兵庫県の南側を巡ってみました。08神戸市内をプラプラ。北野で異人館巡り　萌黄の館を拝見して北野で遅いランチ。

2023/04/28 - 2023/05/07

朝早くから神戸北野の異人館を巡ってきました。
英国館、洋館長屋、ベンの家、旧ドレウェル邸、ウィーンオーストリアの家、デンマーク館、香りの家オランダ館、うろこの家、山手八番館、北野外国人倶楽部、坂の上の異人館、風見鶏の館と巡ってきました、今回はその最後。
萌黄の館です。
そして北野の街の中でイタリアンのランチを戴きました。

エリア 神戸(兵庫)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

風見鶏の館から徒歩1分。
目の前の北野街中公園から見える萌黄の館です。

典型的なコロニアル様式の２階建の洋館です。

振り返ると風見鶏の館が見えます。

お邪魔しま～す。
風見鶏の館との共通券で入場します。

この萌黄の館は、1903年（明治36年）にアメリカ総領事ハンター・シャープ氏の邸宅として建てられました。
1944年（昭和19年）には元神戸電鉄の社長であった小林秀雄氏の住宅となり、1980年（昭和55年）に国の重要文化財に指定されています。

エントランス
お洒落な木製ベンチと2階に続く階段です。
吹き抜けになってます。

ドラマや映画のロケに使われたこの萌黄の館なんですね。

応接間に入ってみました。

マントルピースがお洒落ですね～
後で気が付くのですが、マントルピースは部屋ごとに違うデザインのようです。

様々なお客様がお見えになったんだろうな～

照明もおっしゃれ～

２階は生活空間です。

リビングルームでは家族の声が聞こえてきそうです。

２階のサンルームにやって来ました。

神戸の街を見下ろします。

昔はもっと海が近く、ココから港に入る船が見えたそうです。

子供部屋です。
子供が遊んでいる姿が想像できます。

バスルームですね。
ユニットバスで、お湯は一階から運んで言うたようです。
使用人は大変でしたね。

寝室にやって来ました。

寝室と言っても広く、ココで執務も行われたようです。

意外とシンプルな寝室です。

ココは化粧室。
女性が化粧をする為の部屋です。
アンティーク風のドレッサーが素敵です。

右側に素敵なマントルピースがありました。

ココは食堂兼居間として使用された部屋です。
ここにもマントルピース。
そしてピアノがあります。

壁にかかっている絵は、イタリアのドロミテを描いた油絵です。

燭台付きのピアノです。
おっしゃれ～

庭に出てみました。

庭には大きな木もありますね。

屋根の上には大きな煙突。

これは、修復された煙突です。

庭には地面に突き刺さった煙突があります。
阪神淡路大震災の際、屋根から落ちて庭に刺さったようです。

落ちたのは西側の煙突。
東側の煙突は落ちて粉々になってしまったとのことです。
地震の激しさを伝えるために残してあるんですね。

閑静なお庭ですね。

白い外観の建物で、白い異人館と呼ばれていましたが、1987年（昭和62年）の修復の際、元々は淡いグリーンであったことがわかり、今の色に戻された経緯があります。
その時に呼称も萌黄の館になったのですね。

萌黄の館をあとにしました。

北野の街の中でランチにしました。

イタリアンの「ペルドゥマーニ」というお店です。
もうランチタイム終わる直前で、滑り込みでした。

メニュー
2人ともAランチを選択。

本日のパスタです。
5種類ありますね。

カウンターの席に案内されました。
こんな壁の小物もおっしゃれ～

私は「イワシと白葱のスパゲティアンチョビ風味」
少々硬めのアルデンテ。
美味しい。

家内は、ペンネトリッパと小松菜のアラビアータ。
家内は、「このトリッパ、美味しいわ～～！絶品よ！」と申しております。

デザート

最後にホットコーヒー。

ご馳走様でした。
入店した際は満席でしたが、帰る頃には私たちのみでした。

さあ、神戸市内観光の次は、灘に行ってみましょう。

つづく