2025/07/15 - 2025/07/15
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kojikojiさん
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2025/07/15
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「天童善寺」を参拝した後はバスで「寧波」に戻りながら次の「紹興」を目指します。約2時間の移動で高速を降りた後は町の北側から旧市街に向かいます。すると昔「杭州東バスターミナル」から着いた「紹興公路客運中心」の建物が見えました。ここから「魯迅古里」のレリーフの所までの町並みはすっかり様変わりしています。車線も整備され、周囲の建物もすっかりきれいになっています。さらにたくさん走っていた「輪タク」の姿が全く見えないのには驚きました。「魯迅古里」のレリーフの前でバスを降りた後は「魯迅記念館」の観光なのですが、事前にガイドさんに相談して、その間の30分ほど離団させてもらいました。郵便局で切手を買った後はそのまま通りを進んで「威亨酒店」に向かいます。さすがに「紹興」は国内の人気観光地のようでものすごい人の数です。以前あった乾燥野菜を売る店など風情のある店は若者向きの食べ物屋に様変わりしています。そんな通りを抜けたところに「威亨酒店/土特産商場」がありました。食事をする時間は無いのでまずはここで買い物を済ませることにします。以前に来たときは2.5リットルのプラスチック製の甕2つと旅先で飲むように1リットルのペットボトル満タンに15年物の「太彫酒」を買っていました。今回もそのために空のペットボトルを持って来ていましたが、12年のうちに専用のボトルが出来ていました。一応15年物の「太彫酒」を試飲させてもらって、2.5リットルの甕1つと1リットルのペットボトル、魯迅の「孔乙己」にも出てくる「茴香豆」を10袋ほど買い求めます。お店のおばちゃんたちと楽しくやり取りしていると、おまけにお菓子をいただきました。皆さんに手を振られて店を後にした後は少し先の昔からある「威亨酒店」にも立ち寄ってみます。以前は食事で来た店の表の椅子とテーブルは現在もありましたが、現在はここでは食事は出来ないようです。店先にいたおばさんに断って椅子に座って写真を撮らせてもらい、「孔乙己欠十九銭の写真も撮ります。初めて「紹興」に来た20年前は、この店先で「寧波」から来たおばさんと相席になり一緒に食事をしたことが懐かしく思い出されます。店先のおばさんにお礼を言うとにっこり笑って手を振って見送ってくれました。変わってしまった「紹興」の町並みでしたが、ここだけは変わっていなくてホッとした気持ちになりました。再集合した後はバスで移動して「八字橋」の見学にも行きました。「紹興」を出た後は次の「安昌」まで30分の移動です。ここにも12年前に来ていましたが、冬だということで古鎮中に鴨やアヒルや魚が干されていました。今回は真夏ということもあってその数が少なかったのがちょっと残念です。さらに通りを半分ほど進んだ後はまた戻ってくるということで、見学時間も30分ほどでした。ただ、前回行けなかった「仁昌醤油」に立ち寄って醤油をお土産に買えたことは良かったです。「安昌」からはこの日の宿泊地の「杭州」まで1時間ほど移動して「河坊街」に向かいます。ここでも30分ほどのフリータイムになります。友人のお母さんへのお土産に「西湖藕粉」を買って、古い漢方薬屋「回春堂」や蘇州刺繍うちわの「fan風堂」に寄ってタイムアップです。夕食のレストランはかなり離れていて「宋城」の近くまでバスを走らせました。「香都楼」という店で杭州名物の「乞食鶏」「龍井エビ」「東坡肉」などをいただきました。宿泊する「海外海百納大酒店」は以前泊まったことがありましたが、レストランからも離れています。ホテル到着は午後9時を過ぎていました。勝手知った所なのでホテルの建物に入っている個人商店でビールを買って、ガイドさんとドライバーさんに差し入れて長い1日が終わりました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 観光バス 船 タクシー 徒歩
- 航空会社
- 中国東方航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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「天童村」でおいしい昼食を食べた後は再び高速道路G92に入り、「寧波」の町中を抜けて西に向かいます。
天童寺 寺院・教会
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バスの中は午前中の疲れと食事でビールを飲んだ鏝で皆さんお休み中ですが、子供の頃からの習慣で移動中も眠ることが出来ません。
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「紹興」の料金所で高速を降りた後は真っすぐ南に延びる中興大路に入ります。
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北側から「紹興」の町に入る手前には「紹興公路客運中心」の白い建物が見えました。20年前に初めて「紹興」に来たときは「杭州汽車站東站」から路線バスに乗ってここまでやってきました。この建物だけはそのままなので懐かしく思います。
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その先の町並みは2回目に来た12年前ともすっかり様相が変わってしまっています。走路も整備されて、道路わきに美しい植え込みまであります。たくさん走っていた輪タクの姿が全く無いことに気が付いて、あのおじさんたちはどうしたのだろうと一抹の心配を覚えます。
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小型バスはゲリラ的に「魯迅古里」の少し南側の路肩で我々を降ろしてくれました。メインストリートは至近距離なのでほとんど歩かずに済みました。20年前に「烏篷船(うほうせん)」に乗って下を潜った「東昌坊橋」が見えました。
