chieko2014さんのクチコミ(11ページ)全627件

お気に入りで３回も訪れた訳でもありませんが、この地区からの探索がとても、グラナダの街並みとして、素敵だったからです。
もちろん、ここから見渡せるアルハンブラも、決して忘れていません。
ただ、１回は夜、後の２回は曇り空、夕日に染まるアルハンブラ宮殿には会えませんでした。

カテドラルの印象は、セビリアやマラガ、そしてポルトガルで見て来た修道院と比べ、少し見劣りするような、あまり感銘を受けなかったような気がします。
それよりも、この一帯は、グラナダ有数の繁華街。
その周りには、多くの広場や商店街。買い物や飲食を楽しみながら、カテドラルを眺めるのも、楽しいです。

まるで円形劇場、闘牛場のような造り。少しも宮殿の趣を感じられなかったのが、率直な感想です。
四角いビルのような外観、やはりアルハンブラには似合わないような気がします。
ただ、この建物が完成した形を見学できたなら、当然違う印象になったことは間違いありません。

アルハンブラは、私の中では水がテーマ。やはりシエラ・ネバダ山脈よりの豊富な水を使った、サバクの民の芸術作品に期待しています。
アルカサバはアルハンブラだからといってもやはり要塞、そのような期待を求めるのは場違いでしょう。
ただ、グラナダの街を見渡すことのできる眺望の素晴らしさは、要塞だからでしょう。

最初に訪れたのは夏の離宮。ここの庭園には、水路と噴水がに数多く配置された小路が、緑の壁やバラのアーチ、あたかも迷路の中を歩いているかのように続いています。
離宮までの道のりを通り抜けて行きますと、ますます、これからのアルハンブラへの期待が、膨らんでいきます。

写真禁止の室内。カテドラルと前後してを見学したため、記憶に残っているのは、その内部の装飾の凄さと、その正面に安置されていた装飾の施された棺です。
ところで、ここの入場、狭い入口で、長い行列ができることもあります。
ただし、これは一過性のこと、少し待って団体さんが捌けた後には、すんなりと入ることができました。

アルハンブラでは建物と池の配置にとても魅力を感じます。
ここパルタル庭園では、この建物がシンボルとなり、調和ある庭園を構成しています。
婦人の塔ではなく、やはりここは貴婦人の塔であるべきでしょう。水面に映る姿は、とても優美で、女性らしさが満ちています。

アルバイシンへの観光に向かうには、ここが始発のアルハンブラバスに乗るか、そのまま歩いて、ダロ川沿いに歩いて行くか、そのスタート地点にある広場です。とても賑やかでカフェなども多くあり、ここでの休憩や食事も良いかもしれません。
ただ、ここは多くの観光客が集まる場所、料金も観光地値段です。

訪れた時が生憎の曇り空。水の織りなす風景はやはり日差しの中で鑑賞するのが一番と、つくづく感じます。庭園内には多くの池や噴水が絶妙に配置され、飽きることはありません。杉や建物の縦のラインと横のラインの水面の調和する光景、輝く日差しの中で見られなかったことが、ただ、ただ、残念です。

早朝より訪れましたが、もう多くの観光客で賑わっていました。夏の離宮と呼ばれ、ヘネラリフェという別の一角、離れた丘にあります。
宮殿の前面の庭園、じっくりと眺めていると、あの名曲「アルハンブラの思い出」の音律が頭の中に流れてきます。

一概にアルハンブラ宮殿といっても、広大な敷地、じっくりと見学したら多分１日でも足りないくらい。また、敷地外からのアルハンブラ宮殿の眺め、これも捨てがたいものです。
ここを訪れる個人旅行の方、決してどうにかなるとは考えないで、見学の計画は綿密にお立てください。そして、事前の予約は決してお忘れにならないように。

リスボンの地下鉄、車内も明るくとても安心して乗れる雰囲気。
駅構内の案内も路線ごとに色分け、デザイン化されていて、とても見やすく、行先方向の駅名も列記されていて至れり尽くせりです。
いつも悩む、切符の自動販売機での購入も、近くに係員が常駐していて、とても親切に教えてくれます。
（ただそのために、後ろで待たされることもありますが、そのぐらいは我慢しなくちゃ、ダメですよね。）

日本から見れば、西の果ての飛行場。ポルトガル人が東の果ての種子島に漂着した感動と同じ気分を味わっていました。なにせ飛行機が大揺れでしたので。空港の設備などほとんど記憶のないまま、憧れのポルトガルに両足で立っていることの感激に、地下鉄の駅に向かったことだけしか覚えていません。

主人にとっては普通の無難なホテルですが、私には評価の通りです。スタッフは画一チェーン店らしく、家庭的なサービスは期待できませんでした。
バスタブの栓がなかったのですが、明日でないと対応できないと、せっかくの湯舟を我慢したのですが、次の日も同じ対応、執拗に要求してやっと持ってきてもらいました。
バスタブの栓のないホテル別でもありましたが、こちらはすぐに対応してくれました。
主人はお国柄仕方ないと諦めていました。

ソコロ広場の北側に位置している、とても重厚な建物にこのレストランもあります。後で知ったのですが、夜にはこの建物の奥でフラメンコショーも催されるみたいです。ランチで利用したので、気にも留めなかったのですが。
料理は、それなりに美味しくいただきました。地場のワインは格別です。

闘牛場の前の通り、左にまっすぐ行ったところ。一帯が広場のある交差点にあります。この教会（修道院）には旅行前に得ていたクチコミ情報で、クッキーがとても美味しいとのことで、教会の見学よりも、その購入という少し邪心のある訪問。結局目的を果たせず、外観からの見学だになってしまいました。
教会に入れるタイミングは、いつも難しいものです。

いつもなら、もっと賑わっていても良い広場。何故か訪れた時期が悪いのか、時間帯が合わなかったのか、あまり人気がありません。ここで昼食としたのですが、入ったレストランはタブラオ兼用。夜になればフラメンコショーもあるみたいで、その時には賑やかになるのか知れません。

ロンダという街、ヌエボ橋を見る目的で訪れた街。ここまで奥が深いとは想像以上です。
観光名所といえる場所だけでなく、渓谷を下りたり、アラメダ・タホ公園を歩いたりと１泊の旅程では到底無理がありました。
ここの旧市街、辛うじて、そのとっかかりだけになりましたが、散策できたことが幸いでした。
もっと、もっと、この旧市街に迷い込めなかったことが残念です。

闘牛場の裏にある公園で、北に向かって遊歩道が続いています。
この公園の魅力は、眼下に広がる渓谷の美しさです。今まで曇っていたのに、散歩し始める頃には日が差してきて、何とも言えぬ景観に、とても印象深いものになりました。
道は先まで続いていて、なかなか切り上げることができませんでした。

ロンダのバスターミナルに着いたときは、生憎の大雨、仕方なく、向いのカフェで時間をつぶすも、一向に止む気配もなく、ホテルまでタクシーで行くことにしました。
ここには、案内と荷物預けを兼ねた小さなカウンターがあり、快くタクシーを呼んでくれました。
さて、ロンダは小さな街、日帰りでも観光は可能ですので、途中下車で立ち寄って、荷物を預けて観光も良いかなと思います。