旅行のクチコミと比較サイト フォートラベル

ルート3さんのトラベラーページ

ルート3さんのクチコミ(3ページ)全80件

条件をクリア
エリア
カテゴリ
並び順

  • ホテル
  • ショッピング
  • グルメ・レストラン
  • 交通機関
  • 観光スポット
  • 基本情報
  • 片道10バーツ

    投稿日 2013年03月27日

    ワット カオ タキアップ ホアヒン

    総合評価:3.0

     ホアヒン市街地からソンテウで移動。

     最初に停めたソンテウの運転手に訊いてみると「緑色のソンテウ」がタキアブに行くとの事。待つこと数分、緑のソンテウに乗車。片道10バーツとの事で終点まで。

     そこには緑のソンテウが何台も停まっており帰りの心配もない。

     下車ポイントから5分程度歩いて海岸に到着。ホアヒンビーチよりも岩が少なく海水浴をしている人が多い。丘の上まで登るのは暑いので黄金観音像下の海岸べり岩陰で休憩。

     なお、トイレは有料、5バーツ。水も15バーツと観光地価格。帰りは途中下車し、マーケットビレッジへ。

     こんなにアクセスが良いのなら、タキアブ付近のホテルにすれば良かった。価格も総じて市街地よりは安いし・・・・。

    旅行時期
    2013年03月
    利用した際の同行者
    カップル・夫婦(シニア)
    観光の所要時間
    1-2時間
    アクセス:
    4.0
    コストパフォーマンス:
    3.0
    人混みの少なさ:
    4.0

  • 男の私には

    投稿日 2013年03月27日

    アジアティーク ザ リバーフロント バンコク

    総合評価:3.0

    BTSサパーンタクシン駅下車。川方向へ進み突き当たり左側奥の無料ボート乗り場へ。
    手すりに沿って並ばされ乗船。ものの10分ほどで到着。下船エリアは写真撮影禁止なので注意。無料ボートは夕刻までらしいので、帰りは道路側に出て左方向徒歩1分のバス停からエアコンバス547番でシーロムまで10バーツ。504もOK。75はBTSサパーンタクシン駅、チョンノルシー駅はアクセス可能。
    それにしても観覧車の料金は暴力的に高い。大人250バーツ、子供100バーツと表示。タイ王国得意のタイ語での2重価格表示はないようなのでタイ人も同価格?利用者はほとんど無し。

    旅行時期
    2013年03月
    利用した際の同行者
    カップル・夫婦(シニア)
    アクセス:
    3.0
    お買い得度:
    3.0
    サービス:
    2.0
    品揃え:
    3.0

  • お勧めしかねます

    投稿日 2012年07月20日

    スターブライト ホテル チェンライ

    総合評価:2.0

     チェンライ市街の目抜通り、パホンヨーテン通りからワンカムホテルに向かう途中の左側にあるホテル。ちょうどエジソンデパートの向かい側だ。

     だが、予約した段階では場所のイメージは、ワンカムホテルに何回も泊まり、このホテルの前を数え切れない程通ったはずだが、具体的な記憶が無い。それほど印象の薄いホテルだ。

     空港からホテル付近にワンカムホテルの送迎車に便乗し午後9時過ぎに到着したが、探し回る始末。ホテルは、横に長い建物の中央辺りにあり、扉は閉まり中は真っ暗だ。この建物は、行き付けの古式店、ネット屋と同じだが、今までホテルがある事自体全く気付なかった。

     扉を開け中に入ると、スナック風のカウンターが、ホテルのカウンターも兼ねており、男性が1人いた。予約してある旨を告げるが通っていなかった様子で、どこかに電話して確認している。確認できたようでチェックインを済ませ、正面奥の階段で二階の部屋に案内される。外観からは想像出来ない広さだ。だが、全体に暗く、窓も小ぶりな事から陰気な印象だ。まあ、寝る分には十分だが。

     朝食は、一階の狭いロビーのスナック風スペースでだ。部屋数は3階建なので、5、6といったところで、これで充分なのだろう。他に宿泊客はいないのだろうか、朝食会場には私1人だ。朝食は、コンチネンタルまたはタイ風から選びブッフェスタイルではない。少人数対応なら仕方ないが、タイまで来て喫茶店でモーニングサビスを食べている様で、如何にも味気ない。これでは、余程このホテルが好きな固定客以外満足しないだろう。

     今は安く出回っているが、私が泊まった時は、ワンカム、ウアンインに匹敵する料金設定なので、まずリピートは考えられない。実際、私も5泊の予約をしていたが、キャンセルフィーが掛からない事を確認し、1泊で他のホテルにトンズラした。

    旅行時期
    2005年07月
    利用目的
    観光
    利用した際の同行者
    一人旅
    1人1泊予算
    5,000円 未満
    コストパフォーマンス:
    2.0
    サービス:
    2.0
    バスルーム:
    3.0
    ロケーション:
    4.0
    客室:
    3.0

  • 白人優先ホテル?

    投稿日 2012年06月25日

    レンブラント ホテル&スイーツ【SHA Plus+認定】 バンコク

    総合評価:2.0

     このホテルは今回で3回目の利用だ。特にお気に入りという訳ではなく、諸般の事情で泊まる事なったのだ。

     スクンビットの中級ホテルとしては、それなりの呈を成しており、また隣接するレンブラントタワーにあるレッドペッパーは評判の良いレストランとしてガイドブックにも紹介される有名店だ。もっとも私は一度も足を運んだ事はないが。

     このホテルは部屋も朝食も合格点。ただ、気にくわないのはファラン(白人)最優先なのだ。チェックイン、チェックアウト、フロントでの用事、それら全てファランが来れば後回しにされるのを何回も経験している。

     特に顕著なのは朝食会場での席のアサイン。いつ行っても前後左右を料理を採りに行く客軍団で落ち着かない中央の席に案内されるのが常だ。壁際の席はファランで占められており、例え空いていても案内された事は一度もない。一人だからかな?

     ”日本人は文句を言わない”と舐められているのかと、一瞬強行突破を図ろうとも考えたが、大人気かないので思いとどまる。私も典型的な日本人なのだろう。中央には、そんな日本人ばかり。いや韓国人、中国人も?

     また、チェックアウト時、ミニバーを使用していないにも拘らず請求される。覚えがないので当然拒むが、「同伴した女性が飲んだ!」、とも云われ気分を害す。ホテルの部屋にはメーバーン以外、立ち入っていない。結局、押し問答の末、支払いはしないですむ。
     ガイドに文句を云うと、このホテルでは、悪質なメーバーンがおり、日本人はオンナを連れ込むことを見越しバレないと決め付け、勝手に飲み物を飲んでいるらしい。

     スクンビットが主な行動エリアで、ソイ18、ソイ20の両方に出れるこのホテルは、立地抜群だが、泊まるには中級ホテルとしてそれなり料金が必要。その価格ならば選択肢は幾らでもあるだろう。

    旅行時期
    2010年01月
    利用目的
    観光
    利用した際の同行者
    一人旅
    1人1泊予算
    7,500円 未満
    コストパフォーマンス:
    2.0
    サービス:
    1.0
    バスルーム:
    3.0
    ロケーション:
    3.5
    客室:
    3.0

  • モダンなホテルです

    投稿日 2012年06月14日

    ベスト ウエスタン メイフェア スイーツ バンコク

    総合評価:3.0

     シティライナー・パヤタイ駅から徒歩圏内、価格の安さ(JHCのホテルバーゲンで1500円/泊)、ベストウエスタンのブランド名でこのホテルを選択。

     だが、プラットフォームからベストウエスタン・メイフェアスイートが見えているが駅からあてにしていた近道は通れないようだ。タクシーで行こうとしたが、もの凄い交通渋滞。「エーイ、ここは歩くのが一番だ!」、とバックを転がしながら歩を進める。一旦ペブリ通りまで出て、ファーストホテル横のソイをパヤタイ駅方面に戻る形でホテルに到着。

     遠い、遠い。タイの歩道は凸凹、段差だらけでピギーケースを引き摺って歩くのは難行苦行だ。加えて、ペブリ通りまで来た時、突然ピギーバックが重くなる。異常な重さで摩擦係数μが大幅に増大したようだ。正に引きずっているとの表現通りだ。まだ寒い日本から暑いバンコク到着早々これはキツイ。玉の様な汗が吹き出し滝になって顔を流れる。服も日本仕様の厚着で、下着までズクズク。バックの底をチェックしてみると両車輪とも表面のゴムが断劣し、しかも車軸が折れている。これでは重いのが当然だ。

     しかも、このバックは前回新調したばかりで、1回使っただけでアウト、かよ。安物だから仕方ないと言えばそれまでだが、インド人のカバン屋め、せめて3、4回は使わせろ。タイのバッグの品質が悪いのか、はたまた道が苛酷なのか?

     一服を何回も繰り返しながら、滝の様な汗で全身ぐっしょりでようやくホテルに到着。

     ホテルはカウンターの下部分が青くライトアップされておりモダンな感じ。そのライトを見ながら暫し休憩。汗が引いたところで部屋に案内される。部屋は新しく、広くはないものの薄形テレビ、DVDプレイヤーが設置されており良い感じ。

     ホテルの付近は何も無いが、唯一ホテル裏にローカルコンビニが。

     ホテルからはペブリ通りまでツクツクで送迎サービスがある。でも、パクソイから駅までは遠い。BTSはパヤタイ駅よりもラチャティウイ駅が近い。

     このホテルの最大のメリットは、プラトーナム市場に近い事だろう。市場の西の端には歩いても5分程度。翌日の午後、プーケットに出立したが、余裕でバッグの調達が出来た(このバックも1回の使用で破損)。

     ちょっとしたトラブルがあり、フロント嬢の助力を求める。親身になって相談に乗ってくれ好印象。その際、ロビー奥には一台だけだが、無料パソコンが置かれており、ネットを利用して調べたらのアドバイスを頂く。

     朝食は料理の種類が少ないようだが、まあこんなものか。

     今回は夕方到着、午前中出発の慌しい1泊であったが、機会があれば又利用したいものだ。

    旅行時期
    2011年11月
    利用目的
    観光
    利用した際の同行者
    一人旅
    1人1泊予算
    2,500円 未満
    コストパフォーマンス:
    3.0
    サービス:
    3.0
    バスルーム:
    2.5
    ロケーション:
    2.0
    客室:
    3.0

  • 期待はずれ

    投稿日 2012年06月23日

    ブラサリ プーケット【SHA Plus+認定】 プーケット

    総合評価:3.0

     前泊したシービュー・パトンからピギーケースを引きずりながら暑い最中徒歩で移動。前日までに場所はチェック済みなので不安はない。徒歩で充分な移動のはずだが、それにしても暑い。徒歩を止めようと、通りかかったミニソンテウと価格交渉をするが、短い距離にも関わらず200バーツから下がらない。バンコクならタクシーワンメーター35バーツなのにな。仕方なく、フーフーいいながら汗だくでホテルに到着。


     パトン繁華街の南側に立地し、目の前は広大なホリデーイン。周辺には、ショッピングセンター、レストラン、マッサージ店、コンビニ、更にプーケットタウン行きのソンテウ発着所などがあり利便性は良し。

     このホテルは、ブティックホテルの先がけとして名前は以前から知っており、また以前アンダーマン・リゾートを利用した時に、ロビーで知り合った日本人から評判を聞き、宿泊を楽しみにしていた。

     座ってのチェックイン、すかさずウエルカムドリンクが出てくるのはシービュー・パトンと同じ。ボーイに案内され部屋に案内される。レストラン横の通路を抜けホテル棟へ。1Fのレストラン横、プール棟は流石雰囲気が良い。

     だが、ホテル棟に入ると雰囲気が一変し、イヤな予感が。そう予約したのは一番安い部屋なのだ。エレベーター、廊下は素っ気なくおセイジにもブデックホテルの趣は無い。案内された部屋は、味も素っ気もなく、ベランダも無い部屋でがっかり。窓を開けると隣のホテルの通路?これがリゾートホテル?