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懐かしい「魯迅古里」の広場に到着しました。懐かしい気持ちはいっぱいなのですが、あまりの観光客の多さに驚いてしまいました。まずは広場の奥にある郵便局の裏のトイレをお借りします。新しい建物でとてもきれいなトイレでびっくり。中国の観光地も大きく様変わりしましたが、その一番はトイレだと思います。
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昨日「上海」の空港から「寧波」に向かう途中にガイドさんには2つの相談をしていました。1つは「杭州」でチャン・イーモウ(張 芸謀)がプロデュースした「印象西湖」を観ることが出来ないかと2つ目は「紹興」での「魯迅記念館」の観光をパスしてフリータイムにしてもらえないかということでした。トイレの後に30分の自由時間にしてもらうことが出来ました。もちろんここへ来るのは3回目で良く知っているということが前提の話です。
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郵便局では航空便用の切手5元を20枚分買いたかったのですが、国内用の0.8元はいくらでもありましたが、4.2元の切手が13枚しかありませんでした。言葉が通じないのでてんやわんやでしたが係りのお姉さんとのやり取りも楽しく、最後は手を振って見送ってくれました。
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混んでいる魯迅のレリーフの前で何とか記念写真を撮って、その後はその前に並ぶ子供の像とも写真を撮ります。ピカピカに輝いているのは「烏毡帽(うせんぼう)」というもので、この地の名物の黒いフェルトの帽子です。
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「紹興」には昔から伝わる「3つの黒いもの」があります。「3つの烏(からす)」とも言われていて、どれも紹興を象徴するものです。
1つ目は先ほど見えた「烏篷船(うほうせん)」で、夜の漁で魚から舟が見えないように黒く塗られています。2つ目はこの「烏毡帽(うせんぼう)」です。3つ目は「烏干菜(うかんさい)」で、高菜やからし菜を細かく刻んで天日で干したもので、この乾燥した菜っ葉と豚肉を炒めると真っ黒な料理が出来上がります。魯迅故居 史跡・遺跡
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本当は見学するはずだった「魯迅記念館」の前を通過しました。ここを見学する間の時間が我々の自由時間になっているわけです。
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魯迅は父が好きだったこともあり、いくつかの作品は読んでいましたし、これまでの2回の旅で「魯迅故居」や「百草園」、「三味書屋 」も見学しているのでよしとします。でも、ちょっと覗いてみたい気もしました。
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心配していた輪タクのおじさんたちは旧市街の一定の地域で観光用に生き残っているようです。「蘇州」では何度も乗っていて、漕がせてもらったこともありました。へっぴり腰だったのかおじさんたちに大笑いされた思い出があります。
魯迅故里 旧市街・古い町並み
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街並みの焦点はすっかり様変わりしていて、どこも同じような若い観光客向けのお店に変わっていて悲しい気分になります。ブリキを叩いて如雨露を作っている店や名物の「烏干菜(うかんさい)」などを売っている店は姿を消していました。
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そう考えると20年前と12年前に来ていて良かったなと思えてきます。そして、この先の目的地がどうなっているのか心配になってきます。
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魯迅の小説に出てくる「孔乙己(こんいーちー)」もこんなリアルなものが出来ていました。小説にあやかった名前の飲食店もありました。
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20年前に来て12年前にはツアーだったので立ち寄ることが出来なかった「威亨酒店」です。店の前の「孔乙己」には覚えがありますが、店の雰囲気は全く違っています。今回食事をしている時間は無いので、お土産を売っているので中に入ります。
咸亨酒店 土特産商場 お土産店
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紹興酒は3年以上甕(かめ)の中で寝かせた酒に「雕」の字を冠することができ、8年以上が経過した酒には「太雕」が冠せられます。「咸亨酒店」で出しているのは「零拷太雕酒」です。「零拷」というのは「量り売り」という意味なのですが、この店ではお碗で飲むことは出来ません。
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店のおばさんに一番いい「太雕酒」を試飲させてもらうと間違いなく20年前に買った酒の味です。なぜ分かるかというと、その時に買った2.5リットルの甕2個の酒は大切に飲んでいて、まだペットボトル1本分ほどが冷蔵庫に残っているからです。
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量り売りしてもらうことを考えてからの1リットルのペットボトルを持って来ていましたが、20年の年月の間に量り売り用のペットボトルが出来ていました。これで130元ほどなので2,900円ほどになります。さらに2.5リットルのプラスチックの甕1つと名物の「茴香豆」を10袋大人買いです。
