パラッツォ ホテル【SHA Extra+認定】 Palazzo Hotel (SHA Extra Plus)
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ラチャダー地区(バンコク)
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パラッツォ ホテル【SHA Extra+認定】のクチコミ
クチコミを投稿するルート3さん(男性)
男性/バンコクのクチコミ:50件
ラチャダーのエメラルドホテル横のソイを入ってすぐ右側のホテル。チェックイン時に1000バーツのデポジットを取られ鍵を貰う。開業した当初から利用しているが、その間新館が増築され、今回初めてその新館にアサインされた。ラッキー。旧館との違いはセーフティボックスとサービスの珈琲と紅茶が付いている程度だが、部屋が新しく何故か得した気分。
ロビー横のカフェで出されるケーキがバンコクっ子の甘党の間で評判が良く、隠れたファンが多いそうな。しかも夕方から半額になり、甘党にとっては見逃せない。これを目当てにここを利用しているのだ。このホテルはエメラルドホテルの妹分的なホテルで、宿泊者はエメラルドホテルの各種施設が利用できるようだ。もっとも私はその恩恵に与ったことはない。
2週間のネパール旅行からの帰路にバンコクに立ち寄ったポン友夫婦とその友人夫婦と合流した。
18時半着のTG便でバンコクにご一行様はバンコクに到着する。空港からは4人及び荷物が大きいとの事でリムジンタクシーでホテルまで移動する様に伝えておいた。
ところが、パラッゾのフロント横のツアーデスクでは、空港送迎は片道、乗用車で690バーツ、バン790バーツと掲示されている。「しまった、こちらの方が安かった」。だが、既に手遅れ。帰国時にここでバンを頼む事を勧めよう。
ポン友には、「パラッゾは有名ではないので、エメラルドホテルで待ち合わせね」、と伝えてある。そこで20時前にエメラルドホテルの玄関前に行く。定刻に到着する前提で、イミグレ通過、荷物のピックアップ、リムジンタクシーの交渉、移動の時間を見越しての待機時間だ。TGのネパール便は折り返し便なので遅延の確率は少ないだろう。
時間があったので、空港まで出迎えに行けば、到着便の確認が出来るのだが、広いので初めての人間と合流出来る保証は無いと考え、大人しくここで待つ事を決意したのだ。
エメラルドホテルの車寄せには次々と車が到着するが、ご一行は一向に現れない。「もしかして?」と、パラッゾが見えるソイまで移動して、両方を見張る。タバコの吸殻が5本になった頃、ポン友がパラッゾの方向からキョロキョロしながら歩いて来た。運転手がパラッゾを知っていて直行した様だ。マイナーなホテルと思い込んでいたが、結構有名なんだ。
パラッゾに戻るとポン友の奥方、友人夫婦がチェックインをしている。訊いてみると、空港ではバンを往復頼んだらしい。片道では1200バーツだが往復で頼むと2000バーツにディスカウントされるらしい。
見ていると、彼等は旧館をアサインされた様だ。初対面の挨拶をした後、一旦部屋に荷物を置きに行った彼等をロビーで待つ。降りてきた彼等に訊くと、4人とも初タイ。そこでタイスキを提案すると、全員が「食べたい!」、と意見は見事に一致。時間は21時前。急げばコカのシーロム店に駆け込める。地下鉄で急ごう。
BTSサラデーン駅を横に見ながら通りをナライホテル方面に歩く。女性陣は屋台に売っている物が珍しいのだろう、少し進んでは立ち止まる。「早く行かねば、コカが閉まる!」、と急かすが、中々先に進まない。男性陣には、「社長、社長!」、とエロ勧誘の兄ちゃんがまとわり着く。
やっとの思いでコカに着いたのは閉店15分前。
速攻でオーダーを画策するが、ご一行様は何を頼めば良いか迷いに迷う。と言って、食べ物に疎い私も推奨品が有る訳ではなくモタモタしていると、店員から、「そろそろ最終オーダーです」、の声がかかる。しからばとシーフードセットと適当に単品を頼み、ようやく舌鼓を打つ事が叶った。
