2018/06/30 - 2018/07/01
23位(同エリア75件中)
オーヤシクタンさん
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この旅行記のスケジュール
2018/06/30
-
船での移動
十島村営:フェリーとしま2.鹿児島行 宝島.12:35~トカラ列島~鹿児島.0:50
-
諏訪之瀬島.16:35-16:45
-
中之島.17:45-18:00
-
口之島.18:47-19:00
-
鹿児島本港.0:50
-
フェリーとしま2(船内宿泊) 鹿児島本港.0:50~6:25
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第97部-459冊目 7/19
皆様、こんにちは。
オーヤシクタンでございます。
毎年、この季節は東南アジア放浪が恒例となっているのですが、今回は思考を変えて、奄美海運.喜界島航路/十島村営.トカラ列島航路/大東海運.大東島航路と、難易度の高いレアな離島航路旅をする事にしました。
しかし、南の海には熱帯低気圧がはりついて、この熱帯低気圧が台風になる始末‥
悪天候と戦いながら、予定変更を繰りかえしまくる旅です。
本土とトカラ列島を結ぶ唯一の交通機関である、十島村営船「フェリーとしま2」に乗船し、単に宝島を往復するだけの24時間以上の船旅に挑みます。
この乗船記だけで全5話になってしまいました。
台風の影響で、トカラ列島宝島に到着した「フェリーとしま2」はそのまま鹿児島へ折り返すので、私も鹿児島へ戻ります。
諏訪之瀬島から鹿児島までが本編の内容となり、接岸の儀と出航の儀(共に単に眺めるだけ)が続くだけの拙い旅行記となります。
飽きずにご覧頂けたら幸いです。
表紙写真‥宝島に停泊する十島村営.フェリーとしま2。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
平成30年6月29日~7月7日 8泊9日
6月30日(土) 第2日目-3 晴れ時々くもり
7月1日(日) 第3日目-1 晴れ
①十島村営:フェリーとしま2.鹿児島行
宝島.12:35~トカラ列島~鹿児島.0:50
★宿泊‥フェリーとしま2:1等客室。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
フェリーとしま船内‥1220円
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 船
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
皆様、こんにちは。
船に乗っているだけですが、トカラ列島の島々を巡っています。
只今、宝島から鹿児島に向けて、荒海のクルーズ中です。
※十島航路の画像。
フォートラベル利用規約第7条該当の恐れにより削除。フェリーとしま 乗り物
-
16:25
宝島から約4時間。
船は大揺れしながら、諏訪之瀬島に向かっています。 -
平島から55分。
諏訪之瀬島.切石港に入港します。 -
平島~諏訪之瀬島は船が大揺れしていましたが、港に入ると、揺れが嘘のように治まりました。
接岸体制に入っているようです。
では、船室から、接岸の儀(単に眺めるだけ)に参列しましょう。 -
16:35
接岸しました。
パチパチパチ -
クレーンで、コンテナが搭載されていきます。
白いコンテナは、冷蔵品&冷凍品を運ぶコンテナです。
こうして、鮮度を保ったまま、島に運ばれるのですね。 -
16:45
接岸時間10分。
出航の儀(単に眺めるだけ)は甲板に出て参列します。
ゴゴゴゴォー -
ボォー
出航の汽笛が鳴りました。 -
船が島から離れていきます。
-
いざ、出陣!
台風が向かって来ていますが、天気は良いです。
船は揺れていますけど‥ -
諏訪之瀬島よ。
さらばじゃ。 -
16:53
諏訪之瀬島を出航した船は、速力17.9ノット(時速33.2km)で航行しています。 -
16:53
次は、中之島です。 -
諏訪之瀬島から1時間8分。
中之島が近づいて来ました。 -
17:38
そろそろ入港しますね。
客室で常にモニターが見れるので、現在地の把握が楽です。 -
中之島.中之島港に入港します。
接岸の儀(単に眺めるだけ)は‥ -
17:45
甲板で参列します。
あっと言うまに、接岸完了。
パチパチパチ‥ -
18:00
15分停泊して、すぐ出航。
ゴゴゴゴォー -
ボォー
出航の汽笛が鳴りました。 -
船が岸壁から離れていきます。
-
中之島よ。
さらばじゃ。 -
今日は夕日が見れるかな?
-
さらばと言いましたが、船はしばらくの間、中之島西岸に沿って航行します。
-
中之島の西岸航行中は、南東からの波が島で抑えられているので、幾らか揺れが少ないです。
-
18:18
宝島から5時間43分。
トカラ列島の悪石島、平島、諏訪之瀬島、中之島と寄港し、残りは口之島だけとなりました。 -
18:18
中之島を離れると‥ -
ザバババ
ドドーン!
