涼しくない水辺(これもシリーズ化？) 灼熱の三島VS雷雨の熱海〈熱海は温泉ですからpart1〉

2018/08/11 - 2018/08/13

雷雨だろうがカンカン照りだろうが、遊びたいなら遊ぶのがPHOです。但しツレが居る時は別。熱海と決まった時点で、あれこれ盛り沢山には出来ないと覚悟してました。とは言え、万一(？)の為のプランは幾通りも考え、提案だけはしておきました。毎度行き当たりばったり、気の赴くまま動くのが(非効率的でも)好きなツレは、此処数年で加齢による体力の低下も加わり、更に動きが鈍くなってます。扱い難い事この上無し(ツレはツレでPHOを面倒なヤツだと思ってますが)。
取り敢えず静岡県出身のツレの顔を立てておこうと心掛けては居たのです。

で、泊まりはかんぽの宿別館へ

エリア 熱海(静岡)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

熱海駅の新幹線改札を出たところでツレと合流しました。
ツレは早速宿に向かおうと言います。にしても、荷物無しってどゆこと？着替えもスマホの充電器も持って来てなくて、 まるでコンビニでも行くような調子で大阪からやって来ました。まぁ、予想外な事をするのは毎度の事ですが。
で、新しくなったバス乗り場から見た、これも新しい熱海駅

上の山と言うのがかんぽの宿です。便数少ないです。何より終バスが6時15分って早過ぎでしょう。夕食は宿で取れって事でしょうが、素泊まりや朝食のみのプランも有るのですから、せめてもう1時間後のが1便欲しいです

このバスで終点の上の山がかんぽの宿別館前の停留所です

別館の玄関です。

本館はバスが到着するのに合わせて、法被を着たスタッフの方がお出迎えに出てたんです。朝はバスが発車する時に、並んで手を振ってお見送りをしてくれていました。ちょっと気恥しくも思いましたが、悪い気はしません。それと比べると別館はアッサリと言うか、何も無し。
何故なんでしょう、料金は同じなんですが？

その玄関を入って正面の景色。チェックインするフロントがバスの到着で混み合っていたので(スタッフ2名のみ)待ちます

もうちょっと窓に近寄ると熱海港が見下ろせます

ツインルーム。
PHOが泊まるにしては広めです。が、2人で1万円までは仕方無いと最近ようやく思えるようになったPHOからすると、今回は倍以上のルームチャージですから、それなりで当たり前と思います。
って一般的には呆気無さ過ぎでしょう

ドアを入ってすぐ右手がこの洗面台でした。その辺の造りもビジホっぽいです。
驚いた事に、引き戸の向こうはトイレしか在りませんでした。ショック・・

窓からの眺め。全室オーシャンビューが売りです。すぐ其処の三角っぽい建物が明日泊まる本館です

ツレに食事は街の方へ出て行かないと取れないと理解してもらい(来る時は食べなくても良いなんて言ってたのですが、売店にはお土産しか無く)、またバスに乗ります。ってか、着替えとか、少なくとも下着は買わないと。途中の清水町から近いマックスバリュー行きます。一昨年熱海に来て、少しだけ何処に何が在るか判っていたのが幸いしました

熱海駅から宿まで(逆も同じ)の運賃は250円ですが、清水町までなら170円です。
清水町のバス停から熱海芸妓見番は近いです。この日は納涼大会(8月は華の舞お休みですから)だったので、寄ってみたかったのですが、ツレが拒否したので外観の写真だけ

翌日に焼き肉を予約している(と、この時点では思っていました)ので、今日は海鮮モノをこの辺りの何処かでって事で、PHOが見つけたのが、この季魚喜人。中島水産がやってる店だし、何より見番の斜め前だし(探す必要無し)、行っちゃいましょう。
店はビルの3階で、階段で来ると異様に地味ですからエレベーターでどうぞｗ

開店間も無い5時半前でしたが、予約でいっぱい(と言うか、スタッフが新規のお客様を案内するまで手が回っていない状態)で、カウンターの席に案内されるまで、か～な～り待たされました。座ってからもオーダーを取りに来るまで、料理が供されるまで、それぞれ待つ羽目になったのですが・・。

