2026/08/10 - 2026/08/12
39位(同エリア400件中)
Chamさん
夏のベトナム・カンボジア旅行のついでに
ファンシーパン山へトレッキングしに行く。
登山口から往復24km、10~12時間の行程で
早朝出て夕方下山するツワモノもいるが、
通常は、1泊2日で2,800mの小屋に泊まり
夜中にアタックしご来光を見て下山する。
または…
実は山頂近くまでケーブルカーがあり
下山をケーブルカーでショートカットするという手もあるし、なんならケーブルカーで往復される方が一番多い山。
今回はかなり疲れました。キナバル山以上。
3,143mの登山は果たして…
前編のハノイ観光はこちら
https://4travel.jp/travelogue/12068953
-
8/9(日) 21:30
まずはハノイ市内から山へ向かう。
ガイド無しでの単独登山は禁止されていて、Klookにて4ヶ月前に申し込んだ。
ガイドと山小屋泊と食事×5と片道寝台バス付き。
念のため悪天候時のリファンド保険もつけ
14,800円/1人
前日にWhatsAppで連絡があり、
旧市街にある代理店オフィスに集合とのこと。
しかしマップ表示が全然違い15分程迷った。
メッセージやり取りし、ようやく場所判明。
到着後すぐに徒歩で近くのバス停へ案内された。
なら最初からバス停集合で良かったんじゃ…
靴を脱ぎ寝台バスへ乗り込む。
すでに寝るモードの照明。トイレ無し。
ここから約7時間、
バスで中国との国境近くのサパまで行く。
国境の向こうは昆明だ。
そっちも行ってみたいな~ -
シートは上段、ほぼフルフラット
身長170cm以上は足がキツイとクチコミにあったが
158cmの私は余裕でのびのび。
両側遮光カーテンで完全個室。
冷えた水1本とTVモニターや枕元照明も空調もあり、立派なカプセルホテルだ。
バスは22時過ぎに発車した。
耳栓して、照明を落とす。
寝台バスでもやはりクラクションは鳴らすのね…
最初は気になったが、そのうち寝落ちした。
ちなみにバスは3回程トイレ休憩がある。
事前に飲んだ高山病予防のダイアモックスのせいか、トイレが近くなり夜中に2回行った。
休憩所のトイレはペーパーが無かったり有料なので少額持参必要。 -
朝、5:30
運転手さんの声で目覚め、外に出された。
サパに到着したらしい。
道中何度も起きたので、眠い…
東京から上高地へのグリーン車より快適だったが。
降ろされたのはバスターミナルでも何でもなく
とある喫茶店前のベンチ、まだ開店前。
到着したらドライバーが迎えにくると昨日のメッセージにあったが、45分待てど誰も来ない。
場所はここで合ってるのかな…
メッセージを送っても既読にならない。
とりあえず開店した喫茶店でジュースを飲む。 -
6:30にバンがお迎えにきて、
そこから車で5分のGrand Flamant Hotelへ
喫茶店から歩いても15分だから
最初からここ集合で良かったんじゃ…?
送迎車いらないんじゃ…
ツッコミどころ満載だが眠いのでいいや。 -
ロビーのソファーでさらに30分待ち
7時オープンの朝食を食べ、
荷物を預け、山支度に着替え
ロビーのソファーで更に2時間待って、9時20分に別の送迎車が到着。
到着から4時間待って、ようやく登山口へ -
ここがチャムトン登山口。トイレ完備。
モン族の女性ガイドと合流し水1.5Lもらう。
自身でもハイドレーション1.5L持ってきたので、3kgになってしまった。
※後に、暑くてめちゃくちゃ水を飲んだので、多くあって助かった
量ってないがザック重量は10kgほど。
肩にズッシリ重たい。
今回寝袋があると書かれていたり、無いので持ってこいと書かれていたり定かでなく、普段は持たない敷マットとアルミシュラフとダウンの上下を持ってきた。
うちのチームにポーターはいなかった。
メンバーはガイドさんと、アジアを6週間旅する23歳ベルギー人男子と、うち夫婦の4人。
ベルギー男子は半袖短パン、ザックは20Lほど。
超軽装だった。うらやましい。
いろいろ持ちすぎたかなぁ。
9:40
挨拶も説明も注意事項もなくいきなりスタート!
