岡崎市額田地区のパワースポット 謎の遺跡&巨木巡り

2022/06/25 - 2022/06/25

今回は額田地区のパワースポット
・寺野の大楠(寺野薬師堂)
・切越の夫婦ヒノキ(須佐之男神社)
・八面石塔
・夏山の根上り杉(諏訪神社)
・見返り大杉(天恩寺)
を巡ります。
昼めしは「なまず屋」で鮎の塩焼きを堪能。
そして樫山町中心部もぶらりします。

エリア 岡崎(愛知)

樫山町の「樫山町月秋」交差点到着。自宅からは約13km、所要約55分。
旧額田郡額田町の中心部であった樫山です。
交差点を左折、北上します。

緑が美しいと癒やされます。

交差点からはずっと登り。結構しんどい。

田舎の闇…
朽ちたトラクターの横には荒らされた自販機。右のはまだ生きてました。

あれかな？

これみたい。

「寺野の大楠」ドーン！
前述の交差点からは約4km、20分。最後の登りがきつくて自転車降りました。
近寄ってみます。

寺野の大楠 名所・史跡

大きな杉の木の向こうには小さな薬師堂。
このお堂の横にあるのが…

なんだこれは…((((;ﾟДﾟ))))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
幹と言うべきか、根と言うべきか…。もう異次元の世界。

見上げてみる…。
デカ過ぎて近くからではいまいち大きさを実感できない。

由緒板によると幹周りは約12m、樹高約36m。
樹齢は書かれていません。不明なんでしょう。おそらく1000年は超えるレベルだと思われます。

薬師堂も弘化3年(1846年)に再建されたもののようです。
これまたなにげにすごい。

そして次の大木へ。
薬師堂横の小道を登ります。山越えです。

150mほど進んだ墓地の先の右手に…

道があるっぽいですが…。

よかった。道がありました。これで一安心。
ネットの情報だけだと心配ですからね。

この道は森林作業路。
途中、杉の若木が多く生えていてチクチクしますが、歩くのには支障ありません。道なりに進めばOK。

舗装路に出ました。
作業路入口からは約600mの道のり、わずか10分ちょい。

まずは左折(下り)。いきなり朽ち果てた自動車。

こんなとこに「八面石塔」の案内板。後ほど行きます。

下ります。
もちろん道があるので車で来ることは可能だと思いますが、対向車いたらすれ違えないし、路面も滑りそう。かなり怖そうな道です。

民家発見！

空き家(廃屋)でした。

ここかな。

「須佐之男神社」到着です。
前述の三差路からは350mほど。

階段の上には小さな社。

階段を登ろうと見上げると…
おお…これが「切越の夫婦ヒノキ」か…。
まるで木の中心を切り裂いたかのような奇っ怪な様。異様な姿です。存在感が半端ない。

須佐之男神社（切越の夫婦ヒノキ） 寺・神社・教会

自然のパワーはすごいですね。
絶対に何か潜んでいるに違いありません。

真下から見上げてみる。
うわー。

根っこもすごい。
絡み合っていてもうぐちゃぐちゃ。

由緒板によると推定樹齢400年。ヒノキとしては国内最大級の太さとのこと。一見の価値ありです。

三差路まで戻って来ました。「八面石塔」へ向かいます。

梅の木やキウイが植えられています。

150m進むと舗装路の終点。一軒の民家があります。

民家の入口に小さな案内が…。

「切越八面塔」とあります。「八面石塔」のことです。

スロープを上がると…
完全に民家の中。程よく保たれているようですが、人が住んでいる様子はうかがえません。ちょっとおじゃまさせていただきます。

斜面を登ってすぐの所に再び案内板。
指示どおり進みます。

そしてすぐ見えました。崩れかけた石階段を上がると…

「八面石塔」ドーン！
石組みの石塔が八基。いったいこれはなんでしょうか…。

八面石塔 名所・史跡

平安時代～鎌倉時代に造られたと推測されているようです。何らかの祭祀のために利用されていたとか、平氏一門の流れを受け継ぐ本間一族の墓など諸説あるようです。

背後から。
神秘的です。

来た道を戻り、寺田の大楠まで戻って来ました。
しばしの休憩後、チャリで下山。下り最高！楽チーン。

次の大木に到着か…

諏訪神社にあるこの木。

うわー、これはすごい。
“根上り杉”の名どうり根が地面をのたうち回っています。これでも倒れないということは地中にも根が這っているんでしょうね。

夏山の根上がり杉 名所・史跡

枝も極太。

世の中、不思議な木がいっぱいです。

「樫山町月秋」の交差点まで戻って来ました。
交差点を東へ。最後の巨木へ向かいます。

景色はいいんですが、実はものすごく暑いです。

交差点から約2.3km、所要10分で「天恩寺」到着。

天恩寺 寺・神社・教会

山門をくぐるとありました。おそらくこの木でしょう。

「見返り大杉」と呼ばれています。

なんと徳川家康公所縁の大杉のようです。
長篠の戦いの必勝祈願に立ち寄った際には、この寺の本尊である延命地蔵菩薩から呼び止められ敵方の刺客から難を逃れた。その後この大杉を難を何度も振り返りつつ戦地へ向かったという言い伝えがあるようです。

美しい、神池と神橋。

仏殿は室町時代、貞冶元年(1362年)に建てられたもの。
660年前ですか…。シブいなぁ。

最後に見返り大杉を眺めて終わりです。

樫山の町に戻って来ました。
かなりバテました。お腹もぺこぺこ。遅くなりましたが昼めしにします。
男川にかかる額田大橋のたもとにある「なまずや」さんにおじゃまします。

名前のとおり、なまずも食べられるようです。

なまずや グルメ・レストラン

中は落ち着いた雰囲気。

一人だったのでカウンター席へ。

ちなみに座敷席はこんな感じ。

ネット情報ではメニューには乗っていない「鮎の塩焼き定食」なるものもあるらしい(時期によります)。尋ねると出せるというので、迷わずオーダー。

で、こうなりました。うわー。
鮎の塩焼きなんて何年ぶりでしょうか。15年？20年？
両手で持ってかぶりつきました。うんま～。
ちなみにお値段税込1600円也。お値打ちだと思います。

ふー、お腹いっぱい。
男川沿いには紫陽花が咲いていました。

ちょっと町をぶらぶら。
和菓子屋さんを発見。

もんや菓子舗 グルメ・レストラン

品揃え充実～。

食後のデザートとして「ふわとろぷりん」をいただきました。税込250円。

樫山の町のかつてのメインストリート。
ほぼ店は閉まっていますが…

かろうじて酒屋さんはやっているみたい。
覗いておけばよかったな。

ぼちぼち帰ります。
(終)

この旅行記へのコメント （1）

• ねこいしさん 2023/01/31 16:24:39

  この度は

  toshibaa45さま
  
  こんにちは。
  いち早く旅行記発見してくださり、ありがとうございます。
  勝手にお名前と旅行記引用を出してしまいましたが、大丈夫でしたでしょうか？
  
  すばらしいところを紹介してくださり、感謝です。
  行ってから拝見すると、とても丁寧に情報を載せてくださっていることがわかり、反省のあまり旅行記の公開に時間がかかりました（自業自得）。
  
  どうぞこれに懲りず、いろいろとご紹介くださいませ。
  お願いします（礼）。
  
  ねこいし