ちゃんさんのクチコミ(6ページ)全1,022件

　ソウル市内方面の、空港鉄道と平行するルートとはまったく別の方向に向かう、長大な海上アクセスルートです。仁川市街地や水原など、首都圏南部方面に向かうバスが経由します。海を渡り、仁川の市街地を海から望む絶景ルート。仁川大橋を渡るため、あえて首都圏南部へアクセスする価値はあります。

　出国審査を終え、ターミナルビルの扉を開ければ、全国各地とを結ぶリムジンバスの乗り場が待っています。空港に乗り入れるあらゆる交通機関の中で最も近く、券売機でもクレジットカードが使えて極めて便利です。
　一方の空港鉄道の駅は、１フロア上がって長い連絡通路を歩き、さらに２階下った位置にあります。成田や羽田の空港駅よりやや遠い程度の距離ではあるのですが、なんせバスの乗り場が近い分、遠く感じられてしまいます。
　もちろんバスより分かりやすい交通機関なので、特にはじめて訪韓するのなら、多少歩いても空港鉄道をおすすめします。

　入国審査場の右端には「優待審査レーン」があります。対象者は歩行が困難な障害者、７０歳以上、妊婦、そして子どもと同伴家族です。英語では５歳以下、韓国語では満６歳以下と書かれていて、どちらが正確かまでは分かりませんでした。
　この優先レーンの表示が分かりにくく、長蛇の列になっている審査待ちの列を１往復してようやく見える位置にあります。対象者の方は列に並ばず、審査場の右端をのぞき込んでみて下さい。

　国際線と国内線が、滑走路を挟んで対峙する福岡空港。両ターミナル間の連絡バスは、滑走路の端を迂回するように走ります。コロナ禍のさなかに連接バスが導入され、おいおいガラガラなのに大丈夫か！？と心配しましたが、入国制限の解除とともに本領発揮。日によっては、積み残しが出かねないほどの混雑を見せています。
　地下鉄に乗るため国内線に向かおうとすると、一旦逆方向に向かう形になり、バスが混んでいる時には乗ったものか考え物。博多駅方面のバスに乗るか、いっそ地下鉄東比恵駅までタクシーに乗った方がよいかもしれません。

　博多から長崎に行く際には、新幹線で過ごす時間よりも、武雄までの在来線特急「リレーかもめ」で過ごす時間の方がずっと長いです。３車種あるうち、７８７系で運用される列車は多彩な設備が自慢。賢く選んで利用しましょう。
　３～４人のグループなら、ボックスシートがおすすめ。半個室になっていて、大きなテーブルを囲んで旅を楽しめます。ネット予約では予約できませんが、変更可のきっぷであれば一旦別の席で予約して、窓口で変更すれば追加料金なしで利用可能です。特に３人なら、３人分の料金で４人分の席を占有できますので、お得感があります。

　短区間で乗り換えを要するため、前評判そこ高くなかったものの、開業後は堅調に利用者を獲得している新幹線です。
　海沿いの隘路だった長崎本線に比べ、一直線の新幹線のスピード感はさすが。武雄までの在来線も規格が高く、常に全速力な印象です。乗り換えの手間こそ増えたものの、早く、スムーズになったように感じられます。

　浦上駅から徒歩圏内のショッピングセンター。屋上に観覧車があり、山がちな地形ゆえに市内を一望！というわけにはいきませんが、山の中腹にまでびっしりと家が並んだ長崎の街の特徴をよく掴めます。
　１階には、市内バスのバスターミナルあり。というか施設自体が長崎バスのもので、私鉄のターミナルビルのような存在といえます。

　往路は有明海沿い、復路は大村湾沿いを走る、西九州を周回する観光特急です。もともとは「はやとの風」と「いさぶろう・しんぺい」で活躍していた車両を転用したもので、１・３号車に乗ると「はやとの風」のイメージが残されいます。２号車はラウンジカーとしてフル改造され、まばやく輝く車内に感嘆しました。
　午前便では事前予約で、「特製ふたつ星弁当 佐賀牛二段重のり弁」2,800円、佐賀牛すき焼きのり弁1,600円を販売しています。ほろりと柔らかな肉はどちらもおいしく、要予約、必食です！

　改造には億単位の予算をかけた観光特急。近年流行りの、食事をセットにした高価な団体列車ではなく、特急券があれば乗れる一般の特急列車です。内装は豪華賢覧で、お得といえるかも。
　本来の走行区間である熊本～人吉間が災害で不通のため、現在は阿蘇方面でアルバイト中。肥薩線の復旧へは課題山積みですが、はやく本来の運行区間に戻れるよう祈っています。

　２０２３年３月に、ターミナルがリニューアルオープンした空港です。内装には東京五輪で使われた県産材をリサイクルしており、木の香りが漂うビルに仕上がっています。
　保安検査後のエリア内の店舗やレストランを充実させたのが特徴で、飛行機に乗るならさっさと保安検査をパスするのが得策です。一方で保安エリア外の店舗は少なく、見送りの人と一緒に食事するなら、選べる店はかなり限られます。「飛行機に乗らずとも遊びに来れる空港」を目指した福岡空港とは対極的です。

