旅行のクチコミと比較サイト フォートラベル

織田グレイシー道さんのトラベラーページ

織田グレイシー道さんのクチコミ全125件

条件をクリア
エリア
カテゴリ
並び順

  • ホテル
  • ショッピング
  • グルメ・レストラン
  • 交通機関
  • 観光スポット
  • 基本情報
  • なくてはならない二大北寄貝産地を結ぶ手堅い中距離航路(其の参)

    投稿日 2023年10月16日

    八戸港フェリーターミナル 八戸

    総合評価:3.5

    22時発で4便の「シルバーエイト」が北海道民の帰りの足として不動の鉄板になっているのだが、徒歩の乗船客が他の便で北海道に戻るのは事実上不適当なためどうしてもごった返してほとほと困って仕方のない便(往年の大垣行き夜行列車状態)になってしまう。

    三沢に在る寺山修司記念館の帰路には是非とも津軽海峡フェリーの青森~室蘭便を使いたい所ではあったが月曜欠航のため、已む無く八戸~苫小牧で北海道へ戻らざる得なくなり両フェリーターミナルまでの足は室蘭・苫小牧共に高速バスを使わざる得なくなった経緯があったのだ。

    そんなシルバーフェリーでも唯一愉しみがあった。
    そう、八戸フェリーターミナル食堂の成吉思汗定食である。
    この定食にありつくにはシャトルバスではなく、市営バスで最寄りの停留場から徒歩15分かけてターミナルへ来なければ19時半のラストオーダーに間に合わない訳である。
    半年ぶりにありつく成吉思汗定食は、焼尻島のサフォーク羊よりも安くて量もあり旨かったのは最早言うまでもない。

    4便のシルバーエイトはかれこれ通算3度目の乗船となってしまったが、いい加減このドライな仕様のフェリーの付き合い方も分かって来たので帰路の鉄板便として今後も割り切って乗船するのも悪くはなくなってきたようだ。
    クソ狭い脱衣場の風呂にも乗船後にすぐ入るのではなく明け方を狙って入れば混雑も回避できるし、高出力タイプの電子レンジを含めて異常に厨房系が充実したエイトの船内設備を有効活用して十和田バラ焼きなどをチンしてみるのも面白そうである。

    あと入港間際に流れる80年代の即興ソングと思しき「〽若い仲間のシルバ~フェリ~♪」なる迷曲にも慣れてきたので、来年あたりは八盛号とのなかよしきっぷを購入して遠野成吉思汗など食しに行くのもまんざら悪くはない。
    岩手へのアクセスとして宮蘭航路を復活するか釜蘭(釜石~室蘭)航路を新設して貰いたい。

    余談だが八戸フェリーターミナルの橋本環奈系の黒髪ロング+前髪パッツン受付嬢がコケティッシュだったので来年も参拝してみようかとも思う(了)

    旅行時期
    2023年10月
    コストパフォーマンス:
    2.0
    燃料代高騰に便乗してなかよしきっぷ千円値上敢行
    人混みの少なさ:
    2.0
    やたらめったらごったがえす大衆フェリー
    乗り場へのアクセス:
    3.0
    八戸市営バス「上浜名谷地」から徒歩15分
    車窓:
    2.5
    苫小牧港付近まで深夜航路につき眺望なし

  • 寺山修司記念館にほど近いモール泉の大衆浴場と寺山食堂のコラボ

    投稿日 2023年10月15日

    市民の森温泉浴場 三沢

    総合評価:4.5

    寺山修司記念館の帰りにセットで立ち寄るべきなのが、ここの市民温泉「湯っこ」と近くにある寺山食堂「おおせっか」であると断言したい。

    寺山修司が生前愛して止まない昭和レトロな風味の定食が頂け、しかも小川原湖が望める大衆温泉に漬かれば三沢航空祭だけの来訪では絶対味わえない真の三沢の良さが体感できるのである。

    食堂には寺山定食の他に三沢ほっき貝定食や三沢バラ焼きも頂けるので、再度来る機会があれば是非それらも頂きたいと心に誓ったほどである。

    温泉は何やら函館の谷地頭温泉のような雰囲気の大衆温泉で、サウナもあるので存分にととのうことが出来て破格な220円の入浴料は実に有難い。(但し石鹸とシャンプー持参要)

    旅行時期
    2023年10月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    2.0
    シャトルバスがないと厳しいものがある
    泉質:
    3.5
    モール泉の単純温泉
    雰囲気:
    4.0
    完全に地元民向けでマイカーで御用達

  • 「書を捨てよ、三沢へ出よう」鬼才・寺山修司のシュールでアナーキーな記念館

    投稿日 2023年10月15日

    寺山修司記念館 三沢

    総合評価:4.5

    三沢航空祭の際に駅に置いてあった旅行ガイド「来て!みさわ」を持ち帰って読むと、三沢に所縁の有った寺山修司の男前な肖像写真にじわじわくるものを禁じ得なかったのが嵩じて津軽海峡フェリーの青蘭航路に乗った後の目的地として当記念館に白羽の矢を立て、(釜臥)山を捨てて三沢へ行く事に決めた。
    蔦温泉に行くか釜臥山登山にするか散々迷った挙句に決めた経緯もあったのだ。

