2023/04/28 - 2023/05/07
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nichiさん
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赤穂市内を巡っていますが、いよいよ赤穂城へ。
お堀から大手門をくぐり、近藤源八宅跡長屋門から大石邸長屋門を経由して赤穂大石神社へ。
義士資料館と義士木像奉安殿は見どころ満載でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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赤穂の街中を抜けて来て、突然お城のお堀の前に出ました。
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赤穂城です。
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赤穂城は、浅野長直が常陸からの国替えで赤穂に来て、13年を費やして完成させたお城です。
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浅野家の後は、永井家、森家と明治の廃藩置県まで200年に渡って赤穂藩の居城でした。
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綺麗なお堀ですね~
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ここが大手門です。
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おじゃましま~す!
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大手門橋からお堀を眺めます。
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二層隅櫓
綺麗ですね~ -
大手門(高麗門)をくぐると、枡形があります。
この枡形は、打ち出す兵を待機させたり、敵兵を閉じ込めて攻撃するためのものです。 -
この番所の中で、赤穂城に関する様々な紹介。
番所は、門番として足軽3名、下番2名が詰めていて、大手門の警護にあたっていました。 -
これは面白い。
シニア夫婦は熟読しちゃいました。
そもそも熊見川(現在の千種川)の河口に造ったお城なんですね。
つまり、南側は瀬戸内海に向いた海城です。
外堀と内堀に囲まれた大きなお城で、江戸時代初期には、熊美川から取水し各戸につながる上水道が整備されていただけでなく、庭園池泉にもその水は使われたようです。
江戸時代初期に凄いな~
立派なインフラが整備された町が出来上がっていたのですね。 -
この図を見るとよくわかる。
お城は海城で、船が出入りする船入があったお城なんですね
かっこいい~ -
赤穂藩の歴史。
5つの家が治めていましたが、やぱり浅野家と森家が有名ですね。 -
先ほど通ってきた、大手門の説明書きです。
石垣を方型に積み上げた枡形と高麗門、櫓門の二重の城門を備えたもっとも厳重だった枡形門だったようです。
この枡形で、打ち出す兵が待機したり、また敵兵を閉じ込めて攻撃するのが目的でした。
現在ある高麗門や隅櫓、土塀は、昭和30年(1955年)に再建されたものでです。 -
改めて枡形を振り返ります。
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近藤源八宅跡長屋門。
近藤源八は、藩の千石番頭という役職だったようです。
源八の妻は、あの大石内蔵助の叔母にあたり、父は甲州流の軍学者。
赤穂城の設計時に、縄張り設計を行ったそうです。 -
この日はこの近藤源八宅跡長屋門の中を拝見することはできませんでした。
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上には土手と土塀。
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こちらが大石邸の長屋門です。
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大石家が筆頭家老として3代にわたり浅野家に仕えた際の大石屋敷の長屋門です。
後ほど、中を見ることができました。 -
これが長屋門の正面です。
浅野内匠頭による江戸城松の廊下事件があって、その第一報を知らせるため、元禄14年3月14日の夕刻に赤穂藩士、早水藤左衛門、萱野三平が早かごで江戸を出発してこの門を叩いたのですね~ -
大きな門だな~
この後、大石邸のお庭にお邪魔して、この長屋門を中から拝見します。 -
ツツジが咲いてる。
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大きな石の鳥居です。
赤穂大石神社です。 -
ここは赤穂で訪れたかった場所の一つです。
左右に並ぶ赤穂浪士四十七士の像。 -
こちらが、大石内蔵助の討ち入りに際の出で立ちの像です。
江戸火消しの装束ですね。 -
吉良邸に討ち入った中で、大石主税が率いる裏門から討ち入った23士の像が並んでます。
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反対側には大石主税。
享年16歳。
若いよな~ -
こちらには、大石主税が率いる裏門から討ち入った24士の像が並んでます。
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江戸時代には江戸幕府にはばかって表立って顕彰することはできませんでしたが、1868年(明治元年)、明治天皇が赤穂浪士の墓のある泉岳寺に勅使を遣わしこれを弔ったことをきっかけに、赤穂城内に神社を建立することになったようです。
そりゃそうだろうな~
本殿も拝殿も1912年(大正元年)に建立されています。 -
正面の拝殿へ。
主君の仇討ちという大願を果たした祭神にちなみ、「大願成就」の御利益があるそうです。 -
こちらが義士資料館です。
お邪魔してみます。 -
チケット購入。
450円×2枚 -
いきなり刀
堀部安兵の刀ですね。 -
堀部安兵衛が実際に鎖頭巾です。
リアルだ~ -
討ち入りの際に使用した「かん燈」。
蝋燭を中に入れて灯りを照らす昔の懐中電灯。
「かん燈」と言うのですね。
知らなかった~
この「かん」の文字、タブレットで出ない。 -
討ち入りで使われた道具ですね。
槍の穂先、鉄の扇子。 -
ほら貝も。。。
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吉良邸の間取図です。
これを事前に入手して、入念に計画を練ったのでしょうね~ -
原惣右衛門が討ち入りの際に使った脇差。
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両国橋引き揚げの場?
