2014年４月17日の金曜日の夜から19日の日曜日までの３日間、東北旅行に行ってきました。<br />　17日の金曜日は東京での前泊程度、18日の土曜日は宮城県の石巻市、東松島市、仙台市辺りを、19日の日曜日は茨城県の水戸市（関東地方です。）、福島県のいわき市、山形県の南陽市に立ち寄りました。<br />　そのうち今回は18日の土曜日に訪れた石巻市、東松島市についてです。<br />　当日は東京駅午前９時８分発東北・秋田新幹線「こまち９号」秋田行きにて東京から仙台まで乗車し、東北本線・石巻線経由で石巻市へ向かい、その後、東松島市（野蒜地区）、仙台市内と立ち寄り、仙台17時30分発の「はやぶさ」で宿泊地である東京のホテルまで戻りました。<br />　なお各地の状況は以下のとおりです。<br /><br />◎　石巻市内の状況<br /><br />　昼飯の時間込みで１時間強の滞在の為、じっくり見ることは出来なかったのですが、石巻駅から石ノ森漫画館の少し手前辺りまで散策しました。<br />　その結果、駅に近い地域を中心に徐々に普段通りの姿に戻りつつありますが、数は少なくなりましたが被災当時の建物が残っていたり、メインストリートであるマンガストリートではいまだに歩道の舗装が未済であったり、所々にプレハブ式の復興商店街があったりといまだに震災の傷跡を残している箇所も見受けられました。<br /><br />◎東松島市（野蒜地区）の状況<br /><br />　目の前に広がる景色に涙しそうになりました。2015年４月18日時点で鉄道が復旧していない為、代行バスにて野蒜駅まで向かいましたが、いまだに復興の見通しが立っていない感があります。<br />　野蒜駅の北側には住宅がいくらか点在しているものの、海寄りである南側はほとんど建物がなく、建物の土台を造成する工事が行われていました。（お店自体もなかなか見当たらず、営業を確認出来たのは新しく野蒜駅の中に出来たファミリーマートというコンビニ位でした。）<br />　また海岸にも立ち寄りましたが、砂浜こそ白い色をしていましたが、場所により貝殻の欠片や折れた枝があったりしました。<br />　なお本来なら不老山という山が見えるはずですが、震災の影響なのか斜面が崩れていて、山としての存在すら確認するのが難しい程でした。<br /><br />◎仙台市中心部の状況<br /><br />　野蒜駅から仙石線の代行バスと仙石線の電車を乗り継いで仙台市内まで向かいました。<br />　高城町（松島町）駅付近近くまで行くと徐々に普段通りの街並みに戻り、仙台市内中心部に至ってはよその大都市とひけをとらない位人通りが多く、賑わっていました。<br />　人で賑わう仙台の街中に身を置くと、町の規模が全く異なるとはいえ僅か50?程度しか離れていない東松島市野蒜地区と景色にこれだけ差が生じるのには戸惑いを感じます。<br />　勿論、この東松島市野蒜地区をはじめ東日本大震災で被害を受けた東北地方各地の１日も早い復興を願ってやみません。<br /><br />　<br /><br />

2015年４月18日現在の宮城県石巻市、東松島市の姿

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2015/04/17 - 2015/04/19

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#その他

旅行記グループ復興状況

フロンティアさん

　2014年４月17日の金曜日の夜から19日の日曜日までの３日間、東北旅行に行ってきました。
　17日の金曜日は東京での前泊程度、18日の土曜日は宮城県の石巻市、東松島市、仙台市辺りを、19日の日曜日は茨城県の水戸市（関東地方です。）、福島県のいわき市、山形県の南陽市に立ち寄りました。
　そのうち今回は18日の土曜日に訪れた石巻市、東松島市についてです。
　当日は東京駅午前９時８分発東北・秋田新幹線「こまち９号」秋田行きにて東京から仙台まで乗車し、東北本線・石巻線経由で石巻市へ向かい、その後、東松島市（野蒜地区）、仙台市内と立ち寄り、仙台17時30分発の「はやぶさ」で宿泊地である東京のホテルまで戻りました。
　なお各地の状況は以下のとおりです。

◎　石巻市内の状況

　昼飯の時間込みで１時間強の滞在の為、じっくり見ることは出来なかったのですが、石巻駅から石ノ森漫画館の少し手前辺りまで散策しました。
　その結果、駅に近い地域を中心に徐々に普段通りの姿に戻りつつありますが、数は少なくなりましたが被災当時の建物が残っていたり、メインストリートであるマンガストリートではいまだに歩道の舗装が未済であったり、所々にプレハブ式の復興商店街があったりといまだに震災の傷跡を残している箇所も見受けられました。

◎東松島市（野蒜地区）の状況

　目の前に広がる景色に涙しそうになりました。2015年４月18日時点で鉄道が復旧していない為、代行バスにて野蒜駅まで向かいましたが、いまだに復興の見通しが立っていない感があります。
　野蒜駅の北側には住宅がいくらか点在しているものの、海寄りである南側はほとんど建物がなく、建物の土台を造成する工事が行われていました。（お店自体もなかなか見当たらず、営業を確認出来たのは新しく野蒜駅の中に出来たファミリーマートというコンビニ位でした。）
　また海岸にも立ち寄りましたが、砂浜こそ白い色をしていましたが、場所により貝殻の欠片や折れた枝があったりしました。
　なお本来なら不老山という山が見えるはずですが、震災の影響なのか斜面が崩れていて、山としての存在すら確認するのが難しい程でした。

◎仙台市中心部の状況

　野蒜駅から仙石線の代行バスと仙石線の電車を乗り継いで仙台市内まで向かいました。
　高城町（松島町）駅付近近くまで行くと徐々に普段通りの街並みに戻り、仙台市内中心部に至ってはよその大都市とひけをとらない位人通りが多く、賑わっていました。
　人で賑わう仙台の街中に身を置くと、町の規模が全く異なるとはいえ僅か50?程度しか離れていない東松島市野蒜地区と景色にこれだけ差が生じるのには戸惑いを感じます。
　勿論、この東松島市野蒜地区をはじめ東日本大震災で被害を受けた東北地方各地の１日も早い復興を願ってやみません。

　