ナオさんのクチコミ(28ページ)全862件

　中央自動車道を諏訪インターチェンジで下りた私たちは、まず峠の釜めし「おうぎや」諏訪店に立ち寄りました。
　峠の釜めし「おうぎや」諏訪店は、広いドライブインになっていて、釜めしを入手できるだけでなく、ここに寄れば、このあたりの信州の土産がたいがい揃います。
　私たちは以前から峠の釜めしのフアンで、横川駅には釜めしを買うためだけによく行っていましたし、横川駅が売り切れの時など、峠の店までわざわざ買いに行っていたものです。
　今は、殆どここ「おうぎや」諏訪店で買っています。

　白樺湖は八ヶ岳中信高原国定高原に属する池で、湖面標高は１４１６ｍ、周囲は３・８ｋｍあります。
　白樺湖のバックに聳えるのは、日本百名山の蓼科山２５３０ｍで、蓼科山とのコラボレーションは素晴らしく絵になる風景です。１年を通じて美しいですが、秋の紅葉の頃と、氷の張った冬の白樺湖が特に好きです。
　白樺湖の周辺にはホテルや旅館、民宿が立ち並んでいます。温泉もあります。
　天然日帰り温泉「すずらんの湯」近くには、「八臣（やおみ）の雫」と呼ばれる天然水が湧き出ています。地下２００ｍから湧き出ている体に優しい弱アルカリの超軟水です。

　レイクサイドホテル「三幸閣」は、天然温泉の宿です。私たちがこの宿を選んだのも、天然温泉があるからです。ここの湯は、アルカリ性単純温泉で、３４・８度の温泉が湧き出ています。この温泉は、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、打ち身、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え症、病後回復期、疲労回復、健康増進などに効くそうです。
　レイクサイドホテル「三幸閣」には、麦飯石粉（ヘルストン♯５００）を使った泥湯もあります。
　私たちが泊まった部屋からの眺めはよく、白樺湖や蓼科山がよく見えました。秋の白樺湖、きれいだったです。

　虎渓山永保寺は、夢窓疎石が建立した臨済宗南禅寺派の禅寺です。
　永保寺は、２００３年の火災で本堂と庫裏が全焼しましたが、鎌倉末期に建てられた国宝の観音堂と開山堂、国の名勝・池泉回遊式庭園はそのまま残り、多くの観光客や参拝客が訪れています。国宝の観音堂や開山堂、名称庭園など見所がいっぱいです。
　私たちは信州に行く途中、中央自動車道の虎渓山パーキングエリアに車を止め、そこからぶらぶらと歩いて参拝しました。２０分もあれば十分行けました。

　私たち夫婦が信州に行く度に、よく立ち寄る中央自動車道上り線パーキングエリアです。
　ちょっと旅気分「虎渓山永保寺と修道院を散策」の案内文に誘われて、車を虎渓山パーキングエリアに置いたまま、パーキングエリアの外に出て、永保寺まで歩いてみまた。 徒歩２０分で、国宝の観音堂や開山堂のある虎渓山永保寺まで行けました。

　私たちは御正体山に登りに行ったとき、登山情報を入手しようと、道の駅どうしに立ち寄りました。親切に教えてもらえ、安全コースから登山でき、ありがたかったです。
「道の駅どうし」には、変わった形の大きな鐘があります。いくつもの鐘が吊り下げられて出来ています。この備え付けられたいくつもの鐘の澄みきった音、本当に素晴らしいです。　
　また自然が豊かな憩いの村・道志村は、名水にも恵まれています。道の駅どうしには、「道志七里　清流の水」があります。私も飲んで見ましたが、甘い美味しい水でした。
　もちろんここでは、道志村のお土産も購入できます。私は味噌漬けなどの漬物、手作り刺身こんにゃくなどを買いました。

　御正体山に登りに行った際、夫婦で利用させていただきました。
　窓を開ければ大きく大室山が見え、涼しい風が入ってきて、自然がいっぱいの中でとても癒されました。
　取れたての地元のものを使った天ぷら、焼き魚などの料理は、体に優しくとても美味しかったです。
　「椿荘」はキャンプ場も運営しており、私たちが泊まった日の朝、横浜方面からアウトドアでバーベキューを楽しんだり、テント泊をする人々が何組も訪れていました。

