xiaomaiさんのクチコミ全483件

日本時代、日本人が経営するパン屋「富福堂」があった。そこで邱炳星という台湾人が修行し、1930年に友人と「玉山堂」という店舗名で菓子屋を開いた。その後、改めて十字軒を開店。取り扱う商品は、パイナップルケーキや素朴なお菓子の数々。他の方が書かれている「桃饅頭」と言うのは、神様に差し上げるもの。今回、この店がある大稲埕という地域にある廟をお参りする際のお供えを買いに行った。土曜日の午後、店内は多くの客が訪れていた。うれしいことに、1つから購入でき、多くの商品を買って、さまざまな味を愛でることができる。帰国したのちに、友人や同僚に配るお土産にもちょうどいい。大稲埕を訪れた際にはぜひ立ち寄りたい店だ。

玉皇上帝を主祀する奉天宮へ行く際に、たまたま立ち寄った店。とても親切な店主が迎え入れてくれた。スープも意麺も想像以上においしく、さっぱりした味わいは日本人の口に合う。甘めのタレがかけられた鵝肉（ガチョウ肉）も美味。価格はたったの100元。自宅から近ければ、今後もリピートすること、間違いない。観光客が行くにはやや不便な場所にあるが、多くのバスが通る、信義行政中心（奉天宮）というバス停から歩いてすぐ。

大甲に昨年新しいホテルがオープンした。鎮瀾宮から徒歩1分で、夜市のすぐそばという立地のよさ。部屋もきれいだし、パソコンまである。ホテルスタッフの態度も親切、かつ丁寧。ただ、エレベーターがないのが唯一の欠点。もし、キャリーケースがある場合、予約の際に、低層階を希望しておくとよい。なお、英国式のフロアー設定になっていて、2階を1階、3階を2階としているので注意。

彰化を訪れるたびに食べに行く肉圓の店。混雑を避けようと11時に行ってみると、並ぶことなく入店できた。しかし、その後、客が増えていくことはなかった。また、以前よく見かけた裸足で働く店員の姿もなかった。やがて、注文したものが運ばれてきた。まず見た目が以前と違った。食べてみると、味も変わっていた。店員が全員見たことがない人ばかりだったから、経営者が変わったのかと思ったが、未確認。後に彰化の友人に尋ねたところ、「そもそもその店はおいしくない」「観光客が行く店だ」などと言われた。しかし、以前は自分好みの味で、並ばないと入れない店であった。

今回の味では、また行くことはないだろう。非常に残念だ。彰化の友人に地元民が行く店を教えてもらったから、次回はそちらに行ってみようと思っている。

2度目の投稿。この店は月に1度通っているが、お気に入りの炒飯は昼食と夕食の時間帯しか注文できず、今回のように16時過ぎに行くと食べられない。そこで、久しぶりに牛肉トマト麺を注文。麺は2種類あるが、うどんやきしめんのような、刀削麺を強く薦める。この店は、牛肉も麺もスープもおいしく、満足感が高い。ただ、最近の物価上昇で180元という価格になってしまった。やはりどうしても炒飯が食べたく、提供可能となる17時になるのを待って、テイクアウトし自宅で味わった。

朝食〜昼食の時間帯のみに営業している店。メニューは1つしかなく、それは椎茸と肉のとろみスープ。このまま食してもいいが、ご飯、麺などを入れて食べることも可能。甘みのあるとろみスープは日本人の口に合う。北港に行った際、いつも食している。地元民の利用が非常に多い名店で、現在の店主が4代目であることからも、その人気が伺える。店内でも食べられるが、暑い時期はテイクアウトし、宿泊先で食べることを勧める。ネット上には休みがないように書かれているが、不定期で休業することがあるので、この点は要注意。

16時から朝食の時間帯まで営業している軽食店。地方都市である朴子の夜は早く、店は早々に閉めてしまう中、幸福豆漿は夜通し営業しているのでとても便利。売られているマントウ（饅頭）もおいしく、朴子を訪れた際はいつも利用している。今回はチーズのマントウの他、チョコレートのも食べてみた。かじると、中に包まれたチョコレートが口の中に流れ込む。次回の利用時にもまた食べたい。

