絶望と暁光が交互に現れた思い出に残るイタリア旅行 10 チンクエ・テッレ　モンテロッソ・アルマーレ

2019/05/15 - 2019/05/22

遊覧船が次に到着した村がモンテロッソ・アル・マーレ。
この村に上陸してホテルで昼食の後、今度は列車で陸路チンクエテッレを観光した。

写真は山道の途中から見たモンテロッソ・アル・マーレの街並み。

エリア チンクエ・テッレ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 船 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

ヴェナッツアの次はチンクエテッレ最後の村モンテロッソ・アル・マーレです。
ヴェルナッツアを出発して６~７分で見えてきます。
写真はモンテロッソ・アル・マーレの村外れの景色。

モンテロッソ・アル・マーレ村。

モンテロッソ・アル・マーレ村。

この後すぐに村の中心部の景色が見えてきました。

モンテロッソ・アル・マーレ村の中心部の景色。
海岸沿いに鉄道が敷設されています。

中心部のアップ。
イタリア鉄道の列車がやってきました。

中心部をさらにアップにしました。
船着き場は写真の左側にある波止場にありました。
鉄道線路の前には砂浜があります。

我々が乗った連絡船は船着き場に着きました。
船は波止場に着岸するのでは無く、船体は艫綱で繋がれ、その後か架け渡されたタラップで上陸しました。
本日の昼食はこの村にあるレストランです。我々は添乗員の後に従い、船着き場から村の中心部へ。
鉄道のガード下を潜って村の中心部へ行くのかと思いきや線路に並行して歩き再び海岸の砂浜の
方へ。
砂浜の横を通り過ぎると海に突き出した大きな岩壁に作られた階段を上り始めました。

チンクエテッレ遊覧船 船系

階段の途中から眺めた浜辺の風景。　
浜辺には水着姿の若い女性やカップル達が寝そべっていました。
午前中こそ日差しが射して暖かでしたが、今は雲がかかり曇よりした天気です。
我々は上着を羽織っているのに寒くは無いのでしようか？

モンテロッソ アル マーレビーチ ビーチ

彼女達の水着はセパレートです。
日光浴に来たのでしょうが、寒くはないんでしようか？
チンクエテッレは北イタリアにあるので寒い地域です。
我々の服装は全員が上着を着込んで寒さ対策をしていたので、女性達の姿を見ると寒くないのかと不思議に感じました。

断崖に作られた遊歩道から眺めたモンテロッソ・アル・マーレの街並み。
断崖に架け渡された遊歩道を上がって行きました。

ハイキングコース：モンテロッソ アル マーレからヴェルナッツァ 山・渓谷

モンテロッソ・アル・マーレの街並み。
写真左端岬の突端にある四角い建物がアウロラ要塞。見張り塔として使用されたという記述もありますが、見張り塔は廃城の中にもあります。
この要塞は純然たる防御施設だと思います。

アウロラ要塞 史跡・遺跡

モンテロッソ・アル・マーレの街並み。

モンテロッソアルマーレ 散歩・街歩き

村を見下ろす山上に建てられた城塞の跡。城は見張り塔が残っているだけで廃墟同然。
手前の建物がカプチー二修道院、その後ろが古城でそこに古城墓地があります。
カプチーニ修道院のなかにはサンフランチェスコ教会があります。
写真の赤いレンガの建物が教会で、べージュ色の建物のが修道院です。

モンテロッソ アル マーレの古城墓地 史跡・遺跡

見えてきたのはホテル「ポルトロカ」の文字看板。
昼食はこのホテルのレストランで食べるようです。

ホテル ポルト ロカ ホテル

こちらがホテルの客室棟。
このホテルは大きな岩盤の上に建てられたていて部屋は海側に向いたオーシャンビュー。
生憎午後から曇り空になったので美しいジェノヴァ海は見ることができなかった。

ホテル ポルト ロカ ホテル

ホテルのテラスからは美しいジェノヴァ海が眺められただろうに。美しい景色が見られず残念。

こちらがホテルのレストラン。全席テラス席でした。
我々の席は写真左側、海岸側の席でした。

本日の昼食は海老入りトロフィエパスタ、デザートはアイスクリームとフルーツ。
パスタはイタリアならどこでも出る料理なので写真は撮らなかったようです。
写真は前菜として出された料理。名前も分からないがどんな味だったのか全く覚えていません。まずいという印象は無かったので、それなりだったのしょう。

