2016/04/24 - 2016/04/24
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ご覧戴きましてありがとうございます。また2016年4月に発生した熊本・大分での地震では多大なる被害が発生し、さらに余震が続くなど様々な苦痛を感じているのではないかと察します。改めてではありますがこの場を借りてお見舞い申し上げます。また宮城・岩手・福島についても2011年3月11日に発生した東日本大震災では甚大な被害と苦痛を負う羽目になり、また未だ傷痕が癒えない状況かと察します。こちらの方々にもお見舞い申し上げます。
今回は2016年4月22日の夜から4月24日までの2泊3日で東北方面へ旅行に行ってきましたが、そのうち4月24日の日曜日は福島県の沿岸部に位置する広野町・楢葉町・いわき市の様子を見てきました。
東日本大震災から5年が経ち、だいぶん復興が進んだかと思いきや意外にそうでもないことを知らされました。
列車での移動の為、時間に制約があり、全ての地域を見ることは出来ませんでしたが、見た限りの様子をお伝えできればと思います。
また写真の数か多い為、2部構成(出発〜広野町滞在まで、広野町出発〜楢葉町・いわき市滞在〜帰宅)とさせて頂き、今回は出発から広野町を後にするまでの様子について紹介します。
- 旅行の満足度
- 2.5
- 観光
- 2.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 2.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JR特急 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今回の旅のスタートは上野駅です。
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上野9時00分発特急ひたち5号いわき行きに乗り、いわきに向かいます。
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特急ひたち5号の車両です。いわきまでは約2時間半の乗車です。
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上野から2時間24分、所定どおり11時24分にいわき駅に到着しました。
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いわき駅は線路・ホームの上に駅舎を設けるいわゆる橋上駅舎となっていました。
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いわきから先、常磐線の普通列車で広野、竜田(楢葉町)へ向かうのですが、乗り換えの列車まで約1時間あるため、いわきで早めのランチを頂くことにしました。
入ったのはいわき駅の向かいにある「ラトヴ」という複合ビルの1階にある「海鮮寿司 おのざき」です。 -
頂いたのは1食約1500円する「武蔵」という握りのセットメニューです。
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ランチタイムに「武蔵」又は「特上海鮮丼」を注文すると、サービスで茶碗蒸し・サラダ・味噌汁がつくそうです。
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早めのランチを終え、再び常磐線に乗り、まずは広野町まで向かいます。利用した列車は12時19分発普通列車広野行きです。
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12時19分発普通列車広野行きの車両ですが、E531系という首都圏の常磐線の中距離電車に使用される車両でした。但し5両編成でした。
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車内は後方車両を中心にとても空いていました。
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これから暫くは常磐線の普通列車から見た車内の様子をご覧戴きます。
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海が見えてきました
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海の景色をもう1枚
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復興関連でしょうか…工事をしている箇所がありました。
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末続駅に着きました。
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末続〜広野間の景色 のどかな景色が一面に広がっています
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末続〜広野間の景色 海側の景色を撮影しました
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広野町の町並みに近づいてきました。
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仮設住宅なのでしょうか?集合住宅の姿が見えました。
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まもなく広野駅に到着する際の景色です。線路の東側を撮影しました。
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広野駅に着きました。
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広野駅に着いてまず驚いたのは線路の向かい側一面にほぼ何もないということです。
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一応真ん中には高い建物は立っていますが…
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線路の向かい側の南側の景色です
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広野駅を後にします
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広野駅前すぐの景色です
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駅前ロータリーにはいまだ災害復旧工事が行われている旨の案内板を目にしました。
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広野駅前付近の様子です。建物はあり、所々お店もありますが、営業していません。
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広野駅前の様子(北側)の様子です。
まずは「アイアイ」というショッピングセンターが北に向かって徒歩数分のところにあるらしく、まずはそのショッピングセンターの様子を見に行きました。 -
「アイアイ」というショッピングセンターの前に来ました。そこそこ車が停車しているようです。
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しかし建物に近づくとショッピングセンターとしての営業はされておらず、会社の事務所となっていました。
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ショッピングセンター「アイアイ」があった跡地にとある民家(空き家かも)を見かけました。よく見ると屋根瓦が剥がれかけそうになっているのが見え、被害の大きさを改めて見せつけられました。
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ショッピングセンター「アイアイ」があったところを後に広野町役場方面に向かいます。
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広野町役場に向かう途中に学校らしき建物を見かけました。広野中学らしいです。
