【2023 奈良&大阪花見旅 6】実に小学校修学旅行以来の東大寺、わくわくが止まりません

2023/04/03 - 2023/04/03

今回の日程
3/29～3/30…奈良橿原2泊(飛鳥、吉野)
3/31～4/2…大阪西成3泊(ホルモン屋巡り、大阪城、京橋、鶴橋)
4/3～4/4…奈良2泊(東大寺、法隆寺)
の7泊8日。

大阪の後はもう帰るつもりだったんですが、ちょっと奈良市内のホテルを調べてみたら、安宿が空いてる～。即ポチしました。
6日目は東大寺を中心に観光します。小学校の修学旅行以来、実に四十○年ぶりの奈良市。わくわくが止まりません。

エリア 奈良市(奈良)

大阪の西成から奈良市に移動。11:09着。
例によって乗り換え案内の最安ルートの指示通り。JR新今宮駅→近鉄奈良駅へは乗り換え1回、所要48分、運賃760円。

近鉄奈良駅 駅

荷物がじゃまなのでとりあえず宿へ。「ドミトリー おみつ」。
近鉄奈良駅からは約600m、猿沢池の南西側。「おみつ」というお好み焼き屋がやってるGHです。チェックインは15:00からなので荷物を預かってもらいます。紹介は後ほど。

Dormitory Omitsu 宿・ホテル

ちょうど昼時だったのでお好み焼きいただきました。もちろんビール！

散策開始。
まずは猿沢池へ。

猿沢池 名所・史跡

うわーっ、気持ちいいとこだな。
いい眺め。興福寺五重塔のビュースポットでもあります。

人気スポットのようでベンチが空いてなーい。

池のほとりの階段を上がり、興福寺境内へ。

南円堂、三重塔に続き、北円堂へ。
1210年頃に再建。日本に現存する八角円堂の中で最も美しい称されるお堂です。一見地味ですが、じわじわ来ます…。

興福寺北円堂 寺・神社・教会

と、“第一奈良鹿”発見！
えー、こんなとこにもいるんですね。

“牛に引かれて善光寺参り”ならぬ、鹿に引かれ五重塔へ。

その前に「中金堂」。
ピッカピカでちょっと浮いた存在ですが、興福寺の中心となる最も重要な建物のようです。2018年に創建当時の姿で復元されました。

興福寺 中金堂 寺・神社・教会

そして五重塔ドーン！
いや～、素晴らしいです。私は歴史には疎いので、こういうわかりやすいものが好きです。

興福寺五重塔 寺・神社・教会

東金堂。
国宝の2ショット。見事です。

興福寺東金堂 寺・神社・教会

五重塔の脇を抜けて奈良公園方面へ。

うわわわ。奈良の鹿ちゃんってこんなにいんの？
恐るべし。

奈良の鹿 自然・景勝地

そりゃ、こんだけいりゃいろいろあるわな。

天気よくてラッキー。気持ちいいなぁ。

東大寺参道。

ちゃんと鹿ちゃん達もいます。
ここは観光客いっぱい。“稼ぎどころ”ですからねぇ。

南大門ドーン！
こりゃすごい。日本国には星の数ほどお寺がありますが、この山門が国内最大。大仏殿の“前座”がこれですから…。東大寺半端ありません。

仁王像も迫力あるなぁ。

鏡池越しの大仏殿。

大仏殿の手前にある中門。左右に回廊が伸び大仏殿に通じています。1716年頃に再建されたようですがなんだか新しく見えます。白すぎる壁のせいかな。
そしてこれより先が有料エリア。料金所は向って左手の回廊の中。

東大寺 中門 名所・史跡

見学客は多いです。外国人率高し。
料金は大人600円です。

桜も満開。

おおーっ、この距離だとまだ大きさの実感がわきませんが、人と比べるといかに大きいかがわかります。

東大寺 寺・神社・教会

うわーっ、こりゃすごい。

大仏様～。
石座を含めると17m以上。紛れもなく日本最大、いや世界最大の大仏ですが、なにせ大仏殿が巨大すぎるせいか、今ひとつその大きさがピンときません。

大仏の右隣りに鎮座する虚空蔵菩薩。シブいですねぇ。

四天王の一柱、広目天像。かっちょえー。

あー、これこれ。
小学校の修学旅行の時、くぐったんだよなぁ。しかしコロナの拡大防止のため閉鎖中。はい？こんだけ観光客が密状態で、しかもインバウンド解禁なのにいつまでこんなことやってんでしょうか。しかも“穴くぐり”のご利益は無病息災ときたもんだ。ワロタ…。

