ひろりんさんのクチコミ(611ページ)全12,205件

静内から少し南に行ったところ。海からは離れていて、牧歌的な風景が広がっています。地元の方の手入れがいいと思うのですが、駅にはたくさんの花が咲いていて、旅人の目を楽しませてくれます。うららかな日に訪れたい駅です。

「ふれあいサテライトみついし」と名付けられた建物が駅舎になっています。駅前には大きな駐車スペースもあるので、ちょっとした道の駅みたいな存在。どちらかといえば鉄道利用者よりも車で来る人の方が多そうな雰囲気です。

新緑の季節。周囲は見事に緑一色です。ホームのとなりに小さい待合室がありますが、ただそれだけの無人駅。冬になると厳しい寒さだと思いますが、短い夏に素晴らしい緑を見せてくれます。海を見飽きたらこの駅で下車するのもＯＫ。

この付近では内陸部を走っている日高本線。ここにはまとまった集落が見られます。そして何よりも特筆されるのは、列車の交換ができること。本数が少ない日高本線ですが、この駅から先はまったく列車の交換ができません。最後の交換駅です。

日高本線が内陸部を走っている区間。荻伏の集落はけっこうたくさんの家々が見られます。駅舎は貨車を活用したもので、この路線でよく見られますが、それぞれの駅で独特のイラストが目を引きます。この駅は気球。明るい雰囲気になっています。

海岸部を走る日高本線は、美しい海岸の景色が特色の路線です。車窓を楽しむには絶好ですが、内陸部を走る区間も素晴らしい。とくに絵笛駅は北海道らしさ満載です。駅の周囲はみんな牧場。そしてのんびりとした雰囲気の中で、馬が草をはんでいます。次の列車までの時間、普段の喧噪を忘れてまったりと過ごすには最適。

日高地方の中心となる集落が浦河と静内。浦河は広々とした市街地があって、そのはずれに駅があります。電気店からスーパーまで、ほとんど都会と変わらないものが見られる中で、昔とまったく変わっていないのが駅です。今も温かい駅舎が活躍しています。

浦河は北海道日高地方の中心となる町。そんな中を日高本線が静かに走っています。ほとんどの駅は北海道らしい広々とした中にあるのに、この東町だけは住宅が迫っている狭い駅。ローカル私鉄の駅を見るようです。海に近く、地元の人たちも多く利用しています。

西部劇に出てくるような駅舎が出迎えてくれました。海岸に面した国道沿い。目立っています。昆布漁を見に行くにもいいところで、駅の周囲をゆっくり歩ける季節に行くといいのではないでしょうか。もちろん駅舎もゆっくりできます。

かつて全国で見られた、貨物の車掌車を利用した駅舎です。最近はこれを求めて旅をする人も増えたとか。日高本線の貨車駅舎はいろいろなイラストを見るのも楽しみのひとつ。鵜苫で下車してみると、タコが出迎えてくれます。思わず微笑んでしまいます。

かつて北海道だけではなく、全国のあちこちで見ることができた貨車駅。しかし新しい駅舎の建設でなかなか見ることができなくなってきました。北海道にはそんな貨車駅がまだまだ残っています。西様似は様似町の市街地に近いところ。本当にいい雰囲気の駅舎です。

今や貴重な存在になったローカル線の旅。中でもこれだけの距離を旅する支線は本当に貴重だと思います。昆布漁をする海岸を眺め、競走馬が草をはんでいるところを眺め、地元の高校生が部活動へ向かう。そんな北海道の日常生活を体験できる路線です。終着駅の様似は観光の拠点にもなっているので、バスに乗り換えてえりも岬に向かうのもいいでしょう。

車では行けないところにある秘境駅です。トンネルとトンネルにはさまれたところにホームだけがあり、海に出ることはできますが、それ以外はどこにも行くことができません。最近は秘境駅ブームとかで、この駅に来ることを目的に訪問する人が増えているようです。列車本数も少ないので、行くときは時刻表をしっかり調べて行くことをオススメします。