2013/05/24 - 2013/05/24
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kojikojiさん
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翌日もチャーター車で観光に出掛けます。最初はパンリプラン村です。昨日のトゥガナン村とこのパンリプラン村にはどうしても来たかったのです。両方とも伝統的な村ですがその姿は全く違い、パンリプラン村の整然とした美しさは言葉に表せないほどです。どうしたらこんな集落がタイムスリップしたように残っているのか分かりません。観光用に造られたと思える物は全く見当たらず、あまりの完璧な美しさに感動すら覚えます。朝早いこともあって他に観光客の姿は数人だけだったのも良かったと思います。この村を訪ねるシステムはまず入村料10,000ルピアと駐車料金がかかります。そして料金所で貰った番号の家に行って内部を見せてもらいます。家には簡単なお土産スペースがあるので買い物をするか10,000ルピアくらい寄付をします。みたい家があれば勝手に交渉して見ることは出来ますが、やはりお土産か10,000ルピアの寄付は必要です。最初に指示された家はこの村では裕福ではない家だったので思いっきりお金持ちの家も比較のために見せてもらいました。よく見るとこの村に滞在することも出来るようで貸部屋の看板もささやかに出ていました。機会があったら泊まってみたいと思いました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- レンタカー タクシー 徒歩
- 航空会社
- ガルーダインドネシア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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毎朝美味しい食事をいただいたレストラン。一応午前7時30分開店ですが7時に行っても食べられました。そして約束の時間前にガイドさんと車が待っていました。
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まずは市内に向かって用事を済ませましょう。
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最初は郵便局で切手を買います。日本まで7,000ルピアでした。いろいろな切手を混ぜて絵葉書も20枚分購入しました。思い返せば25年くらい前から両親や祖父母に旅先から毎日絵葉書を書いています。街を移動すると1日に2枚書くこともあります。祖父母は亡くなっているのですが両親には欠かさず書いています。多分両親分だけで700枚は越えていると思います。今回も20枚以上にはなります。
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両替はこの看板の店(ウブドに2件、クタやサヌールなど11軒あります。)と同系列のBPDがレートが良かったです。ラヤ・ウブド通りの店は警備員もいますし、周辺の店では一番レートが良かったです。ピテカントロプスという以前からあるバティックの店の隣にもありました。
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次は妻の希望でアタの店に行きました。ガイドさんはお店にお客を連れて行くことは大切なことなので、予定に支障が無い限り立ち寄ることにしています。ただ市価より高い物を買うつもりもありません。ここは工房でもあり制作過程を説明してくれました。天日干ししている製品の後ろの葉っぱがアタの樹です。
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無造作に置かれた製品の前で気持ち良さそうに猫が寝ています。絵に描いたような寝姿です。
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スモーク窯に入れたばかりの製品はまだ色が白いです。これから燻蒸してあめ色に変わっていきます。
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アタの蔓は4本程度に裂かれ、王冠に孔を開けた道具で削られて太さを整えられます。細いアタで組まれた製品のクオリティは高く、大きめのバスケットが欲しかったのですが10%くらいしか値引いてくれないので、ここでは買いませんでした。
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アタの店ではどこにでも置いている製品の値段で高いか安いか比較していましたが、市価と同じくらいでした。Bali Handyという店でした。細かいアタで編まれたトレイを2個と他店で見掛けなかったバックを一つ購入しました。妻の来月のお小遣いから天引きです。
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そしてしばらく車で移動してパンリプラン村に到着です。日本のガイドブックでは地図は無いので参考に。昨日のトゥガナン村のように中心に1本メインストリートがあります。
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駐車料金5,000と入村料1人10,000ルピアを支払います。料金所で24番の家に行くように指示されます。村に家々は順番で家の中を見せて公平に収入を分配しているシステムです。
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パンリプランの家の屋根はすべて竹で出来ています。
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竹で葺いた屋根は初めて見ましたのでちょっと興奮です。
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バリの寺院には必ず置かれるクルクル塔です。クルクルは音階の異なる2本の木が対になり交互に打ち鳴らされます。滞在したホテルには男性型のクルクルが各部屋に吊るされ、ペニスの形を抜いて叩くものでした。
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南北に延びたメインストリートに人の姿はありません。あまりに整然とした村の風景は造り物のようです。傾斜地に家々が建っていますが、通りには階段を設けず傾斜で調整しています。これはトゥガナン村と同じです。多分家畜の移動や荷車などの利用から来る知恵でしょう。
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立派な家々が立ち並んでいますが、農業の収入だけでこのような家が普請できて維持できるのでしょうか?