超久々の東大寺。来てよかったー。

続いては…あそこも行っちゃいますか。
大仏池を眺めつつ向かうは…

大仏池 名所・史跡

正・倉・院。
無料で見られます。

正門。からは入れず。

ここが参観者入口。

おおーっ。
あまり記憶にないですが、多分修学旅行でも来てるはず。

結構でかい。
この中に長年“お宝”が眠っていたかと思うとロマンを感じますね。

正倉院正倉 名所・史跡

なんと“お宝”は9000点とか。
毎年秋に奈良国立博物館で開かれる「正倉院展」でその一部を見ることができます。

続いて“裏参道”を通り二月堂へ。

静かで風情がある。桜もきれい。
いい時期に来ました。

石畳と石段、古めかしい土塀…これこそ奈良のイメージ通り。いいところだなぁ。
二月堂がちらりと見えます。

二月堂ドーン！
清水寺のような“舞台”が印象的。

東大寺二月堂 名所・史跡

毎年3月に行われる松明の炎舞う、修二会の“お水取り”はニュースなどで観たことがある方も多いと思います。

夕暮れ時から釣り灯籠に明かりが灯されるようです。

いい眺め。気持ちいい。東大寺大仏殿の屋根も見えます。

味わい深い“裏階段”もあります。

東大寺まで戻って来ました。
参道をまっすぐ南に向い…

鷺池へ。
池に浮かぶは浮見堂。

鷺池 自然・景勝地

ボートに乗りながらの花見もいいかも。

一旦宿に戻ってチェックイン…

しかーし、誰もいない。主人は店を閉めて外出中。18時に戻るというメモが…。あと2時間…
歩き疲れたの少し休憩したかったのですが仕方ない。ちょっとこの辺をぶらぶらします。

三条通り沿いに入口のある「小西さくら通り商店街」。

奈良小西さくら通り商店街 市場・商店街

少し入った所に立ち飲み屋発見！

入口にはおでんコーナーも…。ごくり。

店内は混んでいたので“おでんカウンター”で一杯やります。
黒毛和牛のすじ(150円)、だいこん(100円)と角ハイボール(340円)。まいうーです。
余談ですが、昔は自宅でよく“角”を飲んでいましたが(安かったので)、近年国産ウイスキーの値上がりがひどくて飲めなくなってしまいました。(T_T)　もっぱら安スコッチです。

その後ぶらぶらするもいい飲み屋が見つからず…。
でたまたま見つけたのがこの「椿井市場」。この市場見たとき心がザワつきました。

椿井市場 市場・商店街

なんじゃこりゃ～？
異次元空間の入口かと思えるほどのミステリアスなディープゾーン。

奥へ進むほど魔境感が増しますが、その境にたたずむのがこの「大廣」。
こんな辺境で営業してるなんて絶対ヤバい店だと思いましたが、すかさずグーグル先生でチェック。便利な世の中になりました。
結果は…なんと昭和レトロな町中華の超優良店であることが判明！　
私の好みにドンピシャじゃないですか。

大廣 グルメ・レストラン

早速入店。結構流行ってます。みんな知ってんなー。

どれどれ、何にしようか…

まっ、とりあえず餃子(6個350円)と生だわな。
しかーし、所用で仕込みの時間がなかったらしく餃子が残り3コですのお知らせが…。ガーン。もちろんその3個はもらいました。けどこの後に来る客は餃子無しってことでしょ。そりゃありえん。知らんけど。

メインは八宝菜(900円)とライス(200円)。
ライスにはキムチとスープが付いてきます。八宝菜はボリューム満点でうまい！お腹いっぱいになりました。残念なのは1人で来るといろいろ食べられないこと。次来たときは唐揚げいきます。

店の先はこんな感じ。吸い込まれそうです。
トイレはこの先です。

昼間に来ればこんな店もやってるようです。

宿に戻る前に再び、興福寺へ。
五重塔がライトアップ。月も出ていてなんとも幻想的。

興福寺五重塔 寺・神社・教会

美しいです。

ようやく宿にチェックインできました。
2段ベッドが1つ、シングルベッド2つ(1個は半個室)の4ベッドのドミ。もちろんベッドの種類により値段は変わります。ちなみに窓なしなので昼間はほぼ真っ暗です(半個室ベッドには窓あり)。室内にテーブルが1つ。これがこの宿の共有スペースとなります。こんなところで落ち着いて飯なんか食えるかっちゅーの。

私のベッドはシングルベッド。Booking.comで予約し、2泊で6826円でした。はっきり言ってこんなドミで1泊3413円は高いと思いますが、桜の時期はどの宿も値段が上がり、お手頃な宿はどこも埋まっており予約困難。この値段の宿が取れただけでもラッキーと言わざるをえません。閑散期ならもう少し安いかもしれません。2日間ともフルで私以外は全員外国人でした。

洗面台。
洗濯機はコイン式ではないが無料で使えるんだろうか？そんなわけないか。

バスルーム。湯船に湯は張るなと言われました。

宿の総評としては(個人の感想です)、今後この値段ならこの宿には泊まりたくないです。ほんとにただ寝るだけ。宿でくつろぐこともできません。お好み焼き屋が片手間でベッドを貸しているような宿です。主人も宿泊客には全く無関心、愛想ないです。
(7日目に続く…)