2023/06/07 - 2023/06/09
67位(同エリア1914件中)
ローマ人さん
この旅行記のスケジュール
2023/06/07
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この旅行記スケジュールを元に
「のいち動物公園」でハシビロコウに会った後、路面電車で高知市内に向かい、ホテルにチェックインしてから高知城を訪れました。
旅行記を公開するタイミングが遅れて既に9月で終了してしまったNHK朝ドラ「らんまん」ですが、興味深く視聴していた妻が、珍しく自分から主人公「牧野富太郎(ドラマでは槙野万太郎)」縁の地で植物園もある高知に行きたいというので、妻の気が変わらないうちに行ってきました。
妻は、朝ドラ以外にも「動かない鳥」として有名なハシビロコウに興味を持っていて、日本でハシビロコウに会うことができる6つの動物園の内、関東所在の上野動物園、千葉市動物園は既に訪れていたので、四国で唯一の「のいち動物公園」を訪れることも目論んでいたのでした。
折よく、日本航空の航空券セール「JALスマイルキャンペーン」と延長された全国旅行支援が利用でき、お得な旅行になりました。
*飛行機代
羽田空港⇔高知龍馬空港27,880円
(内訳:航空券12,000円×2、国内線施設使用料740円×2、
消費税2,400円)
*ホテル料金
ザ クラウンパレス新阪急高知(2泊)26,080円(朝食付・税込)
(内訳:宿泊料金33,600円-7,520円(全国旅行支援クーポン割引))
*地域クーポン8,000円(平日2,000円×2人×2泊)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- タクシー 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- 楽天トラベル
PR
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「のいち動物公園」で2羽のハシビロコウ「カシシ(雌)」と「ささ(雄)」に会った後は、高知市内に向かいます。
写真は「カシシ」です。高知県立のいち動物公園 動物園・水族館
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「のいち動物公園」からタクシーで到着したのは、路面電車の「とさでん交通」の始終点駅「後免町(ごめんまち)駅」です。
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駅名標です。
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駅舎です。
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時刻表です。
日中は1時間に3本程度のダイヤです。 -
直ぐ近くに「土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線」の「後免町駅」があります。
「土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線」は、高知県東部の安芸郡奈半利町と高知市の東隣にある南国市を結ぶ第三セクター方式の鉄道で、「後免町駅」の隣にある「後免駅」でJR土讃線に乗り入れてJR高知駅まで直通運転しています。後免町駅 駅
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駅名の「後免(ごめん)」にちなんで「ありがとう駅」の愛称で呼ばれている駅です。
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平成14(2002)年に開通した「ごめん・なはり線」の開通記念の「土佐オナガドリ」像があります。
「土佐オナガドリ」は高知県南国市が原産地で雄の尾が2m以上にも成長する鳥で、天然記念物に指定されています。 -
周辺マップです。
「後免町駅」の位置は、マップの右側中央です。 -
「ごめん まちこさん」?