再び、時化の海へ‥ -
ビシャビシャビシャ
船首にぶち当たって、砕け散った波の飛沫が窓に当たり、船は大きく動揺しています。 -
口之島が近づいて来ました。
-
水平線にぶ厚い雲が‥
夕日は難しいかな。 -
口之島西岸を航行し‥
-
18:40
中之島から40分。
口之島. 西之浜港に入港します。 -
ボォー
入港の汽笛が鳴りました。
接岸の儀(単に眺めるだけ)に参列しましょう。 -
接岸体制に入りました。
-
ホーサーがビットにつながれます。
※ホーサー‥係留用ロープ。
※ビット‥係留用鉄杭。 -
18:47
接岸完了です。
パチパチパチ‥ -
船客が乗船します。
予定では、明日の11:35出航だったので、皆様、予定が大きく狂ってしまった事でしょう。 -
あっ!
島の子供たちがアーチをつくって見送りをしていますよ。
なんか、テレビの収録があって、出演されたタレント?さんが船に乗るところのようです。 -
では、出航の儀(単に眺めるだけ)に参列しましょう。
-
19:00
出航です。
ゴゴゴゴォー -
島の子供たちが手を振っています。
そして‥
※この後の画像数枚は感動的な場面なので、画像処理は行っておりません。 -
子供たちが走っていきます。
-
桟橋の突端へ走る子供たち‥
-
島の子供たちが桟橋の突端から‥
-
さよならぁ~
大きく手を振ってくれています。 -
船が島から離れていきます。
ボボォー
ボォー
そこに拍車をかけるように汽笛が鳴りました。
ヤバイ、泣けてきそうだ。 -
さよならぁ~
超感動しています。
もう、涙が止まりません。 -
感動的なシーンでした。
船の別れってジンときますね。 -
「フェリーとしま2」は、夕暮れの東シナ海を航行しています。
-
これで、寄港する島は終わりです。
前部甲板には、コンテナが満載されました。
この船が島になくてはならないライフラインであることを実感します。 -
19:06
あとは、鹿児島に向けて200kmの距離を航行するだけです。 -
口之島よ。
さらばじゃ。 -
鹿児島入港時刻が0:50に確定しました。
宝島から12時間15分。
思ったより早いですね。 -
口之島が小さくなっていきます。
トカラ列島よ。
さらばじゃ。 -
そろそろ、荒れた海域を抜けてもいい頃なんですが、船はまだ動揺しています。
-
19:20
トカラ列島の海域を抜け、屋久島沖に向かっています。 -
夕日はダメですね。
残念! -
相変わらず、時化ています。
先程まで、ピッチング(縦揺れ)がすごかったのですが、今度はローリング(横揺れ)がひどくなってきました。
スピードを上げる為に、フィンスタビライザー(減揺装置)を引っこめたかな? -
あぁ、もう島が見えなくなってしまいました。
-
夜間航行時は、前部のカーテンは閉めなくてはなりません。
-
20:26
お腹すきましたね。
食堂で焼肉ピラフを頂きましょう。
焼肉ピラフ‥570円
味噌汁
レモンチューハイ‥103円 -
20:35
宝島から8時間が経過しました。
結構、早いスピードで鹿児島に向かっています。
現在地は‥ -
20:35
屋久島と口永良部島の間を航行していますね。 -
もう、外は何も見えません。
寝ましょう。 -
22:58
薩摩半島と大隅半島に挟まれた錦江湾(鹿児島湾)に入りますよ。
この先は、揺れがなくなります。
船酔いしなくて良かった。 -
24:27
宝島から11時間50分。
現在地は‥ -
24:27
あっ!