ツレは、この「きあい丼」を注文。き・金目鯛、あ・鯵、い・烏賊です

ランチもやってるので、品切れも幾つか有りました。でもメニューが多彩なので、迷いに迷って一本穴子と地魚の載った、きときと丼。

穴子と鯵がメッチャクチャ美味しかったです。正直、此処数年記憶に無いレベルの高さでした(待たされたから美味しく感じるって言わないでくださいよ、お昼から4時間経つかどうかなんですから）

きあい丼、凄いでしょ。

実は何故か天丼が出て来たんです。当然「違うよ」って言いますよね、他の誰かのと間違えたのかと思って軽く。そしたら注文そのものが間違って通ってて、要はこれから作り直しな訳です。もうね、謝り続けられましたよ、店に入る時点から待たされ～ってチーフの女性は気が付いてたんで。

ですが、間違い無く美味しかったです

熱海見番前を流れる初川。

清水町発18時24分の終バスには当然間に合いません。が、清水町(或いは1つ駅寄りの銀座)から上の山へはすれ違いの難しい細く急な坂である事を除けば渋滞はしません、てか通る車両の絶対数が少ないし、タクシーでも基本料金とちょっとで済むでしょう

清水町は結構メジャーなバス停です。川の上に停留所が在るので判りやすいです。
因みに、清水町バス停付近は割りとタクシーつかまえやすいです。特にマックスバリューから下る川沿いの細い道から空車が良く出て来ます

「ゆのぽん」見つけた！

「ゆのぽん」は所謂ゆるキャラです。日本全国のかんぽの宿がたたえる豊かな温泉から生まれた、温泉(お湯)妖精って設定です。
たまにしか姿を見せない恥ずかしがり屋だけど、本当は人間が大好きで人懐っこい、いつも大好きな温泉（お湯）の湯船にのほほんとプカプカしている「ゆのぽん」ですが、イタズラをしてかんぽの宿を訪れる人たちを笑顔にすることが得意技！
みんなの笑顔を見ると、楽しくなって可愛い姿を現します。
ひょっとしたら、あなたのそばにも・・・。
で、お子様には何らかのグッズプレゼントが有った模様

温泉は地下でした。
別館はリニューアルしてから、まだ2年経っていません。とても綺麗なのは間違い無いです

貸切りの出来る家族風呂が2つ。50分2160円の予約制です

脱衣場

あまり広くありません

三島で見て来たような

半露天風呂って何故、半なのでしょう？窓が開いているけど、室内だからかな

朝風呂は男女入れ替わっていました

洗い場がいっぱい在るのは良いですね

巨大ではないけど、色々な浴槽が在ります

樽風呂って言うのかな。PHOが浸かるとお湯がザバ～ッと溢れて、申し訳無い気分★すぐにオートで足されますけど

3つ目の樽風呂と露天風呂。てか、これも半露天？

見辛いけど、外に湯船が在る訳では無いの。本館がすぐ其処です

朝食は此処で取ります。と言うか、飲食出来るのは一ヶ所しか在りません

全面ガラス張りで眺めは良いです、お天気は悪いですけど

7時から9時半までの朝食タイムに8時半を廻ってから行ったので、そこそこ空いてました

とろろが珍しい(食べませんが)

PHOはこういうのが好き

お茶碗の中は雑炊でしたが、味が濃過ぎて一口しか食べられず

チェックアウトの10時ギリギリに出ました。本館に泊まると言ったら、荷物は移動しておきますとの事でした、ラッキー☆

まだまだ国道135号の海沿いには廃墟があちこちに残ってます

新しい所もドンドン出来てるのですが…。

にしても激しい渋滞で、駅へたどり着くのに倍以上の時間がかかってしまいました10時45分の美術館行きに乗る予定でしたが、11時00分も目の前で発車してしまい、次は11時20分★

その間にちょこっと駅前の足湯へ。

若い人ばっかりな事に気付きませんか？パンツをまくったりせずとも、若々しい脚を惜し気も無く(#^.^#)

宿泊したかんぽの宿別館がちょっと残念だったのに加え、お天気も悪くてテンションはだだ下がりなところに渋滞のイライラが重なり、先が思いやられる予感？