安宿探求所さんのクチコミ(60ページ)全2,618件

東武鉄道鬼怒川線で休日を中心に運行されるSL大樹号。始発となる下今市駅には蒸気機関車の方向転換用の転車台があり、その周囲は見学施設として開放されています。
入線時刻に合わせて行けば、C11が煙を吐きながら開店する様子を間近で見ることができます。（入線時刻は東武のホームページで公開中）
SL展示館含め駅構内にあるため乗車券があれば跨線橋を渡るだけ。またJRや車で来ても駅の入場券（150円）で見学可能です。
下今市駅自体が昭和レトロを前面に出した雰囲気で、旧跨線橋を活用したギャラリーがあるなど色々と楽しめるスポットでした。

JR水郡線の常陸太田駅の北側にある長さ600メートルほどの商店街。
商店街の位置する場所は馬の背状の台地になっていて、その姿が海に浮かぶ鯨のように見えることが「鯨ヶ丘」の名の由来になっているそうです。
土蔵づくりや町屋づくりの古い建物が多く残され、坂上から見おろす景色も風情があり散策が楽しめます。古い街並みを無理に保存しようというのではなく、自然な感じで建物が残っていることが好印象でした。
訪れた時はひなまつりイベントが開催され、商店街の各店のショーウィンドウにも色々なひな人形が飾られ華やかさを演出。
車の場合、梅津会館前の無料駐車場が利用できます。

オフィスビルの大手町タワー地下にある商業ゾーン。
東京メトロ東西線と丸ノ内線の連絡通路にも当たり、段差はあるもののエスカレータで移動が可能です。
テナントは飲食店と雑貨関連のショップがメイン。全体的にこじゃれた雰囲気の店が多く、おじさんがランチを食べるのであれば、隣の大手町ビルか大手町ファーストスクェアをお薦めします。
地下2階の広場では各地の物産展などのイベントが頻繁に行われ賑やか。この広場は大きな吹き抜けになっていて昼間は外から自然光が取り入れられています。大手町タワーの1階にある「大手町の森」の緑も映えて気持ち良い空間です。

東京駅地下1Fの駅ナカ施設グランスタにある「銀の鈴広場」を久しぶりに訪れました。
現在ショーウインドー内に設置されている銀の鈴は4代目とのこと。意匠が細かく、光線によって時間とともに色が変わるなど、シンプルなデザインの先代と比べると見せる要素が強くなったように思われます。
1階に置かれていた頃の第3代目は親しみやすく、「金さん・銀さん」ブームの時は特別に「金の鈴」が仲良く並んでいた記憶があります。
変わらないのは今でも東京駅改札内の待ち合わせスポットであるということ。ベンチもあって新幹線改札内を除くと貴重な休憩スポットでもあります。

下仁田町で毎年6月から7月の1か月間開催される「あじさい祭り」。
祭りの会場となる下仁田あじさい園には、3ヘクタールの敷地に約2万株のあじさいが植栽されています。
丘の斜面上に順路が設けられているため階段や坂道などアップダウンが多く歩くのは大変ですが、上から下からと様々な角度から色とりどりの花を見られることが特徴。途中に展望台もあり高台からの眺望も楽しめます。
遊歩道はウッドチップが敷かれ歩きやすく、竹で作られた杖も入口で貸してもらえます。

キリスト教の思想家・伝道者であり、また文学者として多くの著作を残した「内村鑑三」墓が多磨霊園にあります。
墓石は横長で上部が緩やかな曲線を描いた形、日本で最初の洋型墓石と言われているそうです。また表面には「I for Japan,Japan for the World,The World for Christ,And All for God.」の文字が刻まれ、キリスト教の伝道者らしさを感じます。
広い墓所内には長男の内村祐之墓、内村家墓の墓石も並び落ち着いた雰囲気。
お墓がある8区は多磨霊園の表門から真っ直ぐ進み300メートルほどの場所。東京ドーム27個分もある広大な多磨霊園にあっては比較的訪れやすい場所です。
8区1種16側29番
（多磨霊園では区ごとに案内図があり、それを見て種番側番を特定するのが早道です）

仁徳天皇を主祭神とする調布市の神社。京王線西調布駅から多摩川方面に向かい500mほど、坂を下る途中に位置します。
現在の所在地は調布市下石原ですが、江戸の頃は上石原村に位置し同じ村内の近藤勇生家が氏子だったそうです。慶応四年に新選組からなる甲陽鎮撫隊を率いた近藤勇がこの神社の方向に拝礼し戦勝を祈願したと境内の解説に書いてあります。
壁面に彫刻が施された本殿は市の有形文化財にも指定。新緑の樹々に覆われた境内は清々しさを感じました。

