【尾瀬・至仏山】熊に遇うやら、豪雨やら。

2022/08/20 - 2022/08/20

夏がく～れば思い出す～
遥かな尾瀬～、遠い空～♪

35年ぶりの尾瀬に心はずむ。
今回は湿原でなく、百名山の至仏山へ。
仏に至る山とはいかに。

数日前から天気予報とにらめっこ。
神様、仏様、お天道様、雨男の旦那様、お願いします！

翌日はロープウェイで日光白根山見学しまーす。

エリア 武尊・尾瀬・片品(群馬)

8月20日(土)　7:00　鳩待峠。

ここが、尾瀬へのスタート地点。
天気はギリギリ持ちこたえた。

前日(金)、東京で仕事を終え、
23時に老神温泉にチェックイン。
温泉入って寝るだけ～
朝5時に起きて宿を出発。
戸倉から乗り合いタクシーでやってきた。
山道くねくね＋エアサスタクシー＋知らない人と乗り合い、
全部苦手でちょっと酔った…

マイカー規制のため戸倉から鳩待峠までは
バスか乗り合いタクシーが移動手段。
車はバスターミナルに1,000円でパーキングするのが通例だが、今晩のお宿のご厚意で朝から停めさせてもらえた。

しかも、お宿までタクシーも呼んでもらえた。
ターミナルまで歩こうと思っていたので嬉しい。

入山届けを出して出発しますかねー
安全第一で行きましょーー！

木道は狭いけど歩きやすく、交互通行。
途中に数ヶ所立派な鐘があり、ハンマーがぶら下がってる。
「熊注意だってよー」
と鳴らしてみる、カン、カーン！！

沢沿いを、木々や花を観ながら、
話しながら歩いていたら、
前を行く旦那さんが、突然、立ち止まった。

「シッ！　熊がいる！」

えーーっ！ウソでしょ？？
左手の沢の中に1メートルちょっと程のサイズツキノワグマが居たらしい。向こうのが先に私たちに気付いて「めんどくさぁ」と岩に隠れたそうな。
私の背丈では草木で隠れて見えなかった。
少し様子を見てから再出発。
もう熊の姿は見えなかった。
(あっちからは見えてるのかもなぁ)
まぁ道で出くわさなくてよかった…

山ノ鼻に着いたらこっちも大騒ぎ。
小屋近くにも熊が出たらしく、ドローンと空砲と大声で熊を追い払ってた。

今年はかなり出没多いらしいです。

尾瀬ヶ原から見る、至仏山。
なだらかに見えて実はそうでもないんです、これが。

あっちは燧ヶ岳。
いつかは行きたい！
もっと経験と体力つけねば。

マルバダケブキの群生。

ヒメシャジンかな？
尾瀬ヶ原散策はほどほどに登山開始です。

前半は結構急で、ひたすら登る。
ヒーフーヒーフー、息が切れる。
登りは苦手じゃー

前日の雨で登山道に水が出てビシャビシャ。
流石、湿原を作るだけあり、水が勢い良く尾瀬へ流れ込む。

しかもこの山は滑りやすい蛇紋岩が豊富。
足元に注意しながら登ります。

ここから森林限界。

振り向くと
眼下に尾瀬ヶ原と、その向こうに燧ヶ岳。
あー、疲れが飛ぶ～
山の醍醐味！

だんだんと岩場。
浮き石も多くて注意。
でも迷いやすい箇所はありません。

ここら辺も少しきつかったな。
キツいけど楽しい最後の急登。

ガスガスが追いかけてくる。
天気よ、持ってくれ！
たとえ旦那さんが雨男だとしても！

あっという間に、一面まっしろ。
この辺りからはなだらか。
山頂は目前。

至仏山登頂！

さてさて、お昼～♪と準備をしたら、
ポツ、ポツポツ…
ザーーーーッ！と雨が！

そう来たか。雨男の本領発揮か。
仕方なくおにぎりを口へ詰めこみ、レインウェアを来て下山準備。
帰りの写真はありません。

表向きなだらかに見える至仏山は、山頂裏側は結構岩場。強くなる雨足の中、慎重且つ早めに下山しました。
それにしてもやはり帰りって長く感じるのだよなー。

14:00
鳩待峠の休憩所に到着。
タクシーを待つ間、名物の花豆のソフトクリームを戴きます♪
ほんのり甘くて体にしみます。

今晩のお宿は
戸倉温泉「湯元ホテル玉城屋」さん。
親切でよいお宿でした。またここにしよう。

ひとっ風呂のあとの、地ビール。
くーーーっ！サイコーーーッ！！！
山の後のビールは最高だ。
これのために登ってるのだ。間違いない。

温かいお風呂と美味しいご飯と

お魚と日本酒と。
温かい布団でバタンキュー。
幸せです。なむー。至仏。
むむ、これか！至仏山の正体は。

翌朝、9:30
今日も曇り。
日光白根山ロープウェイに乗ります。

標高2000米。
ここまではロープウェイで来れます。
ワンコも沢山お散歩に来てました。

高山植物の花壇があって、
これはトリカブトですって。
へー、こんななんだー。

二荒山神社をお参りしてから、
散策コースを回ってみます。

木漏れ日を撮影する夫。
1時間程で一周します。

雲が切れ現れました、日光白根山。
今日は登りませんが、今度は歩いてあの上に行ってみたいな～。
登山熱が止まらない。

お昼は伊香保近くまでドライブし、
水沢うどんに舌鼓。

その後の観光もあるから山登りは良いなぁ。
気軽に海外に行けるようになるまで、
いや、たとえ海外旅行が復活しても登山は続けていきたいです。