ciamiさんのクチコミ(77ページ)全1,561件

ジェノヴァが世界遺産に登録されたのは、2006年の7月。
名前がまた長くって、「レ・ストラーデ・ヌオーヴェと、パラッツィ・デイ・ロッリ」。
「新しい道とロッリに登録された当時の貴族達の館群」って日本語になってもよくわからないこの名前。

中世から海洋国家として東洋との貿易で栄えてたジェノヴァ。
16世紀には、スペインとも同盟結んで、今度はヨーロッパ一の金融国家として繁栄。
外国からのお客様も多かったから、1576年、議会で国家の来賓の宿泊先にするために、お屋敷のネットワークを作ったそう。
そのシステムが「パラッツィ･デイ･ロッリ」で、お屋敷建てるために整備された道が「新らしい道」。

お屋敷は、大きさとか美しさによって３段階に区分されてて、どのお屋敷に泊るかは、お客様のレベルとくじで決まってたということです。

　レベル１：枢機卿、・各君主、植民地の総督
　レベル２：封建領主や長官
　レベル３：下位の君主や大使

お屋敷の持ち主には、お客様を受け入れて、歓待することが義務付けられてたらしいです。
世界遺産には42の建物が登録されています。

赤の宮殿、白の宮殿のように美術館になっている建物もあるし、今もまだ銀行やスーパーなどの商業施設として使われていて、豪華な建物の中に入れるところもあります。

扉が開いてたら、迷わず中に入ってみてください。

このサイトでロッリの場所と写真が確認できます。
http://www.irolli.it/cartina/unesco.html

10月30日までは、王宮として使われてたときに王子様が暮らしてた部屋が予約なしで見学ができるそうです。

11月以降は電話予約が必要なので、今がチャンスです☆

appartamento principi（王子の居室）

　火・水　入場　10:00、11:00
　日　　　入場　16:00

見学時間は約１時間とのこと。

http://www.palazzorealegenova.it/app/app.html

トリノのポルタ・ヌオーヴァ駅から、ローマ通りをまっすぐ進むと、サン・カルロ広場に出ます。

イタリアの首都だったときに、トリノのすごさをアピールするために作られたということで、トリノの応接間と呼ばれています。

広場のまわりには回廊があり、老舗カフェやブランドショップが建ち並んでいます。

この広場にはカフェ･トリノとカフェ･サン･カルロという有名なカフェがあって、どちらにも長い歴史があります。

どちらも、内装も豪華でゆったりできるので行く価値があると思います。

ポルトヴェーネレから、40分間で、世界遺産の３つの島を巡ってくれるクルーズです。

見どころは、バイロンの洞窟・青の洞窟・ティーノ島・ティネット島・パルマリア島・スクオラの塔。

島にあがったりできるわけではなくて、近くを通るだけですが、近くから島を見る方法は他にないと思うので、おすすめです。

2011年の時刻表で、10:00、11:00、12:00、14:30、15:30、16:45発
料金は10ユーロです。

５テッレ周辺の船の時刻表、料金が確認できるサイトです。
http://www.navigazionegolfodeipoeti.it/

昔のミラノには江戸と同じようにたくさん人工の運河が流れていたそうですが、今は埋め立てられていまい、ここにしか残っていないそうです。

アンティークショップやギャラリー、レストランが並ぶおしゃれな地区で、特に夕方からは、10ユーロ前後で飲み物と前菜が食べ放題になるハッピーアワーがミラノっ子に人気です。

よいお席でなくてもいいなら、当日劇場でチケットを買えることもあります。
オペラやバレーより、劇場がどんなところか見てみたいなんて方は、高いチケットかわなくっても十分楽しめると思います。
幕間に、おしゃれした地元の人にまじって、バールで何か飲むなんていうのもおすすめです。

八角形の堂内の天井は、金のモザイクで、「天地創造」や「最後の審判」描かれています。
豪華な雰囲気からは程遠い、けっこうグロテスクな絵ですが、１つずつ見ていたら、けっこう時間がかかります。
肉眼だと細かいところまで見えないので、オペラグラスを持っていくのがお薦めです。

皮製品やお土産を売っている屋台が出ている大きいロッジャです。
ロッジャのアイドルは、ブロンズのイノシシで、みんながさわる鼻はいつも金ピカです。口からコインを落として、下のお皿にちゃんと入ると、またフィレンツェ戻ってこられるそうです。

シニョーリア広場の一角にあるランツィのロッジャは、昔、フィレンツェ共和国の式典を行うために使われていました。
今は、いろいろな彫刻が飾られて、ちょっとした美術館のようです。
正面の階段の両脇には、狛犬のように２匹の大理石のライオンの像がありますが、このライオンはフィレンツェの象徴だそうです。
ロッジャのアーチの上からは、４人の天使が広場を見守っています。

