雨とトラブルにまみれた思い出に残るイタリア旅行 13 マラノーラからパルマへ

2019/05/15 - 2019/05/22

チンクエテッレの観光はマナローナで終わり、マナローナの観光はトレッキングロードから遠望する湾越しの景色を見るため対岸にある展望所に向かった。
展望所からはマナローナの村が眼下に見渡せてヴェルナッツァとはまた異なる景色が美しかった。

５月17日旅行３日目の旅程
ジェノヴァ ー ラ・スペツィア ーボートクルーズ（ポルトヴェーネレ、リオマッジョーレ、マナローラ、コルニーリア、ヴェルナッツア）ーモンテロッソ・アルマーレ（昼食）イタリア鉄道でヴェルナッツアとマナローラを観光
ーラ・スペツィアーパルマ（泊）

エリア チンクエ・テッレ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

マナノーラ駅に到着。
駅からはこのトンネルを通って町中に向かいます。この写真は駅からトンネルを抜けて振り返って写したもので、このトンネルの中を進むと駅舎があります。

町の中央にある通りを海に向かって歩きました。
通りの左右はレストランや土産物店が並んでいます。ここにはコープのスーパーがあったので帰りにオリーブ油を買いました。
もう5年も前の話なのでいくらだったかは覚えていません。コープは他のスーパーよりも値段は高め。

道は海に向かって続いているので、海辺に行くときは下り坂。

海辺を着きました。添乗員からは正面にある坂道を登って一番上に上がって町の景色を眺めるようにと勧められました。
一番上には有料ですがトイレがあります。

写真では水平に見えるトレッキングロードも実際は上り坂になっていました。

ここからトレッキングロードです。
最初の道はさほど傾斜はきつくありませんが、次の道は傾斜がきついです。
この道は登る人が多いですが、下る人も多いです。頂上に着いたらこの道を折り返して下るものとばかり思っていたため、上がる途中では写真は撮りませんでした。
下りの時に取ればいいやと思っていたのですが、帰りルートはまた別の道を降りるようにと係員の男性に指示されました。

それ故、上り坂からの写真は撮れないため、要所要所で振り返って写真撮影しておいた方がいいと思います。

上がりの道はこんな感じ。
一番上の建物が有料トイレです。

丘の上から眺める景色はヴェルナッツァが一番と言われていますが、マナローナの景色も負けず劣らず素敵です。

やって来た遊覧船が遠ざかって行きます。

マラノーラの建物もカラフルですね。

マナローナの景色。

マナローラの景色。

マナローラはとても小さな村で、見るべきところは高台から眺めるこの景色しかありません。
そのため村の滞在時間は一番短かかったです。
高台からの景色を眺めた後は再び列車に乗るためトンネル前に再集合しました。

マローナ駅です。鉄道は海岸沿いに岩をくり抜いて造られているので、岸壁と岸壁の間に駅のホームがありました。

これでチンクエテッレの観光は終わり、列車でラ・スペツィアまで戻ります。

ラ・スペツィア駅まで戻ってきました。
ここからは歩きです。イタリア海軍基地の側にツアーバスが迎えに来るので、パルマのホテルまでバスで移動します。
本日の宿泊先パルマの「スターホテルデュバック」です。
早めにホテルにチェックインして、今夜の食事会場であるレストランに向かいました。
ホテルに着いた頃から雨が降りはじめ、レストランに行く頃には本格的な雨になりました。
ホテルからレストランまでは歩きです。パルマ川沿いの遊歩道を歩いてメッツオ橋を渡りカトリック教会から左斜めに折れた道をまっすぐ進むとそのレストランはありました。

ラ スペツィア駅 駅

レストランの名は「オステリア・ダ・ベッペ」。
添乗員の後に続いていくだけで、このレストランの評判は知りませんでしたが後で調べたところパルマの老舗レストランでトリップアドバイザーやグーグルの評判はとてもいいレストランでした。
一番美味しい料理はリゾットで、パルマでは最高のリゾットだと多くの人が称賛しています。ゴルゴンゾーラの入ったリゾットは絶品だとか・・。我々の食事は違う料理でしたが味の方はどうだったでしょうか。

店内の様子。
我々の予約席は奥の部屋でした。実はこのレストラン、ベッペさんが一人で切り盛りしているレストランなんだそうです。従業員はいません。
接客から調理、配膳、テーブルの片づけ、支払いに至るまで一人でこなし、その仕事は迅速で効率的なんだとか。
そう言うこともありパルマでは一番有名なレストランだそうです。４トラベルのグルメランキングには入っていませんが・・・。

前菜は有名なパルマの生ハムとチーズの王様と言われるパルミジャーノ・レッジャーノ。
食のパルマと言われる中でこの２つはパルマでは特に有名な食材です。味わいながらいただきました。

次はラザニア。

メインはラビオニ？ラビオニって野菜を焼いた料理なんですけどこれがメインなの？って思いました。
ツアーで食べるレストランの料理は旅行会社が指定するそうだから、この料理もそうなのかな？
前菜のパルマの生ハムとパツミジャーノ・レッジャーノの方が豪華だった。
料理はこのラビオニを除けば美味しかったです。

最後はデザート、これ何だったかな？４年も過ぎると記憶に全く残っていない。
美味しかったかどうかの記憶はありませんが、不味くは無かったはずです。

このレストラン、次ら次にお客が入ってくる。私たちが店を出るころには店内の客席は満席になっていた。
これだけの客の料理を本当に一人で作っているのかな？ちょっと驚きでした。

このレストランはベッペさんが一人で切り盛りしている店です。
どおりで店の受け行けカウンターに人がいなかったはずですね。

スターホテルデュパルクに戻ってきました。
このホテルは別名絵画ホテルと呼ばれていて、ホテルの壁にはいくつもの絵画が飾られていました。
中には見たことのある名画もありましたが、たぶんこれらは複製画か写真製版の絵画でしょう。

スターホテルズ ドゥ パルク ホテル

ホテルのフロントです。

スターホテルズ ドゥ パルク ホテル

こちらはホテルのロビー。

写真が遠いのですが，奥の部屋の壁にはいくつもの絵画が飾られています。

ホテルの部屋です。
写真で見ると手狭な印象ですが、スーツケースを広げても十分な広さがありました。
湯沸いポットはありません。

スターホテルズ ドゥ パルク ホテル

バスとトイレ、洗面室が一体型でした。そのため洗面室の鏡は大きくて広いですね。

お風呂はバスタブです。疲れが取れるのでバスタブは有り難い。

こちらは洗面所。一面の大きな鏡でした。

再びロビーとフロント。
食事が終わり、寝るにはまだ早いので１階の各部屋に掲げられている絵画を見て回りました。
これで旅行３日目の観光は旅程通りにおわりました。明日はパルマ、モデナ、ボローニャの観光ですが一日中雨でした。この季節雨が降るのは珍しいのですが、この年（2019年）の春は欧州は異常気象に見舞われてどの国も天気が悪かったようです。
明日もタイトな日程ですので、この辺でお休みなさい。
訪問いただきましてありがとうございます。

スターホテルズ ドゥ パルク ホテル