2017/02/09 - 2017/02/10
118位(同エリア3281件中)
琉球熱さん
今年の建国記念日は土曜日と重なり、そのため前日の2月10日が全社休業に。おまけに、休みを取りたがらない社員が多いことに業を煮やした経営陣が、年に数回の「有給休暇取得奨励日」なる物を設定。そのひとつが2月9日。
つまり、2/9~2/12を4連休にしても良いですよ、と会社が言っているのだ。
しかしこれを真に受けて小躍りするのは私のような不良社員だけ(笑)
てなわけで、ありがたく4連休をいただき、平日動けるメリットを活かそうと、最近大注目で訪問者激増の雲竜渓谷を狙うことにした。
しかし!
好事魔多し・・・
- 旅行の満足度
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
さて、気分は上々で準備万端。
今回は2泊3日の行程で、メインは雲竜渓谷の大氷瀑なれど、それ以外はスノーシューフィールドでもある日光・奥日光を遊び倒そうという計画。
アイゼンも準備し、スノーシューならぬワカンも用意。 -
2/9、東武日光行きのスペーシア始発に乗り込む。
案の定、激空き。ラッキー! -
東武日光に到着。
すごい天気・・・
まぁ、予報では明日は晴天。明日に期待して、きょうは徒然に雪上ハイクでも楽しもう。東武日光駅 駅
-
そんなこんなで湯ノ湖。
ほぼ全面雪に覆われ、対岸の山はガスの中。
これはこれで幻想的。
何より人がいないのが嬉しい。湯ノ湖 自然・景勝地
-
この湯ノ湖、湯元温泉からの湯が流れ込んでいる。水温は高いのか?
全面凍結することもあるというから、それほどでもないのか? -
湯ノ湖の南端は切れ落ちていて、そこが滝になっている。
湯滝だ。湯滝 自然・景勝地
-
滝に沿って遊歩道があるが、積雪で埋まっていた。
観瀑台がある滝下も、車両通行止め。レストハウスも休業のようで、滝を下から見ることはできなかった。 -
湯ノ湖の周回路(遊歩道)も冬季通行止め
湯ノ湖は諦めて移動することに。 -
その時、頭上から聞き覚えのある声が・・・
見上げると、白黒縞模様のアイツが・・・ -
ズームしてみる。
コゲラ
必死に食事中。 -
温泉街に入り、日光湯元ビジターセンターへ。
環境省 日光湯元ビジターセンター 名所・史跡
-
館内は明るく広い。
情報収集には格好の場所。
このエリアのスノーシューコースについていろいろと教えてもらった。 -
それにしても腹が減った。温泉街ならなんとかなるだろうと高をくくっていたが、日光湯元には食事処が、、、ない!
仕方なく戦場ヶ原まで引き返し戦場ヶ原 自然・景勝地
-
三本松茶屋でようやく昼メシ。
店の中がやたら寒いのには参った。三本松茶屋 グルメ・レストラン
-
結局赤沼まで戻り、中途半端な時間だったので、ちょっと散歩でもしておこうということに。
赤沼茶屋 グルメ・レストラン
-
小川沿いの道を行く。
スノーシューコースとしてはメジャーなだけに、トレースも充分についていて、安心・安全。 -
太陽が出ていればきっと綺麗な雪原も、どんよりした空の下では「色」に乏しく、山水画のよう。
-
足元はスノーシューならぬワカン。
アイゼンが必要になるような傾斜やアイスバーンはない。 -
川の段差にできた氷柱群。
明日はもっとスケールの大きいものが見られるぞ!
・・・とこの時は思っていた。 -
誰も足を踏み入れていない雪原に見事なまでのアニマルトラック。
タヌキか?
おそらく午前中のもの。
どんな顔で歩いていたのか?
そんなことを想像すると楽しい。 -
赤沼の遊歩道入口から約40分。
竜頭の滝の上部に到着。
小田代ヶ原、湯滝への分岐があったが、所要時間が最も短いこちらを選択。
結果、アップダウンもほとんどなく、楽チンであった。
晴れていれば、小田代ヶ原に周りたかったが・・・ -
人がいない・・・
竜頭ノ滝 自然・景勝地
-
男体山の噴火によってできた溶岩の上を210メートルにわたって流れ落ちる滝、、、ということらしい
-
確かに、崖の上から一気に“落ちる”滝ではなく、幅10mほどの階段状の岩場を“流れる”滝だ。
湯滝も同じような形態だと思うが、これを「渓流爆」と言うのか?