「ごめん・なはり線」のオリジナルキャラクターで、高知県縁の漫画家「やなせたかし」氏の作によるものだそうです。
「ごめん・なはり線」の後免駅~奈半利駅までの21駅それぞれに異なるキャラクターが設定されているそうです。 -
南国氏市政50周年事業「ごめん生姜地蔵」です。
高知県が生姜生産量日本一であることに因んだもので、「やなせたかし」氏作だそうです。 -
草が茂っていますが、こちら「やなせたかし」氏の碑です。
傍らのベンチに漫画キャラクター「アンパンマン」の石像があります。 -
さあ、路面電車に乗って高知市内のホテルに向かいます。
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約40分乗車して、「高知城前電停」で下車。
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電停の直ぐ近くに宿泊するホテル「ザクラウンパレス新阪急高知」があります。
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エントランスです。
ザ クラウンパレス新阪急高知(HMIホテルグループ) 宿・ホテル
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ロビーです。
結婚式場も備えた大きなホテルです。 -
レセプションです。
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地域クーポン8,000円分(平日2,000円×2人×2日)を頂きました。
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客室は6Fです。
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モデレートツイン。
26㎡でまずまずの広さ。 -
テレビは小型です。
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バスルームです。
お湯の出は良かったです。 -
冷蔵庫です。
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客室からの眺望です。
高知城とは反対側です。 -
ホテルで一休みした後、高知城へ。
ホテルからは歩いて5分位です。 -
直ぐに立派な「天守」が目に入ります。
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堀端を進みます。
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堀越しに「追手門」が見えてきました。
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高知城案内図。
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「追手門」です。
正面が突き当りで右側に門がある防御施設「桝形」になっています。 -
ズームアップ。
慶長年間創建、寛文4(1664)年に再建された重層で入母屋造りの門です。高知城追手門 名所・史跡
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門の向こう側に「天守」。
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旧「国宝 高知城」の石碑です。
高知城は、関ヶ原の戦いの功績により徳川家康から土佐一国を拝領した初代藩主「山内一豊(やまうちかつとよ)」が、慶長6(1601)年に築城を始め、慶長8(1603)に完成しました。
享保12(1727)年、火事により追手門以外の城郭のほとんどを焼失後、宝暦3(1753)年までに創建当時の姿で再建され、現在に至っています。
天守は、現在は国宝には指定されていませんが、江戸時代以前に築城され現存している「現存12天守」の1つです。 -
追手門を潜ると広場になっていて、その一角に「板垣退助」像が建立されています。
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ズームアップ。
「板垣退助」(1837~1919年)は、土佐藩(現在の高知県)出身で幕末から明治維新に活躍した政治家で、明治新政府の参議を務めましたが、下野した後には近代日本の道を開いた自由民権運動の指導者として有名です。
明治14(1881)年、政党「自由党」総理として遊説中に暴漢に刺された際に発した言葉が「板垣死すとも自由は死せず」の名文句となりました。
私の世代では、現在は殆ど流通していませんが旧100円札に描かれていた肖像画の印象が強い人物です。板垣退助銅像 名所・史跡
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天守に向かいます。
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途中、石垣から突き出ている「石樋」が見えます。
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ズームアップ。
高知県は日本有数の多雨地帯のため、城の排水には特に注意が払われているそうです。
「石樋」は、排水が直接石垣に当たらないように石垣の上部から突き出して造られており、その下には水う手の敷石を置いて地面を保護しています。 -
城郭「杉の段」です。
かつて杉の巨木が沢山あったことが由縁だそうです。 -
「杉の段」の一角に「山内一豊」の妻「千代」の銅像があります。
一豊との結婚当初の貧しい暮らしの中で、結婚のときに持参した10両を使って一豊に名馬を買わせ、それが織田信長の目に留まって出世の糸口となった、いわゆる「内助の功」の逸話で有名です。 -
「三ノ丸石垣」です。
自然石の形を生かした「野面積み」で、角の出隅部分の高さが13mあるそうです。 -
「杉の段」からの天守の眺め。
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ズームアップ。
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「二ノ丸」に向かう石段。
正面に見えるのが「鉄門跡」です。 -
内側から見た「鉄門跡」です。
この場所には、左右の石垣をまたいで入母屋造り2階建て櫓門がありました。