ここから約6時間、8キロちょっと歩く。 -
序盤は小川を渡ったり
-
野良の水牛を見たりして
-
開始から30分後に少しひらけたところで休憩
あっちの山の奥まで行くんだなー -
まだこの頃はお花を見る余裕もあって
-
ベルギー男子といろいろ話した。
向こうの言葉や文化や生活やら、アジアの話。
なかなかの好青年で23の中身には思えない。
しかも身長が190ぐらいあり、手足のリーチが長くてめちゃくちゃ速い…
フルマラソンやスキーやアルプスを登ってるらしく
身体の作りも運動能力もうちらと桁違い。
どんどん離される。 -
徐々に急登が出てきた…
暑くてキツ~
漢拏山登山の後に夫が自宅で捻挫し(!)
1ヶ月半の安静を余儀なくされた。
ようやく7月後半に丹沢を2回ほど登り(それも花立山荘まで)、ちゃんとしたトレーニングができていない。 -
11:30 第1ベースキャンプに到着
三角屋根の立派な小屋だ。
裏に水洗トイレも完備。 -
バインミーをもらって、ここでランチ。
食材はガイドが運んで作ってくれる。
山小屋に人が常駐してるわけではないようで、
シェフも兼務しなくてはならないようだ。
基本ランチは皆バインミーのようだが、付くガイドによって作り方や食材や食後のフルーツが全然違う。
私たちはソーセージのバインミーとバナナ2本。
他のチームはサラダが出たり、スイカが出たり。
この小屋にて本日の登山客が揃った。
今日は4チームのようで、私達3人、フランス人母息子、アメリカ人女子2人、欧米人カップルの9名。
あとはモン族のガイドとポーターの方々が6名程。 -
食後に小屋で休んでいたら突然の大雨!
バケツをひっくり返したようなスコール。
しばし停滞かな?と思ったらすぐに小雨に。
レインウェアを着込んで出発したが、
15分ほどしたら今度はカンカン照りに。
再びレインウェアを仕舞い、湿度で汗だく。
あー、山がギザギザだ。
あそこに登るわけじゃないが、このあとファンシーパンのアップダウンにも苦しめられることになる。 -
中盤以降は急登や階段の連続
-
歩いてきた登山道が見える。
ジメジメした竹林の巻き道を歩いたり、
急登を登ったり、下ったり、Up and down…
40分おきぐらきに休憩ポイントがあり、
各チームのメンバーと顔を合わせるが、
うちのベルギー男子だけ所在不明。
ガイドさん曰く、山頂へ行ったかもね、とのこと。
若い日本人男子もよくこの傾向なんだそうな。
とにかく速い。コミュニケーションをとらず、
ガイドすら置いて待たずに行ってしまう…
私たちもコミュニケーション取りたいのだが、
ヒーフー息が切れて話どころではない。
昔から山岳に住むモン族のガイド達は、急登でも余裕で楽しそうに会話。
なんなら男性陣はサンダル履きだし、すごい。 -
終盤はハシゴゾーン
-
ようやく急登を登り切ると
心が折れそうな下り、そしてまた登りの連続。
結構キツイな………
キナバル山より断然キツイ。
ガイドさんにあと少しだよ、と言われてから1時間半歩いた… -
15:45
標高2,800mの第2ベースキャンプ、到着ー!
本日はここに宿泊します。
右の屋根が宿泊棟。
各チームの人たちと雑魚寝かと思ったが、5人ほど寝れる部屋が8部屋ほどに分かれており、それぞれ個室として使えたので気楽だった。
床には断熱クッションマットが敷かれ、あるのか不明であった寝袋も貸してもらえたので、夜は暖かく寝れた。 -
お隣の三角屋根は炊事棟
-
中では各ガイドが火起こしして調理中
-
参考にしてきたブログやYouTubeには、
電気がないのでヘッドランプ必須とあったが、
発電機で電気もつけてくれた。
これも来てみてわかった事だが、私たちが行った8月は雨季。登山客も少ないので電気を付けたり、小屋の個室利用や寝袋貸し出ししてくれたのかもしれない。
登山客が多ければそうはいくまい。
なので、事前情報が寝袋があるとかないとか定まってなかったのかも。
ちなみに雨季の夜は10度下回るぐらい冷えるのでダウンや防寒具はあったほうがいい。 -
17時に夕食
うちのガイドさんだけ女性で、料理の手際が良く、一番先に食事となった。
あっという間におかず4品と炊きたてのご飯を用意して頂いた。
おかず全般すごく美味しくて、市内で食べた料理(と言ってもフォーばかりだったが)よりも美味しかった。
ベトナム料理とモン族のフュージョン家庭料理。
ご飯は6合くらいあったんではないか?