ふと気付くと、相方が静か。
散歩していれば機嫌が良いのに、浮かない顔だ。
天気も悪いし、そろそろ帰るか、と来た道を引き返す。 -
今宵の宿、ハンプティ・ダンプティ。
綺麗なペンション。
場所は良くないが、その分静か。ペンション ハンプティダンプティ 宿・ホテル
-
ここのオーナーご自慢の大型オルゴール。
なんでも、ドイツ製で100年前のものだそうだ。 -
普通イメージするシンプルな音のものとは大違いで、音量も大きいが、何より音が重厚。
-
さて、色々凝っているオーナーのようだが・・・
部屋は恐ろしく狭い。
まぁ値段だけで選んでいるからぜいたくは言えない。
ただ、荷物が何かと多くなりがちな登山では、ちょっと使い勝手が悪い。
ここでアクシデント発生。
相方が元気がなく、おでこを触って見たら熱い。
体調が下り坂のところに雪上ハイク。汗をかき、汗冷えして一気に悪化したようだ。
晩メシも取らずに早々に就寝、その様子を見て「こりゃ明日は無理だ」と判断。
復路の電車を変更し、レンタカーも前倒しで返却の手続き。 -
さて、翌日。
予報通りの晴天!
「帰る日に晴れる」、、、私の旅の「あるある」である。
だがしかし、、、雲竜渓谷は断念!
宿にも2泊目をキャンセルする旨を伝え、チェックアウト。
ちなみに、相方の食欲は戻らず、朝食はほとんど私が食べることに・・・
おかげで朝から満腹・・・(笑) -
レンタカー返却の前に、前回訪問した際に気に入った店に寄って行く。
湯沢屋
酒饅が絶品である。湯沢屋 グルメ・レストラン
-
老舗らしい門構えと落ち着いた店内。
-
そして2軒目
落合商店
湯沢屋から2~3軒隣。
観光地の店と言うより、古い商店街の漬物屋のような店。落合商店 グルメ・レストラン
-
お目当ての品をゲットしたらあとは車を返却し電車に乗るだけ。
時計を見るとあまり時間がない。
後ろ髪引かれる風景・・・ -
東武日光駅前から、後ろ髪引かれる風景その2
-
湯沢屋の「四色酒饅」
前回はなかった商品
落合商店の「志そ巻とうがらし」
辛い! しょっぱい! ご飯がすすむ
湯沢屋の「唐辛子羊羹」
落合商店の志そ巻とうがらしを詰めた羊羹。
ご近所同士の「協同商品」だ(笑) -
日光湯元ビジターセンターで購入したバッジ
小田代ヶ原(春・夏版)と雲竜渓谷を抱く女峰山
~~~~~~~~~~~~~~
やれやれ、日光まで何をしに行ったのか(笑)
雲竜渓谷の氷瀑は来年までお預けとなってしまったが、帰宅後倒れるように寝込んだ相方を見ると、昼に戻ってきた判断は間違っていなかったか・・・
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この旅行記へのコメント (8)
-
- salsaladyさん 2017/06/10 12:22:43
- 日光湯の湖で遭難寸前?
- ☆雪山の美しさと怖さ!を表現するのかしら?と期待しましたが。。。無事!
日光戦場ヶ原は秋の散策に持ってこいですが、雪山となると覚悟が必要?
自然の脅威と申しますか、お連れさんが無事下山出来て何よりでした。〜see you〜
- 琉球熱さん からの返信 2017/06/12 22:34:31
- RE: 日光湯の湖で遭難寸前?
- salsaladyさん、書き込みありがとうございます。
今回は山に登る前に断念したという話でして(笑)
さらに厳密に言えば、目的地とした雲竜渓谷は「雪山」ではないかな?
アイゼン必携ではありますが。
海にしろ山にしろ、何はともあれ、無事に帰宅することが一番ですね。
-
- ちゅらさん 2017/02/12 13:31:08
- 夢が、増えましたね。。
琉球熱さん こんにちは。
素晴らしい雪景色 拝見させていただき、ありがとうございます。
真っ白な雪の上に 自分たちだけの足跡って素敵ですよね〜
山には、ちょっと縁遠い私ですが、雪山には憧れます。
(拝見させていただくだけですが...笑。)
奥様、その後は大丈夫でしたか??