     ホテル内には小さなプールが点在しているが、利用客はほとんど見かけなかった。プールに直接入れる部屋があるので、その部屋の住人以外は入りずらいのかな?敷地も狭く、無理をして施設を造っているのだろう、館内は迷路のように入り組み全くおおらかさが感じられない。

     良かった点は、朝食会場の雰囲気と料理の種類。これは宿泊する部屋とは関係なく供されるので安い部屋の場合お得感あり。さらに冷蔵庫の中のフリードリンク。ビール2本、ソフトドリンク4本だったかな。加えてスナック2袋もフリーだ。

     滞在中は、ピーピー島ツアー、クラビツアー、島内観光ツアーなどに参加しホテルに居なかったが、そのツアー同行者の送り迎えに他のホテルをも見る事ができた。結果やはり、ブラサリのエントランス等の貧弱さの印象が拭いされない。

     ホテル横の古式に行った。当然値切りにかかり、500バーツ/2時間を400バーツに。ところが、この按摩嬢、「あなた昨日の昼頃、大汗をかいてバッグを引きながら店の前を通ったでしょう」、と。これにはずっこける。よく見ているなあ。

     前泊したシービュ・パトンが良かっただけにがっかりで、期待はずれもよいところだ。このホテルに泊まる場合は安い部屋は避けなければ。

    旅行時期
    2011年04月
    利用目的
    観光
    利用した際の同行者
    カップル・夫婦
    1人1泊予算
    5,000円 未満
    コストパフォーマンス:
    2.5
    サービス:
    3.0
    バスルーム:
    3.0
    ロケーション:
    3.0
    客室:
    2.0

  • もう1度利用したいホテル

    投稿日 2012年06月21日

    シービュー パトン ホテル【SHA Plus+認定】 プーケット

    総合評価:4.5

     空港で待ち合わせていた友人が手違いでチェンマイからの飛行機に搭乗できず、仕方なく一人でシービューパトンにタクシーで向かう。以前は出口を出て左前方彼方にタクシースタンドがあったが、今は出口の右横の便利な場所に乗り場が移動。

     運転手にホテルの名前を告げても首を傾げるので余程マイナーなホテルのようだ。事前に場所は把握していたので「とりあえずパトンに行ってくれ。そこからは案内する」、と空港を出発。パトンの街を抜け、進路を海方向に向け右折し、更に海沿いに左手に進むとホテルは見えてきた。ピンクを主体にしたお洒落な外観だ。

     民族衣装を着た綺麗な女の子が階段の上からタクシーまで迎えに来てくれ重い荷物を持ってくれる。2階のオープンエアーのチェックインカウンターを指さし、先に行くように促がしてくる。女性に重い荷物を持たせて階段を登らせるのは日本男児の沽券に拘ると荷物を取り返そうとするが、奥のリフトを示し「マイペンライ」、とにっこり微笑む。うんうんタイだ。こうでなくっちゃ。
     
     チェックインは座ってだ。すかさずウエルカムドリンクが出され好印象。友人が明日到着する旨を伝えると、「じゃ明日の朝食は貴方一人分ね。明後日は2人分よね」、と朝食クーポンを切ってくれる。「明日2人分でもいいよ。貴女を招待するよ」、とつい軽口も飛び出してしまう。

    「シービューの部屋をお願いね」、とリクエストすると、「ダーイ!」、と乗りがいい。
     
     案内された部屋は2階のシービューで、ベランダには2人用のデッキチェアーも備え付けられている。そこからはライトアップされたプールも一望できGood。金庫の横には、ビーチセット(バスタオル等)が可愛いピンクの手提げ袋に入れられ持ち出せる。
     
     早速街に繰り出そう。日本から持参したサンダルは真っ二つに破損したので革靴での出陣だ。そうなれば長ズボンを余儀なくされる。パトンの繁華街の南端まで徒歩10分位。しかもあまり明るくなく、人通り、車の通過も少ないので女性の一人歩きは危なそう。すれ違う人皆が私の足元に目をやりクビをかしげる。そうだ、ここはリゾートだ。みんなサンダルで、私の格好は異様に見えるのだろう。急いで調達しなければ。
     
     出陣といっても古式だ。店を見て回るが、いずれも250〜300バーツ/Hrと高い。タイで一番物価が高いというのも頷ける。客引きの女の子に引っ掛かった。「高いね!」と言うと2時間450バーツに落ち、更に粘ると400バーツでOKする。リゾート地価格で仕方ないだろう。お願いするとしよう。
     
     その前にサンダルだ。女の子に尋ねると「コンビニに売っているよ」、と教えてくれる。2、3軒サンダルを陳列している店で値段を訊いてみると私の予想を遥かに上回る高値だ。教えられたコンビニに行くと安物のビーチサンダルが49バーツであった。これで充分だろう。
     
     古式店に戻り2時間のマッサージを堪能する。終了し約束の400バーツを500バーツ札で「チップ込みね」、と手渡す。マッサージ嬢は「値切ったオヤジが?」、と一瞬鳩が豆鉄砲を喰らったような表情を浮かべバカ丁寧にワイをして感謝の意を表す。

     「ンッ?」、表にでてポケットをみると渡したはずの500バーツ札がある。代わりに1000バーツ札が消えている。しまった間違えて渡したようだ。今さら「間違いでした」では格好が付かない。照明の関係だろうか視力の衰えだろうかこの手のミスが最近目立つ。踏んだり蹴ったりの厄日だあ〜!
     
     買ったサンダルを履きブラブラとホテルに戻ると24時だというのにファラン女が一人プールで泳いでいる。

     
     小鳥の囀りでまだ暗い内に目が覚める。ベランダから海の方を見ると人が集まり始めている。「何だろう?」と 双眼鏡を取り出し眺めると通り沿いで物を売っている様子だ。うっすらと日が明けはじめ散歩、ジョッキングをするファランなども興味深そうに取り囲み腰をかがめて見ている。そのうち店を出しているのは1人ではなく3人に増えている。
     
     そこで重い腰を上げ私も早朝の散歩と洒落こもう。部屋からはフロントを通らずプールの横を通れば前の道路に出られる。その道路を渡れば海だ。おせいじにも綺麗とは言えないビーチ、更に船の係留地になっているのだろう船だらけだが、海は海だ。
     
     その海沿いの道路で売っているのは魚だった。ミニ朝市が毎朝開催されるのだろう車、バイクで地元の人が次々に訪れ買っていく。散歩から戻ってきた時にはほぼ完売状態で店じまいを始めていた。
     
     休憩後、海の見えるテラスで朝食。おっ、このホテルの朝食は種類が多いぞ。ヨーグルトは元よりアイスクリーム、シュークリームまである。甘党の私には歓迎すべき品揃えだ。フルーツの種類も定番のスイカ、パイナップル、バナナ以外に3、4種類もある。もちろん料理の種類ももり沢山だ。普段野菜欠乏気味の私は、タイに来ると朝食で野菜をこれでもかという位食べる。その際サラダ野菜等の種類、ドレッシングの種類が重要だ。このホテルのサラダは充分満足のいく品揃えで、心ゆくまでサラダを堪能。

     その後、友人を空港に迎えに行くまで、ホテルの部屋で掃除にやって来たメーバーンと話しをしたり、フロント嬢から地元情報を収集したりとかウダウダしたが、本当にのんびりできる時空だった。近々、またプーケットを訪れるつもりだが、きっとこのホテルを選ぶだろう。

     なお、空港までは節約さらに時間に余裕があることも相俟って乗り合いソンテウでプーケットタウン、さらにモトサイでバスアーケード。そこから空港バスで向かった。

    旅行時期
    2011年04月
    利用目的
    観光
    利用した際の同行者
    カップル・夫婦
    1人1泊予算
    5,000円 未満
    コストパフォーマンス:
    4.0
    サービス:
    4.0
    バスルーム:
    2.5
    ロケーション:
    2.0
    その分静か
    客室:
    3.5

  • マハチャイ⇒メークロン⇒アムパワー水上マーケット

    投稿日 2012年06月01日

    メークローン鉄道市場(タラード・ロム・フッブ) バンコク

    総合評価:4.0

     タイ人の友人とアムパワー水上マーケットに行った。BTSでウォンウィオンヤイ駅まで行き、タイ国鉄に乗り換えだ。サイアムで乗り換えた車両は新しいタイプの6両連結だ。何回ともなくBTSには乗車したが、2種類の車両があったとは今の今まで気付かなかった。その電車で初めてチャオプラヤー側を軌道で渡りウォンウィエンヤイ駅に着く。

     駅の構内で係員に訊くと鉄道駅は少し離れているようだが、歩けない距離でもないようなので歩くこう。おっと、外に出ると、雨が強くなってきた。仕方がないのでタクシーで移動。ワンメーターでは行かず、タクシーで向かったのは正解だった。

     タクシーを降り運転手が示す方向のソイを行くが駅がなく、ソイを付き切ってしまう。街の人に3回ほど訊き何とかたどり着いた国鉄駅は駅舎も無く分かり難い。これが始発駅?商店街の入口のようだ。 

     道すがら古式店を見るとやはりこの辺りは安い。100バーツから120バーツ/hrだ。帰りに時間があれば一揉みしてもらおう。

     10時40分発の発車まで1時間近くある。駅構内は基より駅を取り囲む様に屋台が軒を連ねているのでブラブラする。友人はDVDが欲しいらしく開店準備中の屋台に並べ始めた物をあさる。私もMP3方式で大量に収録されたタイロックを50バーツで購入。

     発車の少し前、友人が窓口に行き切符を貰ってきた。”貰った”と言うのはタイ人は無料なのだ。そのうちの1枚を、「貴方は10バーツだよ、列車の中で払うんだよ」、と手渡してくれる。外国人は列車の中で10バーツの運賃を払えばよいらしい。

     列車が入線してきた。気動車だ。到着した列車から多くの人が吐き出される。大半の人が降りた後、マハチャイから手荷物として運んできた魚介類が入ったケースをおじさん、おばさんが車内から持ち出す。乗り込んだ車内はまだ生臭い匂いが漂っている。終点のマハチャイは海産物加工の一大拠点なのだ。そしてミャンマー人の出稼ぎ労働者が集結しており、昨日の新聞ではアウンサン・スー・チーさんが久しぶりの外遊でタイを訪れ、その際マハチャイまで足を伸ばしミャンマー人出稼ぎ者の激励と待遇改善を訴えたらしい。