もう、桜島沖まで来ていますね。 -
甲板に出ると、鹿児島市内の街灯りが見えます。
帰って来ましたよ。 -
接岸の儀(単に眺めるだけ)に起立して、参列する筆者。
これで、最後だ。 -
24:41
鹿児島本港に入港します。 -
鹿児島屋久島航路に就航する、折田汽船「フェリー屋久島2」が見えてきました。
あの奥が‥ -
我々が乗船している「フェリーとしま2」の接岸地点です。
-
回頭し、接岸体制に入ります。
-
鹿児島本港の夜景。
今から25時間45分前の昨夜23:00。
この夜景を眺めながら、出航しました。 -
最終の接岸体制に入りました。
-
あぁ~
楽しい船旅が終わっちゃうよ~ -
ホーサーがビットにつながれました。
-
24:50
接岸完了。
パチパチパチ‥ -
下船が始まりました。
-
搭載車両も下船していきます。
さて、私は‥ -
船室へ戻りました。
鹿児島入港が23:00を過ぎると翌朝6:30まで船内宿泊ができるので、案内所に申し込みをしておきました。 -
今夜は、鹿児島港に船内泊です。
宿代が浮いてラッキー! -
1:30
では、寝ましょう。 -
5:35
夜が明けました。 -
あぁ、もうトカラ列島のクルーズ(単に貨客フェリーに乗っているだけ)は、終わってしまったのですね。
-
満載だったコンテナも下ろされて、静かです。
-
客室を片付けて‥
-
6:23
名残惜しいですが、下船しましょう。 -
6:25
下船した筆者。
6月29日21:00に乗船して23:00に出航。
トカラ列島の各島々を巡って、宝島で折り返し7月1日0:50に鹿児島に帰港。
そして、今まで船内宿泊。
運航時間25時間50分。
乗船時間31時間35分。
台風が向かって来る中、時化の航海になりましたが、楽しい船旅になりました。フェリーとしま 乗り物
-
十島村営「フェリーとしま2」1952tよ。
ありがとう、お疲れ様。
5話に及ぶ貨客船のトカラ列島クルーズをご覧頂き、誠にありがとうございました。
本来なら「フェリーとしま2」は、今日の18:20に鹿児島に着くのですが、台風接近による宝島折り返しの前倒し運航で、今日は1日フリーとなりました。
さて、どうしようか‥
旅はまだまだ続きますが、続きは次回です。
つづく。
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第97部.悪天候に振り回された離島航路旅。
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この旅行記へのコメント (8)
-
- Akrさん 2019/03/03 12:10:48
- 素晴らしい「乗り船」でした。
- オーヤシクタンさま
連投失礼します。
無事に鹿児島へ帰って来ましたね。本当の「乗り船」(へんな表現だな 笑)でしたね。でも、船に乗るのも旅の一部ですから立派な旅行記になっていますね。
島民の足として、生活物資の輸送手段として島々の人にとって欠かせない交通手段であるというのが良く伝わって来ました。特に子供たちの見送りシーン。駆け出して防波堤の端っこまで走って手を振る。素敵な光景ですね。島の人たちの優しさがにじみ出てくるようです。いつかこんな島へ旅してみたい。そう思わせるシーンでした。
最後にどうでもいいことなんですが、オーヤシクタンさまの旅行記を見ていたら同じページのWEB広告が「フェリーさんふらわあ」でした。キャッチフレーズが「船に泊まろう」旅行記にドンピシャでした(笑)
失礼致しました。
-Akr-
- オーヤシクタンさん からの返信 2019/03/05 10:41:46
- RE: 素晴らしい「乗り船」でした。
- Akr様、こんにちは。
引き続き、オーヤシクタンでございます。
6月30日23:00.鹿児島を出航した「フェリーとしま2」は、25時間50分の航海を終えて、7月1日0:50、無事に鹿児島本港に入港いたしました。
ただ乗っているだけ‥
しかしながら、時化で波に揉まれながらも、島民の移動・生活物資の補給と使命をきちんと果たし、私自身も全身で体当たりの取材となりました。
お陰で、全5話と言う記録的な乗船記を書き上げる事ができました。
口之島での、子供たちの見送りシーン‥
駆け出して防波堤の端っこまで走って手を振る。
そこに、ボォーと汽笛がなる。
涙.涙の光景を見る事ができ、私も感動してしまいました。
どうも、4トラのWEB広告は関連したものを出すようですね。
「フェリーさんふらわあ」でした。キャッチフレーズが「船に泊まろう」は良く出てきます。
旅行記を見て、船旅に行きたいなぁ〜
と、思っているところに、「さんふらわあ」‥
もしかしたら、これで、集客できるかもしれません。
全5作にわたる「フェリーとしま2」乗船記をご覧くださいまして、ありがとうございました。
旅はまだまだ続きます。
そして、皆様が喜ぶようなアクシデントがこの後も続きます。
ご期待下さい。
ありがとうござました。
オーヤシクタン。
-
- とのっちさん 2019/03/03 10:29:17
- 無事に鹿児島に帰ってこられましたね!
