entetsuさんのクチコミ(67ページ)全3,931件

呉園の入口から入ると左側にあります。
前身は1934年に柳下勇三が創建した料亭「柳屋」ですが、台南の茶芸館「奉茶」が、2012年に「十八卯茶屋」として再生させました。
「十八卯茶屋」とは、「柳屋」の「柳」を分解したものだそうです。
３階建ての木造の建物で風情があります。

かつては「紫春園」という名前で、地方の官吏であった呉尚新により1829年に造られました。清の時代には、板橋の「林家花園」、新竹の「北郭園」、霧峰の「萊園」そして台南の「呉園」が「台湾四大名園」といわれました。
191１年、敷地内に「台南公会堂」等が造られ今ではその園も規模が縮小されていますが、池を配し山水画の趣を感じさせる庭園です。
数組の家族連れや子供たちが寛いでいました。

台湾の四大名園の一つと謳われた呉園の中に、191１年、地元の人が資金を集めて建てた集会場が 「呉園藝文中心」です。日本統治時代には「台南公会堂」と呼ばれ、台湾では初めて公共集会の機能を持つ現代建築物となりました。前棟は洋風、後棟側は日本建築的な造りになっています。綺麗な造りで、当時の技術の高さに感心しました。

台鉄台南駅。今回初めて訪れました。台湾各地に残る日本統治時代のレトロ建造物の一つです。
日本統治時代の1900年に建設された台南驛と呼ばれる洋風建築物を前身として、1932年から４年をかけて改築し、1936年に完成したもので今では国定史跡となっています。
アーチ型の門や、近代的ルネサンス様式で重厚な石造りの壁などうっとりします。

高鐵（新幹線）の台南駅と台鉄の台南駅は実はまったく別の場所にあります。駅の名前が一緒ですのでてっきり同じ所にあるかと思えば、かなり離れています。台鉄台南駅や台南市内観光に出かけるには、高鐵台南駅と隣接している「沙崙」駅から沙崙線というローカル線に乗る必要があります。台南駅までは３５～４０分ほど掛かります。無料のシャトルバスもあるようですが、市内が渋滞することが多く列車のほうが便利だと聞き、我々もそうしました。

高鉄3日パスという外国人観光客向けの新幹線乗り放題のチケットを初めて利用しました。これは、指定した日から3日間が2,200元で新幹線乗り放題になるチケットです。台北から台南までの往復と、高雄までの片道を利用しましたが、正規料金ですと台北～左営（高雄）までが片道1,490元ですから、断然安い！
新幹線の乗り心地はお墨付きです。快適でした。

「毎年、毎年、今年が最後」なんていわれるイベントですが、今年もありました。例年どおりＭＲＴ淡水信義線「象山」駅から観賞して来ました。
年々花火の打ち上げ方がトリッキーになってきて、複雑になっているような気がします。来場者数は１５０万人ともいわれるイベントです。是非続けて欲しい。

「象山」駅は、淡水信義線の終点駅です。これまで、「台北101カウントダウン花火」観賞でしか来たことのない駅ですが、今年も利用しました。
冬の台北では一般的にはほぼ例年北東から南西に向いた風が吹くようですので台北１０１の東北側に行かないと、風下となり、煙で花火の様子が見えなくなるからです。案の定、今年も正解でした。出口１と出口２の間に大きな広場があって、花火の観賞スポットとしてはベストです。人も多いですが、ＭＲＴ始発駅ですので、イベントが終わってからもすぐＭＲＴに乗ることが出来るのも魅力です。

MRT「雙連」駅出口2を出たら左方向へ直進すると3分ほどで到着します。手前には馬偕醫院があります。この辺りで人気の水餃子屋さんで、「韭黄水餃 60元/10粒」を購入しました。
「ここで食べるか？それともテイクアウトか？」と聞かれます。テイクアウトにしてホテルで食べました。絶品でした。
緑色のニラに比べて、匂い抑えめの黄ニラを使用していて、プリプリの皮と、豚肉とニラの甘みが感じられる餡が美味い！これで６０元は安い！

台北地下街（Y區）からＭＲＴで言えば２駅先の中山まで続く地下ショッピング街です。
書籍やコスメ、衣料品などのお店が多いような気がしました。
宿泊していたホテルが台北駅と中山駅の間の「双蓮」駅だったので覗きましたが、飲食店は見当たりませんでした。

ただでさえ広い台北駅ですが、今回「桃園捷運機場線（桃園空港線MRT）」を使ってさらに広さを実感。案内はしっかりしてるので迷うことはないですが、乗換には余裕を持つ必要がありますね。
駅舎中央には大きな吹き抜けスペースがあって、出稼ぎに来ている東南アジアからの労働者達のいくつものグループが集まっていました。
日頃の悩みを打ち明けたり、情報を交換したりしているのでしょう。