何度も勧められて3人とも3回お代わりしたが、申し訳ないが食べきれず残してしまった。
何度か3,000m超えの海外の山小屋で夕食を食べると、本当に富士山のレトルト&使い捨て容器のご飯が残念すぎてならない。お金取ってガイド付きでいいので美味しい食事にはなりませんかねぇ。 -
トレーニング不足と久々の高山でどっと疲れた
明日はあっちまで行くのか~
早く寝て回復しなくては。
19時に目を閉じるも、体は疲労しているがなかなか寝つけなかった。 -
午前3時 起床
なんだかんだ言って個室だし比較的よく寝れた。
朝ごはんは卵とキャベツ入りラーメン
寒い朝に温かい食事はありがたい。 -
4:10 小屋を出発
頭はまだボーッとしてるが、高山病の症状もない。
昨日の終盤ほどの疲れも無く回復していた。
聞くと、山頂まであと2時間弱とのこと。
よし!心に決めた!
ケーブルカーで下山しよう。(いきなり弱気)
そう思ったら妙に力が湧いてきた。
当初、登山たるもの、自力で登って下りたい、と思っていたが、もはやあのアップダウンを越えてみてそんな気持ちは清々しいまでになくなっていた…
便利なものには素直に頼ろう! -
おー、遠くにサパの街の明かりが見える。
-
再びアップダウンを繰り返しながら、
建物が見えた!!
ファンシーパンは山頂手前に立派なお寺がある。 -
ここでご来光を迎えた。
最後の方は登山というより
もはや寺の階段との格闘である -
あー、なんて美しい
辛かったけど、来てよかった -
とはいえまだ終わりではない
あとひと踏ん張り -
5:50
ファンシーパン山頂3,143m到着ーー!!
TOP of INDOCHINA インドシナ最高峰だ!
昨晩結構飲んでいた欧米カップルを除き、本日この時間に登頂した登山客は7名のみだった。
なんだか感慨深い。 -
ガイドさんからメダルを授与された
-
そして登頂証明書を頂いた
これ嬉しいんだよな~ -
なんちゅー幻想の世界か
-
しばし写真撮影
-
大仏様に手を合わせ
ケーブルカー客が来る前の静かな世界を満喫 -
ガイドさんは、全員がケーブルカーを選ぶなら一緒にケーブルカーで下れるらしい。年パスを持ってるそうだ。
しかし1人でも徒歩で下りるならそちらに同行し、またシェフをやったり安全を見守る義務があるそうな。
早々にケーブルカーを決めた私達を見習ってケーブルカーにしたほうがいいとベルギー男子を説得していたが、
男子は悩んだ末、同年代のアメリカ人女子の1人と下山していった。
残る5名は、2時間ほどケーブルカーの始発待ち。
店舗もあるが同じく始発まで開かないので、
お寺を参拝したり景色を見たり日向ぼっこしたり。 -
ケーブルカーは2016年に開通したそうで、
年々値上がりして少し前まで3,000円台だったのが
今では850,000ドン(5,100円)だ。
片道でも往復でもほぼ同じくらいかかるみたい。
手持ちの現金が2人合わせて7,500円程しかなくてだいぶ焦ったが、クレジットカードが使えるそうでほっとひと安心。
スマホのクレカ登録のタッチも使えるみたい。
登頂後に心が折れそうな人はケーブルカー代かクレジットカード必携です。
ケーブルカーで5,000円と聞くと高いが、
ではあの登山が5,000円かと言われるといやいや、
断然プライスレス!! -
8:30 始発に乗車
25人ぐらい乗れるであろうが、2人で貸切 -
ベルギー男子は今頃山を駆け下りてるだろう…
麓まで来ると棚田が見えた -
ケーブルカー駅でGrabを呼んで
カットカット村(Cat Cat Village)の散策へ行く
入場料 約900円 -
とりあえずアイスで無事下山の乾杯~
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カットカット村は少数民族黒モン族の伝統的な生活や文化を楽しめる観光地
日差しは暑いけど清流が心地よさそう! -
せっかくなので汚れた登山靴を脱ぎ
2日ぶりの水浴び -
うちら以外チビッコだが、お邪魔します。
冷たくてめちゃくちゃ気持ちよかった -
Cat Cat 村のCat
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藍染が風にたなびく
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民族ダンスを見たりして
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夏の田舎を楽しめた
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荷物預かりしてもらっている
Grand Flamant Hotelに戻りザックを置き、
山服を着替えてランチへ
ビール、冷えてないけど旨いっ!! -
名物のチョウザメとサーモン鍋を食べたい!