　烏帽子岳２６２８ｍは鋭く尖った鋭鋒で、登攀意欲をかきたてます。頂上直下には鎖場もあります。鎖場は結構好きな私達には、楽しい山です。
　また、頂上大岩の上の居心地は最高で、展望も良く、三百六十度の大パノラマを楽しめます。　
　北を見れば烏帽子岳の岩峰の向こうに、蓮華岳、針ノ木岳から立山、剣岳まではっきりと見てとれますし、西を見れば薬師岳の山々、目前には大きく２００名山の赤牛岳、南には三ツ岳から野口五郎岳が迫り、その先には水晶岳も見えています。
　

　日光山輪王寺・大猷院二天門は、私達が訪れた時、ちょうど修復工事がなされていました。
　大猷院の二天門は日光山内で一番大きいと言われている門ですが、私達に見えたのは、門の上部に掲げられた後水尾天皇の筆によるという｢大猷院｣の額だけでした。
　二天門の名前の由来の、表門に祀られた｢持国天｣と｢広目天｣の二天にもお目にかかれず、とても残念でした。
　裏側には、雷神と風神が置かれ、｢雷門｣とも呼ばれていますが、こちらも見ていません。
　そういうことで、今回の評価は、あまり参考にしないでください。
　ただ、仁王門から二天門に続く石畳は神奈川県根布川の名石が使われているそうなので、意識して歩きました。

　日光山輪王寺・大猷院夜叉門は、４体の夜叉が祀られているので夜叉門の名があるのだそうです。
　重要文化財の夜叉門は、牡丹唐草の彫刻で飾られていることから、牡丹門とも呼ばれています。その彫刻は見事で見とれてしまいます。
　夜叉門の石段下には、鼓楼と鐘楼があります。鼓楼、鐘楼の周辺には、１０万石以上の諸大名から奉納された唐銅の灯籠が、３３対(６６基)あります。

　日光山内最奥の徳川三代将軍家光公の廟所、｢日光廟大猷院｣と書かれた大きな石柱の立つ日光山輪王寺・大猷院にやって来ると、見えているのが仁王門です。
　入口で拝観料５５０円を支払って境内に入り、まず潜るのがこの仁王門です。
　両妻流破風造りという建築方だそうで、８つの脚があるのが特徴だそうです。
　仁王門には、密迹金剛と那羅延金剛の２対の金剛像が安置され、門を守っています。

　日光山輪王寺・大猷院は、徳川三代将軍家光公の廟所、つまり家光公の墓所というわけです。
　家光公は、死んだ後も家康公にお仕えするとの遺言を残したそうで、その意思を受け、四代将軍家綱公の命によりここに祀られたのだそうです。
　そういうわけで、大猷院は東照宮に向いて建てられています。
　日光山輪王寺・大猷院の拝殿、相の間、本殿は、大棟梁の平内大隈守応勝の手によるものだそうで、国宝となっています。
　家光公が東照宮を模倣することをはばかったので、東照宮と異なり、大猷院は目立たない部分に技巧が凝らされています。色も、東照宮が白と金と黒とを基調にしているのに対し、大猷院は金と黒と赤が基調になっています。
　私達が日光山輪王寺・大猷院を訪れた時、ちょうど特別公開がなされており、家光公とその両親の位牌を拝むことが出来ました。家光公の御生母は浅井家の三姉妹の一人、お江の方です。
　偶然の幸運で、日光山輪王寺・大猷院の特別公開に行き合わせたこと、色んな意味で感動です。
　

　日光二荒山神社本宮に参拝しました。
　日光二荒山神社は霊峰二荒山(男体山)を御神体としてお祀りしている山岳信仰の神社です。御祭神は二荒山大神である大国主命と妃神とその御子神で、ここに御参りすれば、家内安全、商売繁盛、農業、漁業、交通、良縁、子授け、安産、子育など幅広い御利益があります。
　今から約１２００年前、二荒山に霊気を感じた勝道上人が、日光に本宮神社を建てて以来、二荒山神社は関東の守り神として、広く信心されてきたのです。
　日光二荒山神社は明治以後は国幣中社に格づけされてきました。
　今日光は、世界遺産に指定され、世界中から観光客が訪れています。

