十勝岳温泉郷の一角を成し千島火山帯最強の湯温を誇る秘湯
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- 旅行時期:2024/12(約1年前)
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by 織田グレイシー道さん(男性)
富良野 クチコミ:3件
今年になっていきなり温泉がマイブーム化してしまった苦労人の姉のために、未だかつてないワイルドかつスペクタクルな温泉を選定したところ、自分もまだ行った事が無かった十勝岳温泉郷の一角である吹上温泉に白羽の矢の一角を立てる事にした。
富良野と美瑛は旭川経由で大迂回を強いられるJR北海道に依存さえしなければ意外にも札幌圏から近く、ニセコに行くのと大差がなかったため案外時間がかからずに済んだ。
とはいえ冷凍庫まがいの冷え込みたるや札幌圏の比ではなく、路面凍結の恐怖と格闘しながら十勝岳中腹に辿り着くことができたわけだ。
最近になって吹上温泉は改築され、日帰り温泉としては十勝岳温泉の中で一番人気となり、中韓スキーツアー客でごった返してしまうほどである。
そんなこんなで未踏の温泉という事もあり、はやる気持ちを抑えて氷点下の露天風呂に躍り出ると、銀世界の中で千島火山帯の超あっつい湯の熱量の虜になってしまい、男の癖して連れの姉よりも長湯してしまった程である。
大雪山系の温泉は総じてぬるめの温泉ばかりで、辛口の温泉を好む自分にとってはいささか物足りなかったのだが吹上温泉の湯温がニセコ五色温泉に匹敵するほど熱く、泉温に特化すると千島火山帯の温泉で一押しの温泉なってしまったのは言うまでもない。
(西の五色温泉・東の吹上温泉)
しかしインバウンドツアー客がごった返してしまい男湯ではさほどでもなかったが、姉の話によると女湯でのインバウンド客のマナーが悪く落ち着かなかったそうだ。
そういうわけで姉にとっては吹上温泉よりも白金温泉やフラヌイ温泉のほうが落ち着いて入湯できたらしいので客層も鑑みると一概にはベストとは言えないようだ。
だがしかし、露天風呂から望む秀峰十勝岳の威容を見ながらのスペクタクルなあっつい入湯は千島火山帯の地熱エナジーをチャージできるホットスポットであるのは最早言うまでもない。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- その他
- アクセス:
- 2.0
- 自前の足がないとアクセスし難い
- 泉質:
- 5.0
- 泉温度46℃でPH3.1の無色無臭の酸性泉
- 雰囲気:
- 5.0
- 秀峰十勝岳を眼前に臨むダイナミックな景観
クチコミ投稿日:2024/12/29
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