2010/12/13 - 2010/12/18
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魚屋No1さん
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私にとってアンコールワットは、チョモランマ、シルクロードと並ぶ、是非にも行きたいアジアのベストスリーです。今回、そのうちの一つを達成できたので報告します。
しかし、観光客である私でも、光と影の差を大きく感じました。そこで、この旅行記は、そんな中で感じた喜怒哀楽を中心に書きます。
先ずは、喜怒哀楽を列記します。
喜:
遺跡もすばらしかったのですが、最も感激したのは、表紙と次の頁に載せた「本物の蓮の花を折って作った花飾り」です。カンボジアの伝統的な装飾ということですが、地元資本のソカアンコールホテルならではのおもてなしでした。
怒:
4トラの口コミにも書いた、出国税を盗んだ空港の係官(私達の旅行の後航空券に込みとなった)
カンボジアでは、出国の際に現金で25ドル払い、証拠として航空券にスタンプを押してもらわねばならない規則があります。私たちは、航空券に2人分の50ドルを添えて窓口に出したのに、スタンプを押した係官は、50ドル払えと言ってきした。
払っただろうと言うと、始め奴はしらばっくれていたのですが、私たちが大声で何度もわめくと、25ドル返してきました。これ以上追い詰めるとなると警察沙汰にしなければならないと考え、手を打つことにしました。
しかし、これからが大変でした。何せ、盗人に金を渡して航空券を取り戻さなければならないのですから。がっくり疲れました。
実は、もう一つあります。少し頭を冷やそうと、空港で缶ビールを買った際、ちゃちなクッキー一つを、確か1ドルで抱き合わせで売りつけられるという追い打ちをかけられ、本当にへこみました。
哀:
遺跡で土産物を売っている子供達。多分、誰もが感じることでしょう。
楽:
連れは、ホテルでのスパ 私は小人数での遺跡巡り
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 観光バス タクシー
- 航空会社
- ベトナム航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 近畿日本ツーリスト
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ホテルのレストランの入り口の水盤にありました。
我々が選んだツアーは、近畿日本ツーリストの、個人旅行パーソナルプラン、ホリデイバスでめぐるアンコールワット大満喫6日間です。
バスでめぐるといっても、実際は、もう一組のご夫妻との2組4人にガイドとワゴン車が付いて動くもので、個人旅行パーソナルプランに偽りはありませんでした。というより、行けなかったのは西パライと西メボン、気球に乗るなど、極めてマイナーな部分だけで、大満喫は本当でした。それにしても、腐敗役人には腹が立つ。ソカ アンコール リゾート ホテル
-
アンコール時代に作られた人工の貯水池の東バライにある、ホリデイの森で記念植樹をした際に見つけた野草。
東パライは干上がっていますが、これの灌漑機能がアンコール王朝を支えた原動力です。つまり、この地は、水さえあれば年に数度の米を収穫できるため、乾季と雨季のトンレサップ湖の15m以上に及ぶ水位差を利用してパライに水を貯めて乾期に水を供給していたということです。しかしながら、パライを維持するのには巨大な労働力を必要とします。タイのアユタヤ王朝に滅ぼされた結果、これらの遺跡は密林に沈んでいきました。
3日目までの旅程です。
1日目 12月13日(月)
・11:00 成田発 ベトナム航空(VN-995便)→15:25 ハノイ着
・17:05 ハノイ発 (VN-845便)→18:50 シェムリアップ着
夕食:外のレストラン(カンボジア料理+中華)
宿泊:ソカアンコール(SOKHA ANGKOR)
2日目 12月14日(火)
・バンテアイ・スレイ:美人のデバダー(女神像)で有名
(アンコールワットから北東に30km)
昼飯:中華
・アンコールトム:南大門、バイヨン、象のテラスなど
・タ・プロム:遺跡にジャングルの木が巻きついていることで有名
・プノンパケンの夕日