JR南武線の稲城長沼駅から近い高架下にある観光案内所。建物内は稲城市の観光スポットの紹介だけでなく、特産品の販売や喫茶スペースもあり。
そしてこちらの目玉は高さ3.6mの「ガンダム&シャア専用ザク」のモニュメント。稲城市出身のメカニックデザイナー大河原邦男氏に関連するプロジェクトを同市が進めていることもあり、その一環として2体の像が格納庫のようなスペースに収まっています。
訪れたのは朝6時前と営業時間外（昼間もコロナ禍で休業中）でしたが、シャッター越しに眺めることができました。
また隣接する「いなぎペアパーク」には、ガンダムのデザインマンホール、「装甲騎兵ボトムズ」の「スコープドッグ」のモニュメントもあり見どころ多し。
なお南武線の高架下はツバメの巣が多く糞害にはご注意を。

稲城市の南多摩駅から稲城長沼駅にかけて約1.1キロに及ぶ細長い緑地。
江戸時代以降、多摩川から取水し農業用に張り巡らされた大丸用水の一部が今でも残り親水公園として整備されています。
水辺の散策路は花などの植物も多く散策が楽しめるほか、所々にポケットパークや庭園も配置されのんびりできるスポットです。
散策路は用水に合わせ屈曲しているため慣れていないと進む方角が分からなくなってしまいます。

2017年7月にオープンしたショッピングモール。
府中駅南口地区では、「伊勢丹・フォーリス」、「くるる」に続き、この「ル シーニュ」は締めくくりの再開発事業に当たります。
特に伊勢丹の撤退が囁かれる中、ル シーニュにはどんなキーテナントが入るのかと期待していましたが、結局核となる大型店は入居せず、集まったのはどこの街にもあるようなチェーン店が主体。あまり個性が感じられず、わざわざ出かけたくなるような魅力にも欠けています。
地下の駐車場は利用する店舗によってサービスがあったりなかったり、またサービス内容もバラバラで分かりにくく、かつ各店買上金額の合算もできないなど統一感なし。
最近になってやはり伊勢丹が去り、くるるのトイザらスも撤収してしまいました。このままでは調布や聖蹟桜ヶ丘、国分寺など近隣エリアとの競争は厳しいのでは？

観光施設が集積する紋別港の一角に立つ「カニの爪オブジェ」。
高さが12メートルもあるオブジェはオホーツク沿いの街を象徴するかのようで記念撮影スポットにもなっています。
その巨大さは近くから見て感じるだけでなく、海に浮かぶオホーツクタワーの展望塔から海越しに、そして山の上にある紋別公園からもその姿をはっきり眺められるなど色々な楽しみ方が。
元は1983年に行われた「流氷アートフェスティバル」に合わせ、「鮭の親子」「ピラミッド型」のオブジェとともに制作されたそうです。何でも流氷の時期にはこれらのオブジェが海に浮かんでいたとのこと。
カニの爪だけでも残っていることは喜ばしい限りですが、他の2体も是非見たかった！

2007年に元の市民会館をリニューアルした文化施設。
1・2階がコンベンションホール・会議室・音楽練習室・料理講習室などがある市民会館、3～5階が中央図書館のフロア構成。
オープン以前の中央図書館は大國魂神社の脇にありフロア面積も小さく窮屈でしたが、移転後は広々とし蔵書も相応に多く、自分の読書欲をノーコストで充たしてくれます。
「鉄」系や60～70年代の特撮関係の書籍も充実、「こんな本が図書館にあるんだ！」と行くたびに探求心を掻き立てられのも魅力です。
府中市と相互に図書館利用できる9市の住民の方でも借りることが可能。
地下には70台分の駐車場があり、30分以内に出庫すれば無料です。

アーバンネット大手町ビルの1階に立つ赤い幾何学模様を組み合わせたようなモニュメント。
一見よく分からない物件ですが、側面には極めて簡単な解説があり、また当時の東京市外電話局の建物が台座部分に描かれています。
江戸の頃、大手町2丁目に当たる地区は面積が広い藩邸が置かれたこともあり、明治維新後はそのまま官庁として転用され、その後電話局や印刷局が設置されたようです（ここから近い鎌倉橋の袂にこの地区の解説があります）。
こうした歴史的な背景を知っていると、ちょっとしたスポットでも楽しめるかもしれません。

