家守さんのクチコミ(23ページ)全1,368件

横浜駅東口を出て、横浜中央郵便局横の道を南下すると、ほどなくして帷子川にかかる万里橋が見えてきます。
架設は昭和3（1928）年と大変古いです。
横浜駅周辺は、西口の方が開発され且つ多くの方が行き交っている印象ですが、こちらも多くの方が行き交っています。この橋の上も多くの方が通行しており、割と橋の幅が広いため、橋だと認識していない方もいらっしゃるかもしれません。
歴史はありますが、特にこれといった特徴はないと思いますが、横浜市西区のホームページにはこちらの橋を含む橋が観光スポットとして取り上げられています。結構川が流れており、橋も多く存在しているのですね。橋めぐりも面白いかと思いました。

弁天橋は、JR桜木町駅を出て、みなとみらい線の馬車道駅へ向かう途中の大岡川に架かる橋です。
歴史は大変古く、明治4（1871）年、新橋ー横浜間の鉄道開通前のことです。明治初期の古い地図を見ても、すでに橋がかかっていることが確認できます。
地図から見ると、現在の橋の太さとは反比例にとても細い橋です。現在の橋は、昭和51（1976）年に竣工、それでも40年以上経っているのですね。こうした歴史を知って歩くと、また違った感慨が生まれます。

大分観光をした際に、庚申塔巡りをする途中、宇佐神宮に続く勅使街道を通りました。凶首塚古墳や百体神社などを見学しようと道に降り立つと、道の先に宇佐神宮の鳥居が見えました。一本道の向こうに赤い鳥居、この景色がとても素敵で感動しました。

趣味であちこちの街道歩きをしていますが、こんな景色を見ることができるところは多くなく、果たして観光スポットと呼んでよいかわかりませんが、ぜひ見てもらいたい景色です。
なお、遠くに見える赤い鳥居の先に「呉橋」という屋根付きの橋があります。一般人は通常渡れませんが、そちらも必見です。

成佛寺は、国東半島内の国東市にある天台宗のお寺です。かつての六郷満山霊場の第22番札所になっている、由緒あるお寺です。国東半島内のお寺には、仁王像がいますが、ここは2対いらっしゃいました。
今回は、国東半島をめぐる際に、境内にある庚申塔を見るために立ち寄りました。
ところが、なんと訪問した日は、五穀豊穣、無病息災を記念する修正鬼会（しゅじょうおにえ）が行われる日ということで、皆様いろいろと準備をされていました。その皆様のご厚意でご本尊をお参りさせていただきました。
なお、この修正鬼会は岩戸寺と成佛寺で隔年ごとに開催されており、成佛寺の開催は、2年後になります。

相模国分尼寺跡は、海老名駅から徒歩20分ほどのところにある国指定史跡です。
その昔、奈良時代の天平13（741）年に聖武天皇の詔によって全国に国分寺・国分尼寺がつくられました。相模国（現神奈川県、一部除く）では、この海老名市が選ばれました。

現在は、跡形もなく跡地となっており、国分尼寺跡には、庚申堂が建てられています。
住宅街の中にひっそりと広がる空間ですが、往時に思いを馳せるにはちょうど良いところです。ただし、ベンチはありません。

小田急江ノ島線の湘南台駅から西へ約600mのところにある神社です。訪問時は無人でしたが、七五三が近いこともあって、そのお知らせのチラシが掲示してありました。また、今年はコロナ禍のため例大祭や七五三祈願祭なども中止になるという残念なお知らせもありました。

鳥居や本殿がとても新しく見えて、それがため背景の青空と合わせて美しかったです。

住宅街の中に位置しており、地域の皆様に愛されていることでしょう。

小田急江ノ島線、相鉄いずみ野線、横浜市営地下鉄の各線が乗り入れる湘南台駅から西へ約400mのところにある公園です。公園の西側には引地川が流れており、公園部分は傾斜があります。そのため、公園内も2段に分かれています。駅側の上段には竹林や梅林が、川側の下段には遊具、そして多目的広場があります。
平日日中の訪問でしたが、遊具で遊ぶ親子の姿が見られ、多目的広場ではのんびりしている方がいらっしゃいました。
上段の梅林は、なかなか見ごたえがありそうで、花が咲いた時期に来てみたいと思いました。引地川沿いには桜の木も植わっていますので、春は気持ちよさそうですね。