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大人買いを面白がっていた店の人たちも日本から20年振りに来たと知ると「小麻花」という日本でいう唐人巻のお菓子などをオマケしてくれました。店の人たちは手を振って見送ってくれました。
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その少し先まで歩いて以前からある店はこちらで、先ほどの店は新しく出来たということが分かりました。こちらにある「孔乙己」の像がオリジナルです。
咸亨酒店 (紹興店) 地元の料理
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店番のおばさんにことわって写真を撮らせてもらいました。20年前はここが飲み屋になっていて、「寧波」から来たというおばさんと相席になって楽しくお酒を飲んだことが思い出されます。当時の旅行記を見てみると壁に掛かった額までもがその当時と同じでした。
1回目の紹興:https://4travel.jp/travelogue/10353907 -
「三月六日 孔乙己 欠十九銭」の看板は新しいものに変わっていましたが、デザインなどは全く同じです。この看板に意味は小説を読んだことのある人であればすぐに分かるものです。
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魯迅の小説では主人公の孔乙己は「秀才(中国の科挙の科目の1つ)」に受からなかった文人として描かれています。貧しい庶民ばかりが来る酒屋で、知識人の身なりで唯一現れますが、その知識は「茴香豆の”回”という字の何種類かある書き方」のような時代遅れな知識で、尊厳はなく酒屋の人々に嘲笑されています。ただ孔乙己は酒好きで筆耕の料金が入るとすぐに来るのですが、最終的には窃盗を働いて見つかり、半殺しにされて障害者になり、掛け売りの代金19銭を残したまま姿を消してしまいます。その酒屋がこの「咸亨酒店」というわけです。
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以前は宴会で賑わっていた店は昼食の時間が終わっているので閑散としていました。入り口には「十碗頭」と呼ばれる紹興の伝統料理のサンプルが並んでいます。これは昔から冠婚葬祭の時に出されてきたご馳走10品を味わえるようになり、さらにその「十碗頭」が「非遺(無形文化遺産)」に登録されています。
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店番のおばさんは我々がたくさん買い物をしたことは持っている袋で分かったと思いますが、ここで採らなければならないポイントを押さえていたので魯迅の小説にも伝統料理についても知っているなと分かったようです。お礼を言って店を出ると、ここでもニッコリ笑顔で手を振って見送ってくれました。中国も変わったものです。
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3回来ても「紹興」のほんの一部しか見ていないことが分かります。4回目は今回買った紹興酒が無くなった時に考えようと思います。集合場所へは買い物したものが分からないようにして時間前に戻りました。
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全員が揃ったところでガイドさんがバスを呼んで少しだけ移動します。「紹興」での観光はもう1カ所「八字橋」がありました。今回で3回目ですがこの橋を観に行くのは初めてのことでした。
八字橋直街 史跡・遺跡
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観光地とは思えない生活道路を歩いていると観光客の姿も少なく、本来の「紹興」の町を感じることが出来ます。立派な「天守堂」には中に入れるようですが、迷い込んでいる時間はもうありません。
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「紹興」の面積はわずか6平方キロメートルしかありませんが、市内には29の川が縦横に流れて、その総延長60キロメートルを超すそうです。
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「紹興」の石橋も歴史は古く、その数も多くてさまざまな形のものがあります。春秋時代には紹興府の東1キロのところに「霊汜橋」が建造され、それ以降の「紹興」に一体どのくらいの石橋が造られたのかははっきりしないようです。清代末の光緒年間に記された「紹興府城衡路図」によると229基の橋がありました。
八字橋 史跡・遺跡
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その石橋の中で最古のものがこの「八字橋」で、3本の川の合流点に架かっています。また東西南北の四方から上がることのできる唯一の橋で「四面橋」とも呼ばれています。建造は南宋時代の1256年の宝祐4年で、700余年の歴史を持っています。
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ほとんど川幅と同じサイズの「烏篷船(うほうせん)」がUターンしていきます。
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船頭さんもこの暑さではフェルトの「烏毡帽(うせんぼう)」ではなくパナマ帽のようなものを被っています。もっとも自分もこの帽子を持ってこようかと思いましたが、天気予報の気温を見て諦めていました。両足と両手を器用に使って櫓をこぐ様子が分かります。
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橋の反対側には「烏篷船(うほうせん)」の舟溜まりがあり、周囲の民家の黒い瓦とマッチして良い雰囲気を醸し出しています。