この教会で有名なのは、コンタレッリ礼拝堂に飾られたカラヴァッジョの「聖マタイの召命」「聖マタイと天使」「聖マタイの殉教」のマタイの３部作です。
礼拝堂は、小銭を入れると電気がつくようになっているので、細かいお金を持って行ったほうはいいです。

初代ローマ皇帝アウグストゥスのお墓です。
メインストリートのコルソ通りからすぐなのに、ほとんど観光客を見たことがありません。
大きいお墓に、草が生えて、誰もいないこのお墓に行くと寂しくなるくらいです。
地元の人がエサをやっているようで、他の遺跡とおなじようにネコがいっぱいいますから、ネコ好きなら、お買い物に疲れたとき、なごむのにいい場所です。

残念ですが、正面の修復が始まって、半分は隠れた状態です。
中で好きなのは、パンテオンの天井の穴。そこから見える空の色は特別です。
９ｍの穴にはガラスがはまっていないので、雨が降ったら、パンテオンの中まで降り込んできます。
床に開いている穴は、排水溝だそうですが、小さすぎて、大雨の日には役にたたないんじゃないかと思います。
１回どしゃぶりの日に行ってみたいところです。

元旦に、初詣のかわりにバチカンへ行きました。
ぜんぜん知らないで行きましたが、１２時から法王のご挨拶がありました。

大きいモニターまであって、コンサートの会場のような盛り上がり。。
もしかしたら、世界で一番ファンの多い人かもしれません。

四角い箱みたいなオルサンミケーレ教会。
建物が昔、穀物市場で、壁がないロッジャだったかららしいです。
教会の周りを飾っている像は、フィレンツェの組合の守護聖人で、お金がある組合は大理石の像で、お金もちじゃない組合はブロンズの像だそうです。
像の下のプレートを見ると、昔の人たちがどんなふうに仕事をしていたかわかります。

ミラノのお買い物通り、モンテナポオレオーネからちょっぴり入ったところにある、バガッティ・ヴァルセッキ美術館は、貴族のお屋敷だったそうです。

お買い物の途中で寄りましたが、とっても広くって、時間がたっぷり必要でした。
タンスやベッドなどの家具、絵画や彫刻見るものがいっぱいです。

ただ、休憩するところがないので、元気なときに行ってください。

名前は知らなくても、この教会を見たことがある人は多いはずです。
フェラガモの向かいの教会だからです。
礼拝堂は、カラフルなフレスコ画で飾られています。
一番の見どころは中央主祭壇右のサッセッティ礼拝堂、ギルランダイオの「聖フランチェスコ伝」だそうですが、わたしはバルトリーニ礼拝堂の「聖母マリアの生涯」が気に入っています。
お買い物が済んだら、ちょっとのぞいてみるのもいいと思います。

14世紀の半ばに建てられて、1578年にお金持ちの毛織物商人ダヴァンザーティー家が買いとってから260年住んでいたというお屋敷です。
10年以上の改装期間のあと、2008年からリニューアルオープンしています。
中庭のある建物なのは、地下に貯めた雨水を、生活用水にするためだそうで、貯めた水をお部屋にくみ上げるシステムなども見ることができます。
赤を基調にしたオオムの間、クジャクの寝室などと名付けられた部屋は、とても天井が高くて広いので、暖炉はあっても冬の寒さの厳しいフィレンツェでは暖まるまでにとても時間がかかっただろうなと思います。

いつも、入口前の階段にたくさんの人が座っているのが目印です。
ミケランジェロも。この仕事をしたがったそうですが、ファザードは、なぜかほったらかしで、なんの飾りもありません。

中は外と全然ちがってエレガント。メディチ家の菩提寺なので、天井にもメディチ家のマークがあります。
メディチ家がフィレンツェ支配をできるようになったのも、フィレンツェが芸術の都になったのも、コジモのおかげですが、そのお墓もあります。

個人的に気に入ってるのは、聖ロレンツォの殉教の場面を描いた絵です。
33歳で、網で焼かれて死んでしまった聖ロレンツォですが、ここの聖ロレンツォは筋肉質でイケメンです。

サンティッシマ・アンヌンツィアータ教会は、フィレンツェで一番信者が多いそうです。
人気の秘密は、入ってすぐ左にある礼拝堂で、天使が描いたという伝説の絵が飾られています。
フィレンツェの新婚さんは、ここに幸福祈願のお参りに来るということです。

お庭を外から見て、フィレンツェの真ん中に、広いお庭が持てるなんて、かなりお金持ちのお家だなって思っていたところがメディチ・リカルディ宮でした。
もともとはメディチ家の邸宅だったものを、リッカルディが買い取ったので、この名前になったそうです。
見られるお部屋はあまりありませんが、青い天井の鏡の間が一番豪華です。
有名なのは、マギ礼拝堂で、「東方三博士」がテーマの絵で埋め尽くされています。