家守さんのクチコミ(20ページ)全1,368件

東武伊勢崎線の館林駅近くにありました。
かつてこの地に所在した善導寺の境内にあった井戸です。城沼に住む竜神の妻がお寺を守るためにこの井戸に入ったことから竜の井と呼ばれるようになったそうです。
それほど離れていないところに「青龍神社」という神社があり、そこにも井戸がありますが、なんとこちらの井戸と竜の井が続いていたと言われているそうです。
いずれも、現在も水がこんこんとあふれていました。

久しぶりの出張時に、乗り換えで降りた館林駅周辺を散策した際に出会いました。
昭和13(1938)年築という古いこちらの建物は、芸妓屋業と甲種料理業を兼ねた二業見番組合の事務所として建てられました。二業とは、芸妓屋業と甲種料理店業の二つを指すそうです。国登録有形文化財でもあります。
外観は、複雑な構成に見えます。2階には練習舞台があるそうです。
現在は、活用されているのかわかりませんでしたが、それほど劣化しているようには見受けられませんでした。

横浜市内には、多くのレトロ建築物が点在していますが、このビルもその一つです。
竣工は昭和5(1930)年。ただし、平成7(1995)年に1～4階部分のファサードのみを残して、地上10階のビルが建てられました。主にオフィスビルとして使用されているようです。
こうした取り組みは、全国あちこちで行われており、かつての歴史的建造物のファサードのみでも残すことは、後世に名を残すことができる、良い取り組みだと思います。
今回は、次の用があったためゆっくり見学できず、次回は建物に近づいて見学してみたいです。

三井物産横浜ビルは、日本大通り沿いにある近代建築で、明治44(1911)年竣工、昭和2(1927)年に増築しています。
建築時期を見てもわかるとおり、関東大震災（大正12(1923)年）発生したあとも倒壊を免れた、貴重な建物です。
日本通り沿いには、このビル以外にも神奈川県庁や横浜地方裁判所などの歴史的建造物が並んでおり、そちらも必見です。
また、イチョウ並木が続いており、建物見学とセットでお楽しみいただけます。

現在の横浜市開港記念会館が建っているところは、岡倉天心が生まれたところだそうです。
岡倉天心の名前は知っていましたが、どのようなことをしたのか良く知りませんでしたが、近代美術の発展や文化財保護に尽力した方だったのですね。どうりで、自分とはあまり接点がないと思いました。
とはいえ、著名な人が生まれ育ったと考えると、感慨深いものがあります。横浜市開高記念会館横に記念碑が残っていますので、散歩途中にでも立ち寄って思いを馳せてはいかがでしょうか。

馬車道沿いに、少し変わったモニュメントがあり、「日本写真の開祖 写真師・下岡蓮杖顕彰碑」と記載されています。

伊豆の下田生まれの下岡蓮杖は、日本人初の写真師と言われている方で、文久2(1862)年に初めて横浜で写真館を開いたそうです。
なかなか苦労されたそうですが、その苦労の甲斐があって、こうして後世に名を残しています。名を残すことを目指していたわけではないと思いますが。
何にせよ、現在はスマートフォンで誰もが手軽に撮影できる時代の先駆者として敬意を表したいです。

このモニュメントがある馬車道沿いには、様々な歴史的遺構がありますので、ぜひ散策しながら探してみてください。

馬車道通り沿いの一本裏、馬車道十番館前にあります。
その名の通り、当時の貴重な交通手段であった牛馬のための水飲み場です。元々大正6(1917)年に磯子区にあったもの昭和45(1970)年にこちらに移設されました。
普通に歩いていると通り過ぎてしまう小さなものですが、横浜の歴史を物語る貴重な遺構です。

現在の横浜市開港記念会館が建っているところは、以前横浜市制施行まで、町政を執った町会所がありました。
なんと、案内板を見るに、時計塔がついた、とても素敵な洋風建築だったようです。その後、明治39年に焼失し、跡地に冒頭の会館が大正6年にできて、現在に至っています。
横浜の近代化の歴史は、決して深くありませんが、一つ一つにドラマがあって、非常に面白いです。

現在の横浜市開港記念会館が建っているところは、かつて時計塔がついた素敵な町会所という建物があり、そこで市政施行まで町政を執っていました。
その町会所の中に、横浜商工会議所（当時は横浜商法会議所）があり、創立100周年の昭和55年に、記念碑を建立したそうです。
なお、現在はシルク博物館横の産業貿易センタービル内にあるようです。
横浜には、歴史がたくさんあって面白いです。

横浜市中区にあるレトロビルです。竣工は、戦後昭和25(1950)年。すでに半世紀以上が経過しています。令和2(2020)年12月に、解体されるというニュースを聞いてから約3ヵ月後、もう解体されてしまったかと思いつつも足を運ぶと、まだ建物は健在でした。

太平洋戦争後に、横浜市内にて初めて建設された高層ビル（地上6階地下1階）ということで、当時はさぞセンセーショナルな建物だったと思います。
現在でも、近隣のビルに引けをとらない、立派な建屋。ロケ地としても活用されたそうです。

日本大通り沿いの横浜公園を出て、日本大通り沿いの一番公園よりにあるレトロ建築物・旧関東財務局横浜財務事務所です。

昭和3(1928)年築です。日本綿花株式会社横浜支店事務棟から旧関東財務局横浜財務事務所を経て、現在は横浜DeNAベイスターズがTHE BAYSとして活用しています。

