2023/08/11 - 2023/08/11
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kojikojiさん
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この旅行記スケジュールを元に
「ひろめ市場」で思っていた通りに「本池澤」で美味しいカツオとシラスを食べていい気分です。「追手筋本部競演場」の観覧席のチケットは追手筋のオーテピア前を予約してありました。通りの南側なので直射日光が当たらないと考えたのですが、これは正解でした。入場する前にコンビニに寄って飲み物とロックアイス2キロを購入します。持ってきた氷嚢3個に分けて入れましたが、演舞を観ている間は頭や首すじを冷やすことが出来て良かったです。もちろん空調ベストも着込んでいるので準備万端です。審査席の少し手前だったので、地方車と呼ばれるトラックの後ろに並ぶ人たちもスタート地点だったので、演舞を見るにはとても良い席でした。単管の足場パイプで組まれた観覧席の2段目だったので写真も撮りやすいのですが、テレビ局のカメラマンとケーブル係とマイク係の3人1組が目の前を行ったり来たりするのはちょっと煩わしかったです。「追手筋本部競演場」と呼ばれる通りの演舞はそれぞれの団体共に力が入っていて、見ているだけでもその魅力に引き込まれました。写真を撮りながら演舞されている方の笑顔を見ていると、こんな満面の笑顔で最後に笑ったのはいつだっただろうかと自分の人生を思い返してしまいます。高知市内では9ヶ所の競演場と8カ所の演舞場で約200チーム、約18,000人の踊り子の演舞が見られますが、その多くがこの通りを通過していきます。ただ左右2列で進んでいくので、反対車線の団体の演舞は中央分離帯の木々の向こうになってしまうので全部が見られるわけではありません。今回初めての観覧でしたが、上手な団体は素人目にもすぐに分かるので、来年はそこも見越して観覧席を予約したいと思います。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 観光バス 船 タクシー 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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チケットを購入してあった観覧席は「高知県立高知追手前高等学校」の正面入り口の前あたりで、中央分離帯の切れ目にもなっているので反対側の演舞も多少は観ることが出来そうです。
よさこい祭り 祭り・イベント
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観覧席は歩道全体を利用して工事用の足場で使う単管パイプを組んだmので、ちゃんとした座席も設けられています。2列目か3列目が風も通るので良さそうに思えました。最前列の前は通路になっているのと撮影クルーが行ったり来たりするのでお勧めではありません。
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「あき童子」という団体は安芸子ども会連合会で募集した子供たちが多く、参加は29回だそうです。イカ幼稚園の演舞が続きます。
https://www.youtube.com/watch?v=GeLpSLvdwOg
「桜井幼稚園」
https://www.youtube.com/watch?v=kYwPhLJdtNc
「もみの木幼稚園」
https://www.youtube.com/watch?v=z3n2IBe40gQ -
高知のよさこいは、全国的な不況の中で戦後の荒廃した市民生活が落ち着きを見せ始めた昭和29年8月に不況を吹き飛ばし、市民の健康と繁栄を祈願し、併せて夏枯れの商店街振興を促すため高知商工会議所が中心となり発足したそうです。
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昭和29年の第1回の参加人数は750人で、参加団体は21団体でした。その後、第30回には踊り子人数1万人を突破し、よさこいは絶えず新しいものを取り入れ、チームの個性化はますます進んでいるようです。
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伝統的な音楽からロックのバンド演奏が増え、髪型や衣装も派手さを増して、振り付けもサンバ調、ロック調、古典の踊りと工夫を凝らしており、観覧車を飽きさせません。
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自分の生まれ育った町には秋祭りくらいで、町内の神輿を担いだくらいの思い出しかありませんが、還暦を過ぎた年齢になってから日本の祭りを数多く見ておきたいという衝動に駆られるようになりました。
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関東の学生の団体「紅獅叫(あかじきょう)」の演舞が続きます。
https://www.youtube.com/watch?v=ABNsidgEgps -
よさこいの初期のころと一番変わったのが衣装だそうで、当初は着物に半纏、法被に腰掛けといった衣装に股引や足袋、草履などが一般的だったようです。
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昔ながらの浴衣や法被のスタイルは守りつつ、デザインや色合いは現代風にアレンジされ、袖の左右や前後の色を変えることにより踊りがダイナミックに見えます。
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背中には大きく「おどりんちゅう」の文字が墨書きされています。
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足元は足袋の名残なのだと思いますが、皆さん地下足袋を履いているようです。グループによって色も統一されていて、衣装のデザインとも会っていてカッコいいです。
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「だるま」を染め抜いた小さめの「フラフ」を先頭に入場してきます。
https://www.youtube.com/watch?v=B75c4-miyg0 -
この団体の踊りはめちゃくちゃ激しくて、そして整っていてめちゃくちゃカッコよいです。その統一感に感動します。
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良く見ると頭風呂上がりの髪をタオルで巻いたようでもあります。そして小さなだるまが簪のように刺さっています。
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この団体の音楽は映画「マスク」の劇中で流れるRoyal Crown Revueの「Hey,Pachuco」みたいなノリの良い音楽です。
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よさこいは発祥の高知以外にも日本各地で演じられていますが、いくつかのルールがあるそうです。