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第1村民を発見しました。
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サボテンに小さな黄色い花が咲いています。
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開く前のプルメリアの花はかなり黄色く見えます。プルメリアは中国語では鶏蛋花と呼びますが、彼らには中心が黄色く周囲が白い花が目玉焼きに見えるのでしょう。
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フォックスフェイスは生っているのを初めて見ました。可愛い顔していますが、ナス科の植物なのでこんなとげとげの葉っぱです。
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チャナンを供える姿が絵になります。滞在中に妻はクバヤを作ろうとしましたが、忙しくて叶いませんでした。
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昔ながらのバリの村(デサ)の景観と暮らしを守ろうと志した人々がこの地に集まり新たに造られた村で、村の造りは昔は当たり前だったバリ独自の方位決めによって建てられたそうです。家々が整然と小さな村内に並んでいる姿は美しいとしか言いようがありません。
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妻の巻きスカートは13年前にウブドのピテカントロプスという店で買った物です。現在は売っていなく、店のスタッフの女の子が同じ物を着ていました。私はカンボジアで買ったパンツですが、バリでは寺院の参拝などサルンを巻く機会が多いので、綿の藍染のこのパンツは涼しいうえに上からサルンを巻いても暑くならず重宝しました。
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村の一番北の端にあるプナタラン・デサ・プクラマン・プンリプラン寺院は残念ながら修復工事中で中には入れませんでした。コリ・アグンの前で記念撮影。
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苔むした石彫が時代を感じさせますが、そんなに古い物ではないのでしょう。
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とても数十年前に造られた村とは思えません。
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立派な彫刻もすぐに苔むしていくのでしょう。
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屋根の葺き替え工事だったようです。寺院の屋根は竹ではないようです。
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南に向かって村を一望します。電線も埋設されていたらいつの時代かわからないでしょう。
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綺麗な花が咲き誇っています。穏やかな村の暮らしが想像できます。
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家の門には番号が振り分けられています。これは見学する目印ですが、他にも数字が書かれたプレートが必ず貼られています。こちらはその家に住む住人が何人で男性女性の区別まで書かれています。個人情報を出し過ぎに様な気もしますが。
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訪問した24番の家はあまり裕福ではない家のようでした。
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サンガー(家寺)も石造りでは無く生木を4本植えて支柱にしています。
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これは内職で作られているサテの棒です。竹の多いこの村らしいです。
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こんな感じでおじさんが作っています。削った屑は焚きつけに使われるのでしょう。
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ナター(中庭)で天日干ししていますが、この量でいったいこれで幾らになるのでしょう。店で食べるサテ自体がいくらもしないのですから。
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パオン(台所)もすべて竹で造られています。調理はかまどが現役でした。帰りにお土産を薦められましたが特にこの村特産の物は無く、見学料の10,000ルピア渡して表に出ます。サテの棒以外でも竹細工でおもちゃでもこしらえればと思いました。
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近くにはお金持ちらしい家があったので中を見せてもらいます。
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こちらの家のパオン(台所)には寝台がありました。作りかけのチャナンがありました。寝台の方向は北枕になっています。北に足を向けないのがルールだそうです。
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家が立派でも台所のかまどはどこも同じようです。
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儀式を行うパレ・ダンギンも立派です。
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立派なサンガーです。先に見た家とは全くレベルが違います。
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屋根に使われる棕櫚椰子の繊維はお寺にしか使ってはいけない材料だそうです。
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素晴らしい村を見学させてもらいました。家の中を見せてもらえるのが良いですね。通りだけでは感じられるものが限られると思います。
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こんな村に住んでいると花を愛し伝統を重んじ穏やかに生きられるのだろうなと思いました。
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そんな事を感じながら観光客は次を急ぎます。
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