夕食:アプサラダンスディナーショー フットマッサージ
3日目 12月15日(水)
・アンコールワットの日の出
・アンコールワット:第3回廊、乳海攪拌など
・ホリデイの森(東バライ内)での記念植樹
昼食:クメールヌードルセット
・トンレサップ湖クルーズ
夕食:クメール王朝ディナー(アンコール・パレス)東バライ 滝・河川・湖
-
アンコールワットで咲いていた蓮の花です。
4日目から帰国までの旅程です
4日目 12月16日(木)
・クバール・スピアン:水底に彫られたリンガとヨニで有名
シュムリアップの北50km、下車後徒歩40分
昼食:市内レストランでタイ風鍋料理
・ロリュオス遺跡群:アンコール遺跡の前の時代のもの
・自由行動:
トゥクトゥクでクメール伝統織物研究所&オールドマーケット
夕食:ブルーパンプキンのデリでサンドイッチなどを購入
5日目 12月17日(金)
・ベンメリ(アオプション:2名以上1人65$)
ジャングルに浸食された遺跡(シェムリアップから80km)。
地雷の撤去が完了して観光が始まったのは2,000年からとのこと。
昼食:ソカアンコール泊には無料の昼食付く
・自由行動 オールドマーケット+アーティザン・アンコールへ散歩
その後、連れはホテルでのスパ
21:00 シェムリアップ発(VN-800便)→22:40 ハノイ着
6日目 12月18日(土) 0:50 ハノイ発(VN-954便)→6:40 成田着 -
1日目 12月13日(月)
この年の8月に禁煙して4ヶ月経ちました。飛行機に乗ってる際、無理に寝なくても済むようなったため、モニターで映画を見ることを楽しみにしていました。
それなのに、私のモニターは、絵は映るのに、音が出ません。ガッカリです。連れのモニターも全く動かなかったので、男のCAを読んだのですが、ちょこっといじった後、「ウエイト」と言ったきり戻ってきませんでした。
ベトナム航空の客室乗務員が偉そうな態度をとり、やる気もないというのは、うわさで聞いていましたが、こいつばかりでなく、スッチーも上から目線で給仕しており、やはりそうなのだと確認できました。
ちなみに、往きの機材のモニターで満足に動くものは、ほとんどありませんでした。 -
人間によるサービスは低くても、メニューだけはありました。
ハノイで、シュムリアップ行きに乗り換えましたが、ハノイ空港も乗客のことを全く考えない酷い空港でした。
その最悪の点は、空港全体の出発や到着状況を知らせる案内板が無いことです。
搭乗口の案内板が、飛行機の出発もないのに頻繁に変わるので、何かありそうだとは判るのですが、案内放送は、妙になまった英語なので全く聞き取れません。
店舗が少ない、どうしようもないくらいに薄暗い、役人が無駄に多い等は受け入れられますが、出発や到着の状況が判らないことには本当に困りました。
続く -
連れが頼んだ和食です。味は、見たとおりで、想像の範囲だとのことです。
私達も、搭乗口が変わったのに気付きませんでした。
時間になっても、チケットに記された搭乗口に飛行機が来ません。おかしいと思ってターミナルを一回りしてみると、私達が乗る便名を書いた案内板が、ターミナルの反対側にある搭乗口に出ています。
係員にチケットを見せると、この便だということで、やおら座席番号を書き換え始めました。 続く -
洋食です。ナンプラー炒めだけは、少々惹かれました。
座席番号の書き換えを待っていると、やはり心配になったのでしょうか、添乗員らしい日本人が、シュムリアップ行きの搭乗口は此処かと聞いてきました。そうだと言うと、慌てて大勢を連れてきたため、あっという間に長蛇の列ができました。
この時点で、既に出発時刻を過ぎています。結果的に30分遅れで出発しましたが、約2時間の飛行時間なのに定刻に到着しました。
そういえば、ベトナム航空には、「なかなか飛ばないけれど落ちない」という有名なあだ名があることを思い出しました。
ハノイ空港は、簡単に一回りで来る大きさなので、こんな芸当も出来て助かりました。 -
宿泊した、ソカ アンコール リゾートの正面です。シェムリアップの幹線国道の6号と街中のメインストリートのシヴォタ通りの交差点にあります。
オールドマーケットまでは1km少々なので、散歩には丁度良い距離でした。
このホテルは、カンボジア国内の資本家が経営しているそうです。そのためか、アンコールワットの入場券の発行を請け負う、気球観光など、大きな政治的影響力を持っていないとできないであろう商売を手広く展開しています。
