entetsuさんのクチコミ(65ページ)全3,931件

「龍虎塔」のすぐ前にあるのが「慈済宮」です。ここにも大勢の観光客がいました。
別名「保生大帝廟」といい、主祭神は呉真人。医学術と道法に専精で熱心し、お金に欲念を持たずに人を助かる性格ら、人に神様として尊敬され、廟が造営されました。
健康祈願に多くの人が訪れます。

蓮池潭にある高雄でもナンバーワンの人気スポット。
正直に言いますと、「龍虎塔」の写真や皆さんのクチコミなどを見るにつけ、「なんかただの張りぼてじゃないか」なんてあんまり期待はしてなかったのですが、いやいや中々の大迫力に驚きでした。やはり人気スポットはそれだけの訳があるということですね。

自強号自体には未だ乗ったことがないのですが、今回、高雄で「翠華路自行車道橋梁」を通った際に、橋梁の上からの台鉄の線路を眺めていると自強号が通って行きました。今回の台湾旅行では、台南では台鉄を利用。ローカル線の雰囲気も楽しめました。

左營駅から高鐵路を進むと台鉄の線路沿いにある公園です。
木々が良い感じで日陰を作ってくれている自公車道があって気持ちよいサイクリングが出来ました。
原生植物園とありますが、基本的には市民の憩いの公園という感じでした。原生林エリアがあるのかもしれません。

原生植物園の自公車道を進んで、植物園が終わるところまで来るとこの自公車橋梁が現れます。
傾斜は緩やかですので、若い人は自転車に乗ったままで通行できるでしょうが、年寄りの我々は途中で自転車から降りて押す羽目に。
ちょうど台鉄と高鐵の線路の真上を横切るので、綺麗な景色を見ることが出来ます。
自転車道を下り降りると、「蓮池潭」に到着します。
気持ちいいです。

高雄MRTの紅線と橘線の乗換駅である「美麗島」駅舎のコンコースの天井に施されたパブリックアートは、世界的に著名なイタリアのステンドグラス芸術家の作品です。「光之穹頂」（光のドーム）と命名されました。
製作には４年もの年月が費やされ、ドイツで製作され台湾まで運ばれて来たそうです。
観る価値ありです。

ＭＲＴ美麗島駅から徒歩１０分余り、復興一路と民生一路の交差点にあります。
こちらの店は、海鮮を中心としたいわゆる台湾料理の店。ショーケースに魚や貝、エビ、野菜などが並びます。好きな食材を指差して、自分の好みの調理法でオーダーするという仕組み。「蒸（スチーム）・炒・湯(スープ)・・・」。なんとか通じますし、店のお勧めの調理法を教えてもくれます。
全て新鮮。味付けも良く、高雄にまた来て、この店にもまた訪れたいと思わせるに十分な店でした。

台湾糖業博物館に行った際に利用しました。ＭＲＴもこの辺りでは地上を走り、ホームドアもありませんので、日本で言えば普通の私鉄駅みたいな感じでした。改札前には大きな石に描いた猫の置物がありました。駅構内には、貸自転車屋もありました。

1900年三井財閥を中心に台湾製糖が設立され、台湾最大の製糖工場として発展し、戦後には台湾政府の肝いりで「台湾糖業公司（台糖）」を設立。1950年代から1960年代にかけて台糖は大量の砂糖製品を輸出し、当時台湾の最大企業となりました。
老街はこの間大変栄えたようですが、今ではのどかな田舎道という感じになっていました。

「台湾製糖」は、1900年（明治33年）三井財閥を中心に設立され、終戦後も台湾の中心産業を担ってきましたが、徐々に斜陽産業となり２０世紀の終わりに操業を中止しました。
製糖工場の建物は現在博物館として中を観ることができますが、「操業を停止したその瞬間」のままのような状態で、半ば廃墟のように残っています。
稼動時の音が聞こえ、熱気が伝わるようでなかなか感動ものです。

台鉄の駅と高雄ＭＲＴレッドラインの駅がありますが、「台湾糖業博物館」に行った際に台ＭＲＴ駅を利用しました。
「台湾製糖」の主力工場（台湾製糖・橋頭製糖所）があり、１９００年に開業して以来大変栄えた駅だったようですが、いまでは少し寂れ、トウモロコシ畑などがみられる田舎の駅の雰囲気でした。

