2011/09/01 - 2011/09/04
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千年ほどの歴史を持つとされるアモイの古刹、南普陀寺の紹介です。境内には、自然の巨石に刻まれた多くの文字があります。その中でも高さが4メートルとされる、巨大な『佛』の金文字が有名です。五老峰の麓のお寺です。
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獅子像の前で、何か考え事をされているような人の姿がありました。近寄りがたい雰囲気でしたから、少し離れた場所からの撮影です。
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代わりに撮影した、獅子像の顔のアップ光景です。離れた場所からの撮影ですから、石像か塑像かも分かりませんでした。
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手当たり次第に撮影した岩に彫られた文字です。この文字は、『仏法無辺・普渡衆生』の8文字です。『仏法無辺』は、仏法は広々として果てしない意味でしょう。後半の4文字はよく分かりません。『衆生』は人々の意味でしょうが、『普渡』が分かりません。華僑の方の心得でしょうか。
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次は、『念仏一声福増無量・礼仏一拝罪滅河沙』の14文字です。全体に文字の通りの意味のようです。『河沙』は、川の砂の意味のようです。こちらも台湾の方が彫られた文字です。
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巨石が積み重なった裏山の光景です。その大きな岩は、木々の枝で半ば隠されていました。裏山の名前は、『五老峰』です。
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『石林』の文字が刻まれた岩です。『興泉永使者・長白慶』の落款がありました。その下には、長文の漢文が刻まれていました。
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『常随仏学』の文字が刻まれた岩です。『仏歴二五二三年冬』の日付がありました。『華僑・施麗珠』の落款もありました。
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この四文字は殆んど読み取れません。唯一、一番右側の『無』の文字だけが分かりました。民国24年の日付です。
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『大●河山』の四文字のようです。●の文字は偏が読み取れません。子を2つ横に並べた文字の場合は、双子の意味です。それ以外の文字の場合は、禾偏が似ているようです。民国21年の日付があります。
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『清心苑』の額があった小さな建物です。お土産売り場でした。石段があるところから推測しますと、お寺の建物を流用したのかも知れません。
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『仏』の金文字の場所が近くなりましたが、直接そちらには向かわず、右側にあった脇道に逸れました。石段の先に、岩で出来た隙間がありました。
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両側の岩で支えられた、門のアーチ代わりの岩です。『金炉亭』の文字が刻まれていました。この岩も中途半端な大きさではありません。
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どこかに飾ってあった獅子像のようですが、元の場所に戻るまで、暫く一休みしていました。写実的な造りの獅子像です。
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三階建ての立派な造りですが、焼却塔のようです。屋根飾りも一杯付いていました。一番上の屋根の中央に煙突が見えました。
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焼却塔の焚き口のアップ光景です。薪のようなものが燃え盛っていました。その上に『金炉亭』の文字がありました。
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焼却炉の屋根飾りのアップ光景です。雲の上に乗った、カラフルな龍の造り物です。龍だらけの屋根でした。
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焼却炉の左手方面の光景です。立派な塀が見えました。裏山に向かって二重に塀が造られていました。
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『金炉亭』の一角は袋小路のようになって、行き止まりでした。見学を終えて、また元の本道に戻って来ました。前方の石垣の上に住職の墓らしいものが見えました。
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目的地にした、『仏』が揮毫された岩が前方に見えてきました。大きな自然石を挟んで、左右に石段がありました。
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『心即是仏』の四文字が刻まれた岩です。右上に『仏歴二五三四年仲秋』の日付がありました。仏歴は、釈迦が入滅したとされる年、またはその翌年を元年とする紀年法です。台湾のお寺の住職の落款があります。
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『五老峰』の3文字です。冒頭に『民国九年』の日付があります。民国元年は1912年ですから、西暦では1920年になります。台湾で使われている民国紀元です。
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少し離れた場所からの撮影ですが、金文字の『仏』が見える場所まで登ってきました。清時代の僧侶が揮毫された文字とされます。日本で言いう旧字体の『佛』で揮毫されていました。
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今度は、石段を登って直近の場所からの撮影です。僧侶の名前は読み解けませんでしたが、『特命弟子●●敬書』の落款がありました。●●の部分が、僧侶の名前です。
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縦に揮毫された『大慈大悲』の四文字です。落款などがありませんが、削り取られた跡がありました。境内全体に、文化大革命時の傷跡は窺えませんでしたが、削り取られる何らかの理由があったのでしょう。
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通路の脇にあった、開け放たれた建物光景です。石の棚が設えられた倉庫のようでした。通風が悪いのか、苔が生していました。
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同じく、倉庫のような場所での撮影です。赤い四文字を消すように仏画が貼ってありました。元の字は、『禁止線香』当たりの文字でしょうか。禁と香の文字だけは読み取れました。
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『仏』の赤い文字です。目指す金文字の『仏』ではありません。『仏の文字の横には、日付と揮毫した人の落款があります。『龍仙山人』のサインがありました。
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同じ場所の光景です。この場所を登るかどうか、思案しながらの撮影です。大きな岩に、凭れかかるような板状の岩です。
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人がやっと通れるくらいの隙間があった登り道のアップ光景です。ちゃんと石段が整備されていました。この道は選ばずに、左手にあった別の登り道にしました。
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大きな岩が迫り、狭くなった通路の光景です。その通路の右手の岩に『法性常当』らしい四文字が刻まれていました。この道を通って、もう少し上まで登ることにしました。
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