でも、毛嫌いしてはいけません。アンコール遺跡群のチケットをホテル内で入手できるのは此処だけという便利さがあるのですから。また、此処で客待ちしているトゥクトゥク等にも目が届いているはずなので、ここから乗れば、トラブルに会い難いであろうということも挙げられます。ソカ アンコール リゾート ホテル
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部屋が広い上、ドアもベットも分厚い木製、浴室は研ぎ出しの石等で豪華ではありました。また、シーツなども1日に2回換えてくれるなどサービスも結構でした。
ただ、木製のゴミ箱がハゲチョロケている、建具に大きな傷や汚れがある等が目に付きました。「築年数は浅いのに、崩壊度は大きい」と書いてあるプログを行く前に見ていましたが、そこまでは酷くないものの、豊かさを知らない人達がメンテナンスをすれば、こうなってしまうのかと感じました。
でも、気持ちよく過ごせたので、次にシェムリアップで宿泊する際も、やはり此処を選ぶつもりです。 -
2日目 12月14日(火)
ホテルの朝ご飯で食べられる麺です。
細麺、太麺、ビーフンがあり、好みのものを指定すると、茹でてくれます。ナンプラー、パクチーなど、好みの調味料や薬味を加えて食べます。スープが美味しいせいか、これに嵌り、毎朝頼みました。
でも、レストランの中は、中国語、韓国語が飛び交っており、日本語は殆ど聞こえませんでした。確かに、日本からの直行便はないのですから、これは致し方ないことなのでしょう。
しかし、ベビーブーマー世代に属する私は、遺跡に居る物売りの子供達や、音楽を演奏する地雷の被害者に出会うと、昭和40年代の上野駅の地下道に居た戦争孤児や傷痍軍人とオーバーラップしてしまいます。本当は何回も行ってお金を落とすべきなのでしょうか、一寸悲しいです。そんなこんなで、再訪する日本人が少ないことも大きく影響しているのではと、帰国してから感じています。 -
6号線を、ホテルの前から空港方面を見ています
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前の写真の反対側のシヴォタ通りとの交差点方面です。
交差点の左手にコンビニがあります。このコンビニは、水、酒、お菓子、お土産の調達に便利でした。 -
案内してくれた地元旅行社のバンです。
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1日目 12月14日(火)
この日は、アンコールワットで宗教行事が行われる日に当たったため、予定では2日目の午前に入っていたバンテアイ・スレイに行きました。
道路の状態は、写真のように道幅だけはそれなりに広いのですが、舗装してある部分は、センターラインを引けないほどの幅でした。
なお、バンテアイ・スレイへの道筋は、ホテル→料金所→アンコールワット前を右折→バンテアイ・クデイ→スラ・スラン→プレ・ループ→東バライだったので、車窓からではありますが、あきらめていた小廻りコースの大部分の遺跡を見ることができました。
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バンテアイ・スレイ参道入り口の土産物屋です。
建物は、アンコールワット遺跡群の中でダントツにきれいに整備されたものでした。バンテアイ スレイ 史跡・遺跡
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土産物屋を過ぎると、こんな道を少し歩きます。
土の色が、日本には無い赤さです。これは、小学校の教科書にも出ていた鉄分が多い熱帯特有のラテライトの色です。熱帯に来たことを改めて感じました。 -
薄いベージュのシャツの人が、最終日までお世話になったガイドのチョムロンさんです。日本語は、かなり上手でした。
プノンペンの大学生で、ガイドのバイトをしているそうです。でも、妻子持ちです。日本に行きたがっていましたが、カンボジアからだと、最も安い航空券が8万円だとのこと。日本人が如何に安く旅行できているのか、改めて驚きました。 -
遺跡の入り口です。右側の2人は、4日目までご一緒したご夫妻です。
一番左は、一緒に遊んでくれる妻です。 -