    実は寺山修司の存在を知ったのは死後半世紀近く経過してからであるが、劇画「あしたのジョー」主題歌の作詞と力石徹の葬儀委員長を務めた経歴があり間接的に関わっていた事が分かった。
    あと図書館蔵書の小説も何冊か読んでみたが、非日常的(かつ不衛生的)なシュール(かつアナーキー)な文章にいささか引くものを禁じ得ない反面、非合理的で浪花節的な一面も併せ持ち一般人とは対極の存在であることに変わりなかったようだ。

    三沢駅東口から無料のMISAWAぐるっとバスに乗る事30分でようやく辿り着いたが、余りの遠さに唖然としたのは言うまでもない。
    記念館は何やら芸術家のアトリエとかオブジェのような様相を呈しており、中を見物すると非日常的でシュールな世界観が所狭しとばかりこれでもかとでも言わんばかりに配置されていた。
    しかし、氏の描いた原稿や芸術作品の類は沢山ある机の引き出しを懐中電灯で照らしながら閲覧するという手の込んだ演出が盛り込まれ、氏の小説で描かれていた世界観である寺山ワールドが噴出して止まなかったのだ。

    そればかりか、記念館の周囲には遊歩道があり小川原湖や小田内沼の景観も堪能できるという何とも贅沢な設計になっており、氏の小説をあと何冊か読んだら再び訪れてみたくなるだろろう。
    余談だが、記念館からほど近い寺山食堂で昭和レトロな寺山セットを食い倒れするのも愉しみの一環である。

    旅行時期
    2023年10月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    2.0
    シャトルバスを利用しないと絶望的な僻地
    コストパフォーマンス:
    4.0
    550円と割に内容が濃い
    人混みの少なさ:
    4.0
    コアな層しか訪れないので空いてるが必ず客が居る
    展示内容:
    4.5
    自ら机をこじ開けないと展示物が出てこない

  • 第三セクターで屈指の韋駄天ぶりを発揮する東北本線の末裔路線

    投稿日 2023年10月15日

    青い森鉄道 青森市内

    総合評価:4.0

    実は三沢航空祭を筆頭に過去にそうとう乗り込んでいだ路線であり、地元のJR北海道よりも遥かに活用していたりする鉄道である。
    今回は三沢の寺山修司記念館へ行く目的を作り、青森から三沢経由で八戸までほぼ全線乗り通したため、クチコミで紹介する事にした。

    言うまでもなく青い森鉄道は東北新幹線の並行在来線であるが、貨物ひしめく東北本線の遺産を引き継いだため車輛こそ何の変哲もない東北管内の標準交流車輛ではあるが、直線区間と駅間距離が長いため各駅停車こそあれ評定速度が百キロ台の新快速に肉薄する高速走行を身上としている。

    そのためJR北海道の鈍足特急より乗っていてキビキビと痛快な乗り心地であり、往年の寝台特急583系の走りを彷彿されてくれる韋駄天の第三セクター路線である。
    入線してきた電車は二両編成のロングシートでいささか興覚めしたのだが、走り出すと外観に似合わない疾風怒濤の韋駄天走行の虜になってしまったのだ。

    そして忘れてならないのが三沢航空祭や青森ねぶた祭では欠かす事の出来ない足となるのだが、せめてイベントの時位は編成を増やして貰わないと首都圏名物のラッシュ地獄の景観を呈してしまうのが風物詩となってしまうのが痛い。
    あと航空祭後の三沢駅での誘導が杜撰で2度も酷い目に遭わされまくったので何とかして貰いたい。

    あと青い森鉄道はシルバーフェリーと「てつなかきっぷ」で提携してるので、利用次第でコスパに優れた旅ができることを付け加えておこう。

    旅行時期
    2023年10月
    コストパフォーマンス:
    4.0
    三セクの割には安いしフェリー会社とのタックあり
    人混みの少なさ:
    3.0
    普段は空いてるが、三沢航空祭では地獄のラッシュ
    乗り場へのアクセス:
    5.0
    往年の東北本線だけにアクセスに死角なし
    車窓:
    4.0
    景色は基本単調だが陸奥湾の絶景と高速走行

  • 15年間の沈黙を経て不死鳥のように蘇りし青蘭航路(其の弐:青森編)

    投稿日 2023年10月15日

    青森フェリーターミナル 青森市内

    総合評価:4.5

    10月から津軽海峡フェリーが新航路の青蘭航路を立ち上げた経緯は(室蘭編)を参照して貰うとして、二か月ぶりに青森港に来ることになったが青函フェリーとは全く違う目線の航路となった。
    まずフェリーターミナルが斜め向かいになったのと、接岸岸壁が最東端になったためホールディングブリッジではなくこれまた車輛甲板からの下船となったので船からターミナルまで結構歩かされたことである。

    そして午前3時に下船したので、始発バスまでターミナルで時間調整する事になるが、幸いなことに近所にファミリーマートがあるので買い出しには事欠かなかった。

    いっそ青函フェリーとターミナルを共用して貰いたかったが、何気にプライドの高い津軽海峡フェリーは自社ターミナルを独立して立ち上げたから却って使い勝手が悪くなった。
    そんな事より「御船印」にでも加入して貰いたかったし、室蘭便もあと一往復増設して最新鋭の「ブルーハピネス」も投入して貰いたいのが正直な所ではある。

    始発バスで青森駅まで行くつもりだったが、時間を持て余してしょうがないので徒歩で駅西口まで歩いてみたが、意外な事に30分で辿り着いたので時間に余裕のある時は健康のため青森フェリーターナルまで歩いて行く事を勧めたい。