     乗客は7分程度だろうか。友人は、「エアコン付きの列車に移る?」、と言ってくるが、「ローカル線だもの、ここが良いよ」、と腰を落ち着ける。

     列車が出発すると早速車掌が検札に回ってきた。ローカル線にそぐわない格好の良い制服姿で、一見鉄道公安員みたい。車掌に友人が貰ってきた切符の内の一枚を「ハイぞうぞ!」、と差し出すと黙ってハサミを入れ、行ってしまった。10バーツの請求は無い。「やったー、私もタイ人でタダだ!」。タイ人と認定された様だ。

     列車ホントゆっくり、ゆっくりと走る。時折り窓の上部から水が落ちてくる。列車の屋根に先ほどの雨が溜まり、それが流れ込んできたのだろう、とタカをくくっていた。これは、とんでもない間違いだったと気付いたのは服がビショビショになってから。

     実はこの日はソンクラン。沿線から列車をめがけて水の砲撃だったのだ。これがどんどんエスカレートし、列車が遅い事も相まって沿線から水砲撃の雨アラレ。ゲリラ的に左右から砲撃されるので全く予測がつかないので避け様が無い。窓が完全に閉まらないので上部から水が侵入するのだ。服は水びたし。それでもカメラ、携帯を濡らさないようにかばう。

     この水掛けは半端じゃない。親の仇の様に駅に止まったらバケツ、大型水バズーカで集中攻撃。中には車内に闖入し、乗客に水を大盤振る舞い。慣れている筈の友人も逃げまどう。お陰で上半身は水びたし。勿論車内の床も水だらけ。”勘弁してくれえ”。

     水の歓迎の中、1時間かけてマハチャイ駅に到着。駅前はソンクランとあり凄い人手だ。駅前商店街?を右方向に進む。名物のシャコを横目で見ながら人ごみを掻き分けながら歩を進める。 

     「待ってえ、あれを買いたいの」、と友人に呼び止められる。振り向くと友人はフルーツ屋の前だ。友人の指さす白いフルーツは見た事もない物で、ピーナッツの様に枝に繭状の実が付いている。「これは私の郷には無いの。食べてみたいので買うね」、と味見もせずに一袋注文する。50バーツ。

     そして早速殻を剥いて私の口に放り込む。「マズイ〜!」。水気がほとんど無くパサパサし、味も淡白で食えた物ではない。「こんなの美味しいの?」、と友人に尋ねると、「不味うい〜い」、とイタズラっぽく笑う。”ニャロメ、こんな物を買わさしやがって”、と毒付くが後の祭り。

     それでも友人は3、4粒食べていたが、「もういらない!」、とサジを投げる。結局、ゴミ箱に捨てるのも芸が無いので、重たい袋を提げてバンコクに戻りホテルのスタッフに進呈。ワイをして感謝の意を示してくれたが、食べたのかな?

     商店街を抜けると突き当たりは川?そこを左に曲がるとすぐ渡し船の乗り場。その乗り場の手前に水色の建物の大きなレストランがあった。そこに入り昼食にしよう。シーフードレストランなので、友人に「好きな物を注文しな」、と促す。私はプーパッポンカレー・ヌアとトム・ヤム・クン、それにご飯だ。そして友人の持つメニューを指さし「蟹でも注文したら」、と言うと、「注文したもんね」、とクスッと笑う。

     だが、運ばれた料理は私が頼んだ物+友人のご飯だけ。「あれっ、これだけ?、蟹も頼んだと言ったじゃない」、と言うと、「嘘な!」、と。遠慮しているようだ。それでも私の注文した2品を半分以上友人がたいらげた。トム・ヤム・クンは、外国人観光客向けの店ではないだけに流石辛い、だが美味い。

     腹も一杯になったところで3バーツ(一人)渡し船に乗って対岸のバーンレームだ。バイクも載せるミニフェリーだ。

     ものの5分で対岸に着きメークロン行きの駅を探す。付近をウロウロするが、駅は見つからない。ここは人が人通りが少なく、それらの人に駅の所在地を訊いても明確な答えが返ってこない。往ったり来たりしながら、ようやく4人目のおじさんが教えてくれた。「船着き場から右へ真っ直ぐ行き教会の裏」、と言う。あった、住宅街を突ききり教会の裏に小さな駅があった。友人は看板などを見ていたが、タイ人でも一発では見つからない難解ぶりだ。舟を降りそのまま川に沿い右に行くと近道のようだ。

     プラットフォームに小鳥の籠がぶら下がっているのがアジアらしい。既に列車は入っていたが、発車は13時半らしく、まだ30分もある。列車の中で待とう。

     この線はマハチャイ西線らしく、バンコクから乗ってきたマハチャイ東線とは渡し船で乗り継ぐ必要がある。

     発車時間になると座席のほとんどが埋まってしまった。そして車掌が回ってくる。ここでは外国人料金の10バーツを拠出する。タイ人剥奪だ。勿論友人はタダだ。

     列車は人家が見当たらない熱帯植物に被われた平原、塩田をひた走る。人影も見当たらないが、何故か水の砲撃が容赦なく浴びせられる。バンコクのバスの様に扉を閉めて走らないものだから被害甚大だ。列車は突然現れる小さな駅に停まりながら、進む。駅周辺には人家の欠片も見当たらない。だが不思議な事に乗降客がいる。何処から来て何処へ行くのだろう。

     そうこうする内に、警笛を何回も鳴らし始めた。メークロンに着いた様だ。「そこのけ、そこのけお馬が通る!」、とばかり線路上で商売している商店に、「傘、品物をどけろ」、との合図だ。

     駅の手前から200m程度が線路上の市場だ。想像に反しメークロンは駅も街も大きい。線路市場に平行して立派な道路が走り、その道路沿いには商店が林立している。テレビなどで紹介される傘の折りたたみは、話題作りのパフォーマンスなのだろうか。特に線路上で商売する必然性は感じられない。

     イメージとは相当違うが、列車が通り、線路市場が傘を畳むシーン、列車通過後、傘を広げるシーンを見物したかったが、次の列車までかなりの時間があるので、ソンテウに乗ってアンパワー水上市場を目指す事にする。ソンテウは交差点に何台も停まっており、行き先の確認が必要だ。

     走る事10分、終点のアンパワーに着く。ここは最近?オプショナルツアーなどで紹介され始めた水上市場だ。規模はダヌアンサドアクより大きいらしい。ただ、祭日、金、土、日のみの開催が難点だ。

     「あれっ、何も無いぞ」。それでもソンテウを降りたタイ人の後を付いて行くと人ゴミが。川の両岸が市場になっているのだ。凄い人波で歩くのも一苦労だ。

     ここは市場と言っても野菜、果物、魚の類ではない。店を見て友人は目を輝かせる。女の子好みの店が軒を連ねているのだ。更にアンパワーの物価は地元タイ人向けらしく安く友人も感嘆する。ただ私には比べようが無いので本当のところはは不明だ。

     友人は立ち止まり菓子類、スイーツ類を次から次にねだり、絨毯飲食総攻撃を始めた。それらを「チムシー、チムシー!」、と私の口に放り込む。そんなに食べられないって。仕上げは、「ソムタムが食べたいなあ」、だ。「食べておいで」、と返すと一目散に岸壁席の確保に走り、空いた席に座る。船の上で調理し、土手を利用した段々に小さな椅子、テーブルを並べ、そこで食べるスタイルの食堂だ。

     私は橋の上からカメラマン。その私に向かって、「おいで、おいで」、と手招きをする。何の事はない。ソムタム以外にパッタイ、イカの姿焼きを注文してほおばっている。何枚も写真を撮った後、友人の元に。人で埋め尽くされた通路を掻き分け掻き分けようやく腰を下ろす。

     目の前でエビを焼いており食欲をそそる匂いが。「食べるかい?」、と尋ねると、「貴方が殻を剥いてくれるなら食べてもいいよ」、とあらら本領発揮だ。手伝いをしている小さな女の子に、5尾100バーツを投げ渡して注文。「美味い、美味い」。しばしの夕食タイム。

     食後再度市場を散策していると日が傾いてきた。時計を見ると既に6時前だ。名残惜しそうに、「もっといたいなあ」、と呟く友人を引き立てバンコクに戻る事にしよう。バンコクに戻ってからも友人は、「マハチャイに行きたいな、今から行こうよ」、と余程気に入った様だ。もっとも”マハチャイ”と言うが、これがマハチャイを示しているのか、メークロンかアンパワーかは聞かなかった。

     既にメークロン発バーンレーム行きの最終列車は出てしまった。マハチャイまで戻ればバンコク行きの列車が有る筈なのでマハチャイ行きソンテウを探す。

     道端に突っ立っているとダムアンサドアクから来た1BOXロッツーがやって来て、ここまでの客を降ろす。車体?に書かれた行き先を目ざとく見付けた友人は、「あっ、これバンコクに行くみたい」、と私の袖を引っ張る。窓越しに運転手に尋ねると「アヌサーワリまで行く」、と言い、丁度今降りた客の座席二人分が空いているらしい。

     メークロン、マハチャイからも同様のロッツーが有る筈だが、ここから乗れるのは時間も手間も省けラッキー。1人85バーツを払いタイ人ばかりの車内へ。空いていると言っても窮屈な最後部座席。長い足?を折りたたみエコノミー症候群になりそう。

     アヌサーワリ・チャイ駅には1時間で到着。往きの半分以下の所要時間だ。着いた時は、すっかり日が暮れていた。

     次回は、もっとゆっくりマハチャイ、アムパワーを訪れたいものだ。

    旅行時期
    2012年04月
    利用した際の同行者
    カップル・夫婦
    アクセス:
    3.0

  • ナコン・パトムへ

    投稿日 2012年05月30日

    ワット パトム チェーディー ナコーン・パトム

    総合評価:2.5

     タイ人の友人とタクシーでファランポーン駅に。

     友人を窓口に行かせ切符を買わせる。だが、13時発車である次の列車には空席が無い様だ。バスの南ターミナルからバスか、アヌサワーリからロッツーにしようかと相談するが、「面倒だもん」、と言い放ち再度窓口へ行き係員と話をしている。そして、「10バーツ頂戴」、と手を差し出し再度窓口に行き、2枚の切符をヒラヒラさせながら戻ってくる。10バーツは私の外国人運賃だ。「席があったの?」、と尋ねると、「座るのダメだよ」、と切符を一枚くれる。見ると座席指定の箇所には”スタンディ”と印字されている。立席の切符のようだ。

     まあ、いいか。しかし発車まで1時間以上ある。駅舎は人で溢れ座る椅子も無い。「ウロウロしてくるから、ここにいるんだよ」、と言い置いて構内探索に行ったが、戻ると友人はいない。消えてしまったのだ。トイレにでも行ったのだろうと待つが戻ってこない。「狭い構内だ、探してみよう」、と再度動き回る。だが、見当たらない。

     その時着信音が。友人からだ、「貴方の姿が見えるよ、何処にいると思う?」、とノンビリした声が聞こえる。「へへへ、貴方の後ろの本屋にいるんだもんね」、と。振り返ると友人がイタズラっぽく笑っている。

     実は本屋が大好きな友人だ。本屋があると、入ってしまい立ち読みを始める。その本はと言うと、日本語の学習教材なのだ。もっとも最近は朝買ったDVD教材なども猛烈に興味を示すようになったが。時には小説らしき本を手にする事もある。私が、「行こうよ」、と促しても一向に止めようとはせずに一心不乱に読み始める悪癖がある。 友人は私が探しているのもツユ知らず、本屋で熱心に本を読んでいたのだ。この時は小説を一冊買い込み戻ってきた。