- オーヤシクタンさま
こんにちは。宝島クイックターン、わずか数分のためにン万円の出費、趣味の極みだな~(笑)
とはいえ、乗っている間が船旅の楽しいところです。接岸/出航の儀を繰り返し、時化にも負けず(…というより波が降りかかってくる豪快なシーンの撮影に成功)無事に鹿児島に帰ってこられました。島の子どもたちが総出で見送るシーンは感動しました。離島航路が島の生命線だと改めて感じられました。抜港やタイムロスのない着岸などが積み重なり、揺れ覚悟で水の抵抗を極力減らし全速力で台風から逃げ切った「フェリーとしま2」に頭が下がる思いです。みなさまのご苦労に対して不謹慎かもしれませんが、旅行記ではなくドキュメンタリーを見ているようでした。
鹿児島からは(もう見ちゃいましたが…)予想のななめ上をゆく1日でしたね(笑)。さすがです。どうして下調べなしでこんなルートが思いつくのでしょうか?
とのっち
- オーヤシクタンさん からの返信 2019/03/04 21:47:11
- RE: 無事に鹿児島に帰ってこられましたね!
- とのっち様、こんばんは。
オーヤシクタンでございます。
大枚はたいて、単に乗っているだけですが、これでいいのです。
クルーズ豪華客船に比べれば安い物です。
接岸/出航の儀を繰り返し、今回は時化と言う試練がありましたが、今までの訓練の成果が発揮された船旅になりました。
台風に追いかけながら、こっちも必死に逃げる様子が伝わったと思います。
屋久島辺りから、横揺れがひどくなりました。
あの辺りから波はなくなるはずなのですが、私の憶測ですが、スピードを上げるため、フィンスタビライザーを格納して、海水の抵抗を減らしスピードアップしたのではないか‥と思ったほどです。
そんな、荒れた航海でも、最後の口之島では、離島ならではのドラマがありましたね。
島の子供達が総出で見送るシーンにボォーと汽笛がなると、涙が止まらなくなります。
乗船記だけで、異例の5作です。
過去に色々な乗船記を書いてきましたが、ここまでの作品は他にありません。
それだけ「フェリーとしま2」の中身が濃い事であることを実感しました。
さて、鹿児島に戻りまたまた船です。
時間がぽっかりと空いてしまったので、大隅半島に向かいます。
ご期待頂けたら幸いです。
ありがとうございました。
オーヤシクタン。
-
- Tagucyanさん 2019/02/27 22:13:00
- 感動のシーン
- オーヤシクタン様
こんばんは。
トカラ列島の船旅の続編を拝見しました。
さらに、その後十島村のHPを熟読していました。
島には荷役を行う業者さんがいないので、島民のみなさんが組織を作って船の発着や荷物の積み降ろしの仕事をしているそうですね。ということは港で働いていた人たちは普段は別の仕事をしているということで。こういうところも、離島らしいところです。
台風が近づいて、海が荒れているところを紹介されていましたけど、こちらは陸にいるので感じませんが実際にはかなりなものだったと察します。
私も離島巡りに凝っていた頃は、時化にもあいまして、それでも比較的揺れには強い方でしたが、今は自信がありません(笑)
最後の口之島... やはり皆さんの琴線に触れるところですね。
私もこういう光景に出くわしたことがあります。しばらく、その場を動けなくて、ただ眺めていたことを覚えています。こういうのを体験すると、特に離島の船旅はやめられなくなるんですよね。
さて、お次は大東航路ですか。大東島には南にも北にも行ったことがありますが、両方とも飛行機でした。甘いですね(笑) 続編楽しみにしております。
---
Tagucyan
- オーヤシクタンさん からの返信 2019/02/28 10:35:20
- RE: 感動のシーン
- Tagucyan様、おはようございます。
オーヤシクタンでございます。
日本にはたくさんの離島がありますが、トカラの島々のへき地度と言ったら格段に上ではないでしょうか。
鹿児島と名瀬では荷役扱いをする代理店がありますが、現地の島にはそれがありません。
自分たちの事は自分たちでするが基本なのでしょう。
島民のみなさんは荷役組合という組織を作って船の発着や荷物の積み降ろしの仕事をしているそうです。
今回、平島は通常使う港ではありませんでした。
船長の判断でその日に入出港する港が決まるので、臨機に対応しなくてはなりません。
それでも、船が到着する時には組合の方々がちゃんとスタンバイしていました。
各港の停泊時間が10〜15分と短く、その間にテキパキと作業をするのは、組合の方々のチームプレーであり、船との関係も密接であるからなせる技なのだと感心して見ていました。
台風が近づいています。
海が荒れて、1953tの船では動揺します。
船首に波があたる音がドーン!ドーン!と船内に響いていました。
ただ、常連様によると、先代の船より格段に揺れが少なくなったそうです。
私も船酔いは免れました。