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こちらでは傘をさして舟をこいでいますが、使うなら黒い傘にすればよいのになと思います。以前は着用しなかったライフベストも必須になったようですが、この暑さではしんどそうです。
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南北に流れる川の上に架かるのがこの「正橋」です。ややアーチ形で高さ5メートル、幅3.2メートルあります。その東に南北を貫く段階が1つあり、西側の段階は上がっていくと、左に折れています。
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橋の本体も段階、欄干ともに石造です。南側の東西の段階下には洞があり、そこを小川が流れています。この橋を南側から見ると八の字に似ているので「八字橋」と呼ばれるようになりました。
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「紹興」で見逃して心に残っていた「八字橋」を渡ることも出来て大満足です。大通りまで出てバスに乗り込み近隣になる「安昌古鎮」へ向かいます。
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元々は日本の新幹線の技術を供与して作られた高鐵ですが、その建設のスピードは日本の比ではなく、中国全土から東南アジアまで延伸しようとしています。大連から瀋陽、長春、哈爾濱と乗り継いだ15年前の旅以降乗っていないのですが、この10月に大同から北京の間で乗車できそうです。
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相変わらず中国のトラックは過積載のようです。バスは30分ほどの移動で「安昌」市内に入りました。
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「安昌」には12年前の年末にも来たことがありましたが、前回とは違って出口から入って逆ルートで運河沿いの長廊を歩くようです。そして通り抜けないで30分くらいのフリータイムの後に戻ってくるように案内がありました。
安昌古鎮 旧市街・古い町並み
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以前は左上の入り口から入って右下のこの場所に出てきました。基本的にはメインの運河沿いの屋根の付いた長廊と呼ばれる通りを歩くだけです。
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この辺りも紹興と同じく黄酒が有名な土地なので、酒を売る店が軒を連ねています。一度はこのような陶器製の甕に入ったものを買ってみたいものです。
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仕事先だった池袋の西口には「蘭蘭」という北京の家常菜のレストランがあり、そこでは甕入り入紹興酒「宝塔 花彫酒」が1500円で飲み放題なのでいつも利用しています。
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古鎮に入って30分の自由時間なので15分進んだ後は15分かけて戻ってこなければなりません。水中洞窟をボンベを背負っての探検や宇宙遊泳の映画のシーンを思い出します。
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魚の形をした紙製のランタンがたくさん吊ってあり、その出来栄えが素晴らしいので夜に来たかったと思います。
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以前は真っ白な壁だけでしたが、現在はこんなデザインされたものに変わっていました。長廊に連なる商店が「紹興」のように変わっていなければ良いのだがとちょっと心配になります。
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運河の対岸は柳の枝が風にそよいでいますが、尊あ風情は感じられないほど暑いです。もう1つの心配は長廊の通りに吊られた通りに吊られた鴨や鯉やソーセージが異臭を放っていなければと思いました。
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目の前を足で漕ぐ「烏篷船(うほうせん)」が流れていきます。舟の飾りは婚礼用の物のようです。「安昌古鎮」では「明制水上婚礼」と言って明時代の結婚式を実際に行うことが出来るようです。水郷の潮来の「嫁入り舟」や柳川の「花嫁舟」が思い出されます。14年ほど前のフジフィルムのデジカメのCMで本木雅弘が柳川の「花嫁舟」に出会い写真を撮るシーンがあったのですが、その花嫁の後ろに座る父親役が友人だったことも思い出します。
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長廊を散策しますが、ここは昔のままだったので安心しました。ただ、通りに延々と干されていた腸詰めや魚や鴨の姿がありません。ここに来るまではその匂いが気になっていましたが、季節的に干すことが出来ないのかもしれません。
冬の安昌古鎮:https://4travel.jp/travelogue/10846933 -
美味しそうな雲呑を店先で作っています。こんな暑さですがハエの1匹も飛んでいないのが驚きです。
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対岸には「中国銀行旧址」の建物が見えます。手前には昔「紹興」で買った「烏干菜(うかんさい)」のような干した野菜が売っています。ここでも2次元コードでの買い物がポピュラーのようです。
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見たかった「老醤鴨」が売っていました。1羽60元ですが2羽だと100元のようです。もちろんこれは買っても持ち帰れないので見るだけです。
