asamiyさんのクチコミ(109ページ)全3,729件

1年前と同じ堺町とおりからメルヘン交差点を左に曲がり、臨港線へと歩く。
この交差点は確かに見どころが多いので観光客がたくさんいて記念写真を撮っている姿が多く見られる。１５分待って蒸気時計が５音階を奏でるのを聞くのもいいかもしれない。

小樽運河(臨港線）と並び小樽を代表する観光地だろう。ショッピングなどほとんど興味がないので、あまり来ることはなかったが、たまには歩いてみるのもいいだろうと思って来た。古い建物を改造して再利用しているところが目に付いた。メルヘン交差点まで来ると堺町通りも終わりだ。

アウトレットだから北一硝子の商品が安く買えることは当たり前だが、表の「試飲販売中」の文字に連られて入ってみた。日本酒ばかりのつもりだったが、北一硝子がワインを直接輸入していることを知って驚いた。もちろんしっかりとワインの試飲をしてみた。

１時間ほど前に見た「旧早川商店」はうだつが片側にしかなかったが、この「旧金子元三郎商店」の建物は両側に「うだつ」がきれいに残っている。
現在は「おたる瑠璃工房 運河店」というアクセサリーを扱っている店になっている。

北運河と呼ばれている小樽運河本来の幅をもっているあたりを歩いているとこの像があった。「カモメを呼ぶ少女」という名前の像だ。右手を延ばしてカモメを呼んでいるということなのだろうか。釧路の幣舞橋にも像が立っていたのを思い出した。

ビールの製造工程は２度ほど見学したが、その時は見学だけでビールを飲まなかった。今回は２２００円で飲み放題ということなので気合を入れてビールを飲んだ。つまみはソーセージとキャベツの酢漬け。６杯ほど飲んだ。ドイツのビール純粋条例に基づいたビールは美味しい。

小樽運河の北端で行ってみた。ここまで来ると飲食店や商店はないので観光客はほとんどおらず、静かだ。埋め立て前の本来の運河の幅を確認することができる。また船から運河の倉庫に荷物を運ぶのにで使われていたはしけが展示されている。

木造の建物がいい味を出している。田中酒造の亀甲蔵には過去２回ほど行ったことがあるが本店の方は今回が初めてだった。店内に掲げられた古い看板に歴史をお感じた。脇に試飲のための部屋があり、そこで日本酒を数種類試飲させてもらった。何も買わずに店を出るのも何なので、せんべいを買ってみた。

１９０５年に建てられたもの。現在は「vivre sa vie + mi-yyu」（ビブレ サ ヴィ プラス ミーユ）という、雑貨屋として使われている。当時の「川又商店」の看板が残っている。１９０４年に小樽で火災があり、その後で建てられたので防火用に「うだつ」がある建物になっている。(写真の左）

何度か小樽に来た時に利用しようと思ったが、この店の定休日に小樽に来ることが多く、３年以上も御無沙汰だった。レンチのセットメニューもいいが、夜のおすすめのメニューを注文をしてビールを飲むのもいい。この日はラム肉を使った料理が気になったが、ボタンエビのマリネでビールを飲んだ。

午後６時過ぎ、もう閉店している店がほとんどだった。地元で獲れたイカや魚を打っている店があるので安心した。こういう市場なら地元の人が買い物に来るだろう。小樽駅近くにある観光客向けの市場では買う気にならないが、こういうところなら早い時間に来て、買い物をしてみたい。

名前の通り寿司屋が並んでいる通り。１人前で２～３千円ほどから。私が何度か行った寿司屋はこの通りにないので、寿司屋通りにある寿司屋には入ったことがない。有名な店の味のほどはわからない。グルメサイトの評価なんて見たこともないし、あてにもしていない。店の前を通り値段を確認するくらいだ。

小樽には何度も来ているが、旧色内駅が復元されていることを知らなかった。ホームとレールが残っており、廃止から３０年も経っているとは思えない。列車が走って来てもさほど驚かないだろう。小樽市が駐車場として使用していたスペースを旧国鉄手宮線と一体の開放的な空間として整備したとのことだ。

昨年１１月にラーメンを食べに狸小路に来たが、その時は商店街を歩かなかったので、アーケードを歩くのは久しぶりだった。
近くに市電の停留所ができて以前よりもアクセスがよくなっているので訪れる人も多くなっているのではないだろうか。

前日に札幌で「はまなす」に乗車した時間から計算する自宅の最寄駅までほぼ２４時間、列車内と乗り継ぎ時間でかかった。そのうち盛岡～大宮間が東北本線に乗車した部分だ。
東北本線は普通列車でも本数が多いので、乗継の待ち時間はそれほど長くないので、ひたすら乗っているだけだ。
盛岡駅で駅弁を買う。座席はロングシートなので車内では食べずらいが、気にせず食べた。
乗車券は北海道＆東日本パスを利用した。

青い森鉄道から岩手銀河鉄道の乗り継ぐ。この線も新幹線開通に伴ってＪＲから分離され、第三セクター化された。おかげで青春１８きっぷでは乗れなくなったが、北海道＆東日本パスだと乗ることができる。
かつての東北本線の有名な撮影地の奥中山を通ったので、ここだけは起きてしっかりと風景を見た。

青森駅で急行はまなすから青い森鉄道の八戸行きに乗り継ぐ。青春１８きっぷだと乗れないが、北海道＆東日本パスだと乗れることが嬉しい。車内ではほとんど寝ていたので、車窓からの景色は見ていなかった。気が付くと八戸駅に着いていた。

「ショピング」ではなく「グルメ・レストラン」に分類されているんだね。小樽にはたびたび来ているが、私自身はここで食べたことはない。食堂がまた増えた気がする。食堂といっても調理したものを出すというより、ご飯の上に海産物を乗せただけというものばかり。初めて北海道に来て、何か海鮮丼でもという人向け。リピーターは少ないと思う。売られているものを見てもカニやホッケ、サケ。土産用のものばかりだ。

小樽駅に降りて三角市場に寄る。その入口に石川啄木の歌碑が立っている。石川啄木が小樽に住んでいたのはそんなに長くないと思うが、確か水天宮にも歌碑があったように思う。啄木がこの歌を詠んだのは、小樽から札幌方面に向かった時だろうか。それとも函館に向かった時だろうか。などと想像してみた。

小樽まで来ると余市まで足を延ばし、ニッカの工場に来ることが多い。何回来てもいいと所だ。工場の建物をさっと見て、足早に試飲会場に行く。もちろんウイスキーを試飲するためだ。異なる種類を１杯づつ、３杯まで試飲できるが、３杯も飲むことはなく、「ニッカ」の社名の由来ともなっているアップルジュースを飲む。
この後は、荷物を待合室のコインロッカーに預けたまま駅前を散策した。