はちのすけさんのクチコミ(23ページ)全3,565件

　KITTEは駅前の一等地にあった旧郵便局を商業集積やオフィスビスに変えて時代の需要に応える取り組みだ。東京駅間、名古屋駅前にもあり〝名所化〟している。博多のKITTEは丸井をキーテナントに上層階と地下階で飲食や土産物販売などを繰り広げている。博多グルメの店も多く、博多駅本体の阪急百貨店との相乗効果もあり、観光客にとっては楽しいエリアだ。

　西鉄が天神エリアで繰り広げる「ソラリア計画」で建設された商業施設だ。やはり同計画で建設された「ソラリアプラザ」が女性向けファッションビルだったの対し、「ソラリアステージ」はさまざまなニーズに応える専門個店を幅広くそろえているのが特徴だ。大型店が林立するこのエリアは中心商店街と呼ぶにふさわしい感じだ。

　九州一の繁華街である福岡市天神地区にあるファッションビルだ。本館と新館があり、売り場面積は30000平方メートル近くあるという。ソラリアステージや地下街、地下鉄の駅などと連絡しており、利便性もかなり高い。

　ＪＲ九州がキヨスクなどとともに駅構内で展開する土産物店だ。“地域一番のお土産専門店”を掲げ、地元の有名ブランドや特産品などを豊富に取り揃えたという。博多駅では新幹線の改札内にあるショップに寄ったが、広さの割には品が多く、利便性は高かった。

　1981（昭和56）年に新天町商店街創業35周年を記念して設置されたからくり時計。その後改修され、巨大なからくり時計として名をはせている。高さ17メートル、幅25メートル、大時計は直径３メートルだという。各地の商店街でからくり時計が商店街活性化の象徴となっているが、そのはしりはここかもしれない。子供の頃はもとより、大人になっても足を止めて見入ってしまう。それがからくり時計。

　久しぶりの福岡市。地理が不案内だけに、新幹線パックでこのホテルを見つけたときは、すごくいいホテルだが、博多駅からの距離が少し気になった。実際、行ってみると、あまり気にならない距離だ。夕食は繁華街に繰り出したが、アクセスは問題なし。また、インターネットで見た「すごくいいホテル」という感想は、そのままだ。部屋をはじめとする設備はとても満足。外国人旅行客がとても多いのは意外だったが。

　わが家は佐世保―福岡間でこの高速バスを使う。利便性の高さもあるが、並走するJR線に比べて運賃が格段に安いからだ。所要時間は定刻で走行できればそんなに変わらない。JRは博多駅での乗り継ぎが楽な点が勝るだろうか。佐世保福岡間に限らず九州エリアは高速道路を高速バスが縦横に走っており、便利な存在だ。

　佐世保市の新しい商業集積である「させぼ五番街」の近い場所にある。離島ばかりではなく、平戸市や西海市行きなど近海路線が発着する。JR佐世保駅と並んで交通の要衝を形成しており、佐世保市への交流人口の利便性を支えている存在だ。ターミナルビルは新しく、一角には移住相談窓口があるのが目についた。

　隣にある駐車場から車いすでターミナルビルに行けるバリアフリー施設の充実が目についた。佐世保と上五島を結ぶ高速船などが発着するターミナルだ。変わったターミナル名だが、かつてこの場所には「瀬」が伸びており、その形から「鯨瀬」と呼ばれるようになったのが由来だ。4階には展望ロビーがある。

　ＪＲ終点の街である佐世保市を発着する第三セクターの電車だ。佐世保の街では所々で高架を見かけるが、佐世保市中心部では路線バス的な使い方ができる。特に佐世保中央駅と中佐世保駅の距離２００メートルは、国内の鉄道では最短という。一両編成の伊万里行きに乗ったが、路面電車のようなのんびりとした電車だ。佐世保駅にある全５７の駅名が書いてある階段は楽しい。

　以前、佐世保市の路線バスは西肥バスと佐世保市営バスが運行していたが、西肥バスに一本化された。天然の良港である佐世保は地形上の制約が多く、観光する際はマイカーよりもバスが便利だ。平戸や伊万里、有田にも路線があり、焼き物巡りにも使える。ＪＲ佐世保駅前のバスセンターから各地に路線が延びており、そこが便利だ。

