらこちらに置いてあった土産物の一つです。左が手巻煙草で、一定本数がプラスチックケースに収めてありました。右側のザル籠の中の紫色の品物は豆です。
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これで、入場しての承啓楼の見学はおしまいです。最初に入場した正門の近くまで戻ってきました。以前にTV番組でも目にしましたが、十分に見応えがありました。実際に居住されている土楼ですから、上空からの景色が素晴らしいと言っても、気球による見学は始まらないことを祈っています。通路脇の飾り物です。
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土楼の周りで咲いていた赤い花です。景観整備のために植樹されたものでしょう。八重咲きの芙蓉か、ハイビスカスの花でしょうか。
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全国重点文物であることを記した石碑です。『福建土楼(承啓楼)』の文字が記されています。国務院と福建省人民政府の連名です。
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全国重点文物の『福建土楼(承啓楼)』の石碑の裏側です。承啓楼の建設時期や大まかな構造や大きさなどが記されています。康煕48年(1709年)建設の文字もあります。
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赤っぽい石に、赤い文字が刻まれた石碑です。少し読み辛いですが、一番上の大きな文字は、『土楼盛世碑』です。2011年の春に設置されたばかりです。
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最後にもう1枚、承啓楼の全景の紹介です。右手前に見える石碑は、世界遺産の標識です。『福建土楼・永定客家土楼』の文字です。見学の最初にも紹介した石碑です。
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承啓楼や世澤楼等がある周りの民家光景です。承啓楼等はプロパーティー(資産)として、直接世界遺産に登録されていますが、その周りはバッファ・ゾーン(緩衝地帯)として指定されています。
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承啓楼や世澤楼等がある周りの民家光景が続きです。迎えのバスがやって来るまでの撮影です。土楼以外でも風情がある光景でした。世界遺産のバッファ地帯として配慮されているようです。
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雨上がりですが、ぬかるみを歩く必要はありませんでした。石を敷き詰めた道路が縦横に整備されていました。道路以外には芝生が貼られていました。
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左端には方楼の一部が見える光景です。背後に山並みが重なり、戦があり盗族が跋扈した時代でも、守りには適した地形のようです。
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大きな岩の手前には、小さな岩もありました。腰かけとして使用するためのものです。上面が平らに加工されていました。
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世界遺産に指定されたことで、俄かに出来たような商店街です。バラック建てで、まだ規模は大きくありません。高いビルは建てて欲しくない場所です。
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商店街のアップ光景です。軽食や飲み物のほか、お土産などを扱っていました。福建省と言えばウーロン茶ですが、既に五雲楼の中で買ってきました。
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同じく、商店街のアップ光景です。店の中には余り品数は揃っていないようです。背後には、葉を落とした竹が林立していました。
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