PARIWISATA BALI（18）美しいブラタン湖のウルン・ダヌ・ブラタン寺院を参拝し、コーヒー農園でコピ・ルワックを体験する。

2013/05/26 - 2013/05/26

棚田の見学の後はブラタン湖まで足を伸ばしました。距離にすれば15キロくらいだと思いますが山道を下ったり登ったりで、いったい自分がどこにいるのか分からなくなります。おまけにジャティルイを出てからは霧が立ち込めて小雨も降っています。そして交差点に大きなトウモロコシの塔が建つプドゥグルに到着しました。トウモロコシも有名ですが熱帯フルーツで有名な場所で、市場の周りには果物の屋台が延々と続いています。そして売り子さんはみんなムスリムのスカーフを被っていて、ここだけバリ島ではないような感じがします。ちょうど旅した時は国内の観光シーズンだったようで、ジャワ島からバスとフェリーを乗り継いでやってきた観光客の人が大勢いましたがほとんどがムスリムの人のようでした。そんな地元の観光客の人とチャンディニグン公園のウルン・ダヌ・ブラタン寺院を見学しました。今から思い返せばバリの寺院巡りでタナロット寺院とここだけが観光客が多い寺でした。雨が降って霧が立ち込めてはいましたが、あまりの観光客の多さに幻想的な雰囲気はありませんでした。しかしブラタン湖とバトゥール湖はバリ島の中に左右に並んだ湖ですが道路が繋がっておらず、一度南部まで戻ってアクセスする必要があるのでこの2つの湖を観光するのに2日かかりました。ここの見学が済むとこの日の見学は終わり、ウブドに戻るだけでしたが時間があるのでコーヒー農園に立ち寄ってもらいました。これはコーヒー好きの妻の希望でもありました。せっかくなのでコピ・ルワックでも買ってと言う事だったのでしょう。旅行中の妻は１円のお金も持っていません。今回のようなガイドさん付の時はまだしも、個人旅行でどこへ行ってもお金を持ちません。持っていると自分でお金を払わなければならないからです。という事でここでのお買い物も…。ウブドのお土産物屋さんと同じ程度の値段でしたが、良くしてくれるガイドさんでもあるので。私にとって良かったのはコーヒー園を案内してくれた女の子が綺麗だったことでしょうか。コピ・ルワックの試飲50,000ルピア彼女の微笑で帳消し、と思いましょう。

エリア バリ島(インドネシア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: レンタカー タクシー 徒歩
• 航空会社: ガルーダインドネシア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ウブドからはるばるやって来たと言う感じのブラタン湖に到着です。ジャワ島からやって来た国内の観光客でごった返しています。

日本語なんだけどよく読みとれません。が、意味は何となく分かります。

小雨が降っていますが、湖には霧がかかり幻想的な寺院です。

寺院には入れないので周辺に観光客が多くても良い感じで写真は撮れます。

11層の美しいメルが湖に浮かんでいます。雨が降っていなかったら湖面に写り込んで更に綺麗なのでしょう。

いつのまにか腰巻はショールになっています。標高もあり小雨も降っているので涼しいと言うより肌寒い感じでした。

この寺院は1634年にこの地を治めるメングイ王によって建立され、湖の女神デヴィ・ダヌをはじめ10人の神霊を祀っているそうです。

やっぱりバリの寺院は雨に濡れてしっとりした方が絵になるような気がします。

周辺を散策してみます。

このアングルが一番湖に浮かんでいるように見えました。

今度は雨季のバリも旅してみたい気もします。

そして観光きゃうが少ない時期に。白鳥のボートにも乗りましょう。

寺院境内の外には仏陀を祀ったストゥーパ（仏塔）があります。現在のバリ島はバリ・ヒンドゥーの島ですが、バリ島にヒンドゥー教が渡ってきたとき、同時に仏教も渡ってきました。そのためこの寺院のように同じ敷地内にヒンドゥー寺院と共に、ストゥーパもある寺院も珍しくないそうです。

また山から霧が降りてきました。

大きな猿の腰掛。

ブドゥグルの市場の周りの果物屋台。イチゴも有名らしいですが、日本のようには甘くないそうです。

妻の希望でコーヒー農園に立ち寄ってもらいました。

駐車場で傘を借りました。

迷路のような道を進みます。

コピ・ルワックの原材料です。そう、ジャコウネコのウンコです。

映画「最高の人生の見つけ方」に出てくるコーヒーです。

こんな風にローストしています。

ここで全てのコーヒーをローストしているとは思えませんので実演程度のものでしょう。勿論昔はこんな風にローストしていたのでしょう。

これが麝香猫（ジャコウネコ）。猫には見えませんね。どちらかと言うとタヌキ？ハクビシンにも近いような。そう言えば我が家の近所に現れるハクビシン最近見掛けないけど…。

綺麗なお姉さんが説明しながら飲み物を入れてくれます。

最初は普通のバリ・コピとカカオ味のコーヒー。トルコやギリシャのように粉が沈殿してるタイプです。

そしてコピ・ルワック。これは有料試飲です。

ちょっと迷ったのは確かですが注文します。値段で躊躇したのはモン・サン・ミッシェルのオムレツ以来かな。

ココアやレモンティーやジンジャーティーかな？
だいたいそんな種類だったと思いますが…。

普段あまりコーヒーは飲みませんが、飲み比べてみるとスッとしたのど越しで美味しかったです。妻は試飲に夢中ですが。

私は彼女と話すのに夢中です。Ayu〜！

昔、ドブロヴニクでこの花の写真を撮って、帰国後に母に見せたら「時計草ね。近所にも咲いてるわよ。」と笑われ、今回妻に「パッションフルーツの花よ。」と笑われました。という理由でこの花は嫌いです。

カカオの実。中身はまだ白くて良く見るカカオ豆の面影はありません。発酵させることによって茶色くなるそうです。

結果コピ・ルワックもお持ち帰りになりました。帰国後1か月を過ぎますがまだ飲ませてもらっていません。

続き：http://4travel.jp/traveler/koji0714/album/10785506/