バンテアイ・スレイ正面の外堀です。
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バンテアイ・スレイで最も有名なデバダー(女神像)のある場所です。
近ツリのツアーでは、双眼鏡を貸してくれることを売りにしています。双眼鏡は、少し離れた遺跡を見るのに最良の道具ですし、貸してくれた機械も8×25クラスの富士フイルム社製というまじめなものでしたので、これは評価できます。
でも、昔から私は、旅行やスポーツ観戦の時は勿論、博物館・美術館に行く時も双眼鏡を持っていっています。それは、遠景ばかりでなく、数メートル先の花や絵画も、双眼鏡を通して見ると別世界が広がるということを知っているからです。そのため今回も、ニコンの7×35とスポーツスター8×25の2台を持っていきました。
それにしても、7×35は名機ですね。少し重かったけれど実にはっきりと見えました。 -
バンテアイ・スレイの裏正面です。
有名な女神像は、ガイドブックに載っているので、もっと良い写真で見てもらうことにして、此処では、マイナーな場所を載せます -
裏正面の近くにあった未整理の石材です。
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バンテアイ・スレイの帰りに、農家訪問というイベントがありました。
といっても、帰り道にある農家に立ち寄っって、少しうろつくだけというものでした。
この地区は、パームシュガーが特産らしく、何処の家も、原料の椰子の花芽の汁を煮詰めるための1?ほどの大鍋を掛けた竈が道路沿いにありました。
犬の写真は撮ったのに、農家の写真は取り忘れました。
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黄色みを帯びた塊がパームシュガーです。椰子の葉の包装の中には、かすかに椰子の香りがする塊が数個入っています。
3本1ドルでした。美味しくて珍しかったので、ばらまき用に5ドル分買いました。農家やガイドは少し驚いたようです。こういった品こそがお土産なのに、日本人は買わないのでしょうかね。
パームシュガーを生産する農家は、他の地区では見ませんでした。後で写真を載せますが、竹筒入りのご飯も1地区でしか見なかったので、カンボジアでは、特定の地区が特定の品物を集中生産する傾向がある様に感じました。
ともあれ、カンボジア土産は、気になったらとりあえず買っておかないと手に入れ損なう可能性が高かったため、此処で大量に購入したのは正解でした。 -
次は、東バライでの植樹の後、中華を食べてからホテルで休憩して、午後からのアンコールトム見学に備えます。
植樹した気の種類は忘れましたが、土がボソボソで、こんなところで育つのかと心配になりました。東バライ 滝・河川・湖
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午後の観光はアンコールトムですが、アンコールワットの西門前を通るので、写真タイムを取りました。
時刻は午後4時です。アンコールワット 史跡・遺跡
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アンコールトムの南門です。
ここから入るのが、定番コースのようです。
アンコールトムの宗教は仏教なのに、何故か、ヒンドゥー教の天地創造神話の乳海攪拌を象徴する神と阿修羅が、蛇の胴体を引き合う石仏があります。
アンコールトム 建造物
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南門から、来た方向を見ます。
のどかな雰囲気です。 -
南門を抜けたところです。
遺跡らしき雰囲気は皆無です。この原因は、タイのアユタヤ王朝に滅ぼされた際に徹底的な略奪にあい、その後、地元民が使える物を全て回収した結果かと思えました。
「強者どもの夢の後」を実感できました。
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バイヨンです。
荒れた遺跡と熱帯の緑の対比が不思議な感じでした。 -
バイヨンの回廊の中は、四面仏がびっしりありました。
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四面仏と熱帯雨林は好対照で、これも良い記念になっている写真です。