高雄ＭＲＴオレンジラインで、美麗島駅から２つ目の駅です。
塩埕（イェン・ツァン）区は、17世紀のオランダ統治以前に漁業基地として利用されており、明末清初の鄭氏政権時代には製塩業を営む住民が居住していたといいます。「塩埕」とは「作業を行う広場」を表す方言字であり、製塩業に由来した地名です。
その後、1908年に高雄港が完成すると、塩田は埋立地して開発され住宅街・商業街になりましたが、現在は中心は市東部に移り、人口はその後激減して現在に至っています。
従って、町並みは今ではややレトロ感さえ感じる街並みになっています。
地下鉄駅はたいへん大きくてゆったりしていました。出口も沢山あります。2番出口にはエレベータもあります。

「打狗英国領事館」側から階段を上がり、赤レンガの美しい洋館の領事官邸を見学して出口を出る横にありました。先にこちらの霊廟に来た場合は、領事官邸を観た後、階段を降り領事館を観るという順番になるかと思います。
この霊廟は「十八王公廟」、正式名称は「霊興殿」と言います。
福建南部地方の建築様式で、玄天上帝、十八王公等が祀られています。こじんまりしていますが綺麗な霊廟でした。

旗津フェリーの旗津側のフェリーターミナルです。
特徴的なのは建物です。レンガ造り風に作られていて風情があります。夕刻になった帰りは、多くのバイク客がターミナル前に列をなし、道路に溢れていましたが、車が乗らない（乗せない？）フェリーですので大量のバイク客を飲み込みます。

1879年に建造された英国式建築物。
台湾で現存する最古の西洋近代建築であり、英国政府が台湾で最初に設けた領事館でもありました。園内には、官邸、領事館、それらを繋げる登山古道があります。
レンガ造りの英国領事邸はレンガ造りでとても美しいですし、高雄市街や旗津漁港、西子湾の素晴らしい景色を眺めることができました。

旗津フェリーで旗津に渡る乗り場です。MRTオレンジライン終点の「西子湾」駅から歩いて10分程だそうですが、私たちはレンタサイクルですいすい行きました。
案内も出ていますし、乗客の大量のバイクが進んで行くのが見えるのでおそらく迷うことはないと思います。

旗津半島フェリーでこの海峡を渡りました。このフェリーの乗船時間はわずかに10分程ですが、美しい景色も見ることが出来ました。特に夕方、日が沈みかけた時の旗津灯台や、高雄市街の景色は絶景です。プチ旅行気分を味わえるいい旅でした。

旗津半島に渡るには皆さんこれに乗ります。我々もレンタサイクルごと乗り込みました。
料金は大人40元。自転車は10元（笑）。旗津半島の住民と観光客は値段が違います。
驚くのは、大半の客はバイクの客です。自転車客は殆ど居ませんが、それでもみんな慣れたような感じです。フェリーに自転車で乗るのは初めてで、やや緊張気味の我々とは大違い。
悠遊卡や一卡通といった交通系カードで簡単に支払えます。
我々もそうでしたし、殆どのバイクの人たちもそうしてました。
所用時間は１０分ほど。楽しめますよ。

ここは、航海の女神である媽祖を祀っています。台湾最古の媽祖廟として、また高雄最古の寺廟としても知られます。
媽祖とは、航海や漁業の守護神として信仰を集める道教の女神で、台湾では昔から人々のよりどころとされています。中国大陸福建省の漁民が、台風でこの地に漂着したとき、この地が良い漁場であることを発見し、故郷の仲間とともに移住し、その際に持ち込んだ湄洲媽祖を祀ったのが、始まりとされています。
建築や神像・装飾など素晴らしい建築物でもありました。

旗津天后宮前の通りには、土産物や飲食店が立ち並び人出も多いです。
人気のイカ焼きやホクホクの焼き芋、アイスクリーム屋などの屋台の他、海鮮台湾料理の店も並んでいます。
「旗后観光市場」もあり、海鮮乾物屋台が所狭しと並んでいました。