    旅行時期
    2023年10月
    コストパフォーマンス:
    5.0
    海割ウォークで格安
    人混みの少なさ:
    4.0
    深夜時間帯なので空いている
    乗り場へのアクセス:
    3.5
    青函フェリーターミナルの斜め向かい
    車窓:
    5.0
    青森港のアスパムと青森ベイブリッジの眺め

  • 15年間の沈黙を経て不死鳥のように蘇りし青蘭航路(其の壱:室蘭編)

    投稿日 2023年10月15日

    室蘭港フェリーターミナル 室蘭

    総合評価:4.5

    今は亡き東日本フェリーが自社経営破綻を理由に青森と室蘭を結ぶ航路を15年前に撤退して以来、貴重な青森までの航路を失い不遇をかこった室蘭であるが、2024年問題のお陰で津軽海峡フェリーより復活する事になったのは周知の事実である。
    さらに室蘭フェリーターミナルは室蘭駅から歩いて10分程度の立地条件の上、駐車場も無料のためアクセスし易いのが実に有難いだけに航路撤退は残念無双であった。

    そこで三沢の寺山修司記念館に行く目的で利用してみる事にしたわけだが、室蘭航路の最大の美点はスペクタクルな白鳥大橋の渡航にあったので明石海峡大橋との比較を兼ねて乗らない訳には行かなかったのだ。

    室蘭焼き鳥を買い込み、更にフェリーターミナルの自販機に冷凍の焼き鳥弁当まで売ってたのでそれも調達していざ乗船。
    ホールディングブリッジ設備がブルーマーメイドとは合致しないため、意表を突いて青函フェリーのように車輛甲板からのワイルドな乗船となった。

    実は「ブルーマーメイド」は以前から馴染みの船で函館に住んでいた頃にねぶた祭でお世話になった上に、津軽海峡横断の際の新日本海フェリー「すいせん」から避航船として目視できた船である。
    内海造船製の8820トンで20ノットの船で、基本設計は「シルバーブリーズ」と同一設計であるが、津軽海峡フェリー4隻中で最古参の船が室蘭に派遣された格好となったわけだ。
    改めて観察すると確かに「シルバーブリーズ」と同じようなレイアウトの船内設備だが、いささか年季が入ってきたように思われた。

    さて室蘭港を出港すると日本製鐵などのコンビナートの灯がひしめいて呉を彷彿させたが、目玉商品ともいえるライトアップされた白鳥大橋を渡航するショータイムが出航して30分も経たぬうちに訪れるわけである。

    半年前位に阪九/名門大洋フェリーで明石海峡大橋を渡航した体験が病みつきとなり、再び室蘭で吊り橋の渡航を満喫できるのがフェリー旅の醍醐味であろう。
    支間長こそ明石海峡大橋の半分でこそあれ、夜の白鳥大橋を海上から眺められるのは完全復活したフェリー航路の賜物であるのは最早言うまでもない。

    吊り橋の見物を終えた後は、愉しみの室蘭やきとりをレンジでチンして頂くのが津軽海峡航路での鉄板行事になってしまったわけである。

    惜しむらくはこともあろうに帰りの航路が休航で日中の白鳥大橋を眺められなかった事であるが、機会があれば下り便も利用して駒ヶ岳や地球岬など噴火湾の絶景も刮目してみたいものである。

    旅行時期
    2023年10月
    コストパフォーマンス:
    5.0
    海割ウォークのお陰で格安で乗船
    人混みの少なさ:
    4.0
    開設したばかりなのでさほど混雑はない
    乗り場へのアクセス:
    5.0
    室蘭駅から徒歩10分
    車窓:
    5.0
    何と言っても白鳥大橋の渡航に尽きる

  • 鬼のように超あっついTTNE親方監修の「鬼サウナ」で鬼も人も整うテルマエの一大テーマパーク

    投稿日 2023年08月21日

    登別温泉 登別グランドホテル 登別

    総合評価:5.0

    青函フェリーの時刻表の最終頁に「鬼サウナ」なる男気溢れるサウナとTTNE親方の男前姿が目に刺さり、居ても立っても居られなくなり、遂に清水の舞台から飛び降りる覚悟で二千円の入浴料を払って登別に怒涛の進撃を敢行してしまった。

    それまで登別温泉を利用するときは「夢元さぎり湯」以外は全くの圏外だったが、この男気溢れる鬼サウナに入らずして登別の真髄を騙ることができないと確信した。

    驚くべきことに客層の大半が大学の体育会系連中でごった返していたのを鑑みても、若者のチャレンジャー精神に火をつける存在のクリチカルなサウナであることは疑う余地のない事実のようだ。

    そんなこんなで110℃の「鬼サウナ」に入湯して余りのあっつさに5分でKOしてしまったが、何やかんやで4ラウンドも挑戦してしまったほど病みつきになってしまったのだ。

    「鬼サウナ」以外にも神通(赤鬼)羽釜&龍田(青鬼)羽釜はもとより、登別の代名詞たる硫黄泉の露天風呂やら水深1.5mの樽水風呂やら日高山脈の八ノ沢を彷彿させる天然に近い滝すら表現され、限られた空間に精妙かつ芸術的に配置された舞台効果にTTNE親方の企画力の凄さにア然として打ち震えたのは言うまでもなかった。

    旅行時期
    2023年08月
    利用目的
    観光
    利用した際の同行者
    一人旅
    1人1泊予算
    2,500円未満
    アクセス:
    5.0
    登別バスターミナル向い
    コストパフォーマンス:
    5.0
    2千円で2時間満喫できたのでコスパ最高
    接客対応:
    4.0
    丁寧だが日帰り客に対してはどことなく素っ気ない
    風呂:
    5.0
    硫黄泉と鬼サウナ絶大なるコラボ