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鳴子(なるこ)を手に持って前進する踊りの振付けを基本とし、守られない場合は審査の対象外となります。
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曲をアレンジしても良いが「よさこい鳴子踊り」の曲を必ず入れる。そして1チームあたりの踊子数は150人までとされます。
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「よさこい鳴子踊り」を作詞作曲した武政英策さんという方が、「祭りがひろがるように」と著作権を放棄したため、曲のアレンジが自由になり広がったそうです。
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「よさこい鳴子踊り」
よっちょれよ よっちょれよ
よっちょれ よっちょれ よっちょれよ
よっちょれ よっちょれ よっちょれよ
高知の城下へ 来てみいや
じんばも ばんばも よう踊る よう踊る
鳴子両手に よう踊る よう踊る ほいほい! -
「よさこい節」
土佐の高知の はりまや橋で 坊さんかんざし買うを見た
よさこいよさこい
御畳瀬見せましょ 浦戸を開けて 月の名所は桂浜
よさこいよさこい
言うたちいかんちゃ おらんくの池にゃ 潮吹く魚が泳ぎより
よさこいよさこい ほいほい! -
「だるま」は「審査員特別賞」をこの後受賞されました。
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通りの北側では「HAIR MAKE SALON FACE」の演舞が始まりました。先頭では歌手の方が生唄を唄っています。ヘアメイクサロンで1つの団体を作ってしまうのですからすごいです。
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最初に見たときは森公美子さんかと思いました。
https://www.youtube.com/watch?v=mA6xYziQPJc -
「CANAVALAVA」というグループは世界3大カーニバルの1つと言われるトリニダード・トバゴのカーニバルとよさこいの文化コラボレーションチームだそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=AUf-ViUkrnY -
なるほどインターナショナルなチームです。
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衣装はかなり自由なようで、皆さんアレンジされているようです。
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チーム・カラーのブルーとイエローはトリニダード・トバゴの国旗の色でもないようです。
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このチームは地下足袋ではなく、黒いスニーカーを履いています。
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「地方車(じかたしゃ)」の上では歌手の方が歌っています。
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「よさこい鳴子踊り」
よっちょれよ よっちょれよ
よっちょれ よっちょれ よっちょれよ
よっちょれ よっちょれ よっちょれよ
高知の城下へ 来てみいや
じんばも ばんばも よう踊る よう踊る
鳴子両手に よう踊る よう踊る ほいほい! -
「よさこい節」
土佐の高知の はりまや橋で 坊さんかんざし買うを見た
よさこいよさこい
御畳瀬見せましょ 浦戸を開けて 月の名所は桂浜
よさこいよさこい
言うたちいかんちゃ おらんくの池にゃ 潮吹く魚が泳ぎより
よさこいよさこい ほいほい! -
小さい子も同じ衣装で頑張っています。
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「万屋千家【百物語】」は東京のよさこいグループのようです。
https://www.youtube.com/watch?v=cejTFyKOhho -
最近のアニメの何かがモチーフになっているのでしょうか。中学生の頃に読んだ「週刊少女フレンド」に連載されていた「はいからさんが通る」を思い出してしまうのはだいぶジェネレーションがずれているということでしょう。」
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軍服のような制服がカッコいいです。
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東京から参加しているためか人数が少ないので迫力はあまり感じられません。
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「夏帰鳥(なつきちょう)」は新しいよさこいチームで、コロナでよさこいができなかった高知大学の3学生チーム(旅鯨人、炎、叢雲OBとOGOGからなるチームだそうです。
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こちらのチームの衣装は白い地下足袋に白袴、上着は丈の短いボレロのような上着です。広がった襟が鳥の翼を表しているようです。頭には沖縄の琉装のハチマキのような帽子を被っています。
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高知や広島や大阪の拠点にしてオンラインで練習をしているとは思えない息の合った踊りです。
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「南溟寮」は高知大学の南溟寮の学生のチームですが、ほとんど仮装行列といった感じです。
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1日練習したようですが、特に踊っているのではなく歩いているだけでした。
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「無国籍」は正調よさこいを大事にするクラブチームで130人で参加しているようです。足元は足袋に草履を履いて脱げないように赤い紐で結んでいます。丈の短い青い袴が印象的です。
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紺と白と茶色の七分袖の着物の下着の鯉口のような上着に白の腹掛けが可愛らしいです。頭に被った鶯色の頭巾も結び方がおしゃれです。
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2分15秒の曲目を2クール踊って4分半にする昔ながらのスタイルを続けているグループで、三味線の音がすごく立っていて軽快な印象です。
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七分丈にした袖は手を上げて呼子を鳴らしても袖が下がらない工夫なのだと思います。