     発車時間が迫ってきた。10分前だ。この期に及び友人はトイレに行ってしまい5分前になった。電話を入れると、「人が一杯なの~。すぐ戻るよ」、と3分前に私の元へ。「急ごう」、と腕を引っ張るが、「待って!」、と先ほど切符を貰った窓口に行く。一言二言話をしていたが、戻ってきた友人の手には新たな2枚の切符が。「交換して貰ったよ」、と舌を出す。座席指定の切符を入手した様だ。

     プラットフォームでは出発合図の鐘が鳴り出す。係員に該当列車のプラットフォームを訊きダッシュだ。途方もなく長い列車だ。いったい何両連結しているのだろう?とりあえず適当な車両に飛び乗る。

     我々が乗ると同時に列車は動き出した。指定車両、席を探し回り、やっと到着する。友人と私は少し離れた席だ。だが、二人の席は既に人が座っている。友人は切符を示し、詰めて貰う。2.5人座れる席に2人を指定されているので詰めれば座れるのだ。

     私の席は既に3人が座っており、友人が交渉しても譲る気配はない。要は指定されていても早い者勝ちなのかな。幸い通路を挟んだ友人の横の4人席が空いていたので、とりあえずそこに座る。

     しばらくすると黒いモスリム頭巾をかぶった女の子2人と男の子のグループが来た。彼らの指定席らしく切符を確認しながら私の周りに座る。対面は女の子二人だ。女の子二人とはナコンパトムに着くまで視線が合いまくり、その都度”ニコッ”と微笑んでくれる。友人がいなければ、話をしたが、遂に一言も話さず。残念。

     一方友人の横、前に陣取ったおばさん二人は優しい人達で、ミヤの前の席に座れと誘ってくれる。詰めてくれたのだ。更には自分達が持っていたフルーツ、お菓子を振る舞ってくれ束の間のタイ人との触れ合いを楽しんだ。

     発車すると車掌が来て14バーツ徴収される。「あれ窓口で10バーツ払ったのに二重取り?、金額が違うのは何故?」、と友人に訊いても「マイルー」。ちなみにタイ人の友人は当然無料。

     僅か1時間半の列車の旅だったが、この間、ひっきりなしに売り子が弁当、お菓子、フルーツ、飲み物、冷たいオシボリを売り歩き、狭い通路と相まってウザイ事この上ない。ひっきりなしに膝、肩に彼らが体当たりしてくる感覚だ。「文句があるなら3等なんかに乗らず、上位の席に行け」、と言う事だろう。「でもね、席がなかったの」。我慢、我慢。

     ナコンパトム駅に到着。以外に大きな駅だ。駅に降り立つと巨大な仏塔が我々を迎えてくれる。

     空腹を訴える友人と、とりあえず屋台食堂に入りバーミーを。いつも友人が適当に注文してくれ、今回はマカロニの様な麺だ。だが一人前では物足りないので麺だけをもう一人前頼んでくれるのが定番だ。味の調整もお任せで、その見返りは具の贈呈だ。いつも麺しか食べないので、肉類は全て友人の鉢に引越しさせるのだ。

     食事を終え参道を進み仏塔へ向かう。近くでみると更にでっかい。バーリ語で、”最初の都”と言う町の名前が物語るように、当地は仏教伝来の聖地らしい。タイ最大の仏塔はプラ・パトム・チェディというらしい。

     境内は もの凄い人出だ。家族連れ、カップルが多い。ここでも日本人は見かけない。バンコクからミニツアーがあり比較的名が通っている観光地のはずだが・・・。多分カンチャナブリへ行く途中に寄るので、ツアー客は午前中に集中するのだろう。

     境内のあちらこちらにオレンジ色の布を垂らし、その布にタイ人がペンで何やら書いている。友人に訊くと「家族の名前を書いて家内安全を祈願する」、と言う。そしてその布は寺内の仏様に巻かれるらしい。友人は、「私も書くよ」、とペンを取り書き出した。こういう事にはタイ人は実に熱心だ。友人が書き終わるとペンを取り上げ、私も書く。”友人の家族が幸せになりますように!”、とタイ語では書けないので日本語でだ。「何を書いたの?」、と訊いてきたので、「内緒な」、と。

     友人は布のお布施を支払いに行った。戻ってきた友人は、「ハイッ」、と粘土で作った様な物をくれる。日本でいうお守りの様な物だろう。プラ・クルアンと言うのかな?ありがたく頂戴し、仕事用のバッグに忍ばせておこう。

     金箔を仏に貼ったりして仏教徒を演じ、境内を慣習通り時計回りで一周し帰える事にする。それにしてもお寺は信心につけこみ何じゃらかんじゃらで儲ける仕組みが構築されている。

     食事をしている時、目の前の大通りをバスがひっきりなしに通っていたので帰りはバスにしよう。満員列車はこりごりだ。ところが訊いたバスはことごとく南ターミナル行き。ピンクラオの先で遠い、遠い。するとアンパワーからの帰路利用したロッツーが停っている。訊くと先日と同じアヌサワーリ行きとか。そのまま切符売り場を訊きチケットを購入。一人60バーツ。料金からするとアンパワーより近かそうだ。席は早く乗ったので足元の広い前の方。これならばエコノミー症候群にはならないだろう。

     ウトウトしていると約1時間でアヌサワーリに到着。 時間は6時。丁度半日の観光だ。

    旅行時期
    2012年04月
    利用した際の同行者
    カップル・夫婦
    観光の所要時間
    半日
    アクセス:
    1.5
    コストパフォーマンス:
    3.5
    人混みの少なさ:
    2.5
    展示内容:
    2.5

  • 広い、広い部屋です

    投稿日 2012年06月25日

    アスペン スイーツ ホテル スクンビット 2 バンコク バイ コンパス ホスピタリティ【SHA Extra+認定】 バンコク

    総合評価:3.5

     エアーポートリンク・マッカサン駅でからタクシーでホテルに向かおう。エアーポートリンクの駅は総じてエスカレーターが無いので不便だ。しかもエレベーターがプラットホームの端っこにあり随分歩かされる。

     2階タクシースタンドに降りるとタクシーが4、5台列を作って客待ちをしている。「ここにはタクシーがいない」、とよく口コミに書かれているが、タクシー利用はなかったもの、何回もこの駅を利用し、見た限りタクシーはいつも目にしていたのだ。係員に訊くと「メーターで大丈夫!」と回答があったのでボロタクシーに乗り込む。だが、ナナに行くのはマッカサン下車は大チョンボだった。大渋滞の道をパヤタイ方面に走り、次のエアーポートリンク・ラチャプラロップ駅の下を通過してぺブリ通り経由でナナへ。何の事はない。この経路しかないのなら、次のラチャプラロップ駅下車だった。マッカサン駅からアソーク通りは左折しか出来ないのでこの経路となったのだ。ラチャダー方面に向かいUターンすれば良いのにな、距離稼ぎ?スクンビット方面はラチャプラロップ駅が最寄り駅となると覚えておこう。

     実はアソーク通りから西のホテルは初めてだ。いや、シェラトン・スクンビットに一度泊まったので、ナナ宿泊は初めてと言い直そう。

     5時過ぎホテルに到着。 

     ポーターに案内される途中に、建物の陰に隠れるように左手に小さな、小さなプールが見える。写真では立派に見えたが、幅3m縦10m位の超可愛いらしいプールだ。こんな小さなプールは初めて見た。ちなみに滞在中、泳いでいる人は一回も目にしなかった。その隣にはジムが。ここも利用している人の姿は一回も見なかった。その分、ロビー奥(通路)にある何台かのPCは無料だからだろう稼働率が高く、通る毎にファランが画面に向き合っていた。

     案内された部屋はバカ広い。乏しいホテル経験だが、今までタイで泊まった中でもベスト3に入る広さだ。しかも5階には我々の部屋しか無い様だ。レストラン横に我々が使ったとは別のエレベーターがあったので別棟があるのだろう。

     部屋の設備も大型2ドア冷蔵庫、電子レンジ、2口IHコンロ、調理器具、食器、32型薄型テレビ、DVDコンポと、高級サービスアパートメント仕様だ。

     立地的にはスクンビット通りからはかなりの距離が有るので、ホテルのツクツクで通りまで送迎してくれる。帰路は、電話をすると迎えにきてくれる。しかも4つ並んだアマリ、ソロ、マルコポーロのツクツクもお互いに利用可能で、パクソイで待っていると、それらのホテルのツクツクを捕まえ帰還可能だ。

     近くにコンビニはないが、パクソイのビルの地下に中規模のスーパーがある(確かTOPS)ので食材の調達はOK。ホテル・ツクツクで行き、「〇分後に迎えに来て!」、と頼んでおけば重い荷物を持って歩くことはない。

     ただ、ブッフェ朝食は品数も少なく貧弱。ついてくるだけマシと割り切った方が良いだろう。

     立地以外は合格点が付けられるが、火事の時の不安が気になるホテルである。

     

    旅行時期
    2011年04月
    利用目的
    観光
    利用した際の同行者
    カップル・夫婦
    1人1泊予算
    5,000円 未満
    コストパフォーマンス:
    3.5
    サービス:
    3.0
    バスルーム:
    3.0
    ロケーション:
    2.0
    客室:
    4.0

  • デラックスがお勧め

    投稿日 2012年05月11日

    ロータス パン スアン ケオ ホテル【SHA Plus+認定】 チェンマイ

    総合評価:3.5

     1泊1000バーツ以下で朝食付きの価格に釣られスーぺりアを予約。だが、予約後、調べてみるとスーペリアはバスタブが無い、朝食会場が違う、部屋が狭く汚い、表に出るのにエレベーターを乗り継ぐと散々であった。 

     そこで、「エーイここは差額を払ってもデラックスにグレードアップだ」、とチェックイン前に決めていた。ソンテウまで荷物を取りにきたボーイにエレベーター前で伝えると、キビスを返しデラックス用の1Fのチェックインカウンターに案内する。どうやらチェックインカウンターも違うようだ。

     予約サイトの差は300バーツ位。直接ホテルに言えば足元を見られ500バーツ位を言うかなと考えられたが、カウンター嬢は何と「1泊600バーツの追金」、と言う。何とかならないかと交渉するが、日本人の絶好のカモと思ったのだろう強気、強気。結局不本意ながら相手の言い値で押し切られる。

     それにしても立派なホテルだ。吹き抜けのロビー、シースルのエレベーター、ここがホテルの案内写真で使用されているのだ。最初からデラックスにしておけば安く泊まれたのにと大後悔する。

     案内されたデラックスルームは、アトリュームを囲む様に配置された8階。窓側のタイル貼りのスペースにリビングセットが置かれ、セミスイート風。インテリアもクラシカルで、なかなか良い雰囲気。窓からはドイステープの風景が展がり、時折りチェンマイ空港を飛び立つ飛行機が見通せる。

