ミロヒさんのクチコミ(42ページ)全2,910件

両国小学校から南に下り馬車通りを越えた所にあるビル パイオニアインの角に本因坊屋敷跡の立て札が立てられています。囲碁のタイトルに本因坊戦と言うのがありますが、その名はこの地に屋敷があった本因坊家が名前の由来です。立て札だけであまり見ごたえはありません。

両国 本所にある両国小学校の校庭東側、両国公園に面した所に尺振八の共立学舎跡の説明板があります。尺振八はジョン万次郎より英語を学び、幕府外国方に通弁として務め、遣欧、遣米使節団の通訳として福沢諭吉らと海外を視察し、帰国後この地に共立学者を設立しました。慶応義塾とならぶ私塾が設立されたとは知らず勉強になりました。

人形町の人形町通りの沿いの歩道にからくり櫓があります。両側の歩道に設置されていますが、私が見たのは江戸火消しの櫓です。1時間に一度からくりが見られるのですが、行った時間が早すぎてからくりは見られませんでした。11時からだそうですので、時間を見計らって行くと良いです。
人形町の名の通り人形芝居が江戸時代に開かれていた場所だけあり中々良い観光施設だと思います。

両国の吉良邸跡に近い両国小学校の北西部,芥川龍之介の文学碑の右手に駆逐艦｢不知火｣の錨が置かれています。明治期の帝国海軍の駆逐艦で、日本がロシアを打ち破った日露戦争でも活躍したです。その錨が何故ここにあるのか分かりませんが、だんなの母校にも戦艦三笠の鐘があったとの話なので、同じようなことなのかもしれません。
錨は柵のなかにおかれているので、見逃してしまいそうでした。

両国小学校の南西部の道を挟んで対面辺りに吉良邸正門跡の立て札が立てられています。2500坪もあった吉良邸の正門があった場所で、大石倉之助以下23名の赤穂浪士がこの正門を乗り越えて侵入し、内側から門を開け討ち入りました。忠臣蔵の映画などでも良くみられる光景がこの地で起きたのかと思うと少し興奮します。

両国の吉良邸跡に近い両国小学校の北西部に芥川龍之介の文学碑はあります。芥川龍之介は明治25年に生まれその後、本所にある母の実家に引き取られ、芥川家の養子となりました。龍之介自身はここ両国で少年時代を育ち碑の置かれている両国小学校で学びました。文学碑には杜子春の一節が刻まれています。芥川ファンには興味あるでしょうが、文学好きではない私にはそうなんだ、と言った程度にしか感じませんでした。

忠臣蔵で知られる吉良邸の跡地である本所松坂町公園から北に40ｍ程上がった所に大相撲の相撲部屋の時津風部屋があります。相撲部屋には言ったことがなく、相撲部屋のイメージは運動部の合宿所と言った感じだったのですが、全く違い、マンションの様な建物。シャッターも閉まり稽古の音も聞こえてこず見応えはありませんでした。

赤穂浪士 四十七士が討ち入った吉良邸の跡地である本所松坂町公園の中にある稲荷神社が松坂稲荷です。兼春稲荷と上野稲荷の二社を合祀した社で、兼春稲荷は討ち入り後地所清めの為に遷宮されたそうです。小さな社ですが、忠臣蔵に関係のある由緒のある稲荷神社です。

赤穂浪士が四十七士が討ち入った吉良邸の跡地の一角が両国の本所松坂町公園として整備されています。公園の周囲は海鼠壁長屋門を模した形をしており、園内には吉良の首洗い井戸、吉良家家臣二十士の石碑、松坂稲荷がある他、説明板も設置されており、分かりやすい。忠臣蔵ファンも多く訪れる歴史に実在した場所です。

両国の回向院の南東100m程の辺り一帯が忠臣蔵で打ち取られた吉良上野介が住んで居た吉良邸跡です。地図では本所松坂町公園が吉良邸跡となっており、間違ってはいないのですが、本所松坂町公園を含む2550坪の敷地が吉良邸でした。その証拠に本所松坂町公園の周辺には裏門跡や正門跡の説明板が建てられています。現地に行ってみると実際の地が分かり面白いです。