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個人的には上手なグループだと思いましたが、受賞は逃したようです。
https://www.youtube.com/watch?v=QS_VJlskx4o -
先ほど「はりまや橋」で一緒に写真を撮ってくれたお姉さんたちのグループ「旭食品」です。少し話をして写真を撮っただけですが、気分はもう知り合いのグループです。
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旭食品の社員に加えて公募で集まったメンバーで、高知市内から南国市へ通って練習する人も多いそうです。20代と30代の女性のグループです。
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今年は旭食品100周年だそうです。食品会社としての安全を重視し、コロナ禍の昨年の特別演舞は不参加で、4年ぶりの出場だそうです。
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「感謝の100周年 KOCHIの好気」が今年のテーマだそうです。
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スローなパートと激しいパートのメリハリを利かせ、強くてしなやかな高知の女性らしさを表現しています。
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着物を前から見ると深紅ですが、後ろ側は純白なので、リズムに合わせて色が変化する様も美しいです。
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ふわりと宙を舞うファンベールの使い方も上手で美しかったです。これも先ほど「はりまや橋」で記念写真の際に使ってくれたのが嬉しかったです。
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ファンベールは帯の右下に筒状の袋があり、通常は仕舞われています。
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古紙の袋に仕舞うときの手捌きも上手ですが、ちょっと踊りが途切れてしまいます。
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雨水生地が風になびいてとてもきれいな演出です。
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とても鮮やかな衣装で踊りも揃っていて上手でした。
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「旭食品」はこの後「金賞」を受賞されていました。
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大きな「フラフ」には会社の「旭」の文字が染め抜かれています。後になってホームページで「土佐山村のゆずづくし」を作っている会社なのだと知りました。
https://www.youtube.com/watch?v=ayewSoNQZpk -
「南風」は県外の3チーム「香川・宴一座」「山口・舞龍人」「長崎・平戸風神社中」が初の合同チームで参加しています。
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このグループはこの日のみの参加になるため、全ての力を1日に集中させているようです。
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長崎の「ハイヤ節」や香川の「金比羅船々」など3チームの地元の曲を加え、地域色を盛り込んだ音楽になっています。
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白の着物でさわやかに統一されていますが、ちらっと見える裏地が赤、青、緑で3チームがそれぞれ違っています。
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団扇に金毘羅さんの丸に金の文字があった意味が分かりました。裏地が赤い人たちが「香川・宴一座」の方々です。
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「呼子」だけではなく琉球舞踊で使われる「四つ竹」を持っている方もいらっしゃいます。
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白い揃いの地下足袋に白と紺のストライプの脚絆姿が印象に残ります。
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編み笠は赤い紐が通され首の後ろと顎を通して結ばれているので、激しい踊りでも乱れることはありません。
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3つの別々のグループが踊っているようには見えない統一感があります。
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細かい動きの1つ1つにも目が行ってしまいます。
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とても躍動感のある振り付けです。
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お正月が来たみたいなおめでたいデザインです。
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たくし上げた着物の裏地の赤さがポイントのようです。
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だんだん踊りや衣装の良しあしなど、どこを観ればよいのかが分かってきた気がします。
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グループの最後は「フラフ」で締めるのがお約束のようです。
https://www.youtube.com/watch?v=uv10JPSajn8 -
「菜園場Activation by ペプシ」は老舗の菜園場商店街チームで、2019年から企業の支援を受け、このチーム名になったそうです。
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何となく頭のリボンの色がペプシのブルーを想像させます。
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天岩戸の神話に出てくる5つの神「五部神(いつとものおのかみ)」がテーマになっているので、巫女のような衣装なのかもしれません。
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天女の舞のような演出も面白いです。