　熊本駅と肥後大津駅を結ぶ、乗り合い型のジャンボタクシーです。運賃はなんと無料。空港から豊肥本線沿線へ行く際はもちろん、熊本市内へ出るのにも定時制に優れたルートです。
　空港までは山間の集落を経由して、意表を突かれます。カーブが多く揺れる場所も多いので、乗り物酔いに弱い人は辛いかも。早めに乗って、前の席を抑えることをオススメします。

　子どもをターゲットにした、熊本～別府間の観光特急です。中でも３号車はビュッフェ「くろカフェ」に、親子シート「白いくろちゃんシート」、そして子ども向けプレイルームの「くろクラブ」と、子どもには嬉しい設備が目白押し。
　ボールプールや絵本など、接触機会の多い「くろクラブ」はコロナ禍で長らく閉鎖されていましたが、ようやく解放。台湾からのファミリーも大勢乗っていて、ボールプールはちびっこ同士の国際交流の場になっています。しかも担当の客室乗務員さんは韓国人で、三ヶ国の交流で盛り上がっていました。

　八重洲口の地下にある、プラレールの専門店。豊富な品揃えに、ミニジオラマもあって我が子は大喜び。東京駅で時間ができた時にはとりあえず立ち寄るスポットです。
　大丸の「デパ地下」に隣接しているので、パパは我が子とプラレール観賞、ママは旅の道中の ご飯の買い出しといった具合に、「分業」もラクラクこなせます。切符売り場の行列に並ぶ時にも有用で、幼児のいる家庭なら知っておいて損はないと思います。

　東武鉄道オフィシャルの博物館。鉄道車両だけではなく、バスやロープウェイの実物まで展示してあります。入場料は２００円と激安な上に、障害者割引は半額、さらに付添は２名まで半額になります。公営の博物館でも２名まで割引くところは知らず、大変良心的で感心しました。
　必見なのは東向島駅のホーム下にある「ウォッチングプロムナード」。本線を走行する電車の足元を観察できます。特急車両も姿を見せ、我が子は大興奮！ 何度でも連れてきてあげたいスポットでした。

　都心部では地下鉄ネットワークを形成する１路線ですが、東部で地上に出ると高架区間となり、長い長い鉄橋もあって、メトロらしくない路線です。快速運転まであり、地下鉄というより、大手私鉄の郊外区間のようなイメージ。早くて快適、運賃も安いです。

　鳥栖駅から道路を渡って徒歩２分、駅前立地のビジネスホテルです。隣はショッピングセンター、周囲は飲食店が多く、便利な立地です。
　この価格帯のビジホには珍しく、トイレと風呂がセパレートなのがポイント。ただし脱衣所兼トイレ兼洗面所の奥に浴室があるという変則配置です。風呂は狭いものの洗い場があるのは嬉しいですね。
　廊下が屋外になっており、部屋も直接外気に面しているのにびっくりします。部屋にはクロゼットがない代わりに、ベッド下が大きな収納になっているので、何泊かの滞在にも使えそうです。

　東西線の高架下にある、地下鉄をテーマにした博物館です。入場料は２００円と安く、障害者手帳があれば半額の１００円となります。
　さらにミュージアムショップの記念品も、鉄道博物館などに比べると割安。気軽に買ってあげられるので助かります。さすがは、もともと準公営の施設です。

　柳川の川下りは何社もの船会社があり、競争が激しいです。今回は、柳川駅に案内所があり、柳川観光きっぷでも乗れる、西鉄とも関連が深い柳川観光開発さんを利用しました。
　幼子を連れていたので、乗り場までは無料シャトルバスで移動したくて、案内所でバスの時間を尋ねました。ところが案内の方は、しつこく歩くことを勧めます。
　「小さい子を連れているので、待ってでもバスに乗りたいんですが」
　「次の特急が来るまで、バスは出発しません。歩いた方が早いです」
　「次の特急って、あと５分で着くじゃないですか」
　「…申し訳ありません、東口から出ます」
　同行者とも顔を見合わせるほどの不快な対応。川下りそのものはよかっただけに、案内所の対応が残念でなりませんでした。

　八女や柳川など、福岡県南を中心にネットワークするローカルバス会社です。２０２３年からは全国共通ICカードが使えるようになりました。
　久留米市内にも１路線を有しており、西鉄バスが幅をきかせる中で肩身が狭そうに走っています。JR久留米駅や西鉄久留米駅では端に追いやられていて、一見さんにはなかなか見つけられないバスです。ただ西鉄バスの穴を埋めるような時間帯を走っていることもあり、空いているので助けられることも多いです。

　博多と釜山を結ぶフェリー航路です。往路は昼行便で、昼の玄界灘を５時間半かけて渡ります。平行するクイーンビートルに比べ時間はかかりますが、設備が充実した船でのんびりクルーズ気分で渡るのも悪くはありません…天候さえよければ。
　私たちが乗った日はクイーンビートルが欠航になるほどの高波で、博多湾を抜けてほぼ５時間、大きな揺れに耐えることになりました。そんな日は免税の酒を飲んで、昼寝に堕ちるのが勝ちです！