嘉義に本店を構える聖保羅が朴子にもある。ケーキなども販売されているが、この店の看板商品はQ餅。豚肉でんぶを入れたもののほか、チーズテイストもある。また、韓国で流行している、クロワッサンを平たくしたお菓子も製造している。そもそも進物を求めに行ったのだが、店員が親切で、見た目もおいしそうだったので、自身が食べるものも幾つか買ってしまった。台北、台中、台南、高雄などにも支店があるので、ご興味があれば、HPを参考にされたし。

https://www.saintpaul.com.tw

北港はグルメで有名な町。その代表的な料理の1つがアヒル肉（鴨肉）。台湾各地で食されるもので、南部においしい店が多い。老受は地元客の利用も多く、並ばないと食べられないことが多い。心臓や肝臓などの内臓料理も提供されているが、普段これらを食べ慣れていない場合は、普通に鴨肉飯や生姜鴨肉スープなどを注文することを勧める。それから、並ばずにすぐに食べたいときは、開店時間少し前に行って並ぶといいと思う。1人だと入りにくい雰囲気があるが、気にせず利用したい（気になる場合はテイクアウトも可能）。

嘉義の友人に連れて行ってもらったレストラン。元は郊外にあったようで、のちに現在地に移転した。内部は非常におしゃれな作りになっており、平日の昼に行ったが満席で、予約をしないと利用できないようだった。休日の予約は取りにくいと友人が言っていた。食べた料理はどれもおいしく、また量も非常に多かった。少食者には向かない店かもしれない。場所は日本時代の球児アキラの像があるロータリーの近くでわかりやすい。利用する場合は、無駄足にならぬよう、必ず予約をしてから店に向かいたい。

1930年に日本人医師松浦保が建てた病院で、元々は朴子公医院で、戦後は衛生所となった。黄清木医師が初代所長となり、1956年に買い取り、自身の外科医院兼住宅とした。黄医師は外科医として活躍する以外、嘉義県地方裁判所の法医も兼務した。夫人の黄呉彩雲士氏は薬剤師であったが、のちに朴子中学校の初代校長を務めた以外、県議や国会議員にもなり、地元の政界、教育界で大いに活躍された。いわば、スーパーキャリアウーマンだ。

黄医師の長孫とその夫人が自費にて建物の内外を修繕し、2016年にカフェ兼資料館としてオープンさせたのが清木館。診察室や手術室などが当時の様子で公開されている以外、黄医師と夫人の活躍ぶりを資料で知ることができる。日本時代の建物でおいしいコーヒーを飲みながら、過去の繁栄ぶりを思うのもおもしろい。店内にいる中年女性は黄医師長孫の夫人だ。気さくな人柄なので、中国語ができるのなら、話しかけてみることを勧める。普段はおいでにならないが、運よく長孫にお会いできたら、英語で会話を楽しめる。

1年前にも利用したことのあるこのドリンク店は、朴子内外で名が知られている。台湾の店は無愛想なところが多く、前回この店を使用した際もそう感じたが、今回はフレンドリーさがあった。客商売なのだから、こうあって欲しいものだ。さて、味は前回のクチコミに書いた通りで、さっぱりした味わい。暑い中を歩き疲れた時に飲むとおいしい。前回も今回も「シャンペン味」を飲んだが、次回は違うものを試したい。朴子を訪れたら、ぜひ味わいたいテイストだ。

1年ぶりに朴子に行き、また真好味を利用した。味も営業スタイルも以前と同じで、親子が忙しそうに働いていた。この店の特徴は地元客が多いこと。それは何はともかく、おいしいことを意味する。ただ、相変わらずイートインができない。これは販売することで精一杯だからなのだと思う。観光客にとっては致命的な問題だが、仕方がない。ここで買い、配天宮まで行って、廟の前で食べるなどで対応するしかないだろう。できれば、従業員を雇って、イートインを復活させてくれたらよいのだが、その様子は全くない。

