2021/09/23 - 2021/09/25
302位(同エリア734件中)
Chamさん
登山歴2ヶ月。
高尾山と立山に気を良くした私たちは、
丹沢山系の鍋割山に登ることにした。
(高尾は散歩、立山は乗り物だったが)
ド素人が間違いだらけの手探り登山。
果たして無事に帰れるの?!
いろいろ勉強になりました。
今回でいろいろ教訓を得ます。
【鍋割山】
標高:1272m/コースタイム5時間30分
PR
-
連休を利用して、キャンプと登山~♪
今思えば、もうこの時点でいろいろと間違えていたのですが、登山初心者の私たちは知る由もなく… -
西丹沢ウェルキャンプ。
山側サイトは広くてなかなか良い!
キャンプに関しては、もう慣れたものです。 -
お酒はほどほどに。
山の夜は、焚き火に限りますね~
キャンプだけなら、最高でした。
キャンプだけなら…
翌日は、登山の予定。
都心から近く、初心者向きで、且つ、そこそこ登り甲斐のある山。
丹沢山系の鍋割山に決めました。
明日ベースキャンプから、アタックだ! -
翌朝、7時起床、8時にテントを出発。
西丹沢から登山口の大倉バス停まで、なんだかんだ渋滞し1時間以上かかって到着。
これは必須でしょ!入山届け。
住所氏名、ルート、戻る日時など記入。
身支度して出発したのは9時半すぎ。 -
え、もう暑いんですけど…
太陽はカンカン照り。 -
なにせ、残暑厳しく。
テント泊、熟睡できなかったしな。 -
初の登山で不安だったけど、
標識は、ちゃんとあるな。
山に入ればきっと涼しいよね! -
徐々に登山道っぽくなる。
-
鹿避けの網をくぐる。
-
平坦なゆるーい坂を5キロほど歩く。
日陰なので若干よいが、それでも暑い。
山って涼しいはずよね?
ねぇ、それにしても人が全然いないよねぇ。 -
不安を覚えつつ、進む。
-
ヒル避けの塩。
登山靴と靴下にすりこむ。
夏から秋はヒルが沢山いるらしい。 -
沢だ!
少しひんやり。 -
歩荷(ボッカ)用のペットボトル。
歩荷とは沢山の荷物(生活必需品)を山小屋まで背負って歩く人のこと。
80キロとか背負うらしいです。
鍋割の山小屋は鍋焼うどんが名物。
可能な登山者はボランティアで2~4キロの水を歩荷します。
初心者の私たちは申し訳ないが、スルー。 -
沢を登る。
その後は、急登が1時間ほど続く。
暑さと体力消耗と息切れでクラクラする。
汗が止まらず、持ってきたペットボトルももう半分…
途中には、そこそこ危ない箇所や足場の滑るガレ場もあり、ヘロヘロになりながらも休み休み注意して登る。 -
ガイドブックには初心者◎とあったけど、後で分かりますが「鍋割は初心者でも行けないことはないけれど、(体力がかなりある人でないと)頑張らないと超キツイ山」でした。
入門山どころか、トレーニング山。
実は、人がいなかったのはみんな早朝の涼しい時間にサクサク登り、昼過ぎには降りてくるから。
10時前から登り出す人などほとんどいなかった。
昼には登頂して、鍋焼うどんを食べる予定が、コースタイムを大幅に遅れ、ゴールまで3分の1を残して、すでに12時半。
夫よ、私をおいて行ってくれ。
私の代わりにうどんを食べておくれ。 -
夫よ…、私に構わず…
「弱音を吐かない!登るって決めたでしょ」
「さぁ深呼吸して最後まで歩こう!」
普段優しい夫が、珍しく私を鼓舞する。
ハイハイ、わかりましたよ、歩きますよ。
歩けばいいんでしょ!
うどんよ、さらば。
泣 -
ヒー、フー、
ヒー、フー、
ヒー、フー。
たどり着かないかと思った…
ついに登頂。 -
時刻は13時40分。
目的の鍋焼うどんは13時で閉店。
ガックシ。というか、当然だ。
いや、むしろ疲れすぎて、たどり着いてもうどんの気分じゃなかった。
レモネードとかコーラとか死ぬほど飲みたい。
しかし飲料の販売も終了。 -
記念撮影
-
<教訓>
①山は早朝から登るべし
②夏に低山はそもそも止めるべし
③水と行動食は思うよりも多めに持つべし
④浮かれキャンプと登山を併用するべからず
⑤コースタイムとは、慣れた人が休まず歩く時間。
自身に合ったコースタイムを登る前に設計すべし。
⑥万が一下山できない場合を考えておくべし。
⑦低山でもライト、雨具は必須で持つべし。
⑧3時までには戻れるよう逆算すべし。
⑨ウェアやザック、装備は良いものを選ぶべし。
⑩とにかく体力不足。痩せるべし。走るべし。
山頂に寝転がって40分ほど休憩。
念のため、おにぎりを持ってきて良かった。
ちなみにトイレはあります、紙類はお持ち帰りです。
下山は比較的早かったが、旦那さんは下りの方が苦手みたい。
一緒に登るパートナーの特性も把握しなくちゃね。
麓の森は夏の16時なのに、真っ暗!
結局、コースタイムを2時間近くオーバーして車に到着。
夜はキャンプ飯も焚き火もせず、お湯だけ沸かしてカップラーメン。
テントで泥のように眠りました… -
翌日は、近くの箒杉(ほうきすぎ)を観に。
イテテ、筋肉痛で20段程の階段がキツイ -
樹齢1000年。
太くて真っ直ぐ立派です。
怪我なく無事戻れて、ありがとうございました。
山をなめててごめんなさい。 -
三保ダムを見学
-
広々して素敵なダム湖と堰堤
-
ダムと言えば、
やっぱりダムカレー -
ワカサギの天ぷら
美味しかった! -
いろいろ勉強になりました。
昨日は、もう二度と登山など嫌だ!と思ったのに、なんだかもう鍋割山にもう一度トライしても良いかもな、と思い始めてます。
登山て不思議だ!
奥が深い。苦しくて辛いのに楽しい。
なんでだろう?
これからも少しずつちゃんと登ってみよう、と心に誓いました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
登山記
-
初☆高尾山→ここから登山沼にハマる
2021/07/22~
高尾・八王子
-
富山①夏の立山【アルペンルート⇔黒部ダム往復編】
2021/08/12~
立山黒部
-
【間違いだらけの夏登山】鍋割(なべわり)山から学ぶ
2021/09/23~
丹沢・大山
-
【基本の登山】高尾山→小仏城山→相模湖
2021/10/10~
高尾・八王子
-
【登山歴1年】北八ヶ岳入門 白駒池~にゅう~高見石コース
2022/08/11~
岡谷
-
【尾瀬・至仏山】熊に遇うやら、豪雨やら。
2022/08/20~
武尊・尾瀬・片品
-
【上高地・焼岳】絶対やってはいけない登山の見本
2022/09/22~
上高地
-
谷川岳登山と猿ヶ京温泉
2022/10/09~
谷川温泉・湯桧曽温泉
-
赤城山と妙義山、2週に渡る登山記録 シメは万座温泉秘湯で、いい湯だな~
2023/09/10~
群馬
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
丹沢・大山(神奈川) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 登山記
0
28