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この季節は厚いので川辺には御簾のようなものが下がっています。本来はここに鴨やソーセージが吊られているのですが、これではあまり風情は感じられません。
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吊り下げられた様々な干し肉は地元の人々にとって欠かせない「冬の儀式」のようで統計データによるとこうした特産品グルメを生産する企業や小さな生産工場や流通業者などが330社以上あるようです。
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「安昌」の町は活気のある雰囲気と繁栄した商業的特徴を備えており、「生きた古代都市」と呼ばれるようです。千年の歴史を持つ古都は「夏と商の魂、春と秋の水、唐と宋の橋、明と清の建築」という言葉がうまく表現されています。また「安昌」は法律顧問の故郷であり、「天下の法律顧問は皆紹興出身」と言われ、紹興の法律顧問は皆安昌出身だそうです。
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「安昌」は重要な商業港であり、その商業によって繁栄しています。昔はこの通りには20軒以上の銭屋があり、海塩や綿花、醤油や醤油製品の貿易、「二白一黒」が老街の商業繁栄を支えていました。
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「安昌臘腸」を売る店がありました。これはとても美味しいので買って帰りたいところですが、成田空港のターンテーブルの辺りにいる小犬のことを考えると手が出ません。
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この辺りで15分近くたってしまったので一番近い石橋を渡って対岸に移動します。橋の袂では野菜を売っている女性の姿がありました。
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橋の上からはまだ続く運河沿いの長廊が見えています。まだ1キロほど先まで続くので後ろ髪を引かれる思いで出口に向かいます。
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初冬以降であればこの御簾の辺りにソーセージや肉や鴨が吊り下げられて風情のある光景が見られたのですが。
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木造の建物の間には煉瓦を積んで白漆喰で美しく装飾された「梲(うだつ)」も見えます。この家はこの1000年の間に繁栄して「うだつが揚がった」のでしょうね。
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「紹興」の賑わいを考えると「安昌」は観光客も少なく昔の風情が残っていて良かったです。
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「烏篷船(うほうせん)」足で漕ぐところから別名を「脚劃船」とも呼ばれます。8日間のツアーの中で1カ所くらい舟に乗せてくれても良かったのではと思います。
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先ほど対岸から見えた「中国銀行旧址」の建物まで戻ってきました。清朝時代にはここには花屋が開業していましたが、1933年に中国銀行安昌支店が開設されました。これだけ立派な銀行の支店があったということはそれだけ繁栄した町だったということが想像できます。
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戻りがてら立派な石橋の上に登ってみます。
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良い具合に夕焼けになりそうですが、それまでここにいることは出来ません。
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欄干の上の獅子はここで何度の夕日を眺めたのでしょうか。効率の良いツアーで江南の古鎮を巡るのは便利ですが20年くらい前のように妻と2人で旅をしていた頃を思い出します。
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1人で感慨にふけっていたら、妻は橋を越えてさっさと先に行ってしまいました。
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この時間帯に「烏篷船(うほうせん)」に乗りたかったです。
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妻が壁をのぞき込んでいます。中からは得も言われぬ香ばしい香りが漂ってきます。
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中には巨大な陶器の甕が並び香りはそこから漂ってきます。
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その香りに引き込まれるように門をくぐりました。中庭にはさらにたくさんの甕が並び、お揃いの笠を被っているように見えます。熟成は甕を日に晒して行うようで、「太陽能模擬天然晒場」というもののようです。
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ここは「仁昌醤油園」というところで、12年前に来たときは立ち寄れなかった場所だということが思い出されました。ぶらぶら歩いてきたので残り時間は5分ほどしかありませんが、素通りするわけにはいきません。ここは清代末期の1892年の光緒18年創業ということで、130年以上続く老舗の醤油屋です。