忠臣蔵で有名な吉良上野助邸の跡である本所松坂公園を南に30m程下がった所に鏡師中島伊勢住居跡の立て札があります。中島伊勢がどんな人物か知りませんでしたが、幕府御用達の鏡師であり、後に葛飾北斎となる時太郎を養子とした養父だったそうです。北斎が一時期中島姓を名乗っていたのもこれが所以でしょうか。
街歩きをしているとこの様な知らない歴史に出会え面白いです。

忠臣蔵で有名な吉良上野助邸の跡である本所松坂公園の南側対面に飯澄稲荷神社があります。小さな神社でこの場所にあることから吉良邸の中に祀られていたお稲荷様なのかもしれませんが、中にも入れず、説明板もなく由緒等まったく不明です。
本所松坂公園の中にも松坂稲荷神社があり、こんなに近い場所に二つのお稲荷様が祀られているのは珍しいと思います。

両国本所の吉良邸裏門のあった場所から1ブロック下がった「みきや」と言うお店の脇に江東義塾跡の立て札があります。夏目漱石が一高に在学中の明治19年から約1年間教師をしていた私立学校江東義塾がこの辺りにあったとのこと、夏目漱石がこんな所でバイト？をしていたとは知らず驚きました。

忠臣蔵で有名な本所松坂町公園を東に50m程行ったマンションの植え込みの中に吉良邸裏門跡の立て札があります。大石主税以下24名が討ち入った裏門があった場所がここです。本所松坂町公園が吉良上野介邸跡とされていますが、当時の吉良邸は約2500坪もあり、マンションのある地も吉良邸でした。立て札しかないので見応えはないですが、赤穂浪士が討ち入った場所に居ると思うと少し感動です。

R両国駅から国技館通りを100m程南下したところにある回向院山門の東側に旧国技館跡の立て札が立っています。小さいころ日大講堂として記憶がある旧国技館はここにあったんだとちょっと感動しました。丸いドーム型の建物に覚えがありますが、1983年までここにあったとは今の場所をみると想像もつきません。
何も残っていませんが、昔懐かし場所に思えました。

JR両国駅から国技館通りを100m程南下した正面に回向院はあります。1657年に創建された浄土宗のお寺ですが、境内には古いお堂は残っていません。しかし、境内には沢山の供養塔が残されています。元々明暦の大火で亡くなられた無縁仏を祀るためだったそうです。
回向院の中での一番人気は鼠小僧次郎吉の供養墓。多くの人墓石（前立）をお守りにするために削りに来る姿が見られます。その次は力塚でしょう。
赤穂浪士討ち入りの後の集合場所とされた由緒ある寺院です。

両国の回向院の境内の中に鼠小僧次郎吉の供養墓があります。回向院と言えば鼠小僧のお墓を思い浮かべる人も多いと思います。
鼠小僧供養墓の前にあるお前立を削り取ってお守りにする人が沢山訪れていました。ずっと削っている人もおり、見学に来た人にとってはずっと削ってばかりいる人はもっぱら邪魔になるだけ。節度をもって削って欲しい物です。
でも、それほどご利益があるのでしょうかね。

両国の回向院の中にある鼠小僧次郎吉の供養塔の左側にガラスの祠にに入れられた墓石があります。これが猫塚です。祠に覆われているのは間違えて削られるのを防止するためでしょか。猫塚は1816年の建てられたもので、説明板には猫の恩返しの話が書かれていますが、本当の話かどうかは分かりません。ただ昔話としては面白うです。

両国の回向院の境内、鼠小僧次郎吉の供養墓の近くに石造海難供養碑があります。全部で6基の海難供養碑があり、その内3基は伊勢白子関係の碑です。伊勢の商人が江戸まで来てたんですね。近くには石造明暦大火横死者等供養塔もあり良く見ないと区別がつきません。

両国の回向院の境内、鼠小僧次郎吉の供養墓の近くに石造明暦大火横死者等供養塔があります。1657年に発生した明暦の大火によって犠牲となった焼死者、溺死者、入水者、牢死者、行路病死者、処刑者その他の横死者の供養の為に建てられた供養塔です。説明板と供養塔が離れており、石造海難供養碑も近くにありどれが石造明暦大火横死者等供養塔なのか分かり辛いです。しかし、両国にはこの様な戦災、天災の供養に関わるものが多いのは何故なんでしょう。