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ワット・シーカウカウ

  • 3.5
  • 旅行時期:2010/11(約14年前)
ルート3さん

by ルート3さん(男性)

チェンライ クチコミ:6件

 エディソンデパート前のインターネット屋の馴染みの店番娘のパソコンの壁紙に白いお寺の写真が。「綺麗なお寺だね」、と思わず覗き込んでしまう。「綺麗でしょ、近いから行ってみたら」、のお告げが行くきっかけだ。
 彼女によると「バスで行けるよ、ワットシーカウカウで通じるからね」、とか。

 早速すぐ近くのバスアーケードに向かう。15時過ぎだ。何台かのバスの運転手に尋ねるが、首を横に振るばかり。そこでミニソンテウで行こうと、停まっていたソンテウの運転手に声をかける。参観している間、待っていて貰うため往復料金の交渉だ。ソンテウはチャーターで600バーツとふっかけてくる。交渉するが、値段が下がらないので諦めて立ち去ろうとすると、運転手は、「あのバスが行くよ!」、と指を差し教えてくれる。値段交渉の攻防を繰り広げた敵方なのに、親切なタイ人だ。いや、商売気のない運ちゃんだと言うべきかな? 
 
 ボロボロのタマダーバスに行き車掌に確認すると"行く!"と言う。ただ、「帰りはバスの本数が少ないので長い時間待たないといけないかも知れないよ」、と脅かす。まあ、何とかなるだろう。えーい、ままよ、とバスに乗り出発進行。
 アーケードを出たボロバスは座席がほぼ埋まっている。そして市街地はノロノロと客を探しながら走って行く。これが国道1号線に出ると猛スピードで突走る。その落差がタイらしい。
 バスは国道1号線を一路パヤオ方面に向けて南下する。そしてバスは所々の停留所に停車していく。折からの退勤時間にぶつかったのか、みるみる内にバスは乗客で溢れ返り立錐の余地もなくなってしまった。タイの田舎でも通勤地獄は存在するのだ。
 チェンマイとの分岐点の少し手前でバスは停車し、車掌が「ここで降りろ」、と合図を送ってくれ、そして寺の方向を指差してくれる。料金は20バーツだ。
 こんな調子でたどり着いので、どこ行きのバスかも停留所名も不明。

 バスを降りると周りは畑だらけだ。そして車掌が指差した方向を見ると目的の白い寺が見える。綺麗だ!!。しかし、そこへ行くには国道1号線を横断しなければならない。信号、横断歩道、陸橋などと言う気の利いた物など当然の如く無い。そんなに交通量は多くないが、車は相当なスピードを出しているので、慎重に横断する必要がある。

 無事渡り切り、寺の方に歩を進める。周辺の駐車場には大型観光バスが何台も停まり、それ以外にもチャーターされたソンテウ、旅行会社のバンが溢れている。無論マイカーらしき車も多く停まっている。

 入り口付近は門前町の様相で、真っ新しい店舗が立ち並び、ここがチェンライの新名所だと伺い知れる。

 少し寺の事に触れておくと、ワット・ロンクンなる寺で13年程前に着工されたらしい。寺はまだ一部建築中であるが、目玉である本堂は完成し、美しく話題性のあるチェンライの新名所として脚光を浴びている。寺自体は、アーティスティックなデザインで、チェンライ出身のアーティスト、「チャルームチャイ」の設計という。チェンライ市内にある新装なった時計台も彼の設計らしい。

 そして、この寺を建てた男は、ワンカム裏の有名なカオソイ屋の女将の兄さんだとの噂があり、あちらこちらに両手を前にかざした写真が飾ってあり、新興宗教の教祖様の趣きだ。その寺自体は30分もあれば、ゆっくり参観出来る規模だ。

 後で知ったのだが、ライトアップされた夜間の白い寺も一見の価値があるらしい。もっとも夜間はソンテウのチャーターが必要なので旅行者には煩わしい。

 寺には17時まで入れる。勿論無料だ。丁度出てきた時は入場終了の17時になっていた。ところが、閉館時間を過ぎても入って行くタイ人がいる。時間を過ぎていても門番のオヤジに頼み込めは、入れてくれるのがタイたる所以。

 門前町でトイレ休憩と喉を潤す。トイレ3バーツ。タイで驚くのは、缶コーヒーなどの飲料の値段が、街中のコンビニと同じなのだ。他の観光地の記憶はないが。日本の観光地などの法外な値段を知っているだけにタイは良心的と感じて仕方がない。

 帰りはバスの運転手が予言した通り大変だった。1号線に戻り交番?の前でバスを待つ。そこにファラン(白人)が2組8人がやって来て、「バスはここで待てば良いのか?」、と尋ねてくる。タイ人に見られたのだろうか?一言、「I think so!」、と応えると、彼等も待ち出した。

 半時間も待っただろうか、一向にバスは来ない。日本の様に時刻表などないので雲を掴む様なバス待ちだ。そろそろ暗くなり始めた頃、チェンライ方面からミニソンテウがやって来て、我々の前でUターンをし、通り過ぎようとした。

 そのミニソンテウを身を呈し国道まで飛び出し止める。値段交渉をする。するとファラン達も、「我々も乗せて欲しい」、と言ってくる。総勢10人だ。結局1人30バーツでまとまり市街地に戻る。さすがミニソンテウに10人も乗ると身の置き場が無い程の寿司詰め状態だが、ファランには子供2人が含まれていたのと、横に広い巨人が皆無だったのが救いだった。

 やはり、この寺に行くには最初からソンテウをチャーターするのが正解???

施設の満足度

3.5

利用した際の同行者:
カップル・夫婦
観光の所要時間:
半日
アクセス:
1.0
コストパフォーマンス:
3.5
人混みの少なさ:
3.0
展示内容:
2.5

クチコミ投稿日:2012/05/23

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