六角の井は、鎌倉十井（かまくらじっせい）の一つです。鎌倉十井は、鎌倉市内に点在している、井戸のことで、良質な水が湧いていたり、伝説が残っていたりしているところです。

この六角の井の井戸は、石を八角に積み上げていて、六角が鎌倉で、二角が小坪飯島（逗子市）といわれています。
個人的には、逗子市だとばっかり思っていました。

平成30（2018）年の台風で被害を受けて、現在はブルーシートに覆われているようです。
訪問時（平成30（2018）年1月）は、まだ姿を見ることができました。またシートが外される日が来ますように。

杵築から豊後高田に向かう途中立ち寄りました。国の史跡および重要文化財に指定されています。
予備知識ないまま訪問しました。鬼が一夜で築いたと伝わる自然石の乱積み石段を息を切らしながら登ると、左側に巨岩に彫られた大日如来と不動明王の磨崖仏が現れます。
これらの磨崖仏は大変大きくて立派なものですが、ここまで石段を登ってくるのに息も絶え絶えで、感覚がマヒしていました。受付で杖を持っていくように言われたのも、なんとなく納得しました。
磨崖仏のさらに上部に熊野神社がありますので、そちらもぜひ参拝してください。
なお、小さい子連れだったため、帰りの方が大変でした。

熊野摩崖仏の受付近くにある天台宗のお寺です。六郷満山の一つだったという大層歴史のあるお寺ですが、現在は境内のあらゆる像にキンピカシールが貼られている、奇抜なお寺の印象を受けました。
熊野摩崖仏の帰りに立ち寄る方が多く、皆一様に驚かれていました。
熊野摩崖仏訪問の際は、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

大分県豊後高田市は、中心市街地活性化の先進事例として、以前より知っており、今回ようやく訪問することができました。しかし、訪問時間が夕方だったため、有料施設には入館できず、街並み散策をしました。
昭和30年代の面影があちこちに残る触れ込みでしたが、昭和30年代を過ごしていない年代では、それを実感することはできませんでした。
それでも、昭和初期に建てられた旧共同野村銀行やレンガ造りの旧共立高田銀行などの歴史ある建造物や、それぞれ名称がついた商店街など、短い時間ですが楽しみながら散策できました。

昭和の町で有名な豊後高田市の商店街の中に位置する、旧共同野村銀行の建物です。昭和初期頃に建設された建物で、新町1丁目商店街の中にあり、ひときわ目を引きます。
訪問時間が夕方だったため、建物内には入ることができませんでしたが、通常は写真や絵画等のギャラリーとして活用され、入館無料とのこと。次回は、建物内も見学したいです。

国東半島は、六郷満山という神仏習合の独特な山岳文化が今に息づくところです。ここでいう神仏習合とは、もともとの修験道の地がお寺と融合したもので、神様も仏様もいずれも有という珍しいものです。
その発祥の地の碑が、豊後高田市の昭和の町の一角に建てられているわけですが、なぜこの地にあるのかは不明です。なお、碑には「宇佐神宮」「国東半島」と書かれているので、神は「宇佐神宮」、仏は「国東半島」を指しているのだと思います。

大和から町田方面へ続く旧道を歩いて、町田までやってきました。かつての町田は宿場町として大いに栄え、現在も一大商業地として多くの方が訪れています。今回、初めて歴史探訪を目的にやってきたのですが、この勝楽寺の存在も初めて知りました。
JR町田駅から徒歩5分程度のところにある浄土宗のお寺です。ただ、ただのお寺ではなく、境内のあらゆるものが近代化されていて度肝を抜かれました。なんでも、平成20（2008）年頃から道路整備事業により移転したり、新しく納骨塔をつくるなど、新設・改修改装したそうです。境内にエレベーターもあるのが、さらに驚きでした。
ちょうどお彼岸時期の訪問だったため、多くの方がお参りにいらしていました。お墓参りでもない私は、恐る恐る見学させていただきましたが、開門中は自由に見学できるということなので、ぜひお近くにいらした際は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