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国道6号付近に差し掛かりました。広野町役場はこの先になるそうです。
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その国道6号沿いの景色を撮影しました。こちらは仙台方向です。
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国道6号から広野駅方面を見返してみました。
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国道6号沿いの景色をもう1枚。こちらはいわき・水戸方面です。
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広野町役場が近づいてきました。
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その手前には何やらスーパーみたいなものがあります。実はこの建物、「ひろのてらす」という広野町役場が建設した公営商業施設らしいです。中はイオン広野店を中心にクリーニング店やラーメン店等が入っていました。
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広野町役場に向かって歩いていたところ、左手にプレハブで出来た建物を見かけました。
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広野町役場の左手には高台の住宅街があるみたいです。
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広野町役場に着きました
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広野町役場付近を後にし、広野駅方面に戻ります。
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続きまして線路の裏側の様子を見るべく踏切を渡りに行きます。こちらはその踏切の手前の景色です。
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線路の東側に入りました
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左手にプレハブの建物が見えました
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信号機のない交差点に差し掛かり、そこから広野駅方面(北側)を撮影しました
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いまだに災害復旧工事を行っているようです。
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工事による迂回の案内です
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この道を海の方向へ向かって歩きます
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さらに海に向かって歩き進めます。
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前方に工事をしている姿が見えました
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道中右手には整地工事が行われていました
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やがて両側には整備中の土地しか見えなくなりました。
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そして遂に道がなくなりました。防潮堤を兼ねた道路の工事でしょうか。遠くには海が見えます。
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南側の様子です
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北側の様子を撮影しました。
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海に向かってもう1枚
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とりあえず広野駅方面に向かって戻ることにしました。
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時間にまだ少し余裕がある為、南側に向かって少し歩いてみました。
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道路の端まで来ました。
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見にくいかもしれませんが、交差する道路の先でも整備が行われているようです。写真は左前方(南東寄り)を撮影しました。
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工事の案内板があり、道路の新設工事である旨掲示されていました。
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海方向を撮影しました
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こちらは反対方向(山側)の景色です
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広野駅に戻り、広野14時04分発普通列車竜田行きに乗車します。
この先楢葉町に向けての車窓、そして楢葉町の町の様子はパート2で紹介したいと思います。
ご覧戴きましてありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- BTSさん 2016/05/10 08:01:46
- 完全復興までには時間が…
- フロンティアさまへ
おはようございます。
北海道旅行は如何でしたか?
お土産話し楽しみにしております。
さて、いわき駅前の「おのざき」で食事されましたね
おじさんも磐越東線に乗換える際に寄りました。
近くに小名浜漁港があるのでネタは新鮮で美味しいですよね〜
海岸に近いところは被害が大きかったようですね
また、町には活気がなく、道路を歩いている人が殆どいないですね。
転出された方が多いのでしょうか?
現在、津波を受けにくい小高い場所に造成中ですが、転出された方が
全員戻って来ることを願うばかりです。
胸の熱くなる旅行記でした。
レポートありがとう!
BTS
- フロンティアさん からの返信 2016/05/12 07:52:21
- Re: 完全復興までには時間が…
- おはようございます。こちらこそご覧戴きありがとうございます。
おのざき寿司はBTSさんの旅行記を参考にチョイスさせて頂きました。本当は地の魚を頂きたいところでしたが、残念ながらあの日もお薦めと書いてあった魚は福島県産以外のものばかりでした。でもあの武蔵はランチタイムに頂くと本当にお値打ちなので次回機会があれば是非どうぞ。
さて広野町ですが、改めて紹介する楢葉町よりまだ人の姿はいくらかありました。さらに公的商業施設とはいえ「ひろのてらす」という商業施設も出来たので、時間はかかりますがいずれは復活出来るのかなという感じを受けました。ただ駅より東側の光景は見ていて心が傷みました。
改めて紹介しますが、酷いのは楢葉町で、写真では気づきにくいと思いますが、人どころか車すらほとんど通らない状況で、表現が難しいですが、時が止まったような感じを受けました。楢葉町は駅の西側しか見れず、広野駅の東側のような光景は見当たらなかっただけに尚更です。
熊本・大分の様子も見届けなければならないですが、岩手・宮城・福島のことも忘れずに見届けなければ…と改めて思いました。最近、東日本大震災の被災地のことはほとんど触れられないようになっただけに尚更です。
最後に返事が遅くなりすみません。でもまたよければコメントを待ってます。引き続きよろしくお願いします。
北海道の感想は折を見てコメントします。
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