ご一行様は「美味い♪、美味い♪」、と大喜びで、鍋が一瞬の内に空っぽになる。それからは、「最終オーダーね!」、を繰り返し店員に何度も何度も単品を追加する。店員も笑顔で応えてくれ、こんなアバウトなところがタイらしく素晴らしい。ご一行様には、タレが大好評で、揃って辛さに強いときているものだから、タレのオカワリに店員は忙しい。そのタレで食欲旺盛、旺盛。それもそのはず、ネパールではロクな食べ物が無かったらしい。
締めてチップ込みで2,000バーツ。また割り勘負けだ。それと言うのも友人が大食漢で、多分鍋の半分は彼が平らげたと見た。
22時半にコカを出て、パッボン辺りをうろつく。丁度NARAYAがあったので、女性陣に買い物を促す。「安い安い、可愛い可愛い!」、と、しこたま買い込んだのは言うまでもない。しかし、久しぶりにNARAYAに入ったが、値上がりが激しい印象だった。
次に向かったのは古式横丁。時間も遅いので1時間の古式をとのご一行様ご所望だ。この横丁も料金のバラツキがある。有馬温泉は280バーツと少し高めだったので、一番手前の店に入る。230バーツだ。
ところが、友人の旦那の方が、気分が悪いと言い出し辞退。それならば私が付き合うと2人して店の前で待つ事に。訊いてみると、「標高が高いネパールからバンコクに下りてきたのが原因で、そこにタイスキを鱈腹平らげたのでムカムカする」、と言う。目の前は、サリカフェ、そこで休もうと誘うが、外の空気の方が良いと彼は固辞する。仕方なく石垣に腰掛け雑談をしながら3人の終わるのをジーっと待つ。
彼は少し前まで大手旅行代理店で太平洋方面専門(USメインランド、ハワイ、グアム等)の添乗員をしていたらしい。どおりで空港からリムジンタクシーの交渉もスムーズにいったはずだ。
さて、按摩組の様子はどうだろう? 「軽めに揉んでやってね」、と頼んでおいたが、途中で痛がっていないか様子を見に部屋に行った。ポン友は、私に気が付き、「気持ちイイ~♪♪」、とヨダレを垂らさんばかりにヤニ下がっている。奥方達はスースーと寝入っており私に気が付かない。これなら大丈夫だろう。
1時間たった頃には旦那の体調も回復してきた。そして3人がすっきりした顔をして表に出てきた。皆、「気持ち良かったあ~」、と口を揃える。案内してきた甲斐があった。
さて帰ろうかと雲助タクシーを避けラマ4に歩を進める。だが1時を過ぎたにも関わらず屋台はまだ営業している。そこにフルーツの屋台があった。すると突然ポン友が、「ドリアンを食べたい!」、と言い出した。それに呼応して奥方もトロピカルフルーツに興味を示し、オヤジの差し出すフルーツを試食しまくり、ライチなど数種類のフルーツを買い込む。勿論ポン友がリクエストしたドリアンもだ。
ホテルにドリアンは持ち込めるのだろうか?エレベーターにドリアンはダメと掲示したホテルは多いが、パラッゾには掲示されていなかった。「ヤバイよ」、とアドバイスをするが、「ままよ!」、とドリアン持ち込みを敢行すると決断した様だ。「わしゃ、知らん。他人だもんね」。
タクシーに乗るが、運転手は「臭い、臭い」、と窓を全開にする。私は鈍感なのか、全く無頓着。ドリアンの臭いが嗅ぎ分けられないのだ。そして、無事ドリアンフィーも入館拒否も無く、ポン友夫婦は部屋に持ち帰った。ポン友は部屋で1個丸々深夜に平らげたそうな。翌朝、「美味かった、ソフトクリームみたいだった」、とエホバの友人はご満悦。果たして翌朝、鍵を預けにフロントに行くと、ドリアン持ち込み禁止のポップがデンと鎮座。友人も気が付いた様だが、ポップの方向には視線を投げない。友人の部屋にはドリアン臭が充満していた筈だが、チェックアウトの時には特にお咎めもなかったそうだ。確か、このホテルはJFが徴収されないと聞いているが、まさかドリアンまでフリー?
いずれにしても、今後ともこのホテルは利用し続けるだろう。
またしても脱線、失礼をば!
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