龍山寺を参拝し、近くの食堂で食事をした後、コーヒーを飲みたいとさがしたら「丹堤珈琲（ダンテ コーヒー）」が見つかって入店しました。昨年宿泊した第一ホテルにもあったグリーンを基調とした店舗で目立ちました。
コーヒー一杯６０元ですので、昼食代よりかかりますが、美味しいコーヒーです。

龍山寺の門前にあります。
アートをテーマに台北市政府が開発したという民俗公園だそうですが、公園というよりは広場というかんじかもしれません。
龍の彫刻など見事な作品もありますが、一日中老人たちが寛いでいます。
ある人はタバコを燻らしたり、ある人は中国将棋に興じています。治安に不安を抱く方もいらっしゃるかと思いますが、彼らはゆっくりと時間を過しているだけで、何も悪さはしませんのでご安心下さい。

龍山寺の外門から入り最初にある建物が前殿です。龍山寺は伝統的な中国の四合院宮殿式を採用し、北を背に前殿、本殿、後殿、左右の鐘樓、鼓樓と回廊で「回」の形に構成されています。
寺内に入るには前殿の右側の入口（龍門）から入場します。
前殿には、三宝仏・釈迦三尊が祀られています。前殿では台湾式のおみくじもありますが、実際にはやったことがありません。今度、挑戦してみたいものです。

入口を入ると右側にあります。
龍山寺のご本尊は観世音菩薩ですが、境内には道教の神様も祀っており、大小合わせて100以上の神様があります。多種多様な神様と出会えることから、パワースポットとして有名ですが、山水画を模したような「門前の滝」もパワーをもらえると人気です。
いつ行っても大勢の人が記念撮影をしていますが、特に東南アジアの人たちに大人気です。

龍山寺は、清時代に建てられた台北最古のお寺だと伝わります。漢民族が台湾北部へ移民してきたここ艋舺地区は、当時あまりにその土地の環境が悪く、「三在六亡一回頭」（移民してきた10人のうち3人が残り、6人が死亡、そして1人は帰国）の状態で、神のご加護と平安を祈る為に1738年に建てられたのが龍山寺の始まりでした。
ご本尊は観世音菩薩ですが、境内には道教の神様も祀られ、大小合わせて100以上の神様と出会うことができます。それゆえ、台湾でも指折のパワースポットとされています。
元旦に訪れましたが、地元の人や観光客でごった返していました。

台湾北部の淡水地区を観光すると、いたるところに馬偕（マッカイ）博士に関する施設に遭遇します。カナダ人医学伝道士だった彼は、台湾に初の西洋式病院を創立したことで国民から感謝と尊敬の念を集めています。その馬偕博士を記念して設立されたのがこちらの病院です。建物の前にはカバンを持ち、傘を差した馬偕博士の銅像があります。
当地でも有名な総合病院のようです。

台北市内で頻繁に見かける黄色い自転車が、レンタサイクルの「Ubike」です。
2009年に台北市からスタートしたこのサービスは、今や新北市、桃園市、台中市、彰化縣と対応エリアを広げ、現在のステーション数は650箇所以上ともいわれます。
今回「双連」駅近くのホテルを利用しましたが、駅近くを含め徒歩１０分以内に３つのステーションがありました。
台北の地下鉄網も充実して来ましたが、観光スポットから駅から遠いこともあって、使いこなせると活動範囲がぐっと広がると思います。

「雙連朝市」を覗いた際にお参りしました。ちょうど朝市の店の並びの中ほどにありました。
文昌帝は江蘇越州に生まれ、聡明で品行方正、道教を篤く信じ、善事を多く行ったことから、歴代王朝にも愛され「北に 孔子、南に文昌あり」と言われました。死後、儒教や道教のお手本として、また学問の神様として崇められています。
こちらには、台湾全土から学業祈願のお参りに訪れる人が多いと聞きますが、この日も大勢の参拝客がいました。

朝市は、MRT淡水信義線の「雙連駅」2番出口前から隣の民権西路駅までの間の200mほど続いています。
果物や野菜、肉や魚などの生鮮食品から、洋服、靴などの衣料品まで様々な商品を売るお店が並んでいて見るだけでも楽しめますが、今回我々は、果物と惣菜を購入しました。
8時頃～15時頃まで屋台やお店が出ていて、夕方には殆どが店仕舞いしていますのでなるべく早めに行かれるといいかと思います。