メニューに写真掲載が無くて、入口にチョウザメの水槽があったので、魚の鍋というのを頼んだところ、サーモンだけ山盛り!
チョウザメは入ってなかった。
間違えたー! -
トマトとパイナップルの浮かんだスープ
-
クレソンやアサガオの葉を入れる
-
う~ん、酸味と甘みがあって美味しい!
しかも登山のあとにタンパク質モリモリ。
2人で5,000円程の豪華ランチ、超満足~ -
13:30
さてと、ハノイへ戻ろう
帰路はTrip.comで予約したHKの寝台バス。
当初の予約よりも時間を早めてもらえた。
約2,600円/1人
帰りのバスにはマッサージ機能までついていて
寝ているとベッドの下からドカドカ振動が来る。
下の人はうるさくないんかな… -
トイレ休憩や渋滞しながら夜8時にハノイ到着。
キツイ山だったが、長旅を経て着いた頃には
なんだかもう遠い昔のことのように感じた。
明日はまた少しハノイ市内を観光し、
夕方にはカンボジアのシェムリアップへ向かう。
初めての地に行くのはワクワク!
明日からは遺跡とリゾートを楽しむぞ~
次の旅行記はこちら
https://4travel.jp/travelogue/12070030
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この旅行記へのコメント (4)
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- kobapyさん 2026/08/23 22:07:26
- 幻想的な朝日と雲海!
- Chamさん、こんばんは。
まずはファンシーパン山登頂おめでとうございます!
登山なのに途中で下るのが入ると疲れますよね。
お気持ち分かります。
キナバルや富士山はアップダウン無いですからね。
ほとんど雨にも遭わなかったようで、良かったです。カットカット村も晴れで羨ましい限りです。
山はちゃんと登頂証明書貰えるんですね。行程も面白そうだし次回乾期に徒歩で登っても良いかなと思えてきました。(でもキツそうですね(^_^;))
続きも楽しみにしております。
kobapy
- Chamさん からの返信 2026/08/23 23:19:30
- Re: 幻想的な朝日と雲海!
- kobapyさん
ありがとうございます!
まさに、kobapyさんの軌跡を辿ってきましたよ!サーモン鍋もチョウザメは無くて残念でしたけど、美味しかったです。教えていただかなかったら、サパでもフォーを食べてたかも笑
いや~、そうなんです。
キナバルは登るのみでしたもんね。
しかも標高高く登るほど涼しかったし、標高サインが現れるのが楽しみで、よぅし!あと500mだ!とか目標あったんですが、ファンシーパンには標高や小屋を示す標識や看板は一切ゼロ。ガイドさんに、小屋はもう少しだよ!って言われてから1時間半歩いたので、どんだけ~、でした。
でも結果やってみて良かったですから、ぜひお勧めです!
続きはカンボジアですが、初めてのカンボジアに魅了されてしまいました♪
Cham
-
- ねもさん 2026/08/23 21:49:32
- やる~!
- Chamさん 残暑お見舞い申し上げます(´Д`υ)アツィー
やりましたね、インドシナ最高峰登頂おめでとうございます🎊 またお二人のほのぼのツーショットも\(-o-)/ 充実の夏休みとなりましたね。
画像からみても大変な山によくぞ登られました👍 素晴らしい!
私も古稀間近になってみると、飯豊とか朝日とか面倒くさいけど行ってみたい山に登っておいてホント良かったと思います。
一言日本の山小屋の弁明をしますが(笑)、北アルプスや八ヶ岳など、日本の山小屋もレトルトカレーじゃないところも多い(お二人も泊まったみやま山荘なんかgood)
(正直いうと、私が富士山を敬遠している理由のひとつが「山小屋」です、苦笑)
- Chamさん からの返信 2026/08/23 23:10:30
- Re: やる~!
- ねもさん
コメントありがとうございます!
ですね!北アルプスなんかはフレンチ企画までやったりして、北アルプスと八ヶ岳は本当に小屋主さんと小屋番さん頑張ってて素晴らしいと思います。そして、低山ながらも丹沢も負けてないところが素晴らしい♪
なのに…なのに富士山たら…
まぁいいか、多分もういかないし。
ねもさんも、そっち派ですね!
飯豊山や朝日岳行ってみたいです。
田中陽希さんの100名山とか観ていつかは、って思いつつ、まだまだ日本の山も多くは味わえてません。
まだ今年の登山シーズンも長いですので、ゆっくり登っていこうと思います!
ねもさんの旅行記も楽しみにしています。
Cham
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