  • 北海道本島の傍らに米粒のようにぽっかり浮かぶサフォーク種原産の牧歌的な小島

    投稿日 2023年08月15日

    焼尻島 苫前・小平・羽幌

    総合評価:4.0

    サフォーク種の羊肉が旨いという前評判だけで、成吉思汗マニアの自分は居ても立っても居られなくなり焼尻島まで読んで字のごとく焼肉を食しに行く事にした。
    高速船を使い9時前に迅速に上陸してお目当ての肉を平らげようとしたが、ターミナル隣の焼肉屋の開店が昼間際なので周囲12キロの島を徒歩で一周して腹を空かせる事にした。

    フェリーターミナルにあったガイドマップを片手に歩くこと2時間半で難なく島を一周して、北海道というよりは沖縄の島を歩いてるようで起伏も殆どなく、オンコの林が久高島の聖地(行った事がないが)のような風情だった。
    徒歩でのんびりと牧歌的な景観を堪能したが、どういうわけだか牧場にはゴトシープのように黒い頭をしたサフォーク種が一頭たりとも居なかったのには面食らった。
    だがしかし水平線上に浮かぶ利尻冨士を筆頭に隣の天売島や北海道本島のお冬さん岬の絶景にありつき、北海道観光の穴場的存在の離島情緒を満喫できたのは言うまでもない。

    ちょうど焼肉屋の開店11時頃に島内一周を終わらせて、念願のサフォーク種の成吉思汗(ではなく網焼き)を三千円払って食ってみた。
    確かに羊肉特有の赤身や癖が無く歯応えも弾力があって生焼けだと噛み切れないほどで、羊と言うよりは山羊に近い品種のように思われた。

    まあ希少種なので仕方のない話だろうが、三千円にしては肉の量が少なく羊肉特有のコクがないため自分的にはちと物足りなさが禁じ得なかったのが正直な感想である。
    厚真や長沼あるいは八戸フェリーターミナル食堂の成吉思汗のほうが同じ量のランチ定食なら半額で済み、しかも肉の味も羊特有の深みとコクと力強さが好みなのでサフォーク種の旨味はいささか過大評価を禁じ得なかった。
    おそらく羊肉独特のクセを受け入れない者に好まれる品種なのだろう。

    焼尻島の後は翌日に士別のめん羊牧場まで足を延ばしてサフォーク種の成吉思汗をハシゴするつもりだったが、本種が味覚の琴線に触れないので取り止める事にした。
    島を去ったあとすぐさま羽幌で日帰りを決め込んで翌日、近場にある石狩当別の某焼肉屋で成吉思汗の仕切り直しした方がコスパに優れ味覚や嗅覚にも納得できたのが何とも皮肉な話ではあった。

    旅行時期
    2023年08月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    3.0
    天売島より手前だけにアクセスは良い
    景観:
    5.0
    沖永良部島とか南大東島チックな景観かも?
    人混みの少なさ:
    3.0
    本命がオロロン鳥の天売島だけにさほどでもない

  • 入浴設備はいたって立派だが尊大な接客スタンスに難あり

    投稿日 2023年08月18日

    とままえ温泉ふわっと 苫前・小平・羽幌

    総合評価:2.5

    以前、稚内へ行く著中に国道から見てやたら目立つ温泉が苫前温泉だった。
    だが当時は先を急いでいたためスルーしたのだが、今回は焼尻島へ行くついでに日帰り入浴に立ち寄ろうと思い、行脚の汗を流す事にした。

    どうやら宿泊施設もあり日帰り入浴も行う施設らしく、券売機で入浴券を買おうとしたところ手持ちだった高額紙幣の五千円札では清算できずにフロントの女性従業員に直接会計して貰おうとうとしたところ、無言で両替した千円札を渡され後は券売機で買えと言わんばかりだった。
    そして大浴場へ行こうとしたら、別の男性従業員から「お客様、入浴券出して下さい」と警官のように高圧的な口調で怒鳴られ頭に来るものを禁じ得なかった。

    しかし風呂や設備はホテルベースで泉質的も悪くなく、露天風呂やサウナも充実しており日帰り入浴で利用する分には悪くない施設であった。

    入浴を済ませ、今度はスタンプラリーのスタンプを押して貰おうと捺印を頼んだが、はたまた別の年配男性従業員から「あ”!」と言いつつ睨みつけて商工会議所あたりの役員のような態度で切り返され、スタンプも無言で叩きつけるように押されたのだ。

    以上よりホテルにあるまじき尊大な接客スタンスに辟易し、設備は立派でも従業員の接客スタンスが尊大極まりなくどうしようもなかったので、城ヶ倉温泉ホテル従業員の爪の垢でも煎じて飲ませてやりたい程であった。
    よって苫前温泉はおろか、そのような態度の悪い従業員達が生活する苫前町にも金輪際立ち寄らないと心に誓ったのは言うまでもない。

    旅行時期
    2023年08月
    利用目的
    観光
    利用した際の同行者
    一人旅
    1人1泊予算
    2,500円未満
    アクセス:
    4.0
    国道沿い
    コストパフォーマンス:
    4.0
    充実した施設なので日帰入浴500円は安い
    接客対応:
    1.0
    商工会議所の職員レベルで最悪
    風呂:
    5.0
    内湯が3つもありサウナと水風呂があって良い