デザートです。
何年も前の忘れかけた記憶を無理矢理掘り起こすと、このデザートが一番美味しかったような気がしなくもないのですが・・・。

晴れた日に訪れたかったジェノヴァ海。
手前の赤い花が綺麗でした。

このホテルからは村が一望できますよ。
砂の海岸も美しいですね。正面の赤レンガの建物はサンフランチェスコスコ教会です。

サン フランチェスコ教会 寺院・教会

ホtルに行く途中に見かけた女子二人。
今度は甲羅干しの真っ最中。本当に寒くはないんだろうか。

女子2人の他にも砂浜に戯れるカップルが3組。
この人たちも寒くはないんでしょうか。私は肌寒かったんですけどね。

モンテロッソ アル マーレビーチ ビーチ

村の食料品店でショートタイムのお買い物。
この店は小さな食料品店でしたがメインはチンクエテッレで作られた白ワインと柑橘類のリキュール酒。他の店よりも安いので添乗員のお勧めの店だとか。
酒類の他にもパスタや調味料や土産物などが沢山、種類豊富な食料品店でした。
私の目当てのオリーブ油は無かったです。
私はリキュール酒の試飲をいただきました。このリキュール酒、美味しかったのですが強かったです。
買い物の次は列車に乗って陸からの観光です。

村の中心部には鉄道の駅はありません。
波止場近くの断崖をくり貫いて造られたトンネルを抜けて進む駅舎があります。

トンネルを抜けると次は写真の遊歩道。断崖絶壁に沿ってコンクリートの橋脚を建て、橋を架け渡した遊歩道が造られていました。
チンクエテッレにはこのような遊歩道が各村々に作られていて、ハイキングやトレッキングも楽しめるそうですよ。

ハイキングコース：モンテロッソ アル マーレからヴェルナッツァ 山・渓谷

遊歩道の先にあったのが村の駅舎。イタリア鉄道の駅デです。
ここから列車に乗って今度は陸からチンクエテッレの村を観光します。
陸からの観光は全部の村を巡るのでは無く、訪れるのはヴェルナッツアとマラノーラのみ。
5つの村のうち3つの村を観光するツアーでした。
ところでこの駅舎、写真では分かり難いですが右のホームのすぐ側が海岸なんです。
列車が到着するまで時間があるので海岸に下りてみました。

モンテロッソ駅 駅

ジェノヴァ海に面した村の海岸です。
この海岸、白砂ではありません。粒は細かいですが岩石が細かく砕かれて出来た砂のように思えました。
この海岸、晴れたら美しいでしょうに曇り空で残念でした。

モンテロッソ アル マーレビーチ ビーチ

写真には写っていませんがこの海岸では男性が染色した布を砂の上で干していました。布の柄や色が奇抜なので見入っていると男性が買わないかと声を掛けてきました。
写真左、肩に布を背負っているのがその男性。買う気は無かったので「ノー、サンキュウ」と断りましたがちょっと面白い柄だったので写真に写しました。でも写真が写っていない。またまたカメラの不具合のようです。
布の素材や染色の材料など聞いてみたかったのですが　英語が話せないので断念しました。
今ならスマホの翻訳アプリで会話出来るんですけど、ちょっと残念。

モンテロッソ アル マーレビーチ ビーチ

そろそろ列車の到着時間なのでホームに集合。
列車の到着を待ちます。

モンテロッソ駅 駅

イタリア鉄道の列車が来ました。
この列車に乗って今度はジェノヴァ海沿いを南に下って行きます。
次の降車駅はヴナッツア。

モンテロッソ駅 駅

列車に乗車しました。写真は列車内の様子。
結構空いています。私の記憶では車内が大混雑で座る席が無く、立ちっぱなしだった印象しかありませんでした。しかも１階だったので窓から景色が全く見なかったという記憶しかないのですが、ヴェルナッツアまでは１駅だったので印象に残らなかったのでしょう。
次はヴェルナッツアの旅行記です。
訪問ありがとうございました。