どちらかと言うと、与那国航路「フェリーよなくに」の方が揺れの方がひどく、今までに体験したことがないような揺れでしたが、「フェリーとしま2」の揺れは大きい揺れでも体になじんでいるような揺れだったのと、アネロンを飲んでいたのでケロっとした顔で過ごせました。
離島巡りに凝ってしまうと、どうしても時化との遭遇は避けられませんよね。
下手すれば帰れなくなってしまいますから‥
それでも、また、行きたくなるのが(私は乗っているだけなので行ったことにはならないのですが‥)
ただ、トカラ列島を船から眺めるだけでも行く価値はあったと思いました。
最後の口之島... いい場面が撮影できました。
島の子供たちの見送りのシーン。
船が岸壁から離れると桟橋の先端に走る子供達。
そして、船がボォーと汽笛を鳴らすのです。
他の乗り物では味わえない、涙.涙の光景が船にはあります。
さて、次は大東航路なんですが、しばらくの間、鹿児島にとどまります。
鹿児島に戻った日も本当は18:20着が朝6:30に下船したので、時間がポッカリとあいてしまいました。
さて、どうしようか‥
そして、台風が鹿児島にやって来ます。
そこで、またしても、一難去ってまた一難‥
今回の旅は、本当に色々あった旅です。
ご期待頂ければ幸いです。
ありがとうございました。
オーヤシクタン。
-
- BTSさん 2019/02/27 11:15:45
- 無事に鹿児島へ着きましたね!
- オーヤシクタンさまへ
こんにちは~
台風7号接近の中、「フェリーとしま2」の取材お疲れさまでした。所々で大時化で大変な思いをされたことでしょう。
口之島(西之浜港)では感動的な見送りがあったんですね。桟橋まで走って船を見送るところは涙物です。島によっては漁船で追いかけて見送るところもありますよね。これが船旅の良いところですね。今回は台風接近で次の船がいつ運航するかは分からない状況ですので更に感動的になりますね。オジサンがオーヤシクタンさんの代わりに乗船していたら100%泣いていることでしょう。
鹿児島港に無事に接岸し、翌朝まで船内でゆっくりできたのは良かったですね。1等船室に変更したのは、その理由もあったことでしょう。
以前にも書き込みしましたが、「フェリーとしま2」は、島民のための重要なライフラインであることと、各島のドラマを拝見することができ、感動させていただきました。
この後も船旅が続くんですね。楽しみにしています。
BTS
- オーヤシクタンさん からの返信 2019/02/27 21:07:05
- RE: 無事に鹿児島へ着きましたね!
- BTS様、こんばんわ。
オーヤシクタンでございます。
台風7号接近の中、「フェリーとしま2」の取材が終わりました。
所々の大時化は、船酔いしなかったので、楽しかったです。
これも、今までたくさんの船に乗って修行を積んだ成果といえましょう。
さて、口之島(西之浜港)では、テレビの撮影があったみたいで、そのタレントさん?を島の子供達が見送る場面を見ることができました。
船が岸壁から離れ、桟橋の先端に走っていく子供達。
そして、ボォーと汽笛が鳴る。
船ならではの感動の別れのシーンです。
あれは、私も感動しました。
これだから船旅はやめられません。
島によって、漁船で追いかけて見送るところは、小笠原です。
あれは島をあげてのイベントです。
私も小笠原に行った時にもありました。
本土の航路より、離島航路の方がなんかジンとくるものがあります。
鹿児島港には深夜、無事に接岸しました。
翌朝まで船内でゆっくりできる事を事前に役場で聞いて、船内泊ができるのが「フェリーとしま2」を選ぶ大きな要因になりました。
1等船室はいいですよ。
シャワーにトイレもついていて、眺めもいいです。
時化の時は豪快な場面を見る事ができます。
1等でなかったら、あの時化のシーンは撮影できませんでした。
ただし、船は前が揺れるのです。
位置的に一番揺れるのは1等船室です。
でも、楽しかったです。
又、乗りたいですね。
おっしゃる通り、「フェリーとしま2」は、島民のための重要なライフラインです。
しかしながら、超赤字航路でもあります。
あの船は国からの補助金で建造されたものです。
1953tの小さなフェリーでしたが、大型フェリー並みの装備をそろって、快適でした。
そして、各島ではドラマを見る事ができ、全5作の大作になりました。
旅はまだ始まったばかりです。
この後も、色々な乗り物が登場しますので、ご期待下さい。
ありがとうございました。
オーヤシクタン。
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トカラ列島(鹿児島) の旅行記
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旅行記グループ 第97部.悪天候に振り回された離島航路旅。
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