  • 小型船舶の真骨頂てんこ盛りの離島生活航路にして究極の納涼船

    投稿日 2023年08月15日

    羽幌沿海フェリー 苫前・小平・羽幌

    総合評価:5.0

    台風7号が北海道に来ない寝苦しいまでの好天が続いてる間に、どこか船に乗ってみたくなり割と近場(そうでもない)の離島航路に乗ってみる事にした。
    焼尻島でサフォーク種なる幻のラム肉を食してみたいということもあり、「お冬さん」岬経由で真北に180キロ車を走らせる事3時間弱で早朝の羽幌にへ着きはやる心を滾らせ念願の離島航路に乗ってみる。

    往路は「さんらいなぁ2」は122トン夏季限定の高速艇で23ノットで25キロの片道をたったの30分で疾走してみせたが、ウォータージェットと思しき推進で焼尻島へ矢のように刺さっていくような勢いだった。
    この手の船はおとなしく船内の座席に座ってるより、デッキに駆け上がって思いっきり潮風に当たりながら航海を堪能するのが船旅の醍醐味となる。
    そう、まさに究極の納涼艇なのである。

    そして復路が「おろろん2」で鉄道車輛メーカー新潟鐵工所製の489トンの小型フェリーで15ノットで1時間そこそこでのんびり走るローカルムード満点の生活航路便である。
    二等船室が満員御礼だった事もあり、これまたデッキに駆け上がって利尻富士を眺めつつ船旅の醍醐味を満喫できたのは最早言うまでもない。

    やはり船旅はすばらしいの一言に尽きる、二種類の御船印が欲しくなり高速船とフェリーの二股をかける事になったが動力性能の違いを体感できたのは僥倖であった。

    旅行時期
    2023年08月
    コストパフォーマンス:
    4.0
    高速船2900円でフェリーが1700円
    人混みの少なさ:
    4.0
    観光シーズンで家族連れ客で込み合っていた
    乗り場へのアクセス:
    3.0
    フェリーターミナルが分かりにくい道順だった
    車窓:
    5.0
    大人しく船室に居るより、デッキに出て堪能すべし

  • 「はやぶさⅡ」は往く(其の弐:青森編)

    投稿日 2023年08月05日

    青森フェリーターミナル 青森市内

    総合評価:5.0

    今年の4月に青函フェリーの新造船「はやぶさⅡ」が就役され、この船に乗る目的で猿倉温泉行きを企画して乗船してみる事にした。
    以前は函館に住んでいたので下駄代わりに気軽に利用していたのだが、今や石狩に移住したため片道5時間かけて運転するので一苦労となったがフェリーターミナルに車を預けてはやる心を抑えつつ青森に向けて抜錨した。

    函館どつく函館造船所で建造された2,999tの基本設計は室蘭造船所建造の「はやぶさ」と同一ではあるが、建造年数が離れているので内装がリニューアルされピッカピカの新造船の乗り心地を心行くまで堪能できた。
    (太平洋フェリーの「いしかり」と「きそ」の建造年数関係に似ている)
    そして忘れちゃならないのがハセガワストアで「ジャンボやきとり弁当塩タレ味」を買って、船内のレンジでチンして頂くのが最高の愉しみであるのは言うまでもない。

    船内探索もあったためあっと言う間に4時間が経過し、昭和レトロな名物の船内BGM曲に叩き起こされて青森フェリーターミナルに着いたが、この船に乗る目的が先行してしまい異常に早く着き過ぎて始発のバスを待つためにフェリーターミナルの待合室で仮眠を取る事にした。
    しかし隣にはファミリーマートが隣接しており、買い出しにも事欠かず絶滅危惧種の24時間制のターミナルなので気兼ねなく時間調整させて貰える実に有難いフェリーターミナルであった。

    旅行時期
    2023年07月
    コストパフォーマンス:
    5.0
    コスパ最強の中距離フェリー
    人混みの少なさ:
    5.0
    24H制なので混雑が分散されて有難い
    乗り場へのアクセス:
    4.0
    市営バス「新田」から徒歩1Kでファミマに隣接
    車窓:
    3.0
    上下共に夜行便なので車窓にはありつけなかった

  • 「はやぶさ」は往く(其の壱:函館編)

    投稿日 2017年03月23日

    青函フェリー 函館

    総合評価:4.0

    青函フェリーは業者御用達だけに華やかさとは一線を画しRORO船形式であり、四隻中二隻が老朽船である。
    しかるにただ一隻のみ(2017年時)素晴らしい船が共栄運輸所有2,949tフェリー「はやぶさ」である。
    実はお気に入りの「はやぶさ」で函館から酸ヶ湯温泉に行くのが密かな愉しみと化してしまったのだ。
    その甲斐あって「はやぶさ・3号はやぶさ限定割引」にありつき、格安で海峡を横断することができたのは僥倖だった。

    プロレタリアートな鐵の町・室蘭で建造されたフェリーは小振ながらシンプルで合理的な機能美をきっちりと備えている秀逸な商船である。
    とりわけドライバーズルームなどはカプセルホテル形式でプライベートが守られ寝心地がとても良く、さながら稜線で幕営したテントのようにお気に入りになってしまったのは言うまでもない。
    最古参の「あさかぜ5号」(2023年引退)13便をやり過ごして耐え忍び、深夜15便の「はやぶさ」に乗船してしまったほどである。