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ライ王のテラスから見た象のテラスです。
象のテラスは巨大な構造物だと思っていましたが、2?を少し超す程度の高さしかなくて意外でした。
なお、ライ王のテラスは、あまりにも酷い補修で残念なことになっていました。 -
勝利の門です。
旅行会社のバンは、この外に待っているため、ここから出ました。
アンコール トム 勝利の門 史跡・遺跡
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勝利の門の脇の塀には、大木が根を張っています。
タ・ブロームは、こんな感じの風景で有名ですが、この付近には人が少ないためか、風情は、こちらの方が上でした。 -
夕日を見に行ったプノンパケンです。結構きつい階段でした。
プノン バケン 山・渓谷
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プノンパケンからの景色です。映っている建物は、トムかワットか忘れてしまいました。
結果的に、夕日は見えませんでした。帰りは、ガイドの案内で象が歩く道を下ったためか、車のピックアップ場所に早く着いたようで、混雑には合いませんでした。 -
夜はクメール料理とアプサラダンスショーです。
メニューの種類は結構ありましたが、味は、ホテルの方がずっと上でした。もっとも、観光客用なのは見え見えなので、期待はしていませんでした。
ダンスショーの方も、気力を全く感じられませんでした。
ツアーにセットされていなければ、行く価値はありません。その中で笑ってしまったのは、何が原因かはわかりませんが、子供の歌手が何故か不機嫌な様子で、途中から勝手に退場してしまったことです。 -
3日目 12月15日(水)
本日の観光はアンコールワットの朝日鑑賞からです。
そのため、5時20分の集合だったのに、小降りですが、雨でした。
でも、この程度にはきれいでした。
この後、ホテルに戻って食事をしました。 -
本格的観光に再度来たアンコールワットの西参道です。
参道の左側は補修前、右側は補修後だそうです。アンコールワット 史跡・遺跡
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参道の付け根での補修の状況です。
何処まで、どんな補修をするのかは、永遠の課題ですね。 -
逆光の逆さアンコールワットです。
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堀や池でよく見たスイレンです。
きれいなので、あちこちで写しました。 -
後ろ側に中国と韓国の御一行様が何グループも居るということで、先に第三回廊へ行くことになりました。
傾斜が半端でない階段を上がります。
第三回廊は、2007年10月1日?2010年1月15日までの間、立ち入りが禁止されていました。今回カンボジア旅行を計画したのは、此処の見学が再開されたことが大きな要素になっています。 -
ちなみに、これは2007年まで使用していた階段です。
どんなにきつい階段でも、これよりはましです。 -
第3回廊から見た、西塔門方面です。
参道の半ばに見える1対の建物は経蔵です。 -
世界の恥です。
といっても、寛永9年(1632年)に森本右近太夫一房が落書きをしていますがね。 -
第3回廊の内部です。写真は多数撮りましたが、
他の人の旅行記には、私のデジカメものとは比較にならないほど良い写真が多数載っています。そのため、第3回廊の写真はこれで終わりにします。 -
アンコールワットの塔の東側へ出た時に写したものです。
乳海攪拌のレリーフは、第1回廊のこの面にあります。 -
迎えの車は東門にいるので、そちらへ向かいます。
此処で珍しい出来事を見物をしました。
① この近くには、野生の猿が沢山いました。
② 果物売りのおばさんがいました。
③ 白人がバナナを買いました。
④ 数歩歩いただけで猿に襲われ、バナナは奪われてしまいました。
⑤ 白人は、非常にびっくりし、猿に対して怒った身振りをしていました。
猿に食べ物を見せれば取られるのがオチということは、日本人の常識です。ヨーロッパと北アメリカには猿がいないので、これは致し方ないことなのでしょうが、私たちは、笑いをこらえるのに苦労しました。 -