https://www.youtube.com/watch?v=4nBcuci3xvQ -
「めごみ-明神林業」は明神林業の社員や取引先の企業、同業他社やその家族などで、 子供もいるが働く世代の参加が多いようです。テーマは「感謝・感激・花あられ」で今年5周年を迎えた新しいチームです。
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白い着物に紺の袴をはいて足元は黒い地下足袋です。
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ハンチング帽の組み合わせも面白いです。
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女性の髪形は人それぞれのようですが、気合の入ったヘアメイクの子もいます。
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「TACYON」は踊りや音楽のジャンルを絞らず、和洋やラテンなど毎年スタイルを変えて、高校生から40代で構成され、若い社会人の参加の多いグループです。
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演舞のテーマは「KAGIYA TAMAYA(鍵屋玉屋)」で、フラメンコ風な踊りは鳴子を手に持って踊りますが、後半に差しかかったところで色とりどりのちょうちんに持ち替えて花火を表現します。
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衣装はパープルベースとオレンジベースの2種類があり、左右に入れ替わる際の色の変化が美しいです。
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提灯も腰に付けておくフックのようなものがあるので脱着はスムーズです。
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長い袖が捲れないように手首に仕掛けがあるのが分かります。
https://www.youtube.com/watch?v=G-Em-167D5Y -
「YAMAKIN EVA連」は歯科材料メーカーの「ヤマキン」のチームで、社員40人と社員の知人、県外のリピーター、高校生以上の学生も参加しています。
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笑う歯という意味の造語「笑歯(えば)」がチーム名の由来のようです。
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着物のような上着の前側は白で統一されていますが、背中側は赤と青の2色があり、動くたびにその色があらわれるので変化が面白いです。
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鳴子のデザインも各グループごとに全く違い、撞く宙に対応する会社があるのだということが分かります。
https://www.youtube.com/watch?v=ei8x_JocTuM -
「祭人 MATSURIBITO」はよさこい好きの高知市内の40代から60代の人60人の団体です。
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腰丈の黒の上着には尾形光琳の波の模様に桜の花びらが散っています。赤と紫の袴のようなパンツに白の地下足袋を合わせています。
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七五三のような小さい子供の参加もあります。
https://www.youtube.com/watch?v=1suCtdaVdbc -
「夢源風人(むげん・かじぴとぅ)」は大阪府のチームで、高知とよさこいを好きな人が集まっており、高知出身者、学生時代に高知でよさこいを踊って大阪に出てきた人、高知在住の人も所属しています。年間を通じて週2回ほど練習しています。
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白ベースの浴衣には花のデザインがあしらわれ、ピンクとグリーンとブルーの3種類があります。
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面白いのが足の地下足袋が左足が赤で、右足が白ということです。これは浴衣の色によって、グリーンの地下足袋だったり、ブルーの地下足袋に変わります。
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鳴子を持って前に進むという踊りの制約以外は各グループが趣向を凝らし、踊りの変化がとても面白いです。
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一見すると着物のようですが、いろいろな箇所に動きやすくなる工夫がされているのでしょう。
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10歳くらいの子の踊りは大人顔負けです。よさこいの未来は明るいと思います。
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「やいろ」は愛知県のグループで、2018年に一度解散しましたが、今年1年限りで復活したそうです。
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「フラフ」を先頭に真っ青な上着に黄色のパンツの揃った80名の踊りです。
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1年限りの復活ではもったいないと思えるような一体感を感じるグループです。
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「フラフ」はよさこいの花形で、流しの先頭を引っ張っていく存在としての印象が強いと思います。
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右手に呼子を持って、左手を腰に当ててリズミカルに踊る姿が可愛らしいです。
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アップテンポの曲は観ている方もスイングしてしまいます。
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このグループは白い足袋に揃いの草履を履いて、脱げないように紐で結んでいます。
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ボレロのようなデザインの背中はベントが割れると中から白が現れます。
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ずっと青と黄色の衣装のシンプルなデザインだと思っていると。
