chieko2014さんのクチコミ(14ページ)全627件

スペインでは、フラメンコと闘牛を是非ともみたいと思っていました。セビリアといえばアンダルシアの中心都市、本場の闘牛、フラメンコと期待していたのですが、闘牛の開催は日曜日だけとの事、かなえることができませんでした。
それでも、初めて見る闘牛場、その雰囲気だけは味わうことが出来ました。

約百年前に開催されたイベロ・アメリカ博覧会の会場として造られたスペイン広場。映画のロケ地になったりと、今も多くの人で賑わっている、セビリアのメインの観光名所です。オリンピックや博覧会での、その跡地の利用が問題となる時勢、ここは大成功の施設でしょう。もちろん、見学してみて、とても素晴らしいこと間違いないです。

グアダルキビル川の川岸をゆっくり散歩しようと思ったのですが、クリストバル・コロン通りにある公園は工事中。しかたなくイサベルⅡ橋を渡った対岸に向かいました。その対岸には川に沿った遊歩道が整備され、そぞろ歩きで眺めるグアダルキビル川と旧市街の風景はとても素敵でした。

セビリアで最初に訪れた施設。どこに行こうか迷っていたとき、並ばずに、かつ無料で見学できるここに、飛び込みで入場しました。古文書など、どれがどれだか解らない程度の知識、申しわけもなくもスルーでしたが、室内の雰囲気だけでも十分に満喫できました。

メリダからの長距離バスはこのターミナルに到着します。グアダルキビル川沿いにあり、このまま川沿いを南に行けば、旧市街にも行けます。滞在したホテルはこのバスターミナル近く、決して遠くはない距離です。また、駅前はショッピングセンターもあり何かと便利でした。

シルバーウィークのため、通常ならシングル使用と思われる部屋に泊まることに。
札幌の宿が全く取れなかったので、苫小牧にやっと予約できたのが、ここのホテルです。
時期的にこの評価となりましたが、スタッフの接客サービスはとてもよかったです。
苫小牧は、フェリーで帰るときに便利でしたし、支笏、洞爺に行くのに渋滞もなく、札幌より便利かも知れません。

メリダのアルカサバはとても閑散としていました。建物の外観からとても期待していたのですが、ほとんど遺構はなく、まるで荒地に建物だったと思われる石が転がっているような感じでした。どうりで訪れる人が少ないのかわかる気がします。
ローマ橋を守る要塞だけに、その見晴らしは最高でしたが。

メリダのほとんどの観光スポットといっても違いない、ローマ時代の遺跡の数々。
これらは世界遺産になっていますし、共通チケットが販売されていて、お安く観光することができます。
ただ、多くの施設、一部は離れているので、閉館時間等を考えながら、少し計画を練った方が賢明かもしれません。

メリダの駅近く、いつもの教会巡りのつもりで訪れたものの、その教会の下にある地下聖堂の遺跡に少し驚かされてしまいました。
古い時代のモザイク画や棺など、迫害され多くの殉教者の歴史がそこにはあります。
その上には後に建てられた教会、そしてその前にはマールス神殿と呼ばれるローマ時代の建物が、少し不釣り合いに建っていました。

この施設はローマ劇場や円形劇場のある観光スポットのある一角から少し離れています。途中、鉄道の線路を越えるため、少し入り組んだ道を進むことになります。
円形の競技場、入口施設の屋上が展望台になっていて、競技場全体を見渡すことができます。

古代劇場というものは、以前にギリシャに出かけたときに何か所も見てきたのですが、実際に、舞台の後方にある建物を見たのは、今回が初めてでした。
劇場がこのような形であったことは、想像していなかったですし、やっとイメージとして理解できたような気がします。

円形劇場とローマ劇場は同じ敷地内、一緒に観光することができます。
円形劇場はその名とおり円形で、これから後々に訪れた闘牛場によく似ています。
ここでは、牛だけでなく、剣闘士や戦車競技だけでなく、水を入れての模擬海戦をしていたというのですから、比較にならないほどの、スケールの大きさです。
ともあれ、ここの施設ではいたるところに、あまり上手とはいえない剣闘士の絵が、立っていて、そのご案内にニンマリとしてしまいました。

ポルトガルのエヴォラのディアナ神殿を見た後にこの地を訪れたので、同じ名称の神殿があったことに、うれしくもありました。
ところでここの神殿、周囲は道路に囲まれ、広場の真ん中に堂々と立つエヴォラの神殿と比べると、見劣りがしますし、少しかわいそうな気もしました。
メリダにはローマ時代の遺跡が多くあって、冷遇されているのかも知れませんね。

メリダのバスステーションから市の東の方にあるアパートまでタクシーを利用しました。
値段は５ユーロだったと思います。日本と比べとても安く驚きです。アパートの場所がわからなかったのですが、運転手さんが一生懸命探してくれて、不在だった大家さんにも連絡をして下さり、とても助かりました。
セビリャに出発する時も予約しておけたので、とても楽でした。
メリダのお寄りの折は、どうぞこのタクシーをご利用ください。名刺を載せておきます。

計画性のない旅行がここでも露呈しました。本日は月曜日、お城の休館日とは知らず立ち寄ったものの、入場はかなわず。
とはいいつつも、外観をみるため、ぐるっと一周。要塞巡りで十分に堪能していますからと、負け惜しみながらも納得します。

グアディアナ川に架かるこの橋を、河川敷の遊歩道から眺めながら散策しました。橋も渡りましたが、とても殺風景なつくり、機能優先の構造です。橋からの川面の様子は、特段に格別な眺めでもありません。（それなりに素敵ですが。）
やはり遠くから眺めた光景がとても印象に残っています。

バスステーションに近いこと、すなわち旧市街からは離れているため（ただし、それほど遠くではなく、徒歩で十分往復できます。）窓から見える景色はガソリンスタンドと、旅情を感じることはできません。外見はとてもおしゃれなつくりで、室内も小ぎれいにまとまっています。この街をじっくり観光したい方には、ちょっと場末過ぎて、殺風景過ぎるかもしれません。

フロントには気難しそうなおじさん。愛想が悪そうに思えるも、英語の解らない私たちに色々な方法を試みて、アルハンブラバスのバス停の場所など何回も説明してくれ大助かりでした。ロマ族のフラメンコショーでは、さすがに説明できず、バス乗り場まで連れて来てくれました。

一泊だけの宿泊。グラナダへの途中で立ち寄った街だったので、バスステーションから近いことが選択の条件でした。マガラの観光スポットまでは、いつもだったら徒歩で向かうのですが、美術館の時間等も気になり、行きはタクシーで行きました。帰りは街中を歩きましたが、ホテルまでは結構距離があったと思います。

バスステーションから徒歩で１５分くらい、平坦な道で移動は苦になりません。到着した日は大雨でタクシーを利用しましたが、あっという間に到着したと思います。
ホテルの室内は小ぎれいにまとまっていて、バルコニーもあり快適でした。
どうしてもロンダの絶景をホテルから見たいというのでなければ、ここいらで宿をとれば、とてもお安く泊まれます。