     ホテルの玄関は通りからかなり奥まった場所にある。隣接するショッピングモールには雨に濡れず直接行けるが、デラックスルームからも相当歩く必要がある。通りに出ると、ソンテウが頻繁に通っており、市街に出るには不自由がない。また、通りを挟んでタイスキ屋、韓国料理店、古式マッサージ等があり賑やかなエリアと言えるだろう。

     問題の朝食の差もチェックしてみたが、やはり噂通スーぺりアは貧相な雰囲気で、種類も少ないようだ。

     結論として、当ホテルはお勧めだが、予算に余裕があれば是非デラックスを。


    旅行時期
    2010年12月
    利用目的
    観光
    利用した際の同行者
    カップル・夫婦
    1人1泊予算
    2,500円 未満
    コストパフォーマンス:
    2.0
    サービス:
    2.0
    バスルーム:
    2.5
    ロケーション:
    3.5
    客室:
    3.0

  • 近くに安い古式マッサージ屋が

    投稿日 2012年05月13日

    ランナ パレス 2004 ホテル チェンマイ

    総合評価:3.0

    チェンマイ・バスアーケードからソンテウに乗りホテル到着。ナイトバザールの雑踏を右に見て南下するとホテルはすぐ右手に見えてくる。だが、実際に歩いてみると15分~20分位かかる。少し遠いナイトバザール徒歩圏内といったところか。ホテルは緑っぽいガラスに覆われたモダンな外装。ロビーも明るく洒落たホテルという印象。案内された部屋は改装されたのか新しく、またバンコクのホテルに比べ広めだ。ただ難点はセイフティボックスが部屋に無い事だろうか。朝食は、1Fロビー横のレストラン。価格の割りに種類が多く満足。そのレストランのガラス越しに古式店が2、3軒見える。古式大好き人間の私は、ホテルに着くとまず近辺の古式店チェック。酷い時には、朝、昼、夕、晩、深夜と1日5回も古式に行くほどだ。1日10時間揉んで貰っている計算だ。早速、古式店が開店したようなので覗いてみる。しかし、言い値はバンコク繁華街と同じか少し高い値段だ。値引き交渉してもNG。実はチェンマイで、旧ウエスティン宿泊時、横の古式店では、奥のマンションの住人と勘違いされ値引きされ、更にポンピーンタワー宿泊時には裏の古式店でも値引きを獲得した経験がある。回数を重ねる私には、1回2時間の単価が安い方がありがたい。ホテル横の店は諦め、昼食を摂りにナイトバザール方面に歩いて行く。途中シャングリラホテル前のソイに古式屋を発見。店構えは、本格的だ。店に入り受付にいた女性に訊くと、「2時間200バーツです」、と嬉しい価格提示。チェンライではこの価格が当たり前だし、バンコクでも2時間200バーツの店が市街地でも数軒知っている。更に川向こうのピンクラオに行くともっと安い。この店の壁には、古式の免状がこれでもかと掲げてある。その数50はあるだろう。これは期待できる。それではと、古式2時間堪能した。足洗いも古式マットの横でジャブジャブではなく、専用の足洗い場で本格的?だ。勿論古式は個室だ。マッサージ師との相性もあるので一概に言えないが、私の見た限り腕はそれなりの修練を積んだことを実感できた。バンコクあたりは、チップ攻勢が最近激しいが、北部では50バーツを渡すとワイをしてありがたく受け取ってくれる。マッサージ後、ロビーではセルフサービスだが、コーヒ、紅茶、茶などが飲み放題無料サービス。この店の名前は「チェンマイ・トラディショナルマッサージ」店とか。
    そのままナイトマーケット方面に歩いていくと、フッシュマーサージ店が多数あったが、これはパス。ホテルの口コミというよりタイ古式マッサージの口コミになり失礼。


    旅行時期
    2010年11月
    利用目的
    観光
    利用した際の同行者
    カップル・夫婦
    1人1泊予算
    5,000円 未満
    コストパフォーマンス:
    4.0
    サービス:
    3.0
    バスルーム:
    3.0
    ロケーション:
    3.0
    客室:
    2.5

  • 安く泊まるには

    投稿日 2012年05月16日

    ワンカム ホテル チェンライ

    総合評価:4.0

     ナイトバザールに近いチェンライの街の中心地にあるホテルでは、ワンカムとウアンインが有名でどちらも数回利用。

     ウアンインは1Fにカラオケ、マッサージ等のエンターメント施設が充実しており、モダンさ、明るさという点ではワンカムに差を付けているが、室内のエアコンが自分で調節できないことから私は、ワンカムを利用することが多い。

     中華系で田舎のホテルの雰囲気が漂うワンカムは、スタッフもフレンドリーでメーバーン、ソーイングスタッフ等数人の友人もでき、彼女達の家にも招待された経験がある。加えて大好きな古式マッサージ店がホテルの周辺に点在しており、そのどれもが安い。

     一般的にこの手のホテルは代理店経由の方が安く利用でき、最初は代理店を通じて予約していたが、別のホテルに宿泊していたところトラブルが発生し、急遽ワンカムに直接予約をいれた。幸い友人の一人が電話口に出て、「うるさくってもよかったら1000バーツで泊まれるよ。勿論朝食つきね」、と対応してくれた。

     チェックインをし、部屋に案内された。すると2階の丁度1Fカラオケ店の上のあたりにアサインされ、「この部屋の近辺はうるさいので1000バーツで提供しているの」、とか。実際夜の10時位まではカラオケの音が微かに聞こえてくるが気になるほどでもなく快適に4泊をすごした。(騒音が気になる程度は個人差があるが、私はどちらかと言うと気にする部類に属す)部屋は他のスーぺりアクラスと全く同じ作りだ。
     以降、このホテルを利用する時は、2Fの騒音部屋を指定しての直接予約を実践している。

     なお、空港からは、便の到着、出発に合わせホテルバンが送迎に出向いている。以前は無料であったが、バンの中に料金が掲示(50バーツか100バーツかは失念)されるようになった。だが、空港からホテルへは料金を払う必要がなく、空港へ向かう時のみホテルのカウンターで予約し料金を支払い券を受け取る仕組みになったようだ。
     一方、このホテルバンは、他のホテル利用時、市内へ移動時にも利用価値がある。ホテルの看板を抱えた運転手に「市内まで乗せて!」、と頼めば乗員に余裕(いつも余裕あり)があれば快く応じてくれる。その際車内に掲示してある料金を降車時に支払えば運転手は笑顔でワイをし礼を言ってくれる。運転手の小遣い稼ぎなのだ。市内まで200バーツ以上のタクシー(レンターカー屋の副業?)、めったに来ないミニソンテウでも100バーツ以上を提示に比べリーズナブル。ご参考まで

    旅行時期
    2010年11月
    利用目的
    観光
    利用した際の同行者
    カップル・夫婦
    1人1泊予算
    5,000円 未満
    コストパフォーマンス:
    4.0
    サービス:
    4.0
    バスルーム:
    3.0
    ロケーション:
    5.0
    客室:
    3.0

  • 美味しいケーキが半額に惹かれて

    投稿日 2012年06月23日

    パラッツォ ホテル【SHA Extra+認定】 バンコク

    総合評価:3.5

     ラチャダーのエメラルドホテル横のソイを入ってすぐ右側のホテル。チェックイン時に1000バーツのデポジットを取られ鍵を貰う。開業した当初から利用しているが、その間新館が増築され、今回初めてその新館にアサインされた。ラッキー。旧館との違いはセーフティボックスとサービスの珈琲と紅茶が付いている程度だが、部屋が新しく何故か得した気分。

     ロビー横のカフェで出されるケーキがバンコクっ子の甘党の間で評判が良く、隠れたファンが多いそうな。しかも夕方から半額になり、甘党にとっては見逃せない。これを目当てにここを利用しているのだ。このホテルはエメラルドホテルの妹分的なホテルで、宿泊者はエメラルドホテルの各種施設が利用できるようだ。もっとも私はその恩恵に与ったことはない。


     2週間のネパール旅行からの帰路にバンコクに立ち寄ったポン友夫婦とその友人夫婦と合流した。

     18時半着のTG便でバンコクにご一行様はバンコクに到着する。空港からは4人及び荷物が大きいとの事でリムジンタクシーでホテルまで移動する様に伝えておいた。
    ところが、パラッゾのフロント横のツアーデスクでは、空港送迎は片道、乗用車で690バーツ、バン790バーツと掲示されている。「しまった、こちらの方が安かった」。だが、既に手遅れ。帰国時にここでバンを頼む事を勧めよう。

     ポン友には、「パラッゾは有名ではないので、エメラルドホテルで待ち合わせね」、と伝えてある。そこで20時前にエメラルドホテルの玄関前に行く。定刻に到着する前提で、イミグレ通過、荷物のピックアップ、リムジンタクシーの交渉、移動の時間を見越しての待機時間だ。TGのネパール便は折り返し便なので遅延の確率は少ないだろう。

     時間があったので、空港まで出迎えに行けば、到着便の確認が出来るのだが、広いので初めての人間と合流出来る保証は無いと考え、大人しくここで待つ事を決意したのだ。

     エメラルドホテルの車寄せには次々と車が到着するが、ご一行は一向に現れない。「もしかして?」と、パラッゾが見えるソイまで移動して、両方を見張る。タバコの吸殻が5本になった頃、ポン友がパラッゾの方向からキョロキョロしながら歩いて来た。運転手がパラッゾを知っていて直行した様だ。マイナーなホテルと思い込んでいたが、結構有名なんだ。

     パラッゾに戻るとポン友の奥方、友人夫婦がチェックインをしている。訊いてみると、空港ではバンを往復頼んだらしい。片道では1200バーツだが往復で頼むと2000バーツにディスカウントされるらしい。

     見ていると、彼等は旧館をアサインされた様だ。初対面の挨拶をした後、一旦部屋に荷物を置きに行った彼等をロビーで待つ。降りてきた彼等に訊くと、4人とも初タイ。そこでタイスキを提案すると、全員が「食べたい!」、と意見は見事に一致。時間は21時前。急げばコカのシーロム店に駆け込める。地下鉄で急ごう。


     BTSサラデーン駅を横に見ながら通りをナライホテル方面に歩く。女性陣は屋台に売っている物が珍しいのだろう、少し進んでは立ち止まる。「早く行かねば、コカが閉まる!」、と急かすが、中々先に進まない。男性陣には、「社長、社長!」、とエロ勧誘の兄ちゃんがまとわり着く。

     やっとの思いでコカに着いたのは閉店15分前。

     速攻でオーダーを画策するが、ご一行様は何を頼めば良いか迷いに迷う。と言って、食べ物に疎い私も推奨品が有る訳ではなくモタモタしていると、店員から、「そろそろ最終オーダーです」、の声がかかる。しからばとシーフードセットと適当に単品を頼み、ようやく舌鼓を打つ事が叶った。

     ご一行様は「美味い♪、美味い♪」、と大喜びで、鍋が一瞬の内に空っぽになる。それからは、「最終オーダーね!」、を繰り返し店員に何度も何度も単品を追加する。店員も笑顔で応えてくれ、こんなアバウトなところがタイらしく素晴らしい。ご一行様には、タレが大好評で、揃って辛さに強いときているものだから、タレのオカワリに店員は忙しい。そのタレで食欲旺盛、旺盛。それもそのはず、ネパールではロクな食べ物が無かったらしい。