浄運寺は、町田市原町田にある日蓮宗のお寺です。町田の商業地の中心部に位置していますが、ひとたび境内に入ると、その喧噪はどこへやら、ゆったりとした時間が流れています。
訪問時は、ちょうど桜も咲き始めており、それを見に来たのか、あるいは喧噪を避けたためかわかりませんが、多くの方が境内にいらしていました（なぜか参拝はしていませんでしたが）。
このお寺の出入り口前の道は、かつての絹の道（浜街道とか町田街道とも）の宿場町。ぜひそんなことを頭の片隅に入れながら訪れてみてはいかがでしょうか。

宗保院は、JR町田駅から歩いて7～8分ほどのところにある曹洞宗のお寺です。
訪問時、JR町田駅のターミナル口を出て、最短距離で訪問しようとしたのですが、なんと裏から入ることになってしまい、墓地の中を失礼させていただきながら本堂に到着しました。表門から入るには、ぐるっと回る必要がありますので、お気を付けください。
本堂は、割と近代的な建物ですが、山門が大変立派で、山門内の仁王像も見ごたえがあります。
近くには、町田天満宮や勝楽寺、相模原市内ですが鹿島神社や青柳寺などの寺社仏閣が点在していますので、散策してみてはいかがでしょうか。

町田・相模大野から座間方面へ向かう旧道歩きの途中に立ち寄りました。その旧道は、相武台を抜けた後、この谷戸山公園内を通って、星谷寺方面へ続いていました。この公園前後は車の往来が激しい、あまり歩きたくない道でしたが、公園の中は自然豊かで大変気持ち良い空間が広がっています。
夕方にさしかかっていたので、公園内をすべて散策できませんでしたが、公園のほぼ中央部にある水鳥の池で、ゆっくりさせてもらいました。カモらしき鳥がいたほか、すぐ隣の湿性生態園でカワセミに出会いました。その湿性生態園では、子供たちがザリガニとり。
公園の南側には旧道が通り、庚申塔などの石塔も見られます。また、機会見つけて訪問したいです。

恵光寺は、小田急小田原線の座間駅から、歩いて7～8分のところにある浄土真宗のお寺です。小田急線沿いに立地していますが、今回初めて存在を知りました。実際に訪問してみて、知らなかったのは境内らしいスペースがなく、建物も近代的と、全体がお寺らしくない空間だったためかと思いました。
建物前に駐車場らしきスペースがあり、そこにある案内によると、定例法話会などが行われているようです。

今福薬医門公園 (旧今福家住宅)は、JR相模線及び小田急小田原線の厚木駅から歩いて約15分ほどのところにある旧家です。現在は、公園として一般開放されています。
主屋や米蔵などの主要な建物は残っていませんが、嘉永6（1853）年築の立派な表門や弘化4（1847）年築の文庫蔵などが残されており、さらに敷地内は非常に緑に覆われています。バナナらしきものやガマの穂があるのが、とても興味深かったです。
平成30（2018）年に国の登録有形文化財に指定されています。どなたでも無料で見学できますので、散歩がてら立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

町田天満宮は、小田急・JR町田駅から歩いて約10～15分程度のところにある、菅原道真公を祀った神社です。
ちょうど時節柄学業成就のためか、お祓いをされている方が多数いらっしゃり、参拝者も多数いらっしゃって、とても驚きました。そんな皆様の間をぬって、お参りさせていただきました。
今回は、大和から町田方面へ続く旧道を歩いてやってきましたが、その旧道沿いからは外れています。しかし、八王子と横浜を結ぶ旧道沿いに原町田の宿場が栄え、そこに住まう方々を中心に多くの方が参拝に訪れたことでしょう。
天満宮のホームページによれば起こりは天正年間の1580年頃とのこと。広々とした境内に立派な社殿に、納得です。町田駅周辺は大商業地ですが、こうした歴史資源が点在していますので、その目線からの散策をする際に、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。