2025年６月１日現在の福島県浪江町・大熊町の様子(後編)

2025/06/01 - 2025/06/01

　ご覧戴きましてありがとうございます。
　2025年６月１日の日曜日は東京都区内を起点に福島県浪江町と大熊町へ行ってきました。
　浪江町・大熊町ともに2011年３月に発生した東日本大震災では甚大な被害を受けており、範囲は限られますが、当日は浪江町・大熊町の現状を目にする為に訪れました。
　２部構成での公開となり、そのうち前編では①特急ひたちと常磐線の普通列車を乗り継いで品川から浪江まで移動した時の様子、②当日の浪江町の様子等をご覧戴きました。
　今回の後編では大熊町にある大野駅周辺の様子を紹介させて頂きます。
　

エリア 浪江・富岡・川内(福島)

• 旅行の満足度: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JR特急 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

　道の駅なみえを後にし、再び浪江駅に戻りました。

浪江駅 駅

　浪江14時27分発常磐線の普通列車水戸行きで大野まで向かいます。

JR常磐線 乗り物

　大野駅には14時37分頃に到着しました。

大野駅 駅

　まずは大野駅東口側の様子をご覧戴きます。
　駅舎を背に真正面の方向の様子です。

　一方、仙台寄りの様子です。

　また2025年６月１日現在、大野駅東口側のロータリーは完成してなく、整備中の状態でした。

　続いて東口から真正面に進む道をしばらく歩きました。

　通り沿いには東芝の現地事務所の他・・・

　新しい民家と思われる建物が１軒・・・

　さらに現場の事務所らしきプレハブ小屋を１ヶ所見かけましたが・・・

　全般的にはあまり建物の姿は確認出来ませんでした。

　多く見受けられたのが「管理物件」の掲示が置かれたこのような更地でした。

　別のところにあったものもご覧戴きます。

　しばらく進みましたが、何もありませんでした。

　大野駅東口側の様子はこの辺りまでとします。

大野駅 駅

　一方、ここからは西口側の様子をご覧戴きます。

　まずは西口ロータリーから真正面に進む道を向かおうとしたのですが、立入禁止になっていました。

　なお、その右手側には病院がありました。

　その為、１本左側となるこちらの道沿いから付近の様子を確認しましたが、あまり建物の姿を確認することが出来ませんでした。

　一方、いわき寄りとなるこちらの道を進んだところ・・・

　奥に新しい住宅街らしき様子を目にすることが出来ました。
(住民への迷惑を考慮し、あえて遠くから撮影しました。)

　その新しい住宅街ですが、「大野南住宅」という住宅地とのことでした。

　しかしその近くでは従来のままの箇所もあり・・・

　特にこちらの道沿いでは・・・

　いまだに震災当時の状態と思われる建物も目にしました。

　なお、駅前ロータリーからすぐにいわき寄りに向かったこちらの道沿いではいろいろと工事が行われていました。

　また大野駅西口側では、「クマSUNテラス」がありました。

　大野駅西口の北西部すぐのところに位置する商店を中心とした複合施設です。

　その商店ですが、飲食店を中心にコンビニや文具店等の商店も入っていました。

　さらにクマSUNテラスの北側には「CREVAおおくま」がありました。

　その「CREVAおおくま」ですが、３階建ての造りと、事業者向けの貸事務所をメインに、多目的ホールや会議室等が入っていました。

　西口側の様子の紹介もこの辺りまでとし、再び大野駅に戻りました。

大野駅 駅

　大野15時37分発特急ひたち22号品川行きで品川まで戻ります。

特急 ひたち 乗り物

　品川駅には18時52分頃に到着しました。

　行程の都合上、限られた範囲しか見ることが出来ませんでしたが、浪江町についてはいくらか復興が進んでいる感じを見受けられましたが、大熊町の場合、少し前まで立ち入りすらできないところが多々あった状況の為、復興はこれからという状態でした。
　ただ浪江町も東日本大震災以降、人口があまり戻っていないという話を耳にしますし、他にも完全には元通りに戻りきれていない箇所があるかと思います。
　生意気な表現かもしれず恐縮ですが、これからも東日本大震災で被害を受けた箇所については陰ながら見届けていきたいと思いました。
　というわけで今回の旅行記はこの辺りでお開きにしたいと思います。
　ご覧戴きましてありがとうございました。
　

品川駅 駅