GWも混雑回避☆下田石廊崎ジオサイト巡り〈初・恵比須島＆45年半ぶり・須崎遊歩道 〉

2023/05/04 - 2023/05/04

今日は自力でジオサイト巡りです。
恵比須島を訪れるのは初めてですが、爪木崎から須崎へのハイキングコースは45年余り前に1度歩いています、って覚えてるのは歩いたって事実だけ(^_^;)
その年の夏にゼミ合宿が西伊豆の松崎で、其処から伊豆半島に興味を持ち、冬休みに『水仙咲く遊歩道』が謳い文句の爪木崎に行こう！って事になりました。旅行の計画を立て、予約して云々はこの時から始まってます。
水仙がどんだけ咲いてたかは覚えてません

エリア 下田(静岡)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ビジネスホテルTSUMEKI
チェックアウト後、荷物を預かってもらって出発です♪
駅近って楽☆

ビジネスホテルTSUMEKI 宿・ホテル

伊豆急下田駅は関所風

伊豆急下田駅 駅

伊豆急下田駅前
8時25分発の須崎海岸行きに乗ります。
黒船祭は来週です

伊豆急下田駅 駅

黒船サスケハナ号のオブジェ
サスケハナ号は黒船来航時、旗艦としてマシュー・ペリー提督(実際には代将)が搭乗していた事で有名です。船名は、主にペンシルベニア州を流れるサスケハナ川から取られました。サスケハナは、インディアンの言葉で「広く深い川」を意味しています。やっぱりね、当時の米国のフリゲート艦としては珍しい名付けだよね。
同じモンゴリアンの縁かｗ

朝ご飯はホテルの部屋で平井製菓の牛乳あんパンと丹那牛乳で済ませたのですが、時間が有ったので駅前のMacにも寄ってハッシュポテトをテイクアウト。
この後すぐ食べちゃいました

恵比須島は磯遊びやバーベキューが出来るので観光客だけでなく、地元の方にも超人気だそうです(観光協会の鈴木さん談)。ホントは干潮がお昼頃なので、それを狙いたいと思っていましたが、混雑を避けてそれより早めに出かけて行く事にしました。ってか観光地なのに公共交通の選択肢少な過ぎ(でも、終点の須崎海岸で下車したのはPHOを含め2人だけ)

東海バス 乗り物

民宿発祥の地碑
須崎海岸バス停横の植込みの中にひっそりと建ってます。この碑の記憶は有りませんが、伊豆の民宿は須崎からと言うのは昔教えて貰った事が有りました。
ちなみに日本初の民宿は長野県の白馬村で、登山客の為だとか

天草干場
てっきり駐車場かと

恵比須島
橋を渡った先に在る島を一周する遊歩道には、軽石や火山灰が作る美しい縞模様や、荒々しい水底土石流など、太古の海底火山の名残が残ります。地殻変動によって少し傾いた地層は、遊歩道に沿って次々と姿を変え、楽しいジオ散歩を楽しむ事が出来ますって、正にPHOの為の島♪

恵比須島 自然・景勝地

遊歩道は左右どちらから歩き始めても可。PHOは反時計回りに右から行きます♪

早速PHO好みの風景が現れます(*^^*)
もっと溝がハッキリしてれば青島の「鬼の洗濯板」っぽくなるんだけどね

イェイ！絶景じゃ～ッ＼(^o^)／
熊野の「鬼ヶ城」を彷彿とさせる岩の景色です

砂岩
地層がクッキリ

白や灰色の美しい砂の層は火山から噴出した軽石や火山灰が海底に降り積もったり、海流に運ばれたりして形成された地層です、って事は嘗て海の底だったモノが今目の前に

アップで
自然の芸術作品

水中を流れた土石流の地層は、大小さまざまな石や岩が長い年月をかけてくっ付き合っています。頑丈にくっ付いてますが、落石などに注意は必要です

透明度が高い浅瀬は磯遊びには持って来い

時には見上げ

やっぱり干潮に近いタイミングで来て良かった(*^^*)

手前と向こうじゃ全然違う

千畳敷
波が削った浅瀬が、その後の隆起によって海面上に姿を現した波食台と呼ばれる場所です

千畳敷の出来方を解説

四角く切り分けられているのは伊豆石を切り出した跡です

千畳敷

透明だ！

もとは繋がって1つの岩だったと思われます

雨などの水の流れが岩を削ってく

遊歩道は満潮の時には波をかぶる事も有ります

一周しました

この通りだったでしょ

天草干してます

須崎港から恵比須島を振り返ると

須崎遊歩道入口
丁度半年前まで全面通行止めでした。
もっと大々的に入口の案内が在るもんだと思ってたので、PHOが「お婆ちゃん大丈夫？」って声をかけようかと思った腰の曲がったお年寄りに「遊歩道の入口なら～」って説明を受ける羽目に(^_^;)

須崎遊歩道 名所・史跡

海、ホンットに綺麗☆

岩の上を歩く訳では有りません、こちらも遊歩道完備です

と思ったら、結構上りが…

またまた花の名前が判りませんシリーズ

豆科、って見れば判る

結構上って来たけど、また下り

細間の段
勿論、下りてみます

細間の段は長禄元(1457)年、江戸城の石垣を築く為に太田道灌が石材を切り出させたのが始まりで、江戸の馬車道小田原方面にも運搬された事が記録されています。
その石切り跡も長い年月が過ぎた今では風波にさらされ、美しい造形を生み出しています。
右に須崎、左に爪木崎、水平線には伊豆諸島が贅沢に望める景勝地となっています

1人旅(しかも周囲に人影無し)なので、あんまり縁近くまで近寄れません。息子と出かけていた頃は、息子が後ろからPHOの服を掴んでた事が良く有りました

この青、何て呼ぼう♪

凝灰質砂岩が好き、名前なんかどうでも良い

柵の外に居る、のでは有りません

遠くに爪木崎灯台が見えます。彼処まで歩くんだよ(^_^;)

ところどころアップダウン在るけど、此処は開けた丘

ん～っ、見た事有るんだけど

ちょっと絵画みたいだなぁ、と敢えてカップル(距離感がビミョ～)を入れてみた

PHOが追い立てた訳では有りません、念の為

黒VS白

あまりにもクッキリ色が変わる(岩の出来方が異なる)って何度見ても不思議

伊豆石を切り出した跡

こっちも

此処も

ええっ、これ遊歩道？
此処しか進みようが無さそうです。漕ぎつつ先へ(^_^;)

どう見てもパンにしか見えない、ふかふかな感じするでしょ☆

雑木林を抜けて、再び海沿いに出て来ました。
この大きな岩が恐竜の下顎にも巨大な鮑にも見えて

爪木崎灯台、さっきより近くなった？
でも、まだまだ先は長い…