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討ち入りの後、四十七士が泉岳寺に向かうときに通った両国橋の様子を表した模型です。
先頭は大石内蔵助。
役人が馬で飛んで来た時の様子ですね。
内蔵助の前に立ちはだかっていますね。 -
四十七士の最後尾。
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大石内蔵助の妻であったりくの遺品も展示されていました。
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りくが使っていた日常の生活道具と、りくの手紙。
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大石りくは、元々は豊岡出身で、豊岡藩京極藩の家老の娘。
内蔵助28歳の時りくは18歳で結婚しています。
幸せな生活を送っていましたが、浅野内匠頭の松之廊下事件で赤穂藩はお取り潰しになり、京都山科に転居。
夫の内蔵助と長男の主税が自刃した後、長女と次男を連れて故郷の豊岡に帰ります。
そして広島の浅野家に召し抱えられ、68歳で広島で亡くなっています。 -
これは代々大石家に伝わる甲冑です。
-
浅野家の後、赤穂藩を治めた森家。
-
なんと森蘭丸の血縁でした。
これ、びっくり~~
森蘭丸の一番下の弟の孫が、森家赤穂藩の初代藩主で森長直なんですね。 -
森家の鎧兜。
-
森可成の兜~~~~??
マジっすか??
つまり、織田信長の家臣であった森蘭丸の父親の兜です。
本物~? -
本懐を遂げ、両国橋を渡る赤穂浪士の四十七士の絵ですね。
この時は「両国橋」ではなく「良黒橋」だったのですね。 -
さ~ざ~れ~~~♪
い~い~し~の~♪
君が代に出てくるさざれ石ですね。
どこかのお寺でも見たな~ -
大石内蔵助の像です。
赤穂市のスーパースターですね。 -
隣の義士木像奉安殿のやって来ました。
忠臣蔵のファンとしては、めっちゃ面白い所で、贔屓の赤穂浪士の前で見入ってしまいます。
この方は、赤穂藩筆頭家老で四十七士のリーダーであった大石内蔵助ですね。 -
寺坂吉右衛門です。
赤穂浪士四十七士で吉良邸に押し入って、本懐を遂げた後、大石内蔵助の命を受けて皆と別れ、地元の赤穂への報告に旅立つところですね。
皆が自刃した後、寺坂吉右衛門も江戸で自首しますが、無罪になってます。 -
原惣右衛門ですね。
大石内蔵助の参謀です。
内蔵助が仇討ちの計画を立てている時、吉田忠左衛門や小野寺十内と共に内蔵助の意見を聞いている原惣右衛門の像です。 -
堀部弥兵衛です。
四十七士の中で最年長。
討ち入った際は76歳でした。
高齢のため、梯子を使って屋根に上るにも連れてきた家僕の助けを借りたということです。
おじいちゃん、頑張りました。 -
矢頭右衛門です。
赤穂浪士の中で、大石主税に次ぐ年少の浪士でした。
赤穂藩の勘定方であった父の遺志を継いで赤穂浪士に加わっています。 -
大石主税です。
大石内蔵助の長男ですね。
四十七士の中で最年少。
討ち入った際は15歳。
この像は元服前で、浅野内匠頭による松之廊下事件があって、父内蔵助が藩士の総登城を命じた時の心配そうな顔をしている主税です。 -
吉田忠左衛門ですね。
大石主税の後見人として主税を支えました。
この像は、本懐を遂げた後、大石内蔵助の命を受けて、吉良邸討ち入りの顛末を述べ、幕府の処置を仰ぐため、大目付宅に訪れた際の像です。
両刀を右手に持ち替えています。
これは恭順に意(命令につつしんで従うこと)を表しているとのことです。 -
堀部安兵衛です。
先ほどの堀部安兵衛の養子です。
大酒を飲んでいるところです。
剣の達人でした。 -
小野寺十内出です。
内蔵助の相談相手で、好きな和歌の本を読んでいる像ですね。 -
不破数右衛門です。
閉門を命じられていた数右衛門が、内蔵助に連れられて泉岳寺に出向き、主君の墓の前で戻ることを許された際の像です。
数右衛門は、四十七士の中で一番の働きをしたと言われています。 -
茅野和助です。
江戸で町医者となって、薬箱を持って吉良邸周辺を伺っていた時の像です。 -
萱野三平です。
松之廊下事件を地元赤穂に知らせに走っています。
江戸から赤穂まで普通の旅人なら17日、飛脚で8日かかるところを僅か4日で走破しています。
討ち入り前に自刃しています。 -
早水藤左衛門です。
彼も萱野三平と共に松之廊下事件を知らせに江戸から赤穂に走っています。
弓の名人で、討ち入りの際も活躍しています。
像の一つ一つに物語がありますね。
じっくり見て回りましたが、キリがない。。。
つづく
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