台南に行くたびに通う食堂。揚げたサワラを入れた甘くとろみのあるスープは日本人の口に合う。そこにご飯や麺、ビーフンを入れて食すこともでき、いつもご飯を入れてもらっている。昨今どの店も値上げをしているが、ラージサイズ80元、スモールサイズ60元は良心的。このクチコミを書いていたら、食べたくなってきた。

西門町に用事ができ、ついでに久しぶりにサバヒー粥を食べに満塘へ行った。ここも値を大きく上げたのではないかと思っていたら、10元だけの値上げだった。価格よりも従業員が皆東南アジア人（ベトナム人？）に変わっていたことに驚いた。肝心の味だが、スープは台南でよく食すものと比べたら落ちるが、悪くはない。サバヒーは肉厚だが、油のノリが今ひとつ。でも、産地からおそらく冷凍で運んできているのだろうから、こんなものだろう。日本人にも好かれる味だから、さっぱりしたものが食べたいときは、この店に行ってみるのもいいと思う。

淡水の対岸にある八里に本店があるドーナツ屋が淡水にも店を出している。この店で特におすすめなのは「雙胞胎（兩相好）」と呼ばれる揚げドーナツ。昔懐かしい、やさしい甘みのあるドーナツで、とてもおいしい。ちなみに、「雙胞胎」というのは「双子」という意味。20元という価格も魅力的だ。他にも、タロ芋サンドクッキーやかりんとうのようなものもある。淡水を散歩していて、小腹が空いたら、買って食べてみるのもいいだろう。

淡水に行った際、通りすがって寄った食堂。お祭りの行われている祝日だったせいもあるけれど、客がひっきりなしにやってきていた。注文したのはお薦めのセットで、油飯（おこわ）と肉とろみスープ。正直そんなに期待していなかったのだが、ともにとてもおいしく、日本人の口に合う味だと思った。気に入ったから、翌日の祭り見物の際も立ち寄ったけれど、夕食時間帯であるのにもかかわらず営業していなかった。不定期で休むようなので、この店目当てで淡水に行く場合は、あらかじめ電話で確認したほうがいいと思う。

多くの観光客が訪れる迪化街にあるドリンクスタンド。いろいろなドリンクが売られているが、ここでぜひ味わいたいのは「茅根茶」。茅根の和名は「チガヤ」で、日本全土にも分布している。雑草ではあるが、日本ではその尖った葉は邪気を払う魔除けとして使われることもあったようだ。分類学的にはサトウキビに近く、穂には甘みがある。とうもろこし茶のような味わいを持ち、とても飲みやすく、利尿、消炎、浄血、止血に効用があるとされている。1杯飲んだだけではこれらの効果を覿面に感じることはないだろうが、素朴な飲み物として味わってみるのもいいと思う。

数年前に利用したきり、まったく行っていなかったが、近くで用事があったため入店。注文したのは看板商品である「鶏肉飯」と「清○（米＋果）湯」。人気がある店でも、食べたら大したことはなかったということがよくあるが、久しぶりに食べてここの鶏肉飯はやはりおいしいと思った。清○（米＋果）湯の方も日本人の口に合いやすい味わいだが、食べ終わる前に飽きてしまう可能性もある。しかし、スープの味はとてもやさしい。人に勧められる店だ。

嘉義文化路夜市にあるアボガドミルクの店。アボカドはその味を好まないため、普段食すことはまったくない。そのため、ずっと敬遠していたのだが、地元の友人の強い勧めで飲んでみた。そして、飲まず嫌いであったことが判明。メロンミルクに似た感じの味で、口の中がさっぱりする。今後、嘉義に行った際は必ず毎回飲むことになるだろう。友人によると、プリンを入れて飲むとさらに美味しいとのことだが、プリンなど入れずとも十分によい味わいだ。