     締めてチップ込みで2,000バーツ。また割り勘負けだ。それと言うのも友人が大食漢で、多分鍋の半分は彼が平らげたと見た。

     22時半にコカを出て、パッボン辺りをうろつく。丁度NARAYAがあったので、女性陣に買い物を促す。「安い安い、可愛い可愛い!」、と、しこたま買い込んだのは言うまでもない。しかし、久しぶりにNARAYAに入ったが、値上がりが激しい印象だった。

     次に向かったのは古式横丁。時間も遅いので1時間の古式をとのご一行様ご所望だ。この横丁も料金のバラツキがある。有馬温泉は280バーツと少し高めだったので、一番手前の店に入る。230バーツだ。

     ところが、友人の旦那の方が、気分が悪いと言い出し辞退。それならば私が付き合うと2人して店の前で待つ事に。訊いてみると、「標高が高いネパールからバンコクに下りてきたのが原因で、そこにタイスキを鱈腹平らげたのでムカムカする」、と言う。目の前は、サリカフェ、そこで休もうと誘うが、外の空気の方が良いと彼は固辞する。仕方なく石垣に腰掛け雑談をしながら3人の終わるのをジーっと待つ。

     彼は少し前まで大手旅行代理店で太平洋方面専門(USメインランド、ハワイ、グアム等)の添乗員をしていたらしい。どおりで空港からリムジンタクシーの交渉もスムーズにいったはずだ。

     さて、按摩組の様子はどうだろう? 「軽めに揉んでやってね」、と頼んでおいたが、途中で痛がっていないか様子を見に部屋に行った。ポン友は、私に気が付き、「気持ちイイ~♪♪」、とヨダレを垂らさんばかりにヤニ下がっている。奥方達はスースーと寝入っており私に気が付かない。これなら大丈夫だろう。

     1時間たった頃には旦那の体調も回復してきた。そして3人がすっきりした顔をして表に出てきた。皆、「気持ち良かったあ~」、と口を揃える。案内してきた甲斐があった。

     さて帰ろうかと雲助タクシーを避けラマ4に歩を進める。だが1時を過ぎたにも関わらず屋台はまだ営業している。そこにフルーツの屋台があった。すると突然ポン友が、「ドリアンを食べたい!」、と言い出した。それに呼応して奥方もトロピカルフルーツに興味を示し、オヤジの差し出すフルーツを試食しまくり、ライチなど数種類のフルーツを買い込む。勿論ポン友がリクエストしたドリアンもだ。

     ホテルにドリアンは持ち込めるのだろうか?エレベーターにドリアンはダメと掲示したホテルは多いが、パラッゾには掲示されていなかった。「ヤバイよ」、とアドバイスをするが、「ままよ!」、とドリアン持ち込みを敢行すると決断した様だ。「わしゃ、知らん。他人だもんね」。

     タクシーに乗るが、運転手は「臭い、臭い」、と窓を全開にする。私は鈍感なのか、全く無頓着。ドリアンの臭いが嗅ぎ分けられないのだ。そして、無事ドリアンフィーも入館拒否も無く、ポン友夫婦は部屋に持ち帰った。ポン友は部屋で1個丸々深夜に平らげたそうな。翌朝、「美味かった、ソフトクリームみたいだった」、とエホバの友人はご満悦。果たして翌朝、鍵を預けにフロントに行くと、ドリアン持ち込み禁止のポップがデンと鎮座。友人も気が付いた様だが、ポップの方向には視線を投げない。友人の部屋にはドリアン臭が充満していた筈だが、チェックアウトの時には特にお咎めもなかったそうだ。確か、このホテルはJFが徴収されないと聞いているが、まさかドリアンまでフリー?

     いずれにしても、今後ともこのホテルは利用し続けるだろう。

     またしても脱線、失礼をば!

     

    旅行時期
    2009年12月
    利用目的
    観光
    利用した際の同行者
    一人旅
    1人1泊予算
    5,000円 未満
    コストパフォーマンス:
    4.0
    サービス:
    3.0
    バスルーム:
    2.0
    ロケーション:
    3.5
    地下鉄の駅までの環境が女性には×
    客室:
    2.0

  • ワット・シーカウカウ

    投稿日 2012年05月23日

    ワット ローン クン チェンライ

    総合評価:3.5

     エディソンデパート前のインターネット屋の馴染みの店番娘のパソコンの壁紙に白いお寺の写真が。「綺麗なお寺だね」、と思わず覗き込んでしまう。「綺麗でしょ、近いから行ってみたら」、のお告げが行くきっかけだ。
     彼女によると「バスで行けるよ、ワットシーカウカウで通じるからね」、とか。

     早速すぐ近くのバスアーケードに向かう。15時過ぎだ。何台かのバスの運転手に尋ねるが、首を横に振るばかり。そこでミニソンテウで行こうと、停まっていたソンテウの運転手に声をかける。参観している間、待っていて貰うため往復料金の交渉だ。ソンテウはチャーターで600バーツとふっかけてくる。交渉するが、値段が下がらないので諦めて立ち去ろうとすると、運転手は、「あのバスが行くよ!」、と指を差し教えてくれる。値段交渉の攻防を繰り広げた敵方なのに、親切なタイ人だ。いや、商売気のない運ちゃんだと言うべきかな? 
     
     ボロボロのタマダーバスに行き車掌に確認すると"行く!"と言う。ただ、「帰りはバスの本数が少ないので長い時間待たないといけないかも知れないよ」、と脅かす。まあ、何とかなるだろう。えーい、ままよ、とバスに乗り出発進行。
     アーケードを出たボロバスは座席がほぼ埋まっている。そして市街地はノロノロと客を探しながら走って行く。これが国道1号線に出ると猛スピードで突走る。その落差がタイらしい。
     バスは国道1号線を一路パヤオ方面に向けて南下する。そしてバスは所々の停留所に停車していく。折からの退勤時間にぶつかったのか、みるみる内にバスは乗客で溢れ返り立錐の余地もなくなってしまった。タイの田舎でも通勤地獄は存在するのだ。
     チェンマイとの分岐点の少し手前でバスは停車し、車掌が「ここで降りろ」、と合図を送ってくれ、そして寺の方向を指差してくれる。料金は20バーツだ。
     こんな調子でたどり着いので、どこ行きのバスかも停留所名も不明。

     バスを降りると周りは畑だらけだ。そして車掌が指差した方向を見ると目的の白い寺が見える。綺麗だ!!。しかし、そこへ行くには国道1号線を横断しなければならない。信号、横断歩道、陸橋などと言う気の利いた物など当然の如く無い。そんなに交通量は多くないが、車は相当なスピードを出しているので、慎重に横断する必要がある。

     無事渡り切り、寺の方に歩を進める。周辺の駐車場には大型観光バスが何台も停まり、それ以外にもチャーターされたソンテウ、旅行会社のバンが溢れている。無論マイカーらしき車も多く停まっている。

     入り口付近は門前町の様相で、真っ新しい店舗が立ち並び、ここがチェンライの新名所だと伺い知れる。

     少し寺の事に触れておくと、ワット・ロンクンなる寺で13年程前に着工されたらしい。寺はまだ一部建築中であるが、目玉である本堂は完成し、美しく話題性のあるチェンライの新名所として脚光を浴びている。寺自体は、アーティスティックなデザインで、チェンライ出身のアーティスト、「チャルームチャイ」の設計という。チェンライ市内にある新装なった時計台も彼の設計らしい。

     そして、この寺を建てた男は、ワンカム裏の有名なカオソイ屋の女将の兄さんだとの噂があり、あちらこちらに両手を前にかざした写真が飾ってあり、新興宗教の教祖様の趣きだ。その寺自体は30分もあれば、ゆっくり参観出来る規模だ。

     後で知ったのだが、ライトアップされた夜間の白い寺も一見の価値があるらしい。もっとも夜間はソンテウのチャーターが必要なので旅行者には煩わしい。

     寺には17時まで入れる。勿論無料だ。丁度出てきた時は入場終了の17時になっていた。ところが、閉館時間を過ぎても入って行くタイ人がいる。時間を過ぎていても門番のオヤジに頼み込めは、入れてくれるのがタイたる所以。

     門前町でトイレ休憩と喉を潤す。トイレ3バーツ。タイで驚くのは、缶コーヒーなどの飲料の値段が、街中のコンビニと同じなのだ。他の観光地の記憶はないが。日本の観光地などの法外な値段を知っているだけにタイは良心的と感じて仕方がない。

     帰りはバスの運転手が予言した通り大変だった。1号線に戻り交番?の前でバスを待つ。そこにファラン(白人)が2組8人がやって来て、「バスはここで待てば良いのか?」、と尋ねてくる。タイ人に見られたのだろうか?一言、「I think so!」、と応えると、彼等も待ち出した。

     半時間も待っただろうか、一向にバスは来ない。日本の様に時刻表などないので雲を掴む様なバス待ちだ。そろそろ暗くなり始めた頃、チェンライ方面からミニソンテウがやって来て、我々の前でUターンをし、通り過ぎようとした。

     そのミニソンテウを身を呈し国道まで飛び出し止める。値段交渉をする。するとファラン達も、「我々も乗せて欲しい」、と言ってくる。総勢10人だ。結局1人30バーツでまとまり市街地に戻る。さすがミニソンテウに10人も乗ると身の置き場が無い程の寿司詰め状態だが、ファランには子供2人が含まれていたのと、横に広い巨人が皆無だったのが救いだった。

     やはり、この寺に行くには最初からソンテウをチャーターするのが正解???

    旅行時期
    2010年11月
    利用した際の同行者
    カップル・夫婦
    観光の所要時間
    半日
    アクセス:
    1.0
    コストパフォーマンス:
    3.5
    人混みの少なさ:
    3.0
    展示内容:
    2.5

  • ネーミングに惹かれて

    投稿日 2012年06月23日

    Ratchada Resort & Spa バンコク

    総合評価:1.5

     「無難にアトリュームブティック、ヒップ、パラッゾ辺りにするか」、と思いホテルを探していた時、”ラチャダーリゾート&スパ”なる心地良い響きのホテルが目に飛び込んだ。値段と立地、更にリゾート&スパと言うネーミングに惹かれ予約した。安く目標金額の範囲内、ラマ9のフォーチュンタウン、中国大使館近くと、宣伝文句はなかなか良かったのだ。探すのにも飽きてきたので、即座に予約。新規開拓の一心だ。
     
     これが、大きな間違いだったのに気付くのに、そんなに時間がかからなかった。初めてのホテルなので地図を求めてサイトをウロウロしていたら、このホテルの投稿を見つけた。情報は少なかったが、口コミサイトでは、「通り沿い上階の部屋はうるさい、連れ込みホテル」、だとの酷評でキャンセルも考えたが、夕方到着、翌日午前中出発の短期滞在なので利用してみる事にした経緯がある。

     フォーチュンタウン北側の何も無いソイを暫く歩くと急に賑やかになり、小さな交差点に出る。交差点の周りにはコンビニが3軒ありラチャダー裏通りのミニ繁華街と見て取れる。そういえばカオマンガイ?の美味しい有名店が在ると在タイの友人が言っていたっけ。ただグルメには興味が乏しい私には無関係。