　戦時中の防空壕を利用した商店街で有名な存在だ。もともと佐世保には洞窟遺跡が多いなど柔らかい岩という〝使いやすい岩盤〟に恵まれていた。さらに天然の良港、船舶業の発展で軍都として攻撃の標的になったことから、防空壕の必要性も高かった。こうした歴史的な背景が、商店街という現代的な要素でわかりやすく示された。面白い観光資源だ。観光的なショップもあるが、地元民の御用達ショップも混在している。

　中心市街地活性化のモデルケースとして紹介されているのが、させぼ四ケ町商店街だ。長いアーケード商店街を舞台に活性化イベントを連発し、消費者や交流人口を集めている。平地が少ない地形だけに中心部の商店街は天然のコンパクトシティを形成しており、すり鉢の中心部に人が集まるような効果を発揮してきた。長い商店街の中に、専門店と大型店が共存しているのが魅力だ。さらに佐世保バーガーやレモンステーキなど名物を随所に織り込んでいる。商店街が観光資源の一つになる活性化のパターンを具現化している。知り合いの佐世保出身の人は商店街のことを「おマチ（街、町）」と呼んで、特別視している。

　国内有数の中心市街地商店街の活性化例として紹介されることが多い「させぼ三ヶ町」の近く、ＪＲ佐世保駅をまたいでオープンしたのが、このさせぼ五番街だ。既存の商店街である三ヶ町、四ヶ町に続く五番目の町として名付けられた。地元でスーパーマーケットを展開するエレナグループが運営している。おそらくは従前の商店街にはないショップを集めたのだろう。若年層に人気の全国的なショップをテナントに集め、明らかに従前の商店街とは差別化を図っている。佐世保駅に近いだけに観光的にも使えそうなショップ群だ。

　佐世保市にＪＲで初めて行った時、ここでコーヒーを飲んだことを覚えている。佐世保駅の本当に駅前にあり、利便性はとても高い。飲食だけでなく、雑貨、ファッションなどさまざまな分野の店舗が入っており、観光客、地元民両方のニーズに応えている。丸い駅ビルふうの建物とてもよく目立つ。

　濃い場所だ。映画やドラマで見た終戦直後の闇市という言葉すら連想する。味わい深い雰囲気と建物は、いまやこの商店街の最大の魅力だろう。防空壕を活用した商店街で知られる「とんねる横丁」に連続して続く片庇型アーケード商店街。約200メートルほどだが、地元民の必需品を売っている。地元密着型の商店街だが、ここは観光地だ。

　これが観光施設かと問われるとちょっと疑問だが、広義では交流人口を呼び込む観光施設に入るだろう。2000席ある大ホールにクラシック演奏などを楽しむ中ホールのほか、会議や見本市が可能な会議室、土間を備える複合型のコンベンション施設だ。立地もＪＲ佐世保駅近くで、アーケード商店街やホテルが近く、利便性も高い。外観も近未来的で都市のランドマークといった感じだ。

　九州の高速交通網の特色のひとつに「高速バス」がある、と思う。大阪便、東京便など地方から大都市に向う都市間高速が盛んなのはわかるが、九州の場合は地域間交通でバスが寄与している。JRも利便性が高いが、九州ではコストパフォーマンスを武器に高速バスを使うケースが多い。佐世保バスセンターはそうした高速バスの拠点だ。JR佐世保駅前にあり、観光客の利便性は高い。

　中心市街地にごく近い所にある公園だ。佐世保川に架かるアルバカーキ橋を渡ったところに園地が広がる。訪れた時がゴールデンウイークだったのでクスノキの巨木が目立っていたが、桜の名所としても有名だ。遊具があり親子連れの姿が目立ったほか、米軍基地が近いこともあり関係者がランニングする姿も。観光地というよりも、市民の憩いの場という感じだ。

　鴨川の今出川通から丸太町通の間は京都の都市らしい眺望が続く。丸太町より南は繁華街だし、今出川よりも北側は少しひなびてくる。今出川の少し上流で高野川と賀茂川が合流し、鴨川が始まる。丸太町橋から見る鴨川は本当にきれいだ。眺望もいい。この辺りは大文字山が望めるが、見つけると得をしたような気分になれる。