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ここでは米酢も醸造しているのでお勧めの蟹酢と醤油を買い求めて集合場所まで走りました。ここでも約5分遅れてしまいましたが、皆さんはまだトイレに行ったりして集合していませんでした。古鎮にはコーラなどの自動販売機がありましたが、どこも現金は使えませんでした。ここでは屋台に冷えたコーラやスプライトが売っていたので迷わずに買い求めました。1本5元なので110円ほどです。
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バスの中で日本だったら8元でコーラが買えるけど、スイスに行ったら50元するというと驚いていました。バスの中で涼みながらこの日の目的地「杭州」に向かいます。
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以前は広大な畑と三角屋根の上に3つの玉を串刺しにした農家の家がたくさん見られましたが、12年経ったらその辺りは再開発されて、巨大なビルや高層マンションが立ち並んでいました。
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午後6時前になってようやく「銭塘江」を渡ることが出来ました。
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午後6時過ぎに「清河坊」に到着しました。この辺りは駐停車禁止ですが、小型のバスに8人だけなのでササっと下車しました。
西湖茶社 専門店
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20年前に来たときは夜になってからこの辺りで夕食を食べていたので懐かしいです。ここでも20分ほどのフリータイムになりました。勝手知った通りなので右側を15分進んで、左側を15分で戻ってくることにします。
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以前は無かった弥勒菩薩が通りの真ん中に鎮座していました。よく見るとたくさんの唐子が歩き回っています。
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唐子は布袋和尚の傍で遊び戯れる子どもたちの様子を描く「唐子遊び」と言われるものなどに多く見られます。日本では布袋ですが、中国では弥勒菩薩とされます。
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「江南銅屋」の正式名称は「朱炳仁銅彫刻芸術博物館」で、中国初の銅で建てられた大邸宅です。銅を通じて中国伝統の絵画、彫刻、建築、書道を融合させ、壁と床のほか建築部材や家具など合計で125トンの銅を使用したそうです。建築様式は明や清時代の江南民家を参照して、至る所にまばゆい光が輝いているそうです。
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懐かしい「胡慶餘堂」の巨大な壁が見えてきました。中国本土と海外華僑の間での知名度と信頼性から「江南薬王」と呼ばれ、北京市の「同仁堂」と人気を二分する有名薬店です。
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「清河坊街」の歴史、古代中国から続く商業活動の中心地としての役割にあります。このエリアは南宋時代に商業と文化の中心として発展し、多くの職人や商人が集った場所です。伝統的な建築がそのまま残されていますが、どこもありきたりなお土産屋になっています。
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通りの奥には「回春堂」という漢方薬の店があります。多くの漢方薬局が軒を連ねる「清河坊」のなかでももっとも目を引く老舗漢方薬店です。
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店内では漢方医たちが診察室で問診も行っており、個々に合うものを処方してくれますが観光客にはそんな時間はありません。
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妻は北京の旅から両面刺繍の団扇が気になっているようなので「fan風堂」という店に立ち寄ってみることにします。店の女性はスマホのアプリを使って日本語に変換して刺繍について説明してくれました。気に入ったものが無かったのですが、にっこり見送ってくれました。
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友人のお母さんに「西湖藕粉」を買い求めて集合場所に戻りました。「西湖藕粉」は20年前に「西湖」湖畔の「岳廟」の中で満開の金木犀(桂花)の下で初めて食べました。葛粉のような爽やかな甘さですが、金木犀の風味が付けられています。それを金木犀の花の下で食べるという風流な体験でした。
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迎えに来たバスに乗り込んで「城隍閣」を見上げながら「西湖」を時計回りに走ります。
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「西湖」の湖畔のレストランに向かうのかと思ったのですが、「六和塔」を越えた先までどんどん進んでいきます。
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30分ほどバスで走った「宋城」の先の新しいホテルの近くで降ろされました。ホテル以外にはマンションが立ち並ぶ住宅街のようです。
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「香都楼」というレストランはとても混雑していましたが、使っていない2階に席が用意されていました。この日は杭州料理の夕食でした。