     その交差点を通り過ぎすぐ右側に目的のホテルが見付かる。確かにロビー奥には古式店を兼ねたスパが在りホテル名には偽りは無い。が、建物が全体的に老朽化しており、部屋の扉も薄く安っぽい。

     ところが、通りから離れていたのと客が少なかったせいか、私が泊まった夜は静かなものだった。またラブホテル的な利用客は目にしなかった。たまたまだろう。すぐ近くに中国大使館があり、中国人の団体とぶつかればさぞ賑やかな事だろう。部屋は一人で利用するには十分な広さが確保されており、空調、水回りを含め短い滞在ではあったが、値段相応の快適さが保たれていた。

     そうだホテル近辺の探索に行こう。 その前にホテル内のスパのチェックだ。古式が所望なので値段を訊いてみると1時間400バーツ。ぼったくりのホテル価格だ。諦めて表に出、四方八方暗い道を探索するが、何も無い。ミニ交差点を外れると閑静な住宅街ですれ違う人もいない。北に進路をとりラチャダーキャバレー裏の古式店”メイメイ”を目指すが歩れど歩けども行き当たらない。バンコク得意の行き当たりの道巡りだった。地図では近い感覚なのにな。


     朝食は別棟で殺風景なレストラン。まるで社員食堂みたい。品数も貧弱で、朝食が付いているだけましかのレベル。食後にはコーヒー2杯がノルマで、後の一杯はタバコを吸いながらが至福のひと時だ。だが、タイでは野外の朝食会場以外はレストラン外に出る必要がある。ここも出入口横に灰皿が設置されていたが、立っての喫煙はお行儀が悪いので、「コーヒーを部屋に持って行っても良いか?」、とウエートレスに訊いてみる。すると、「部屋に備え付けのコーヒカップなら良い!」、と言う。こんな事初めて。レストランとホテルは別経営?幸い部屋はレストランに近かったので、カップを提げてレストランにUターン。食後、部屋でコーヒを召し上がりたい方は、カップ持参で朝食にお出掛けあれ。

     立地はMRTラチャダ駅からは徒歩10分と意外に遠い。だが、裏通りをショートカットして歩くとテスコロータスの北側入り口までは5分とかからない。携帯の電池がパンクしたり、必要な物が出来たりで午前中にテスコに二度出掛けたが、そんなに苦痛を感じないで往復出来た。

     また利用するか?と尋ねられれば、多分「ノー!」、だろう。ただ、ホテルに空きが無く窮すれば問題なく利用するレベルだ。

    旅行時期
    2009年12月
    利用目的
    観光
    利用した際の同行者
    一人旅
    1人1泊予算
    5,000円 未満
    コストパフォーマンス:
    2.5
    サービス:
    2.5
    バスルーム:
    2.5
    ロケーション:
    3.5
    客室:
    2.5

  • 激安古式店がいっぱい

    投稿日 2012年06月25日

    タイパン ホテル【SHA Extra+認定】 バンコク

    総合評価:3.5

     男性には知られたソイカウボーイのあるスクンビット・ソイ23の奥まったところにあるホテル。

     最初は値段と4つ星のランクに惹かれ利用したが、実際は3つ星でも疑問視を投げ掛けたくなる外観と施設。だが、何故か安らぎを覚え、今回が4回目の宿泊。

     以前は、ホテルの前に、行き付けの古式マッサージ店”パニー”の支店があったが、既に撤退。それに変わり今ではソイ23は古式店銀座の様相。全部の店を回ったわけではないが、知る限り2店ほど1時間100バーツ店があり重宝している。フットマッサージも同価格だ。ただ、女性マッサージ師は少なく、男の子が主な戦力だ。それらは店名があるようだが、覚える気がないので記せず。

     また、スクンビット通りの逆の方に北上し、最初の交差点を左折すると、すぐにアソーク大通りに出る。その信号交差点にコンビニが2店あり、またバス停がある。ラチャダー、プラトーナム、シーロムなど基本的には何処へもバスで行く事ができる。交差点まで徒歩3分もかからない距離だ。

     この交差点がタイパンに泊まる時重要なのだ。と言うのは、ラチャダー、プラトーナム方面からの帰還時、その交差点を左折するとアソーク交差点の渋滞を回避してホテルに戻れるのだ。また、その交差点からスクンビット・ソイ33、39はおろかソイ・63(エカマイ)までショートカットできる。もっとも朝夕はソイ39付近は渋滞するが。

     そうそう、その交差点と言えば、ホテルから出た場合、アソーク通りを横断し、そのまま10歩程直進すると、左側に野外席があるレストランがある。ガイドブックにも紹介されていないイタリアンレストランだ。ただ、ファラン(白人)向けのガイドブックには掲載されているようで、いつもファランで込み合っている。

     また、この野外席を横切って正面の階段を上がると古式店だ。ここも、古式、フットマッサージとも1時間100バーツ店だ。チップは20バーツでも大丈夫なようだが、私は時間につき50バーツ渡している。

     あらら、またまた古式店のクチコミになってしまった。失礼をば。

    旅行時期
    2010年09月
    利用目的
    観光
    利用した際の同行者
    一人旅
    1人1泊予算
    5,000円 未満
    コストパフォーマンス:
    3.0
    サービス:
    3.0
    バスルーム:
    3.0
    ロケーション:
    3.5
    客室:
    3.0

  • 手軽なのに

    投稿日 2012年05月22日

    タリンチャン水上マーケット バンコク

    総合評価:3.0

     土、日曜日、祭日に催行されるタリンチャンの水上マーケットに行ってきた。79番エアコンバスで45分、18バーツの手軽さだ。

     ただ、伊勢丹、パンティップの前などから乗車するのだが、進行方向が解らない。タリンチャンから来たバスは、ペブリ通り→ラチャダムリ通り→ラマ1通り→パヤタイ通りの右回り方向に進行するか、またその逆の左回りかが不明なのだ。

     すると伊勢丹前で北上する79番手バスを見かけたので、左回りと分かる。そこでパンティップ手前のバス停まで行く。だが、バス停の表示に79が無いのだ。タイ人に訊くが首をかしげる。

     「まあパヤタイ通りの先のバス停まで行けば乗れるだろう」、と仕方なく歩き始める。パンテップを過ぎ次のバス停に着いた。あれ、屋根付きのバス停の上部に書かれた番号とは別に少し離れて設置されている縦長の看板に目的の79が有るでは。バス停は2種類あるのだ。まだまだタイ初心者だな。
     ピンクラオ橋を渡りすぐの大通りを左折し、その後細い道路を抜けタリンチャンに到着。車掌に告げておいたので合図を送ってくれたのだ。降りてT字路を左折すると、大きなアーケードになっており、店がズラーっと並んでいる。そのアーケードを突き抜けると川で、川辺が桟敷レストランだ。川に浮かぶ船が調理屋で、そこに注文して桟敷で食べるスタイルだ。
     バンコク市内で昼食は済ましているので、ボートツアーの案内所を探す。チャータも可能だが、安い一般のツアーに便乗しよう。看板を見ると様々なプログラム、出発時間がある。夜、予定が控えているので、1時間のツアーにする。料金は一人100バーツだ。

     ツアー開始まで少し時間が有ったので、マーケットをうろうろする。ツレが、「これ買って」、と屋台の前で立ち止まる。見ると食パンだ。それもカット前の一山だ。一斤と言うのかな。一つ10バーツ。それを3つ買えとご所望である。

     「お腹すいたの?」と尋ねるが、「バー、お魚にあげるの。はい、持って」、とレジ袋を押し付けてくる。重くは無いが、結構嵩張るな。

     それを持っていざ小船に乗る。台湾人のツアーご一行様と一緒だ。トンブリの運河を1時間かけての散策である。川べりには脈々と息づく庶民の生活が垣間見れるが、その一方新築の家、建設中の家がやけに多く目につく。

     「魚に餌を上げるところが無いよ」、とツレに訴えるが、ツレはビデオ撮影に夢中。ツアー終盤になりようやく舟は止まった。運河を見るとナマズの大群が。そこでようやくパンを投げ込む。そのパンを得ようとナマズ達は殺到し、しぶきが舟の上までくる激しさだ。ナマズは大きいもので50cmはあろうか?

     パンを持っていたのは我々だけで、恥ずかしながら他の乗客から注目の的だ。だが、岸辺にパンの売り子が表れ、乗客達は吾も吾もとパンを買い求め、餌やりに興ずる。

     次に停まったのは、竹に詰められたカオニャオ売り場。パッと見は、壁に50cm長の竹をぶら下げているだけだ。ところがその竹が残り少なく、乗客が買い始めるとアッと言うまに品切れ。

     それでも何とか最後の1個にありつき20バーツでゲット。目の前で竹を割ってくれ、赤飯のように赤くなったカオニャオを口にする。甘いが結構いける。

     1時間のツアーが終わりタリンチャンに戻る。川辺にレストランの桟敷席にはもう人がいない。時間は4時。舟の料理供給元も材料が無くなったようで店終い。「夕方、ゆっくりと食事」、はダメなようだ。

     帰りは79番バスもすぐに来て、更に渋滞もなく30分でプラトーナムに到着。

     こんなに手軽に行けるのに、日本のツアーではどうして連れていかないのだろう? .

    旅行時期
    2012年04月
    利用した際の同行者
    カップル・夫婦
    アクセス:
    4.0

  • 空港アクセスは抜群

    投稿日 2012年06月20日

    ナサ バンコク バンコク

    総合評価:4.0

     エアポートリンク・ラムカーヘン駅を降りて道路を横切れば、ナサベガス。これほど空港アクセスに便利なホテルはここだけだろう。もっともエアーポートリンク開通以前から利用しており、今回で6度目の利用。一応同ホテルのメンバーになっており

     ズリズリとバッグを引きずり車の切れ目を狙って大通りを横断。私も過去1度NETで直接予約していたのも関わらず予約が入っておらず、また友人が直近に同じ事態に遭遇したとかで予約確認で一波乱を覚悟していたが、何と拍子抜け。「ルートさんですね、予約を頂いています!」と、ダンプリストを繰って、レセプション嬢はニッコリ微笑む。もっとも巨大ホテルなので飛び込みでも大丈夫に違いない。

     「ありゃ、こういう事もあるんだ、幸先がいいぞ」、と悦に浸っていたが、この女がとんだ喰わせ者。何故か夕方のチェックインが混雑する時間にも関わらず、カウンターには彼女一人。その彼女が「デポジットと宿泊費合計で1500バーツお願いします。一泊690バーツで二泊ですので1380バーツになり、チェックアウトの時に120バーツお返ししますね」、と釣りの額まで言った。

     そこで「部屋に金庫がなかったよね。貴重品を預かって欲しいんですが」、とお願いすると「デポジットが3000バーツ必要です」、ときた。分かっていた事だが、価格改定があったかと訊いてしまう。高すぎる。カードで支払えるのだろが、チト怖い。貴重品と言ってもパスポートくらいだし、まあいいか。肌身離さず持っていよう。

     一応同ホテルのメンバーになっており、メンバーカードを見せると一番安い部屋以外は100バーツ引きだとか。だが、今回も一番安い部屋なので出番なし。

     だが、宿泊人数分のウエルカムドリンク券は、必ず貰える。レストランでしょぼいオレンジジュースを供してくれる。ところが、ここのフロント嬢はバカなのかワザとなのか手渡してくれない時がある。今回も知らん振りをしているので、要求すると忘れていた素振りで出してきた。貰うものは貰わなくっちゃ。

