正月の伊豆は無謀か？ 熱海１泊＞中国張掖往復＋５泊＋観光＞伊東２泊［伊東観光フリーパスで大室山＆一碧湖］

2020/01/01 - 2020/01/01

午後からツレと廻ろうとしていた大室山と一碧湖でしたが、このまま(前の旅行記の続きから)向かってしまう事になりました。
富士山見えるかなぁ？

エリア 静岡

地質学的にスコリア丘と呼ばれる伊豆東部火山群の主峰、大室山へやって来ました。
バスの始発の伊豆海洋公園でお客さんはPHOを含め2人だけでしたが、伊豆高原駅でドッと乗り込んで席が埋まり、そのまま終点の伊豆シャボテン公園へ到着。大室山へのリフト乗り場も此処に在ります

リフトの列に並ぶ前に腹ごしらえしておこうと乗り場2階の食堂にやって来ました。この時期にお客さんよりスタッフの数が多い(皆さんPHOと同年代か)有り様でしたが、暖かい所で一息着けました

鮭のおにぎり150円。
たかがおにぎりと言えど、その場で誰かに握ってもらって出来立てを食べるってそうそう有る事では無いのです。デカいです＆温かいです

おでん。
紹介の貼り紙に黒はんぺんと書かれていたので、静岡おでんだと思っていたら違いました。てか、黒はんぺんも有りません、いや特に好きって訳じゃないから良いのですけど

さすが元旦、ずっと長い列が途切れません。聞けば前日の大晦日は強風の為、リフトは終日運休だったそうで、その分も混んでるのかも

列に並んで、だいぶ進んで来たところで発見したのが、これ。良く読まずに、双手に分かれた矢印だけ見て、焦って列を外れてチケットを買いに走りました。そして再び最後尾へ★

待ってる列の合間から富士山見えました

リフト前に在った写真です。
本当はこういう姿が見たいのですが、ヘリにでも乗らないと

大室山リフトは往復700円。伊東フリーパスの提示で50円引きとなります

大室山は山体全体が国天然記念物の指定を受けていて、山体の保護の観点から現在は徒歩での登山は禁止されています。なので、登りも下りもリフトを利用しなければなりません

あらら、雲がかかり始めちゃう！

上昇角度約33度、 進行方向逆光。
勾配の割りに地面からの距離は短く、足の長い人なら届いちゃうかも(な事は無いですが)ってチケットをチェックしてたお兄さんの説

リフトを降りると目の前の展望台からは
かつての噴火口が見渡せます

1周約1キロのお鉢巡りしようと歩き始め、北側の縁から見えた景色

あちこちに散らばる丘は伊豆東部火山群の小さな火山です

伊豆シャボテン公園。
https://izushaboten.com/
カピバラの露天風呂で有名ですね。
長四角やら三角やらは温室です。息子と一緒に来たのは多分30年近く前だと思います

下りて行きたい気もしますが、アーチェリーを申し込んだお客さんだけが行ける模様

お鉢巡りも上りが在ります

すり鉢状の火口は直径250m、深さ40m

南東方向。
溶岩残ってます

八ケ岳地蔵尊。
山頂東側にある8体の地蔵尊は漁師たちが漁の安全と豊漁を祈願したものです。現在の地蔵尊は昭和59(1984)年に池区民の寄付により安置されました

「伊豆は 日のしたヽるところ 花蜜柑」の句と「狩行」の名が刻まれています。
平成4(1992)年5月29日に此処を訪れた時に詠まれた句で、建立は翌5年11月1日です。
大室山リフトを運営している池観光開発株式会社の創業30周年記念の句碑だそうです。
鷹羽狩行って誰？
俳人ですが、伊豆出身とか在住とかでは有りません

大室山山頂。
標高580mしか無くても絶景です

南側にも伊豆東部火山群の山々(こっちは丘じゃなく、山です)

こうして説明してもらうと良く判ります、有難い。
ジオパークに指定されてからの案内板なので、まだ新しいですね

ちょうど半分。後はほぼ下りです

五智如来地蔵尊。
こっちは古いね

え～っ、そうなの・・

これから行こうと思う一碧湖が見えています

伊豆に春を告げる大室山の山焼きは700年余りの歴史を持つ伝統行事です。山の保全と良質のカヤを採取する事を目的として始めた行事が今では伊東の春の風物詩として定着しています。山を丸ごと焼き上げる壮大な風景を見る為に毎年数万人の見物客が訪れます。点火後に山麓から標高580ｍの山頂まで真っ赤な炎が駆け上がる様子は圧巻です。
「さくらの里」からは山肌を真っ黒に焼き尽くす景色を見る事が出来るそうです。有料ですが先着順で山焼きの着火に参加出来ますよ

溶岩が在ると嬉しい♪

息子は大学時代アーチェリーやってました

もうすぐゴールと言う所にこれが在ったので、逆回りが一般的だったのか？と思いましたが、人の流れは時計回りでした。
富士山見えたら良かったのにね(もう少し左でした。海に気を取られて、失敗)

富士山は、こっち。ハッキリ見えませんけど

まだまだお客さんはドンドン上って来ます。
バスは1時間に1本なので、逃さないように下りないと(なので売店見てません)

バスのスケジュールは降りた時に調べておいたので、11分の一碧湖経由に乗るつもりで下りて来ました。バス停には20人近くが並んでましたが、辛うじて座れました

一碧湖へやって来ました。
伊豆半島の瞳とも呼ばれる一碧湖も伊豆東部火山群に属しています。
かつては堰止湖と考えられていた事も有りましたが、火山弾を多数含む厚い爆発角礫岩の地層が在り、現在の学説では伊豆東部火山群の活動の一端として、およそ10万3500年前に起きた激しい水蒸気爆発によってできたマールであるとする考えが一般的です

バスを降りたのはPHO1人でした。人気の無い湖です。
何処から来たのか、若いカップルが所在無げに居ましたが、写真を撮ってたら居なくなりました

ボート乗り場は在っても、お休みちう

湖の周囲にはお店らしいお店も無く、湖の遊歩道を歩き始めようかって辺りに昭和40年代を思わせるレトロな茶店と言うのか？お休み処的な一軒家。
どうやら営業中なようなので、中へ入ってみました。
温かい物をいただこうと、栗ぜんざい(缶詰めの甘露煮1個入り)をお願いしました

何と、此処はキンプリの写真集撮影現場だとか(その写真)

それで、発売直後は1日に100人を超すファンが訪れたのだそうです

今もポツポツと訪問客が有るそうです。
｢古いだけなのにね｣とオーナーさんは謙遜なさってましたが、正直昔は何処にでも在った風景でした。が、木の窓枠とか今は寧ろ古過ぎてレア

華奢な男の子には興味が無いので(どちらかと言えばガッキーlove)、全く同じように狙った写真を撮ったりはしません

窓からの一碧湖

猫ちゃんはもうお年寄りなのだそうです

バス停への坂から振り返って

さっき下車した一碧湖から1停留所戻って遊歩道口から乗ります。1時間に1本のバスなので、此処まで来たののように混んでたら嫌だなと思いましたが、ラッキーにも空席在り。
伊東駅へは20分ちょっとです。この後ツレと合流します♪