建物前の大通り沿いでは、外国の方が食事をされていました。ちょうどイチョウが良い感じに色づいてきた頃、気持ちよさそうでした。

横浜のレトロな風景を彩ってくれる貴重な建物です。

相鉄線相模大塚駅近くにある神社です。
梅や桜の木が多く植わる、地域の鎮守の森的な雰囲気があります。
社殿は、2回曲がって到着する、変則的な参道になっています。参道途中の両脇にお稲荷さんが鎮座していますが、ご時世柄みんなマスクを着けていました。
梅の木は、青い梅がたくさんついていて、嬉しくなりました。春の時期は梅に桜に、華やかな空間になること想像できます。また、その頃に訪れてみたいと思いました。

相鉄線相模大塚駅から歩いて4～5分ほどのところにあるカフェです。
仕事を兼ねての相模大塚訪問時に、こちらの施設を利用しました。外食は久しぶりです。
とてもお洒落な雰囲気のカフェで、中も開放的。訪問は平日お昼前でしたが、コロナ禍なのか、先客は1組で、帰る際にも3組いるくらいでした。
そのため、席は各組とも離れて食事できました。また、パーテーションも設置されています。
ちなみに、事前予約が可能だったので、予約してから行きました。

レディースプランをチョイス。前菜サラダにバゲット、メイン（ピザ、パスタ、リゾット等からチョイス）、デザート（ケーキ等）、ソフトドリンク飲み放題。金額に対して、大満足です。いずれも美味。量も多め。おススメしたいお店です。

鈴鹿明神社は、座間市観光協会発行の観光マップによれば座間郷の総鎮守。
創建は、欽明天皇の時代（539年～571年）頃と大変古く、境内も想像以上に広々としており、総鎮守というのもうなづけます。
年が明けてから1月も後半に差し掛かるころにもかかわらず、なかなかの賑わい。今年は初詣の分散を呼び掛けたにしても、さすがです。
参拝客がいない日がないかもしれませんが、誰もいない空間に身をゆだねながら、ゆっくりと参拝したいと思いました。

小田急小田原線座間駅南側から西北西に緩やかなカーブで続く坂があります。この坂が梨の木坂です。座間市が発行している「坂道ウオーキングガイド」によれば、長さは182メートル。高低差はそれほどありませんが、昼でもうっそうと生い茂る森林部を通過していることから、なんとなく通るのを躊躇してしまいます。
しかし、たくさんの方が歩いており、また車の往来も激しいので、心配ご無用です。

坂の名前の由来は不明で、江戸時代に書かれた「座間古説」に「梨の木諏訪坂」と記載があるとのこと。「諏訪」の方は、途中「諏訪明神」があるため、そこから付けられていると思います。

公園入口にある公園名が記載された石板には「昭和40年」との記載があり、さらに「座間町立諏訪の上遊園地」と記載されているのが興味深いです（座間市になるのは昭和46(1971)年）。
さて、遊園地と名のついたこの公園、ブランコ、すべり台、ジャングルジム、雲梯、鉄棒、砂遊び場と一通りそろっています。昨今主流の複合遊具はないのが、「町立」の石板とリンクしているようで、これまた非常に面白く感じました。
時間が遅かったため、お子様は誰も遊んでいませんでした。
なお、公園のすぐ近くに諏訪明神があり、公園名の「諏訪」は、ここからきていると思われます。

三峰神社は、神奈川県立谷戸山公園内の片隅に位置する神社です。今回は、公園に立ち寄ってからきたので、なんなく社殿に到着できたのですが、正式には、西側から続く参道（階段）を登ってたどり着くもので、なかなかハードです。
社殿周りも木々に覆われて眺望は望めませんが、木々の中に身をゆだねていると、とても心が落ち着きます。日がだいぶ西に傾いてきていたので、暗くなってきていましたが。
なお、神社の南側に走る道路が、災害防除工事のため、参道入口部が丸裸になっています。しかし、隣の谷戸山公園がとても良く、この神社も公園再訪の際に、また参詣したいと思います。

神奈川名木100選だというシラカシを見るために、栗原神社を参詣しました。
正面向かって拝殿の右側に植えられていましたが、柵がしてあって近くに寄れません。県が設置した案内板もよく見えず、肝心のシラカシのまわりにも立派な大木が植わり、十分な観察ができませんでした。
訪問者が撮影してくださった写真に写る県の案内板を見ると、標高20メートル、樹齢は約500年（推定）。
今回は諸々の関係で十分な時間がとれず、リベンジ訪問したいと思います。

横浜の弘明寺から座間の星谷寺へ続く巡礼街道歩きの際に、少し道を逸れてこちらの神社に立ち寄りました。目的は、神社内にある神奈川名木100選のシラカシを見ること。
シラカシは、他にも巨木があり、目立ったものではありませんでしたが、それ以上に神社の格の高さにビックリしました。
境内は決して広くはありませんが、必要にして十分な広さの中に、社務所が右側にあり、正面に拝殿。社殿前に小さな池があり、太鼓橋も。今年は、分散しての初詣が推奨されているためか、正月明けてだいぶ経つのに、短い滞在時間ながらも参拝者がたくさんいらっしゃっていました。
そうした方々に交じって、コロナ禍が早く収まるよう、参拝しました。

趣味と実益を兼ねて、巡礼街道を歩いた際に立ち寄りました
巡礼坂と名付けられた坂を下ると、目久尻川にぶつかります。目久尻川にかかる橋横に、この神社があります。
由来を見ると、昭和59(1984)年に目久尻川の改修によって、現在に移転したそうです。
創立年代は不詳ですが、江戸時代にはあったそうです。明治に入り、栗原神社に合祀されましたが、疫病がはやって再び遷宮され、その際に現在の龍蔵神社と名前を変えたとのこと。
こぢんまりした社殿でしたが、とてもきれいにされていて、好感が持てました。なお石碑には「龍藏神社」と記載されています。