アンコールワットの東門です。アンコールトムの勝利の門と同様、風情があります。
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アンコールワットの東側の環濠です。
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タ・プロームの西門です。
巨木が遺跡に根を張っていることで有名な遺跡です。
普通は東門から入るそうなので、この門の写真は見たことがありません。タ プローム 寺院・教会
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建物にスポアン(榕樹)の根が絡みついた、有名すぎる部分です。
此処には椰子の実を細工した土産物を売っているおじさんが居ると、4トラかな?で知っていました。気にしていたところ確かにいました。でも、旅行は始まったばかりだし、他でも買えると思いスルーしました。
後でガイドに聞くと、他では売っていないとのこと。後悔先に立たずでした。 -
アンコールワットの遺跡は、10世紀頃まで煉瓦を、以後は砂岩の板を使っています。
此処は、12世紀に大活躍したジャヤバァルマン7世が建立した仏教寺院なので砂岩の板積みで作られています。
ではこの石積みの特徴はというと。写真のように、壁は細長い石を積み、その上に掛ける屋根は、平たい石を左右から少しずつせり出して中央で合わせているというところにあります。屋根を支える力は、石の重力だけのため、石積み部分の屋内空間は細い回廊だけに限られています。
一方、ヨーロッパや日本では、一番下段の石をアーチ状に組んでいます。上に乗せた部分の重力を、このアーチで受けているので、石積み建築物でも、内部には広い空間をとることができます。
これらのことは、各種参考書の受け売りではありますが、こんな知識を持ってアンコール遺跡を見るのも一興だと考えます。 -
これも有名な、木の根に囲まれてしまった仏様です。
この写真は、結構鮮明に取れたので、少し自慢できます。 -
東門を入った参道。
此処の部分は、インドチームが修復しているそうですが、欠損部分をコンクリートで埋めてしまっています。この遺跡の本体部分は、密林に埋まっていた時の状態をできるだけ残そうとしているのに、変です。どうも、インド人には遺跡修復のセンスがあるとは思えません。
-
タ・プロームの東門です。
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オールドマーケットで買った蒸留酒です。
入れ物はよいのですが、酒はすごい味がしました。 -
午後は、トンレサップ湖のクルージングです。
といっても、東南アジアに多い、中古自動車のエンジンを付けた木造船です。
トンレサップ湖 滝・河川・湖
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水上生活村を遠望するための観光用の基地。
これも船の上に大きな小屋が建てられています。
周囲には、水草のホテイアオイが沢山浮いていました。 -
観光基地の水槽に置いてあったナマズ。
日本のナマズは、背ビレが非常に小さいのですが、こいつの背ビレは魚の背中の半分以上に達する長さがありました。もしかするとナマズ科ではなく、日本のギギ科ではないかと思えました。なおギギ科は、アメリカナマズと呼ばれている魚です。
右隅のもナマズでしょうが、私は始めて見ました。 -
小学生の下校の風景です。彼らの服装は、日本に居たとしても見劣りしません。
しかし、別の場所にいた、金だらいを小舟にして物乞いする子供達は気の毒でした。かみさんは、この状況を受け入れられませんでした。 -
夜は、近ツリが自慢にしているアンコールパレス・リゾート&スパでのクメール王朝ディナーです。
このホテルは、国道6号からホテル専用のような道路を100?ほど入ったところにあります。地元民とは殆ど交流の無い場所に立っているので、シェムリアップにいることを感じさせません。善し悪しは別として。
食事は、ロビー脇の軽食コーナーのような雰囲気の場所で供されました。味は、想像の範囲以内のものでした。
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