素早い判断で、さすがです。
登山にはこの判断が大切なんだろうな〜と 素人ですが、そう感じました。
でも、後ろ髪引かれる思いの景色 絶景でしたね〜
来年は、もっともっと 素晴らしい絶景を楽しんでください。
ちゅら
- 琉球熱さん からの返信 2017/02/12 15:42:03
- RE: 夢が、増えましたね。。
- ちゅらさん、こんにちは
いつもありがとうございます。
曇天の雪景色は寒々しく寂しげなので、あまり好きじゃないんです(笑)
「銀世界」なんて言いますが、それは青空あってのこと。
2日目は見事な晴天で、恨めしいやら悲しいやら・・・
カミさんは帰宅後も昏々と眠り続け、おかげで私が家事担当(笑)
ま、しかし、笑顔で眺められてこその絶景です。
氷瀑は来年に持ち越し。
そして、どうやら風邪をうつされたらしい・・・(涙)
-
- 玄白さん 2017/02/11 22:19:10
- 雲竜渓谷断念とは残念でしたね
- 琉球熱さん、こんばんは
奥様の体調不良で圧巻の氷瀑、雲竜渓谷に行けずじまいで残念でしたね。
玄白も一度は行ってみたいと以前から思っていたのですが、最近はハイキング程度でも膝の痛みを覚えるようになってしまい、トレッキングはそろそろ卒業かなとも思い始めている今日この頃です。情けない!! 玄白も雲竜渓谷は夢のまた夢になっています。
そんなわけで、今日は、写真好き仲間と簡単にアクセスできる日光の氷瀑2つ(華厳の滝、裏見の滝)、中禅寺湖畔歌ケ浜のしぶき氷の撮影に行ってきました。(4Travelアップはいつになるかわかりませんが・・・)
再度、雲竜渓谷チャレンジしてみてください。 では・・・
玄白
- 琉球熱さん からの返信 2017/02/11 23:03:51
- RE: 雲竜渓谷断念とは残念でしたね
- 玄白さん、こんにちは。
いつもありがとうございます。
天気も良し、現地泊だから早朝から動ける、これはイイ!と思っていた矢先、、、
好事魔多しです。
一人で行ってくれば、と言われましたが、熱っぽい人間を宿に残して遊びに行くのも気が引けるし、第一一人じゃつまらない。というわけで諦めました。
雲竜の大氷瀑は、被写体として玄白さんの心をくすぐるのでは?
膝痛とは悩ましいですね。慢性的なものなら「うまく付き合っていく」しかないのかもしれませんが、サポーターなどで多少は緩和されるかもしれません。
何はともあれ、玄白さんもお大事に!
-
- kuniさん 2017/02/11 21:43:55
- さすがに貸し切りですね
- 琉球熱さん、こんばんは。
今回は奥日光ですね。
ワカンという山道具、お恥ずかしながら初めて知りました。
かんじきみたいなものですね。
やはりこの時期の奥日光は訪れるハイカーが少ないんですね。
静かな銀世界、晴れるとさらに良かったでしょうけど、新雪の上を歩くのは気持ち良かったのでは。
先々週青森に行き、八甲田の横を通りましたが、後になって樹氷の中を歩く企画にすれば良かったって思ってました。ただ、残念ながら当日はロープウェーが運休していたので、企画したら企画倒れでしたけどね。
まだまだ今冬の銀世界が待ってますね。
行きたいな〜が、行動に繋がらない私です。
kuni
- 琉球熱さん からの返信 2017/02/11 22:56:10
- RE: さすがに貸し切りですね
- kuniさん、いつもありがとう〜〜
> ワカンという山道具、お恥ずかしながら初めて知りました。
> かんじきみたいなものですね。
いやいや、別に恥ずかしい話ではありませんよ。「ワカン」といっても、これ、俗称じゃないかな? 要はカンジキですから。
ほんとのカンジキは竹とか木でできてますが、私のはアルミです。軽くて丈夫、メンテ不要。
スノーシューは重いし大きいし、何より高い!
カンジキは粋だけど、本格的なモノはけっこう高い(手入れも必要だし)
消去法で選んだのがアルミ製のワカンと言うわけです。
> やはりこの時期の奥日光は訪れるハイカーが少ないんですね。
> 静かな銀世界、晴れるとさらに良かったでしょうけど、新雪の上を歩くのは気持ち良かったのでは。
何せ平日でしたからね。どこも空いてました。その分、店も閉まってましたが(笑)
登山道にとらわれず勝手に歩ける、これが冬季の楽しみですね。
動物の足跡を見つけるのも楽しいし。
kuniさんも一度お試しを。
スキーとはまた違った楽しさがあります。冬景色は晴れてないと陰鬱な風景ですが、そこは晴れ男、心配ないでしょう!
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