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サビあたりで上着の前を開けると、上着の裏地とインナーが赤いので全体が青から赤に景色がガラッと変わります。
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この変化が何ともカッコいいです。
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こういったパフォーマンスは観ていて楽しいものです。
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この子たちは来年どこで踊るのでしょうか。
https://www.youtube.com/watch?v=oRk9nCdbNSg -
「本丁筋踊り子隊」は4歳から70代までが集まるクラブチームで、「本丁」は現在の高知市上町の古い呼び名だそうです。坂本龍馬が生まれた才谷屋は本丁にあったとされます。
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レパートリーの踊りは6種あり、年ごとに1種を選んで踊るようです。いずれも日本舞踊がベースで、一挙手一投足に意味を込めています。
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衣装は柄をプリントした化繊ではなく、綿を染め上げたこだわりの法被のようです。もう20年は踊っていそうなベテランの迫力を感じます。
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小さい子の衣装もいっちょ前で背中の角帯もカッコいいです。まとめた髪には手に持った呼子と同じデザインの簪があります。
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本丁の「フラフ」は鯉に乗った金太郎の伝統的なデザインです。
https://www.youtube.com/watch?v=HIVA1yevbis -
「七福よさこい連 祝禧」の「地方車(じかたしゃ)」はずいぶん立派なものでした。移動可能なチームの櫓であり音楽の発信源でもあります。踊りが始まるとミュージシャンのステージに変わり、ボーカルによるマイクパフォーマンスや、太鼓の音などが響き渡り、祭りを一層盛り上げます。
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地方車は大抵はレンタルのため借りられるのは祭り直前だそうです。装飾を担当する看板職人は祭りの数日前から徹夜続きで仕上げる場合も多いようです。この「地方車」は本山町のチームから譲り受けたものを使用しているそうで、嶺北杉で作られた
組子のパネルで構成されています。さらに地方車の上部にははりまや橋が作られています。 -
演舞テーマは「夏宴祭々(かえんさいさい)」で、先頭の男性たちの持つ纏いがカッコよいです。この纏いを投げるパフォーマンスは最高でした。このグループとははりまや橋の近くで再開し、纏いと一緒に記念写真を撮らせていただきました。
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曲はヒップホップでアップテンポな曲調は初めから最後まで盛り上がりが続きます。
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歌もラップ調で韻を踏み、聞き心地も良く、「夏宴祭々、踊りなさい」というフレーズが盛り上がります。
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男性の衣装は薄い鼠色の着物にカラフルな法被を纏い、女性の着物はその法被と同じデザインになっています。
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矢絣(やがすり)や青海波(せいがいは)、七宝紋などおめでたいデザインがこれでもかというほど盛り込まれています。
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男性の衣装に限るということではないようです。鳴子はシンプルな白木のようです。
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このグループの踊り子さんたちの笑顔が凄い印象的でした。こんな笑顔で笑った最後はいつだっただろうと思ってしまいます。
https://www.youtube.com/watch?v=7wnWcUAFYKs -
「NPOうげうげ王国」は一転してシックなお姉さんがやってきます。五社英雄監督の「陽暉楼」が目の前に蘇ったような気になります。
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先ほど「中央公園競演場」ではステージの一番奥にいらしたので遠かったですが、目の前で演舞が見ることが出来ます。
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黒の着物を着た芸者さんのようないで立ちの女性たちは一番華やかだったと思います。若い頃京都の上七軒で良くお座敷遊びしましたが、もう何十年と行ってないことを思い出します。水上勉のエッセイに出てくる芸子さんが元気だったころのことです。今晩食事する「得月楼」もゆっくり遊んでる時間はありません。
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正調としばてん踊りをミックスした踊りなので、後ろの方の踊り手は「しばてん」のお面をかぶり、ひょうきんに踊ります。
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正調踊りを3回、しばてん踊り1回を繰り返えしています。しばてん踊りは中腰で左右に腕を振り上げて「相撲とろう」とひょうきんに誘います。
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「よいやさーの さーの さーの」ではなく、「うーげ うーげ うーげ うーげ」の掛け声が特徴です。
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「しばてん」は芝天狗を略した言葉で、土佐独特の妖怪のことです。「しば」は小さいの意味で「てん」は天狗のことです。
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現在でも宴会の席でしばてんの顔を描いた手拭いをかぶり、音頭に合わせて踊る「しばてん踊り」として親しまれているそうです。
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後で調べてこの手拭いの意味がようやく分かりました。競演はまだまだ続きます。
https://www.youtube.com/watch?v=XYiIDwGibKg
https://www.youtube.com/watch?v=80MN5-gngLI
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