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まずは「叫化鶏(乞食鶏)」が出てきました。これは「西湖」湖畔の「楼外楼」で食べたことがあります。「叫化」は「乞食」や「物乞い」を意味する言葉です。明代の末か清代の初め頃に食べるものに困った乞食が偶然に鶏を手に入れましたが、調理道具を持っていませんでした。
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仕方なくそのまま蓮の葉と泥で鶏を包み、土中に埋め、その上でたき火をしました。鶏を掘り出して食べたところ、柔らかくて大変に美味な上に泥といっしょに羽根もきれいに取ることができたということで生まれた調理方法です。ガイドさんはビールを配った後は席を外してしまったので、代わりに皆さんに由来を説明しました。
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豚バラ肉と干した野菜を炒めた料理は「紹興」名物の「烏干菜(うかんさい)」のようなものでした。
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デザートの蒸しパンも料理と一緒に出てきました。
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これも杭州料理として有名な「龍井蝦仁」です。向いた川エビを龍井茶の茶葉と一緒に炒めた料理です。程よい塩味の美味しい料理です。20年前は妻と2人で「杭州」の三代名店を食べ歩いたことがありました。
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ここでも川魚の蒸し料理が出ました。やはり小骨が多いのであまり箸が進みません。
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干豆腐と豚肉を細切りにして搾菜と炒めた料理はビールにも合いますし、白ご飯も進みます。
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冬瓜と腸詰を炒めて餡かけにした料理もさっぱりとした塩味です。
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今回のツアーでよく出てきたのはカリフラワー炒めで、これが香ばしくてとても美味しいのには驚きました。日本の物より水分が少なく感じたので多少干しているのかもしれません。
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鴨肉の料理には揚げせんべいが添えられています。都市が変わる度に料理も変化していくので、中国のツアーは食事が楽しみになります。ただ、円卓を囲んでいるので手を付ける前の料理の写真を撮るのは難しいです。
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豆腐を揚げた小さい油揚げと具材を包んだ湯葉巻きと白菜のスープも爽やかな塩味です。
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刻んだ玉ねぎなどの野菜を円形にまとめて揚げた料理も始めて食べました。ちょっと醤油をかけたい気分です。
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揚げた湯葉はカリカリでビールのつまみにはよく合います。ほのかに甘い瓜のデザートも出てきました。
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ほとんど毎日お昼と夕食はこんな感じの料理の量でした。安いツアーなのに申し訳なくなってくるほどです。その分ビールが高いのは仕方ないですね。
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食事が終わったのは午後8時でしたが、ホテルに着いたのは午後9時になっていました。今回のツアーではオプションとして「宋城ショー」があったのですが誰も参加希望がありませんでした。8人のツアーで最低催行人数が6人というのは厳しいものがあります。
クラブツーリズムの江南8日間ツアーで宿泊しました。 by kojikojiさんハイワイハイ バイナ ホテル (海外海百納大酒店) ホテル
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この日宿泊する「海外海百納大酒店」は以前来たときにも泊まったことがありました。元々の予定は「西湖」に近い「杭州大飯店」だったので「印象西湖」という湖の上で催されるショーが見たかったのですが、ホテルが変わったので諦めていました。ガイドさんに何とかならないか相談してみましたがやはり難しいということでした。
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ガイドさんがホテルにチェックインの手続きをしている間に同じ建物の脇にある「陽光超市」でビールを買って、2本はガイドさんとドライバーさんに差し入れしました。
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残念ながらこのホテルには冷蔵庫が無いので、冷たいビールはシャワーの後に全部飲み干しました。
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そして寝る前に下着と靴下とシャツは洗濯してしまいます。ここ数年は折り畳み式のシリコン製のタライや洗濯板まで持って来ています。これでようやく長い1日が終わりました。
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2025/07/20~
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