entetsuさんのクチコミ(66ページ)全3,931件

自転車で走り、気持ちの良い時間を過ごしました。
公園は海水浴場、長さ約１キロの夕陽観賞歩道、自然生態エリア、貝殼博物館などがあります。特に「彩虹教堂」は最近では台湾でも人気の撮影スポットで、ミーハーですが気にせず写真を撮りました（笑）。

自転車に乗って気持ちいい潮風に吹かれて来ました。
旗津風車公園は旗津漁港と繋がった観光歩道の途中にあります。
年中、強い風が吹くため、独特なデザインをした三枚羽の風車が七基建っていて、カラカラとまわっていました。
散歩する人もチラホラ。いい観光スポットです。

高雄空港は国際空港ですが、台北桃園空港に比べると格段にコンパクトです。市内からタクシーでも３００元程度。ＭＲＴ駅もあります。出国審査も大変スムーズでした。
出国審査が終わったあとのエリアでは喫煙所がありませんので注意が必要です。

毎年ホテル代が高騰気味の台北に比べ、高雄はいわゆる高雄価格なんでしょうか、五つ星ですがツインで＠１２０００円少しで宿泊出来ました。
客室、バス・トイレ、ホテルスタッフの対応、朝食などいずれも満足いくものでした。ＭＲＴ美麗島駅から徒歩で１０分強掛かることだけが難ですが・・・。
また、あの価格で次回も泊まることが出来るかなぁ。

「駁二」は高雄港第三ドックにある第二フィーダー埠頭（第二号接駁碼頭）の略称で、1973年6月12日に港湾倉庫街として開業。
2000年、高雄市政府が国慶節花火ショーの火薬倉庫の候補地を探っていたところ、当地が社会実証エリアとして最適であることを見出し、老朽化した建造物群をリノベーションし、2002年3月24日にアートスペースとして完工しました。
色んなアートを見て過ごす時間はある意味、最高の贅沢でした。

「徳記洋行」という綺麗な洋館が目立ちます。ここは、1867年にイギリス人によって設立された「洋行」つまり現在の商社で、アヘンや樟脳、砂糖などを大口で取引する会社でした。安平樹屋は、元々イギリス商の倉庫で、現在は倉庫の内外に古いガジュマルの木が生い茂っています。
大勢の観光客が居ます。バス便もありますが便数が少ないため、我々はレンタサイクルで出かけました。

元は、オランダ人によって1624年に創建されました。最初は、土砂と木板で造られた簡素な城でした。その後、レンガ構造に修繕されていき、３階建ての立派な建物になります。
オランダ人を駆逐した鄭成功による政権が幕を開けると、「安平鎮」に名称を変えますが、彼の死後は荒れ果てます。
1895年、日本の統治が始まると「オランダ城」と呼ばれるようになり、荒れ果てていた城の修復が始まりました。
終戦後、「安平古堡」に名称を変え、1975年には監視塔に展望台が設置され現在に至ります。
レンガ造りの城壁は歴史の重みも感じる美しいものでした。

元は、1653年台湾南部を占領していたオランダ人によって建てられたため紅毛城ともよばれていました。当時の海岸線は、このあたりまで深く湾入していたため、安平古堡と向き合う形になっていて、互いに政治の中枢を担う役割をしていたといいます。
鄭成功がオランダ軍を駆逐すると、名前は「赤嵌楼」に改められます。
しかし、鄭成功の死後、反乱や地震、台風などの被害により城部分は全壊してしまいます。
その後、残された土台の上に建設された中国風の建物が、我々が現在見ているものという訳です。
屋根瓦や装飾、窓・出入口の形状などうっとりする美しさでした。

1932年、山口県出身の林方一氏が創業。南台湾地方では最大級の現代百貨店で人気を博したそうですが、連合国軍による大規模な空爆で、屋上、神社、外壁、床などが損傷し、敗戦により廃業。
戦後建物は改修され、台湾製塩総工場や中華民国空軍および警官の派出所として再利用していましたが1980年代より空きビル化。
2010年1月より台南市と文化部が8000万台湾元（約2億7000万円）かけて修復作業開始し2014年6月14日最初の開業から81年を経て文化クリエイティブ販売施設「林百貨」としてオープン。
今では、台南随一の観光スポット兼ショッピングスポットで大人気です。
この日も大勢の客で溢れていました。
電灯や柱、階段、エレベータなどすべてがが歴史を感じるレトロな雰囲気。
米軍の空襲を受けた壁も保存されていて驚きます。
土産物類はお洒落な品物が多く、種類も豊富です。

大成殿は、台南孔子廟の敷地の西側に位置する「文廟」中央にあります。「大成門」を通って入りますが、ここだけは入場料（25元）がかかります。
門をくぐると正面に「大成殿」があり、中央に孔子の位牌が祀られています。
たくさんの大きな扁額がありますが、これは清の康熙帝の時代に、歴代の皇帝が扁額を掛けるようになり、現在の総統も就任後、ここに扁額を掛けています。
儒教の創始者であり学問の神様と言われている孔子がいかに尊敬を与える存在だったかがわかる建物でした。