青春18きっぷを入手したので、今市を訪れるのに修学旅行電車以来40年以上ぶりに利用。
宇都宮でやって来たのは「いろは」と呼ばれる205系を観光用に改造した車両でした（普通乗車券で利用可）。
車内にはクロスシートが並び、また元4ドアの中間2扉を潰し座席にしていますが、外観からはいかにもドアがありましたという跡があり、ちょっと中途半端な印象。
特急をはじめひっきりなしに列車が走る東武とは対照的に、JRは1時間に1本程度の運行と不便です。
「いろは」のような観光風の車両を走らせたり、線内各駅の表示をレトロ調にしたりと工夫は見られますが、いずれも小手先だけといった印象で東武との差は歴然、イマイチでした。
数少ない利点は県都のある宇都宮駅に立ち寄れ、餃子を食べられることくらい？

戊辰戦争で官軍に最後まで抵抗した庄内藩酒井家の江戸屋敷跡を記す標柱が大手町フィナンシャルシティノースタワーの一角に設けられています。
標柱の側面には「平成元年12月致道博物館東京友の会建之」とあり、30年以上経っているとは思われないほどきれいですが、鶴岡の致道博物館長の方のブログによれば、大手町の再開発後に化粧直しをしたようです。
庄内藩と言えば鶴岡出身の作家藤沢周平の数々の作品でモチーフとされ、藩の江戸屋敷も度々登場します。屋敷跡周辺には日本橋川以外に往時を偲ぶものはないものの、多くのビジネスパーソンが行き交う場所で想像を膨らませるのも良いでしょう。

府中街道の御殿坂の途中に山門がある真言宗の名刹。
境内の解説板によれば、創設は今より1100年前の貞観元年と古く、八王子城主北条氏照や徳川家康の帰依も厚かったとのこと。明治15年の火災で仁王門以外は焼失し現在の本堂は昭和42年に建造されたようです。
本堂の右手には樹高が25メートルもあるイチョウの木があり圧倒されます。こちらのイチョウは府中の名木百選にも指定。
本堂の左側には奥へと道が連なり競馬場通り側にも小さな門があります。門の周辺は竹林が茂り良い雰囲気。本堂で折り返さず裏手側も訪れることをお薦めします。

昭和の金融恐慌に蔵相として対処、その後第20代の内閣総理大臣を務め、「ダルマさん」の愛称でで親しまれた「高橋是清」墓が多磨霊園にあります。
墓所は奥行きがあり、表から見る以上に墓石は大きく立派です。訪れた時は周囲にツツジが咲き墓所に花を添えていました。
お墓がある8区は多磨霊園の表門から真っ直ぐ進み300メートルほどの場所。東京ドーム27個分もある広大な多磨霊園にあっては比較的訪れやすい場所です。
8区1種2側16番
（多磨霊園では区ごとに案内図があり、それを見て種番側番を特定するのが早道です）

こちらの口コミでは調布市国領町から府中市本宿町まで国道20号線とほぼ並行する道路のことを指しているようですね。
「旧・・・街道」と名が付いている通り、道路沿いには寺社仏閣や史跡など歴史を感じられるスポットが所々あり。
調布駅や府中駅周辺は商業施設も多く車も人も混雑します。車で通行する場合、一部の区間を上手く利用すれば国道20号線渋滞時のエスケープルートにはなります。

旧甲州街道と旧鎌倉街道が交差する地点に郷土かるたの石標があり、わずかに府中宿があったことを示しています。
交差点の向かいには高札場が今でも残り、また東寄りには大國魂神社があるため往時の賑わいを何となく想像することはできるのですが...
府中宿についてもう少し知るのであれば、市内の郷土の森博物館に行かれることをお薦めします。

京王線府中駅の北側に位置する公園。
面する通りには桜並木があり春先には花見が楽しめます。また園内のひょうたん池で梅雨の時期ごろには大賀蓮を見ることもできます。
公園には市民プールとテニスコートが隣接しているほか、通りを挟み反対側には高校野球の予選が行われる野球場や陸上競技場もあり。
私は競技場での陸上競技大会に出場する際は、この公園で準備やウォーミングアップを行います。広くはないものの木陰が多いので夏の暑さを凌ぎやすく、非舗装のため脚に優しいのも良い点です。