    残念なことに、利用しにくい便に割り当てられているだけに乗船するのにひと苦労する船である。
    そして2023年に姉妹船「はやぶさⅡ」が就役となり、本船がネームシップとなり基本設計が受け継がれた事を確認できた。

    旅行時期
    2017年03月
    コストパフォーマンス:
    5.0
    北海道新幹線の半額以下で海峡横断できる
    人混みの少なさ:
    5.0
    業者御用達なので繁忙期でもそこそこ
    乗り場へのアクセス:
    3.0
    バス停留所まで遠い
    車窓:
    5.0
    下北半島が世界遺産の知床半島を彷彿させる

  • 青森名物で大衆食堂の老舗鉄板

    投稿日 2023年08月05日

    お食事処おさない 青森市内

    総合評価:4.0

    青森で食事すると言えば「おさない」を於いて他にないほど繁盛しまくってる老舗である。
    それだけに店の前には行列ができ、従業員も忙しいので基本不愛想である。
    だが確かに味は良く特にホタテ定食が絶品であるので、以前ねぶた祭の際に食した画像もアップロードしておこう。

    5月に仙台で「はらこめし」を食い損なったので、ひとつ食してみる事にした。
    確かに味は良かったが、宮城のはらこめしとは違い鮭の煮汁で飯を炊いていなかったので本場宮城には一歩及ばなかったのが正直な所であった。

    やはり「おさない」でオーダーするならホタテ系を注文するに限る、いやむしろホタテ料理を主軸にし特化すべき店なのだろう。
    難点はやはり従業員の不愛想さと横柄な接客態度だろう。
    常連客以外は店の回転に付き合わされていささか窮屈に感じるかも知れないので、手放しでは薦められない。

    旅行時期
    2023年07月
    利用した際の同行者
    一人旅
    一人当たり予算
    1,500円未満
    利用形態
    ディナー
    アクセス:
    5.0
    青森駅前で問題なし
    サービス:
    3.0
    店の回転が速いので水はセルフ
    雰囲気:
    3.0
    活気づいてる分さっさと食事しないと迷惑になる
    料理・味:
    4.0
    やはりこの店の真髄はホタテ料理にあり
    観光客向け度:
    3.0
    地元民と観光客がしのぎを削る

  • 南八甲田登山の拠点にして八甲田最奥の知られざる秘湯

    投稿日 2023年08月05日

    猿倉温泉 奥入瀬・十和田湖

    総合評価:4.5

    青函フェリーの乗船計画と相性が良さそうだった事もあり、八甲田最奥の猿倉温泉入湯の計画を立てて念願の秘湯を心行くまで堪能する事にした。

    本来は南八甲田連峰(櫛ヶ峰)の登山拠点として利用するべき温泉なのだ。
    ただそうなると車で来て尚且つ宿泊の必要性が生ずるため今回に限り温泉に特化して訪れたが、現地に来てみると結構秘湯マニアの客が押し寄せていたのに面食らった感があった。

    雰囲気的には温泉付きの山小屋といった趣きで、通路や脱衣場がいささか狭く客も多かったのでシルバーフェリーの浴場よろしく寛いで内湯に入湯できなかったがの痛かった。
    がしかし、山奥の温泉にしては珍しく水風呂があるだけではなく露天風呂も低温槽と高温槽があり充実していたのも確かではあった。

    特筆すべきなのは、湯の華で白濁していかにも酸性泉かと思いきや中性泉でどちらかと言えばカルルス系の泉質であったので何気に整形外科系向きの温泉であろう。
    そして露天風呂からの景観登山道の中腹にでも温泉があるようなワイルドさで、ニセコの五色温泉や八幡平の藤七温泉といい勝負であった。

    せめてあと一時間ばかり寛ぎたい所ではあったが、手狭な休憩室を我が物顔で占拠してたガラの悪そうな坊主客が大の字で爆睡してたので渋々休憩を諦めて温泉を去ったのが残念無双ではあった。

    そこで酸ヶ湯温泉とハシゴすべく徒歩で傘松峠越えをする事にしたが、途中の水連沼の景観があり付けたのが僥倖だったのでとりあえず元は取れたのは言うまでもない。

    旅行時期
    2023年07月
    アクセス:
    2.5
    八甲田最奥のため夏季限定の秘湯
    泉質:
    5.0
    硫化水素型単純硫黄泉だが中性のカルルス系
    雰囲気:
    5.0
    温泉付き山小屋風にして登山口のベースキャンプ

  • 八甲田山中に建つ北欧風のロッジと極上の上がり湯

    投稿日 2023年08月05日

    HOTEL Jogakura (ホテル 城ヶ倉) 八甲田・酸ヶ湯温泉

    総合評価:5.0

    猿倉温泉から酸ヶ湯温泉にハシゴしようとしたが、酸ヶ湯温泉の従業員のスタンスが尊大だったので2キロ先の城ヶ倉温泉まで歩いて鞍替えする事に決めた経緯があった。
    峠越えで10キロ近くも歩いたので汗ダクになり、汗を流すには酸性湯よりむしろ単純泉のほうが都合良かったのもあった。

    たかだか2キロ先まで歩いて、北欧風の城ヶ倉温泉に着いたが敷居が高そうだったので一瞬引いたが従業員の接客が名門大洋フェリーのように親切丁寧だったので安心して日帰り入浴させて貰えたのが僥倖だった。

