chieko2014さんのクチコミ(30ページ)全627件

台北には５日滞在し、いずれかの日に平渓線沿線に出かけることを計画していました。
日を決めていなかったのは、台北あたりはこの年末の時期、とても雨の日が多いため、晴れる日に訪れようと、その機会を待っていたためです。（さすがに５日もいれば晴れる日もきっとあると）
やっと４日目に晴れの日を迎え、平渓線への旅行ということになりました。
台北駅から瑞芳に向かい、ここで一日乗車券を購入しました。
電車はかなり混んでいましたが、行き返りとも幸運にも座ることができました。
瑞芳−菁桐−十分−瑞芳という旅程でしたが、十分は一番人気の街、ここから台北方面の電車には多くの人が乗車し、多くの人が立っていました。
これから平渓線への旅行を考えている方は、瑞芳−十分−菁桐−瑞芳というコースがお奨めかも知れません。この方が必ず座れます。

ホテルはこの駅から徒歩で１５分ほどの距離にあります。観光の行き返りに毎日この駅を利用していました。
駅前には、美麗華百楽園というショッピングモールがあり、夜には美麗華の綺麗なイルミネーションを駅の階段を降りながら眺めていました。
なお、士林から無料バスがここまで運行されています。（よくあるショッピングモールへの送迎バスです）
ということで、他の駅と比べてとてもお得な最寄駅です。

中正記念堂駅の出口は多くの人で賑わっています。この近くは多くがビル街で、この時間帯に訪れる方の多くは、自由広場が目的なのだと思われます。ここには國家音楽廰と國家戲劇院があり、開催日には相当混雑しそうです。（中正記念堂をここに作るとは考えましたね。中正記念堂だけでは、あまり集客できそうには・・・。）

ホテルが文湖線沿線だっため、この駅は乗り換えに多く利用しました。また九份へのバスも駅近くから発着していて、（九份へのバスには長蛇の列。日をあらためて瑞芳からバスで行きました。）とても賑やかな場所です。
また、近くに頂好という繁華街もあり、途中下車して食事を楽しむこともできます。

龍山寺あたりはあまり治安がよくないと聞いていましたが、思ったより怖そうな街でなくて、（華西街夜市あたりのことかも知れません）下町によくある風景に見えました。地下街はいかにも下町の感じですが、駅前の公園はとてもおしゃれな作りで、若い人の集まるスポットになっているみたいです。

故宮博物館へ行くバスはここの駅より頻繁に運行されています。バス停の場所少し解りづらかったので、少々迷いました。駅前には高架下に色々なお店が並んでいて、博物館からの帰りに夜市に行く前にもう一度立ち寄ろうかと思っていましたが、博物館を出るのが遅くなり、そこから夜市行きのバスに乗れたため、ダメになってしまいました。
その後、この駅を利用する機会はありませんでした。

中正記念堂にめざし地下鉄の駅を降りると、そこには國家戲劇院の大きな建物があります。建物の回廊には若い人たちが何かの準備で忙しそうで、ここを通り抜けると視界が大きく開け、自由広場に到着します。
自由広場は中正記念堂を中心に、左右に國家戲劇院と國家音楽廰が、真向かいに大中至正門があります。
國家戲劇院と國家音楽廰はいずれも昔の宮殿のような荘厳な建物です。

九份からのバスを忠孝復興で降り、遅くなった夕食をとることとしました。忠孝復興あたりのビル街の方にはおしゃれなお店が沢山ありましたが、ここは敢て反対側の地元の飲み屋街のような場所でお店を探しました。
安東街にある「胖子小吃」というお店でしたが、日本と同じように注文したのが大間違いで、いずれも量が多く、食べきることが出来ませんでした。
ところが、注文した青椒肉絲など、いずれもとても美味しくて、残すのがもったいない料理ばかり。（満腹でも食欲をそそられる料理とは、そう滅多にありませんよね。それもシニアのカップルに。）
とてもお奨めのお店です。

夜に桃園国際空港に到着し、ここからホテルのある文湖線の劍南路駅まで行くのに、色々と方法を考えたのですが、台北駅まで行ってウロウロするより、空いている松山機場までのバスで乗り換えた方がとてもスムーズと思いついたのです。
台北駅のホテルより、格段と安い劍南路駅のホテルのあまり交通の便も変わらない選択は大正解でした。
バスは渋滞もなく早めの松山機場への到着、地下鉄の乗り換えもスムーズで、チェックイン後に美麗華百楽園で食事も楽しむことが出来ました。