     そしてチェックアウトの朝だ。6時からエアポートリンクが動いているらしいので、6時にはプラットフォームで電車を待とう。8時15分の便なので何とかなるだろう。そこで少し早い目の5時40分にチェックアウトに降りる。

     メーバーンに電話し、冷蔵庫の使用チェックの時間は折り込み済みだ。セコイ私はどこのホテルでも冷蔵庫には絶対手を付けない。するとチェックアウト担当嬢は、精算書らしきものを取り出し、「380バーツを払え!」、とほざき出した。「アーン、何の金じゃ?」、やりとりをしていると「デポジットで1000バーツ預かっているので、その差額の380バーツを払え」と言っているのだ。

     「ちょっと待った。デポジットは1500バーツ払っているぞ、その1000バーツは間違いだ。逆に120バーツを返せ」、と手を出す。女は同僚らしき男を呼び相談していたが、「やっぱり1000バーツの預かりです。380バーツを払って下さい」、と主張を曲げない。ここで負けてはては日本男児の名が廃る。

     声を強め、「23日の17時頃ここにいた小さい女に確認しろ。絶対1500バーツだ。釣り銭の額120バーツまでハッキリ聞いた」、と一歩も引下がる気はない。するとノートを持ち出し、「ここに1000と書いてあります」、とデポジット忘備帳を示す。確かに私の部屋番号でチェックインの時間も合致する。そのノートを見るとデポジット金額はバラバラで一定の決まりはないようだ。

     それでも負けじと「1500バーツ払った。120バーツ返せ!」、と頑張ると、女は不承不承120バーツをソッポを向いて差し出し、遂に勝利を得る。日本男児の面目躍如だ。

     この間15分を要し、始発電車まで5分。急いで道路を渡りラムカーヘン駅へ。エスカレーターに乗っていると電車が発車する音が聞こえる。「あれっ、始発は6時、それも推測ではパヤタイ発が6時と思うのだが・・・」。ホテルのボーイは「6時には電車が来る!」、と自信満々で言い切ったが、それが、あの6時前の電車なのだろうか?やっぱり、ここはタイ。

     当初計画した始発と考えていた電車がラムカーヘンに着いたのは6時7分。2番電車?朝早いのになのに結構こんでいる。あのしょうもないデポジットの件がなければ、本当の始発電車?に乗れたのに。プンプン。

     このホテルでデポジットを払う時は、受け取りを必ず貰わなくっちゃ。

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     して、今年4月に7回目の利用。従来はホテルに直接予約を入れ、看板通りの一番安い690バーツの部屋を利用していたが、今回はagoda経由で予約。3泊で3,000円強の請求なのでかなり安く宿泊できた。しかも、スーパーデラックスで、従来の部屋よりも広く満足のいけるものだった。以前は見つからなかったが、最近は幾つかのサイトで安く予約が出来るようだ。しかも、1泊1,000円以下にも関わらず部屋には大画面薄型テレビが・・。
    恐るべしタイ王国。

     問題のチェックイン時のデポジット。1000バーツを請求された事もあるが、何と今回は最安の500バーツの請求。どういう基準で金額を決めているのかな?

     
     さて、利便性について。コンビニは目の前にあるが、ちょっとした物は、ホテルを出て左に進行、ぺブリ通りを渡り少し行くとスーパーTopsがある。この周辺はミニ市場化しており何でも揃いそう。また市街地の反対方向へバス5分でモールがある。

     幹線道路を渡りすぐ左に食べ物の屋台が数軒ある。その中のパッタイ(確か20バーツ)が美味でお気に入り。滞在中、小腹が空いた時、何回ともなく訪れる。

     移動は全てバスで済ませ、ある程度バスを乗りこなせる人ならば市街地から少し離れているが不便は感じないだろう。更に少しペブリ通りを西に行くと船着き場があり、プラトーナム方面へは重宝する。ただ、朝は10時過ぎまで日本の通勤ラッシュなみの超満員で乗り込むには勇気がいるだろう。

     
     部屋の冷蔵庫には何も入っていない(以前からそうだったかな?)ので、飲み物は前のコンビニで調達。そして、何も入れていない事が幸いして、混雑するチェックアウトも冷蔵庫確認がなく、比較的スムーズ。

     ボーイに荷物を預け15時まで付近で時間つぶし。ホテルに戻り荷物の返却を要求すると、正面玄関の階段下で待てと。そういえば到着時、ボーイが持ってくれるからいいようなものの階段を重いバッグ担ぎ上げなければならない。暑い中、階段下で待っていると、別のボーイが登場。そして階段右に誘う。すると気が付かなかったがそこには扉が。鍵で開扉すると中には預かりバッグがぎっしり。こんなところに専用倉庫があったのだ。

     朝、6時過ぎから続々とタイ人が到着し、チェックインをしている。部屋が空いていれば問題なく朝からチェックイン可能なのだろう。

     まあ、色々と問題はあるが、価格の安さ、空港アクセスの利便性からありがたいホテルだ。

     

    旅行時期
    2012年04月
    利用目的
    観光
    利用した際の同行者
    カップル・夫婦
    1人1泊予算
    2,500円 未満
    コストパフォーマンス:
    5.0
    サービス:
    3.0
    バスルーム:
    4.0
    この価格でバスタブ付きはありがたい
    ロケーション:
    4.0
    道路横断には注意
    客室:
    3.0

  • 憧れのホテルに

    投稿日 2012年06月15日

    Swissotel Bangkok Ratchada バンコク

    総合評価:3.0

     ラチャダー・ホイクアンのコンコルドにクラビから戻り2泊した。私には不似合いな選択だが、これはひとえにに最初の3泊で利用したナサベガスが安く、予算が浮いたからに他ならない。加えて、帰国時はバッグが相当重くなる事を予想し、空港まではタクシーとなる。そのタクシーの利便性を考慮した結果である。

     ホイクアン近辺のホテルは種々利用したが、この豪華なホテルは横目で見るだけで高値の花だった。もっともタイに行き始めた頃は、人並みにヒルトン、シェラトン、アマリなど日本人が利用する中級、上級ホテルを泊まり歩いたが、数を重ねるにつれランクが落ちていったのだ。最近は1泊1,000バーツないしは3,000円以下が基準でホテル選びをしている。

     シティライナー、MRTを乗り継いで行きたかったが、MRTの入口での荷物検査が面倒なので空港から直接コンコルドにタクシーで乗り着けた。ピギーケースを形式的ではあるが開かされるのには閉口する。何回かその検査をされたが、喉元を通り過ぎれば何とやらで学習能力のない私は、節約の為に大きな荷物を持ってMRTを利用してしまうのだ。今回はその哲を踏まずタクシーで。

     ところが、タクシーが車寄せに進入しようとするとガードマンがストップをかける。そして、トランクを開けるように命じ、そして車の下部を円盤状の金属探知機のような物を当てて車の周りを一周する。テロ対策かな?バンコクのホテルでは初めての経験だが、以前パキスタンのラホールで泊まったホテル(シェラトン?)では出入口全てに空港にある金属探知機ゲートが設置され、それを潜って入館。勿論手荷物はエックス線でチェックされた事を思い出した。

     パキスタンなら分かるが、バンコクで何故このような厳重なセキュリティ?最近は、ランクの低いホテルばかり渡り歩いてきたので、それらのホテルではなかったのだろうか?

     ドアボーイに導かれロビーに進入。吹き抜けの豪華なロビーに圧倒されながらチェックイン。さすが4つ星(5つ星?)、フロント嬢は洗練されている。

     フロントで朝食券とカードキーを受け取る。ツレは、「わ、わ、見て見て鍵が2枚だよ」、とはしゃいでいる。たいていのホテルは2人で泊まっても鍵は1つしか渡されず、不便な事このうえない。特に1人が外出し、もう一人が部屋に残る場合、電気系統のスイッチ兼用のカードキーが全盛なので、暑いタイでエアコンが作動させられず苦行を強いられる事となる。対策としてカードと同形の物をスイッチに差込み通電を試みるが、どういう訳か通電できるのは50%程度の確率だ。カードキーの素材に仕掛けを施してあるのかな?

     久しぶりのエレベーターに乗る。クラビでは低層の建物だったので毎日階段で上り下り。しかも4基のエレベーターはコンピューター管理で殆ど待つ事なく乗れる。

     部屋は一番お買い得なスーぺリアだが、十分広く、デラックスとの違いは高層階にデラックスが割り当てているだけらしい。浴槽も大きく、アメニティも揃っている。バスローブもある。そして今回初の金庫。最初に泊まったナサベガスは無し、クラビは有ったもののちゃちな木製で安っぽい鍵で開閉するアナログタイプ。怖くて使えたものではない。

     ただ残念なのは未だにテレビは厚い厚い旧式。今回薄型タイプは皮肉な事に1,000円程度で利用したナサベガスのみ。

     朝食も品数豊富。雰囲気も良い。ホテルランクは朝食ブッフェで決まると言っても過言ではないかも。うーん、ホテルはこれでなくっちゃ。

     さて、ツレはスイミングに熱心だ。クラビでは最終目、ロングテイルボートでライレイビーチへ行き半日海水浴を楽しんだが、それだけでは物足りず、ホテルに戻ってもプールで水遊び。日が暮れるまで黙々と泳いでいた。そして、「バンコクのホテルはプールがあるのかな?私、バンコクでも泳ぐもんね」、と上機嫌。その宣言通り、このコンコルドでもプール遊びを堪能していた。

     ただ、「クラビがいいな、だってえ、バンコクのプールの水は臭いんだもん」、とか。

     コンコルド二階の日本食レストラン、”takumi”で今回最後の晩餐を楽しんだ。昼も夜も同額の食べ放題があり、料金はコミコミで794バーツ、時間制限は営業が終了するまで。夕食ならば6時から入店でき10時間半の閉店まで居座れる。

     ここは注文方式の食べ放題で、刺身、寿司、麺類、揚げ物など80種類の中からチョイスでき、たこ焼き、お好み焼き、ぜんざいまである。バンコク都内でも、寿司、イタリアンなどの食べ放題を経験したが、「日本食をたらふくに!」、を望むならお勧めの店だ。

     さて、交通機関はホテルの目の前がバス停で、バス派の私には有り難い限り。MRTのホイクアン駅も徒歩1~2分と至便。道路を渡ると”カニカレー”で有名なソンブーンがあり、また、夜になるとホイクアンのナイトマーケットが開かれ深夜まで賑やか。



     

    旅行時期
    2012年04月
    利用目的
    観光
    利用した際の同行者
    カップル・夫婦
    1人1泊予算
    7,500円 未満
    コストパフォーマンス:
    4.0
    サービス:
    3.0
    バスルーム:
    3.0
    ロケーション:
    3.5
    客室:
    3.0

ルート3さん

ルート3さん 写真

18国・地域渡航

0都道府県訪問

写真 | QA掲示板 | 行ってきます | 掲示板 クリップ

ルート3さんにとって旅行とは

自分を客観的にみた第一印象

大好きな場所

大好きな理由

行ってみたい場所

現在18の国と地域に訪問しています

拡大ボタンを押すと地図が
動かせます。

現在0都道府県に訪問しています