台鉄台南駅から徒歩15分ほどにある民生緑園のロータリーにあります。
元は1916年日本統治時代、日本人建築家の森山松之助による設計で台南州庁として落成し、戦後は空軍司令部、台南市政府庁舎として1997年まで使われました。
1998年に、修復・拡張工事が始まり、2003年に台湾で最初の国家級文学館で、台湾近代文学の史料を収集、整理、展示、所蔵するために創設され、今日に至ります。
レンガと石で造られた建物は、この辺りに多く残る旧日本統治時代の建物の中でも一際美しい建物です。
生憎、この日は休館日でしたが、建築物を見るだけでも価値ある作品だと思います。

台北の国立台湾博物館前にも似た建物がありまして、日本統治時代の日本勧業銀行台北 支店でしたが、戦後台湾土地銀行になりました。
ここ台南にも構造が大変よく似た建物がありました。1937年に建てられ、戦前は日本勧業銀行台南支店でした。重厚さが目を引き、太いい列柱が並んだ構造はギリシャ建築を思い出しました。

台南市の中心部にほど近い公園路にあります。
白い筒状の塔が目立ちます。
この建物は、1898年、日本統治時代の初期に建設された数少ない大型建築の一つで、長い歴史を持つとともに台湾現代気象観測の始まりの地です。
現在は隣に気象博物館がありますが、訪問した際は休日でした。
歴史を感じさせられる建物でした。

「台南観光でもマストです」と台北ナビにもあったので、やっぱり行きました。孔子廟は台湾に限らず中華圏（あるいは華僑圏）には必ずと言っていいほどありますが、台湾にある孔子廟でも最古だそうです。また、台湾における学問の発祥の地であり、最高の学府であることを示す「全臺首學」の扁額が掛かった門が現在の正門となっています。
広大な敷地内には、大きな木があり公園風でもありますが、儒教の祖として古来より中華圏で尊敬を集めていた孔子やその弟子たち祀った建物や、学問に励んだ建物などが残り、国家一級古跡となっています。
周囲を囲む赤茶色の壁も美しく、人気スポットたる理由もよく分ります。

台南孔子廟の東門の通りの反対側には石でできた門があり、そこから約２００メートル続く通りがあります。
ここ府中街の歴史は1720年の清代康熙帝年間に遡り、４００年の歴史を持つといいます。
通りには、B級グルメ屋台・中華菓子店・かき氷店・陶芸店・洋服店・カフェが立ち並び、互いに個性を競っています。

台南孔廟の正門前の南門路の向かい側を南に下り少し行くと、ホントに狭い路地に入るところにまず看板があります。そこの路地を少し進むとまた看板があって、左に階段があります。迷路感覚で進むみ、階段を上がるとレトロな喫茶店がありました。
日本統治時代にはお医者さんが住んでいたところらしく、その後数人の持ち主を経た後、今のオーナーさんが改造してカフェにしたそうです。古い家を維持するのは大変なようですが、素敵です。
コーヒーはゆっくりサイフォンで煎れてくれます。ゆっくり過す時間はとても贅沢でした。

高鉄3日パスを利用して、台北から日帰り旅行をして来ました。
高鐵台南站はそれほど大きくもなく、連絡している鉄道も台鉄だけですので、迷うことはないかと思います。
ただ、台南市内を観光しようとすると、高鐵台南站と連絡している沙崙線の「沙崙」駅を利用しなければならず、台鉄台南駅までは約３５分ほど掛かりますので注意も必要です。

台南市内を観光するのに当たり、グルメスポットを探しましたが、正直言って「ここだけは外せない！」と言うスポットが多すぎてなかなか決め切れませんでしたが、ランチはこちらにしてみました。
有名なチマキの店ですが、折角ですので「特製八宝肉粽」を注文しました。チマキで１５０元とは驚きですが、大きさも他のチマキのたっぷり2倍あり、アワビ、貝柱、イカ、栗、花どんこ、干しエビ、豚肉、肉そぼろなどなど具がたっぷりでした。
ハマグリスープやエビ団子スープも美味しいです。

2017年より、公共レンタサイクル「T-Bike」の導入が始まりました。
台南市は地下鉄が無いので移動はバスかタクシーを考えていましたが、一部レンタサイクルを使い機動的に観光が出来ました。
導入し間が無いこともあり、相対的に自転車が新しく、サイクルステーションにあるＫｉｏｓｋも中国語に加えて英語・日本語で解説が進むので、操作がなお一層簡単でした。

年末年始の台湾旅行でタイペイに３泊した後、高雄に２泊しました。高鉄3日パスを利用して台北→左營まで利用しました。
これまで高鐵で利用したことのあった駅は、タイペイ、桃園、台中、台南でしたが、それらの駅と比べて左營駅が想像以上に大きくて立派なことに驚きました。
終点・始発駅ゆえでしょうか。広々して開放感があり、気持ちのいい駅です。