国父記念館に行くときに利用する板南線の地下鉄の駅です。
ホテルから文湖線で忠孝復興駅で乗り換えた時、主人を見た子供といっしょのお母さんが、とっさに席を譲ってくれました。主人はとても恐縮して強く辞退したのですが、空席になっては返って失礼かと、仕方なく座っていました。台湾の人のマナーの素晴らしさには本当に脱帽です。（それ以降、疲れていないときは、主人は地下鉄に乗っても、なるべく席から離れた窓際に、乗客と目を合わせないように立っていました。目が合うと遠くでも必ず席を譲ってくれるので。）

中正記念堂の前は、とても大きな広場となっています。ここは自由広場と呼ばれ、記念堂の真向かいに大中至正門と呼ばれる、とても素敵なデザインの門があります。
私たちは地下鉄の出口から自由広場に入ったため、最初はこの門に気づきませんでした。
中正記念堂の階段から振り返ったとき、白色の際立った素敵な門を発見しました。

大きな通りの交差点の真ん中に、とても立派な城門がここです。残念ながらここに行くのは容易ではないみたいです。（本当はいけないのかも）
ここはロータリーとなっていて、一方の正面には総統府の高い建物が見えます。
訪れた時は、何かの警備中か多くの警官が歩道を遮断していましたが、警備の中を通していただきました。

ホテルの最寄駅が地下鉄の劍南路駅だったため、ホテルへは毎日、ここを通り抜けて帰っていましたが、年末の頃という時期に重なったためでしょうか、観覧車や建物などのイルミネーションがとても素敵に飾り付けられていました。
百楽園には多くの飲食店があり、早く戻ったときには、ここで食べたり、テイクアウトしたりと、とても重宝に利用させて頂きました。

猫空に行く前にロープウェイを指南宮駅で降りて、凌宵宝殿から大雄寶殿、純陽寶殿とお寺めぐりをしてみました。どのお寺もとても特徴的で、訪ねてみる価値が充分にあるお寺と思います。ぐるっと一周して指南宮駅に戻っても１～２時間の行程です。お時間があったら、猫空の行くついでに途中下車してみてください。

雙連駅から中山駅に向かって、地下街がつながっています。
何気なく歩き始めたもの、シャッターの締まっているお店が多く、ウインドショッピングとはいけませんでした。途中には広場みたいなところもありますが、ただ広い空間に人通りも少なく、かえって淋しそうな印象でした。

孔子廟などを見学した後、駅に向かう途中でこの夜市に出会いました。ここで食べた記憶は全くありませんし、多分食べなかったとおもいます。何せ、かなり静かな雰囲気で、とても閑散としていた印象でした。
孔子廟、保安宮そしてここといい、なぜか人通りの少ない場所でした。

孔子の真向かいにあるこのお寺は、対照的にきらびやかなに装飾され、夜の明かりがとてもあでやかな感じにみえます。なぜかこの時間帯、お参りする人がとても少なく、建物の明かりと対照的に閑散としていました。地下鉄の駅からかなり歩かなければいけない、ここと孔子廟、人が少ないのはそれだけでないと思うのですが。

国父記念館では衛兵の交代式のため、多くの人が訪れていました。孫文はやはり、台湾だけでなく、多くの国の人々にも愛されている存在であることを感じます。
館内の展示物も充実していて、短い滞在となりましたが、とても印象に残った場所でした。

紹介するのは松江市場を散策しているときに、偶然発見したお店。
ここの雲呑はとても美味。そしてツマミに陳列棚から選んだザーサイの味付けの美味しさは、台湾旅行１０日で最高の一品でした。
愛想のない店員さんですが、心配りはとてもすてきでした。
松江市場に立ち寄った折には、ぜひともおいでください。

コーヒーや紅茶などは楽しむ機会はあったももの、このような機会は全く初めての経験、当然、美味しい入れ方など考えたことなどありません。私たちには、お茶とは食後の休憩など、心底、お茶の本当の美味しさを味わったことは無かったように感じられます。
茶房で景色をみながら、お茶を味わうという、とても贅沢な時間の使い方を教えていただいた気がします。