    温泉は八甲田にしては珍しく単純泉であったが裏を返せば上がり湯としては理想的で、設備が充実してミストサウナや洗練された露天風呂できれいさっぱり汗を流す事ができ、しかも脱衣場も広々としていたので気兼ねなく着合えもでき身も心もさっぱりできたのは言うまでもない。
    なにより商用ベースに堕落した酸ヶ湯温泉のような俗化とは一切無縁で、清潔で静かな館内の温泉や休憩室で猿倉温泉では果たせなかった寛ぎの時間を完璧に取り戻す事ができ感無量でった。
    あまつさえ無料アイスのサービスまであり、リーフレットも立派で機会があれば保養目的のみで来るのもアリだとすら思った程である。
    最終バスギリギリまで寛がせて頂き、誠に感謝に堪えませんでした(了)

    旅行時期
    2023年07月
    利用目的
    観光
    利用した際の同行者
    一人旅
    1人1泊予算
    2,500円未満
    アクセス:
    3.0
    酸ヶ湯温泉の一歩手前
    コストパフォーマンス:
    5.0
    入浴料は千円だったが設備が充実してたので安い
    接客対応:
    5.0
    バスが来るまで目一杯寛がせて頂きました
    風呂:
    5.0
    ミストサウナや水風呂付で設備力が光る

  • 八甲田温泉郷の入湯に欠かす事のできない観光路線バス

    投稿日 2023年08月05日

    みずうみ号 (青森~十和田湖) 青森市内

    総合評価:4.0

    猿倉温泉に行くためには、八戸からのバスが八甲田の温泉には行かないので必然的に青森起点となるので三度「みずうみ号」を利用する事になった。
    「みずうみ号」の良い所は自動音声のバスガイド車内放送でねぶた祭を筆頭とした青森県のガイドを聞き流すのが至高の癒しのひと時となるのである。

    更には天気もいい日だったこともあり、岩木山のシルエットや八甲田連峰の景観を欲しいままにしながら移動できるので観光バスの性格を兼ね備えた路線バスといった所で、狭隘路を運転するためいささか横Gがかかりはしたが全体的に乗り心地も良く快適に目的地まで移動できた。
    惜しむらくは本数が少ないため、猿倉温泉から酸ヶ湯(城ヶ倉)温泉までハシゴしようにもバスがないため傘松峠を2時間歩き倒す必要があったのと、中国人観光客の喧騒に至福のひと時を阻害されたのが痛かったが、水連沼の景観が素晴らしかったので良しとしたのは言うまでもない。

    旅行時期
    2023年07月
    コストパフォーマンス:
    3.5
    運賃は妥当だが本数少ないのが痛い
    人混みの少なさ:
    3.0
    中国人が大挙してきたのにはたまげた
    乗り場へのアクセス:
    5.0
    青森駅前なので何ら問題なし
    車窓:
    5.0
    八甲田や岩木山の眺望が見放題

  • 効能では硫黄泉すら凌ぐカルルスバード泉

    投稿日 2020年08月24日

    カルルス温泉 登別

    総合評価:5.0

    登別と言えば何と言っても硫黄泉の登別温泉が不動の鉄板なのだが、上流のカルルス温泉も至高の存在である。
    一月前の山登りで右足の踵の痛みが続き、道内で筋肉痛や捻挫に効くカルルスで療養しに行ったのだ。
    商店や酒場など一切ないためか俗化されておらず、プロレタリアートな鉄鋼労働者系室蘭人御用達の温泉であるのは言うまでもない。
    オロフレ荘もまた昭和時代からの質実剛健な佇まいを堅持しており、時代に媚びない姿勢に感動すら覚える。
    近くにオロフレ峠やオロフレ山もあることだし、いっそ「オロフレ温泉」に改名しても差し支えないような気もするが、チェコスロバキアのカルルスバードに忖度した名称を今更改名する訳にも行かないのだろう。


    ここの温泉は殊の外ミネラルが豊富で何気に温度と粘度(比重)が高いため、高温湯に3分も浸かってると百メートル全力疾走後のようにバテバテになってしまう。
    塩基性のナトリウムやカルシウムイオンだけでなく硫酸イオンも潤沢であるが、ものの見事に中和されPH7.5という弱アルカリ泉である。
    裏を返せばそれだけ温泉の効能が強く、筋肉痛や捻挫・腱鞘炎を癒すのに絶大な効果を発揮してのける。

    もちろん下界の登別温泉・夢元さぎり湯もお気に入りであるが、整形外科系の疾患を患った時には迷わずカルルス温泉に療養しに入湯する事にしている。
    筋骨に蓄積された歪取りに対しても有効で、言うなれば焼鈍作用があることも付け加えたい。

    一見すると単純泉のようでれっきとした火山帯の温泉で、こと効能に於いては登別温泉すら凌ぐ「真の温泉」であると断言したい。

    旅行時期
    2020年08月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    3.0
    自前の足がないと行きにくい
    泉質:
    5.0
    一見単純泉だがミネラル豊富で捻挫や筋肉痛に効く
    雰囲気:
    4.5
    俗化されておらず素朴な渓流風情

  • 鬼のように超あっつい「さんさんの湯」

    投稿日 2023年06月11日

    いわない温泉郷 雷電・岩内

    総合評価:4.0

    諸般の事情で右手の腱鞘炎を患い、本来ならカルルス温泉に行くべき案件であった。
    困ったことに石狩管内の温泉ときたら泥炭地に沸く単純泉や食塩泉ばかりで、整形外科系の湯治には役不足のため火山性の胆振管内か後志管内の温泉に行くより他なかったのだ。
    しかしカルルスは峠を二つばかり超える上、いささか遠くてハンドル握りっぱなしで居るのが苦痛だったので、石狩管内から近くて効能のありそうなのは一番近くて岩内だったので代用入湯することにした。