本丸に続く重要な門であるために門の扉に鉄板が打ち付けられていたため「鉄門」と名付けられたそうです。 -
「鉄門」は左に直角に曲がる「桝形」になっていて「二ノ丸」に通じる通路は矢狭間塀に隠れて見えず、むしろ正面に「詰門」に続く石段が見えるので、自然と防御力に優れた「詰門」に誘導される設計になっていました。
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ズームアップ。
「詰門」は、「本丸」と「二ノ丸」の間に設けられた空堀をまたぐ形で建てられていて、かつては「橋廊下」とよばれていたそうです。
2階部分が登城した武士の詰所となっていたことから現在は「詰門」と呼ばれているそうです。 -
「鉄門跡」から1段上がった場所にある「三ノ丸」です。
高知城で一番広い平面で、かつては石垣(写真右側)の上には沢山の銃眼(狭間)を設けた矢狭間塀がめぐらされ、東北角(写真の右奥)には「丑寅櫓」があったそうです。 -
「三ノ丸」からの「天守」の眺め。
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ズームアップ。
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「二ノ丸」に向かう途中で見る「天守」です。
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ズームアップ。
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「二ノ丸」です。
「天守」と手前にある「詰門」です。
「詰門」が「本丸」への入口になっています。
開館時間は9:00~17:00(最終入館16:30)。
休館日は12月26日~1月1日。
料金は18歳以上420円、18歳未満無料。
残念ながら、16:30を過ぎてしまい「本丸」に入場することができませんでした。 -
ズームアップ。
「本丸」には、「天守」、本丸御殿「懐徳館」、納戸蔵、廊下門、東多聞、西多聞、黒鉄門などの建物があります。
高知城は、「天守」と「本丸御殿」とが共に現存する唯一の城だそうです。 -
違う角度からの「本丸」の眺め。
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「天守」です。
外観4重(内部3層6階)の望楼型天守で、最上階には廻縁高欄が設けられています。高知城 (高知公園) 名所・史跡
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「二ノ丸」から見る「鉄門跡」です。
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「板垣退助」像の背中越しに見る「追手門」です。
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「追手門」手前から入って直ぐ、県立図書館前に「山内一豊」に銅像が建立されています。
最初に高知城に入る時には気が付きませんでした。 -
ズームアップ。
高さ4.32m、台座5.08m、総高9.4m、重量3.6tあるそうです。
長い槍を携えた騎馬姿で凛々しいです。 -
「高知城下 歴史の道 総合案内板」がありました。
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高知城「追手門」から東に向かって一直線に続く大通り「追手筋」は、「市と祭の道」の優れた特色が認められ「日本の道百選」に選ばれているそうです。
「追手筋」では、毎週日曜日に街路市「日曜市」が開催されているそうです。 -
夕食は「魚頭大熊(うおがしらだいくま)」です。
水産会社直営の日本料理店で、ネットで調べて18:00から予約しておきました。魚頭大熊 グルメ・レストラン
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店内です。
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メニューです。
本日のおすすめ。 -
メニューです。
土佐料理いろいろ。 -
メニューです。
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メニューです。
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メニューです。
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生ビールとお通しです。
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高知と言えば鰹。
先ずは「とろ鰹焼切(塩たたき)」です。
厚切りで、鰹の味を楽しむことができます。 -
本日のおすすめから「タマメ刺身」。
「タマメ」とは、フエフキダイの仲間で6~8月が旬の「メイチダイ」のことだそうです。
見た目は鯛の様な白身ですが脂がのっていて美味しいです。 -
高知の郷土料理「どろめ」です。
高知の方言で(生しらす=いわしの稚魚)のことだそうです。
高知独特の調味料「土佐ぬた」でいただきます。
一般的な酢味噌に、高知の伝統野菜「葉にんにく」をすりつぶしてあるので淡い緑色をしています。 -
「イカ下足一日干し」です。
甲イカです。 -
土佐の地酒のメニューです。
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「酔鯨」純米原酒大吟醸と「安芸虎」純米吟醸にしました。
料理によく合うお酒でした。 -
「牛スジ煮込み」です。
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「さえずり酢味噌」です。
鯨の舌です。 -
「特上握り盛合せ」8貫です。
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「中とろ」を2貫追加しました。
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最後に妻のリクエストで「茶そば」です。
全て美味しくいただき大満足の夕食でした。
本日はこれで終了です。
2日目は「牧野植物園」を訪れます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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