　日本三百名山の高原山に登りました。
　高原山というのは、鶏頂山や釈迦ヶ岳、大嶽山、明神岳など幾つかの山をまとめた総称です。
　日本三百名山には一等三角点のある釈迦ヶ岳が選ばれていますが、鶏頂山は約千七百年前に開山されたという霊山です。そこで私達は鶏頂山と釈迦ヶ岳の両方に登って来ました。
　有料道路の日塩もみじラインから、鶏頂山荘の所まで行き、そこから歩きました。まず鶏頂山に登り、それから大嶽山を通って釈迦ヶ岳まで行きました。
　修験道の山なので、何か霊気が伝わってきて、気持ちがシャキッとしました。

　日本三百名山の高原山に登りに行き、有料道路の日塩もみじラインを車で走り、峠の茶屋白滝ドライブインに立ち寄りました。まだ朝早かったので、店は閉まっていました。
　そこで、白滝を散策しました。白滝は、落差１５ｍと大きくはありませんが風情のあるいい滝です。 秋の紅葉の頃はさぞかし美しいことでしょう。

　鬼怒川公園駅近くにある｢鬼怒川温泉ホテル　沢風｣は、高原山登山を目的に鬼怒川を訪れた私達にとって、登山口から近く、低料金で、登山客の私達にとっては嬉しい宿でした。
　家族用の貸切露天風呂の時間限定の無料サービスもありました。２０分と短いのですが、久々に夫と一緒に温泉を楽しみました。
　食事はバイキング様式でした。

　日本ロマンチック街道と呼ばれる国道１２０号線で、群馬県側から金精峠トンネルを抜けて、栃木県の奥日光に入り、日光白根山から下って行くと、前方に大きく男体山が見えてきました。
　男体山２４８４ｍは信仰の山で、別名を二荒山と言い、頂上には二荒山神社奥社があります。私達夫婦は１９９７年に一度登ったことがありますが、その時は頂上からきれいに中禅寺湖が見えていました。
　今回は登山ではなく、男体山は眺めただけですが、どこから見てもかっこよく、きれいでした。
　街の燈りかけた明かりの向こうに見えた男体山もが大きく素敵でした。

　栃木の景勝１００選にも選ばれている湯滝は、竜頭の滝、華厳の滝と共に、奥日光三名瀑の一つでもあります。
　湯滝は湯ノ湖から流れ落ちる滝で、高さ７０ｍ、幅２５ｍで、水量の豊かな滝です。
その流れは湯川となって、戦場ヶ原を流れ下り、竜頭の滝から中禅寺湖にそそいでいます。
　湯滝の滝壷近くの湯川で釣をしている人がいました。まるで、釣り人が自然の中に溶け込んでいるように見え素敵でした。

　竜頭の滝は、湯滝、華厳の滝と共に、奥日光三名瀑と言われています。湯川の水が、男体山の噴火で出た溶岩の急峻な岩の上を流れ下って来たもので、幅１０ｍの滝が長さは２１０ｍに渡って続きます。
　竜頭の滝の名前の由来は、滝が途中で二股に分かれて流れ落ちており、滝で縁取られた木々の緑や岩の部分が、竜の頭に見えるからだそうです。そう思ってみれば、確かにそう見えます。
　竜頭観世音が祀られている近くに、竜頭の滝の滝見台があります。竜頭の滝はここからの展望が最高です。
　竜頭の滝の滝見台は、茶屋にもなっており、土産物、蕎麦、うどんなどが売られており、また栃木の特産物として、施無畏団子　湯葉を使ったゆばソフトなどもありました。夕方でしたが、茶店もまだ開いており、私達以外にも観光客がかなりいました。

　華厳の滝は、袋田の滝、那智の滝と共に日本三名瀑と言われています。
　中禅寺湖から流れ出した大谷川にかかる華厳の滝は、高さが９７ｍあります。轟音を響かせながら、垂直に落下する滝は迫力があります。　
私は華厳の滝は三度目ですが、一度目は雨の日の霧の中、轟音だけで何も見えず、二度目は崩れて流れが変わったとかの後で、こんな幻想的な夕方の華厳の滝は初めてです。同じ滝でも、訪れた日の天気や時間によって、色々な表情をみせてくれるものですね。
　滝を見るエレベーターはすでに止まっていたので、下の方までは見えませんでしたが、十分に満足しました。