    泊へ抜ける道道1178号泊共和線(泊原発の避難道)が5月に開通したばかりだったのもあり、ピカピカだけど妙に細っこいトンネルを抜け岩内岳山麓まで辿り着きいざ入湯。

    お世辞にも綺麗な温泉でこそなかったが、その分ミネラルが豊富でカルルス温泉の代打が務まりそうな泉質に一縷の望みを掛けて超あっつい温泉に漬かりながら指をドブ漬けして回復を祈願した。

    それにしても高温湯の湯温と来たら52度で超あっつくて敵わなかったが、地元民はこともなげに入湯してのけて畏れ入ったのは言うまでもない。

    この温泉に漬かったお陰で、幾らか回復の兆しが見えてきたのでレビューを書く事にした。
    温泉は茶褐色でどちらかと言えば道南の濁川温泉とか谷地頭温泉、東北で言えば百沢温泉のようであるが、何しろナトリウムの他にマグネシウムやカルシウムが豊富なのでカルルスに匹敵する効能であると期待したい。

    PS.余談だがカルルス温泉とよく似た泉質だったのは岩内と蘭越の近くにあった新見温泉なのだが、閉鎖してしまったのが痛い。

    旅行時期
    2023年06月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    3.0
    岩内スキー場の近く
    泉質:
    5.0
    マウネシウムやカルシウムが大量に含まれている
    雰囲気:
    4.0
    町内の公民館のような鄙びた雰囲気

  • 疲労困憊の時には札幌名物「みよしの」に限る

    投稿日 2023年02月27日

    みよしの 手稲前田店 札幌

    総合評価:5.0

    北海道名物である肉体労働といえば除雪である。
    昨晩降った雪の雪質が重く、乗用車一台分の重量は優にある除雪に2時間費やし汗だくになった。
    土方作業に匹敵する肉体労働がたたり疲労困憊になったので、みよしのでジャンボ餃子定食(18枚)+豚汁を食う事にした。
    醤油皿にラー油とすりおろしニンニクを目一杯ブチ込み、餃子には酢をかけて頂いくわけだがこれが一番疲れが吹っ飛ぶ滋養強壮で有難い食い物である。
    豚汁には茹で卵が1個ゴロンと入ってる豪快さが嬉しい。

    勿論除雪後だけではく、山歩きや肉体労働で疲労の極致に陥った時はニンニクマシマシの「みよしの餃子」をガッツリ食して完全復活を果たしてるのは最早言うまでもない。

    神戸で食った「一休」の味噌タレ餃子も旨かったが、道民には「みよしの」の餃子定食がコスパに優れしっくり来る。

    旅行時期
    2023年02月
    利用した際の同行者
    一人旅
    一人当たり予算
    1,000円未満
    利用形態
    ランチ
    アクセス:
    3.0
    手稲駅から徒歩1キロ
    コストパフォーマンス:
    5.0
    千円もあれば満腹になる
    サービス:
    4.0
    すりおろしニンニクが常備されていて有難い
    雰囲気:
    4.0
    店内は広く明るい
    料理・味:
    5.0
    旨い、そして疲れが吹っ飛ぶ
    観光客向け度:
    3.0
    基本地元民向けだが、観光客も是非

  • 全国一男前で伝統的かつ機能的で重厚な仙台駅舎

    投稿日 2023年05月21日

    仙台駅 (JR) 仙台

    総合評価:5.0

    実は全国一イケメンで男前な駅舎は仙台駅であると個人的に信じて疑わないのである。
    余談だが札幌駅の厚化粧な野暮ったさと使い勝手の悪さと来たら、仙台駅と天文学的な隔たりすら禁じ得ない。
    仙台駅の真骨頂はペデストリアンデッキにあり、歩行者が歩き易いばかりか都市景観も垢抜けて見える画期的な建築土木手法である。

    そういうわけで、男前で機能的な惚れ惚れするような仙台駅舎を眺めると機能美の何たるかを示してるようである。
    東日本大震災で打撃を受けながら改築する事無く現役で居られるのも、昭和時代の堅実な構造設計があってこその賜物であると信じて疑わない。

    建築土木遺産に推したくなるほどの完成度の高さで、古都の景観をブチ壊しにする奇抜で死ぬほどクソデカい京都駅とは対照的に周囲の景観と調和した見事な駅舎と評したい。

    旅行時期
    2023年05月
    施設の快適度:
    5.0
    ペデストリアンデッキのアクセスが秀逸

織田グレイシー道さん

織田グレイシー道さん 写真

0国・地域渡航

12都道府県訪問

写真 | QA掲示板 | 行ってきます | 掲示版 クリップ

織田グレイシー道さんにとって旅行とは

探検・探索・見聞・道楽・聖地巡礼・ソウルフード堪能

自分を客観的にみた第一印象

まさに吉幾三そのもの

大好きな場所

北東北三県、三沢、舞鶴、呉、佐世保

大好きな理由

いわば心の故郷
素朴で飯が旨く、硫黄泉が極上

行ってみたい場所

九州の離島(対馬・平戸島・五島列島・甑島列島)
わっぱ煮の粟島
ボゼの悪石島

現在0の国と地域に訪問しています

拡大ボタンを押すと地図が
動かせます。

現在12都道府県に訪問しています